2014年10月5日日曜日

悪魔を見た



韓国映画で何が好きかという話の中で、
かなりの頻度で出てくるので、見ました。
監督はキム・ジウン。
このあいだ、ラスト・スタンド見て最高だな!
と思っていたんですが、この人とんでもない!
という思いが改めて強くなりました。
もはや韓国のお家芸といっても言い、
「復讐」が題材なんですが、
本作の容赦の無さ具合は恐ろしや。
「目には目を、歯には歯を」という、
ハンムラビ法典から脈々と続く復讐の地獄。
しかも、これは生かしながら一番苦しいところで
ぶっ殺すという、キャッチ&リリース形式。
主演がイ・ビョンホン×チェ・ミンシク
チェ・ミンシクの猟奇っぷりが痛烈だし、
復讐に身を焦がすイ・ビョンホンの仕事人っぷりも
見ていてオモシロかったです。
バイオレンス描写の厳しさは去ることながら、
精神面でのエグさもあるから韓国の映画は
攻めてるし、オモシロいなぁと思う訳です。
同じ復讐という観点でも、「倍返しだ!」
とか言ってヘラヘラしてるうちは、
こんな映画は日本で絶対作られないんだろうな…
ジウン作品は他のも見ようと思います。

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