2019年4月22日月曜日

2019年4月 第3週

4月15日
会社の帰りに買った進撃の巨人最新刊を読了。

進撃の巨人(28) (講談社コミックス)
諫山 創
講談社 (2019-04-09)
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ちょっと前まで完全に止まっていたけど
続きを読み始めたら劇的展開の連続で
目が離せなくなってしまい最近は最新刊を買っている。
今回も思わず声が出てしまいそうな、
強烈最悪展開からの大逆転がありぶち上がった。
なぜ人が憎しみ合い、戦争が巻き起こるのか?
というテーマをかなり深堀りしている漫画で、
それこそGame Of Thronesにも負けないコンテンツだと思う。

4月16日
Ventura/Anderson Paak.で出勤。



ご機嫌ミュージック連発で春の陽気にぴったり。
Oxnardから間髪入れずにアルバムぶっこんできていて、
たくさん作った曲をテイストごとに
それぞれまとめたって感じなのかな。
先行シングルのKing James(Lebron Jamesに捧ぐ曲)も好きだし、
FeaturingもSmokey Robinson/Nate Dogといった
まさかなメンツもあったりで飽きない。
一番好きだったのはBrandyを迎えてのJet Black。
前にライブ見たときはOxnardもリリースされていなかったので、
早くライブを見たいなーと思う。アレンジ凝ってるだろうし。
急に打ち合わせに呼ばれて途中から参加したら、
地獄絵図が展開されていて、喧々諤々といえば
聞こえがいいが自分の主張をただ繰り返し、
人の意見に耳を貸さない人たちの集団がそこにいた。
強烈なデジャブ感があるなと思ったら、
1社目のときに遭遇したシチュエーションと全く同じ光景だった。

4月17日
死の棘/島尾敏雄をついに読了。

死の棘 (新潮文庫)
死の棘 (新潮文庫)
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島尾 敏雄
新潮社
売り上げランキング: 65,284

結局1ヶ月近く読んでいたことになり、
内容も内容なので相当しんどかった。
浮気をした旦那のことを狂ったように
疑いまくる奥さんと子供2人の生活を旦那がつづった私小説。
当然浮気した旦那が悪いんだけど、
執拗に浮気の過去を掘り起こして繰り返し問い詰める。
その様子がひたすら描かれていて、
ちょっと退屈だなぁと思ったら
ダイナミックな展開が用意されている。緊張と弛緩。
男側の視点で書かれており、浮気した自分の過去について
開き直っているようにも見えるけど、
何度も蒸し返されたら辛いのも分かる。
去年か一昨年に奥さん側の視点の本がリリースされて、
かなり話題になっていたので、そちらも読みたい。
ただいかんせんボリュームが多くて、
こういったクラシック系の本を
時間かけて読むよりも新しい本をたくさん読みたい欲が
今は強くてこの欲求がどこかで臨界点を迎えて、
温故知新モードにならないかなと思ったりする。

4月18日
会社内に集中ゾーンみたいなのがあって、
それを初めて使ったらめちゃくちゃ良かった。
音楽聞きながら仕事できるし、
BOXみたいになっていて集中力が全然違う。
その時に聞いていたのは
HOMECOMING: THE LIVE ALBUM/Beyonce



昨年のCoachellaでのパフォーマンスが
NETFLIXで配信されると同時に
音源も配信されていたので先に聞いてみたら、
本当に最高すぎて超ぶち上がり。
単純なバンドアレンジではなく、
アカペラや打ち込みの音との親和性を極限まで高め、
曲から曲への展開も練りに練られていて、
ライブとしての完成度が異常。
マーチングバンドでライブするの考えたの天才で、
リズム隊の豊かさがとにかく際立つ。
ここまでのshowを作り上げるのに、
どれだけのエネルギーをかけていたのか。
さらにボートラでBefore I Let Goという
世界で一番好きな曲のMazeのカバーまで入っていて、
もう言うことないというか、ただただ最&高。
これ映像で見れるのが死ぬほど楽しみ。
完全にリフレッシュして戻ったら、
とんでもなく大きなトラブルに巻き込まれていた。
どうなるんだろうか。明日9時から会議。f*ck.

4月19日
久々に通勤ラッシュど真ん中で出社したら、
想像したとおりに地獄で本当に朝からテン下げ。
さらにダウナーな打ち合わせも午前/午後にあり、
来週は夜詰まっているから残業できないため、
先回りして仕事していたら遅くなった。
帰り道に聞いていた
Not Waving, But Drowning/Loyle Carnerが
めちゃくちゃ良くて、とくにSamphaとの
Desoleil (Brilliant Corners)が流れてきたとき、
人気の少ない高層ビルが立ち並ぶ夜の街と
びたーっとハマって少し泣きそうになった。



疲労困憊で帰宅したのち、
Homecoming: A Film By BeyonceをNETFLIXで鑑賞。



音源の時点で超かっこよかったけど、
映像が加わって最高の上の上にまで到達していた。
疲れも完全に吹き飛んだ。
音楽ライブドキュメンタリーでいえば、
夫であるJAY-ZのFade To Blackが
個人的な最高沸点だった。
だがしかし今回はそれが更新された。
人種(black)、性別(woman)という
ダブルマイノリティな立場を
圧倒的な歌唱力で打破していく姿はまさしく女王。
リハーサル動画もふんだんにインサートされていて、
双子を出産してメンタル的にもフィジカル的にも
ゼロからのスタートにも関わらず
Beyonceは一切の妥協なく、
あのステージを仲間たちと共に作り上げた。
それがよく分かるようなリハの様子や
プライベートの映像がかなり使われていて、
それも興味深かった。
(草しか食わねーからという極端なダイエット)
ライブアルバムから伝わってくる
音楽ギミックも相当楽しめたけど、
映像になるとステージングのギミックも山ほどあって、
頭がパンクするかと思うような情報量だった。
アメリカのエンターテイメントの
最高沸点なのは間違いないので、
1か月だけでもNETFLIX契約して見る価値がある案件。

4月20日
誘われて浅草方面へ。
ペリカンの食パンはとんでもない人気らしく
予約しないと買えなくて
ピックアップする時間も決まっていた。
蔵前方面へ行ってみるとおしゃれな店がたくさんあって楽しい。
SFで見たDandelion Chocolateがあったり
美味しいコーヒー屋があったり。
そのコーヒー屋が田町にも出店していて、
前のオフィスの眼と鼻の先だったらしく惜しいことをした。。
帰り道、寒気をビンビン感じていて、
帰宅後に熱を測ったら微熱が。。
風邪薬飲んで即寝したら全快。
The Handmaid's Tale S1を見終えた。
世の中にあるセクシズムをデフォルメして
SFのFMTで語り直した画期的な作品だった。
女性に対して残酷性をとことん発揮しているのだけど、
どれも過度ではないというか、
世の中には少なからず存在している事象というのが辛い。
つまり遠いSF世界のこととして割り切れない、
現実社会とガッツリシンクロしている。
そういったセクシズムへのカウンターを貫いて
サバイブする話としても滅法オモシロい。
GOT S7とこのシリーズ見るために
Huluの無料期間を使うのはかなりアリな話だと思う。
夜はPodcast収録。今回はワンテーマで語り倒す感じにした。
色んなテーマあったほうがリーチする幅は広がるんだろうけど、
内容としては薄まってしまう。
どちらもメリット/デメリットあるから、
好きなものはこういう感じで濃くやってもいいかなと思えた。

4月21日
昼前に起きるもののダラダラして選挙へ。
実はがっつり公明党地盤ということを最近知った。
組織票で潰されるだろう1票でも、
高い高い税金を払って得た投票権は無駄にできない。
帰りにまだ行ったことがなかったカレー屋へ。
マトンがトマトベースで結構美味しかったし、
とても繁盛している様子でそれが良かった。
カレーとか食べちゃって調子出てきて銭湯にも行った。
完全に仕上がったので、
ビール飲みながらゴロゴロしながら
Guava Islandをprime videoで鑑賞。



Childish Gambino主演映画で、盟友Hiro Muraiが監督。
(Coachellaのパフォーマンスは見逃してしまった…)
良い意味でも悪い意味でも当たり障りのない作品で、
とにかくパーティーは続けなきゃなと思った。
HIPHOPはRebel Musicであり、
民と共にある音楽こそが尊いのだという
至極真っ当な主張が美しい映像で説得力を増していた。
さらに続けてGrass Is GreenerをNETFLIXで鑑賞。



420に合わせて公開された大麻に関するドキュメンタリー
Fab 5 Freddyが水先案内人となりアメリカにおける
大麻の歴史、および合法化された現在の状況について
丁寧に解説してくれていて分かりやすかった。
昔は日本と同じような潔癖反応を示していた中で、
今となっては「ほとんど」の州で合法となってハッピー!
と一筋縄でいかないところが難しい話。
合法ビジネスで儲かっているのは白人の人たちで
もともと売買の中心にいたアフリカ系アメリカンは
合法化の恩恵に預かれないという産業構造としての欠陥が
行政側の許認可制のシステムの問題で発生している。
有色人種に対する搾取はここでも行われていたし、
合法化されていない州では未だに囚人数稼ぎに
大麻所持での摘発が後を絶たず
特定の条件を満たすと十数年の量刑を
くらってしまうこともあるらしい。
一番オモシロかったのは、
仲の悪い100人を部屋に閉じ込めて
大麻の煙をぶち込んだら、
みんな自撮りとかして仲良くなるけど、
仲の悪い4人を部屋に閉じ込めて
アルコールを与えれば死人が出る。
というSnoop dogのコメントだった。
HIPHOPと大麻は切っても切り離せない、
カルチャーと密接に結びついている訳だけど、
日本ではラッパーが大麻撲滅運動のCPキャラを担うという
これまたディストピア案件が発生している。
都合のいいときだけHIPHOP面して名を上げたあとに、
今度は公僕の犬に早変わりって、少なくともHIPHOPなんて
どうでもいいと思ってないと取れない行動だろう。
目先の金に目がくらんでプライドも過去もかなぐり捨てて、
自分を売るような人間にだけはなりたくない。

2019年4月15日月曜日

2019年4月 第2週

4月8日
昨日買ったSacrament/QNを聞く。
色々とあったけど途切れなくリリースされていて、
ずっと買っている少ないラッパーの1人。
今回は全部のツキが落ちたかのような曲が多くて、
かなり好きなアルバムだった。
ほぼ全曲、彼がProduceしているんだけど、
シンプルなシンセのプリセットっぽい音で作られた曲が多くて、
でもトラップでもないしで、かなり新鮮で良き。
Hikariという曲での松任谷由実っぽいコード感の
ピアノのループとかベタだけど、結局好きなんだよな。
そんな曲を聞きながら9時から打ち合わせ入れられてて
久々に満員電車に揉まれて死にかけた。
毎日こんなん乗ったら生きていけない。
席に行って荷ほどきしつつ挨拶しつつ。
背景を全く知らないまま昨年度の振り返り、
今年度の方針について説明を受けたり
昼休みのあと、体操をさせられたり。
もう何度目かとはいえ仕事で新しい人と接するのは緊張する。
直接仕事で関係するわけではなく完全縦割りなので、
超ドライな空気の中でとにかく仕事して1日目終了。

4月9日
快晴。東京駅の駅前の空の抜けの良さはマジで最高。
今のところ一番良かったのはこれだけだった。
今後の面談で希望的な話も出つつ、
総合的に考えると道のりが長い。
長く働くのが前提のキャリア設計になっていて、
転職癖があることを指摘されて
それはそうですよね〜と思いつつ頑張るかと思った。
最近実年齢よりも老けてるように思われることが多くて、
もう年齢も年齢で老けてきているんだろうな。
こなしてもこなしても仕事が降ってくる地獄が
延々と続いており、いつ解放されるのだろうかと思いながら、
がっつり残業で身体的、精神的にも疲労困憊。
帰り道にBUSSIN'/Devin Morrison。



べったべたの90sオマージュ。
Joyce Wriceとの曲はめちゃくちゃ好きだったけど、
残りの曲は予定調和というかベタ過ぎかなーといった感じ。

4月10日
会社の懇親会。40人のおじさん・おばさんと。
会場がめちゃくちゃ狭くて大声でうるさい。
全然知らんおじさんと話をしなあかん地獄が延々と続き、
興味ないことに興味あるふりする。
僕が最年少で次の年齢まで10歳上で
若者が全くいないことがこんなに辛いのかと思った。
時間までとにかくビール飲んでトバしまくって、
何とか乗り切った。ソッコー帰宅で就寝。

4月11日
今日も今日とて粛々と仕事。
やってもやっても片付かないし、
自分ではなく他人のところで仕事がスタックしていて、
それが年次上の人だと早くしろやとも言えないのがしんどい。
僕以外は皆管理職なのに全然コントロールできてないというか、
自分のことで精一杯ってどういう状況なんと思うし、
そのさらに上の人がコミットしていないから、
地獄めいたことになっている訳で、早くこの状況を何とかしてほしい。
アマチュアラジオvol.5を聞いた。Kenny Doesゲスト回。



前から好きなラッパーの1人で何回かミックスにも入れるぐらい。
MCネームのくだりがオモシロかった。
(Mike will made itインスパイア系だとは思いもしなかった)
今回のアルバムは比較的ビーストモード系で、
僕の好きな彼の方向性ではなかったけれど、
スキルの提示という意味では良いのかな。
難産だったらしいprod by pekoのLowが好き。

4月12日
通勤中の電車が急に止まって停電して驚いた。
読んでいる本がずーっとのっぺりした展開から、
どん!どん!と展開が進み、やっと終わりが見えてきた。
もうかれこれ1ヶ月くらい読んでいる気がする。
2回目の面談。いろんな話が飛び交って、
本当のことはなんなのか?を見極めないと
振り回されそうだなと思った。
こないだOKRの話をPodcastで話したけど、
そういう風に自分の目標を明確にして、
具体的に今どうなのか進捗確認しながら
仕事しないと本当にくだらない1年になりそうな気がしている。
今週ずっと20時くらいまで仕事していたけど、
多くのサラリーマンがこんな感じで毎日仕事していたら、
そら人生楽しくなりようがないよなと思った。
今週頑張った感があったので丸善で
前から欲しかった本を買って帰宅。
The Handmaid's Taleを見て就寝。

4月13日
連れられるままに東京ドームで野球観戦。
たくさんのホームランをみた。
帰宅後、朝から読んでいたcook/坂口恭平を一気に読了。

cook
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坂口 恭平
晶文社
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久々に恭平節を浴びたけど最高だった。
疲れているときに自分の新たな視点を与えてくれて
元気が出たし何よりも料理へのモチベーションが上がった。
本の内容としては料理にまつわる手書日記。
うつ状態の中でも手首から動かす作業として、
料理という「作業」を取得してい過程が描かれている。
特別な料理が載っているわけでもないし、
時短、味付け等の料理のハックが書いているわけでもなく、
日々の料理とそのメモが書かれているだけなんだけど、
そこには料理と生活の尊い時間が流れていた。
料理に対する考察も巻末に書かれていて
I totally agree with youな内容だった。
値段が少しするけど物としての満足度高いし、
ふとしたときに読めるような本なので、
手元にあって良い本だと思う。
明日収録するポッドキャストは料理にまつわる内容になるので、
その辺の話したいなと思う。

4月14日
ここ数日Youtubeのテレビへのキャスト機能が
うまく動かなくてイライラしてたけど、
macから飛ばしたら上手く動くようになったので、
Coachellaを見ながら日記を書いていた。
Sabrina Claudioがタイミングよく見れて嬉しかった。
バンド編成で原曲からアレンジされていて、
アルバムまた聞いてみようと思えた。
(あとほぼ裸のような衣装が強烈だった。エロス。)
髪を切るため美容院へ。
30分近く放置されたのちに雑に切られて終了。
キレてもいいレベルの応対だったと思うけど、
そうしたところで時間は返ってこないし
不毛なやり取りでしかない。
ずっと閉まっていた近所の中華料理屋が
久々に開いているのを発見して即入店。
オムライスを発注した。Best I ever hadな味。
これは化学調味料バキバキの味なのか、
シンプルに美味しいのか。
区別はつかないが、とにかく美味しい。
常連の人との会話が聞こえてきて、
大将が足を悪くして手術したらしい。
行けるときに行っとかないと食べれなくなるかもしれない。
しばらくは昼営業のみらしいから時間あるときは行きたい。
夜はpodcast収録。割と真面目に話をした。
詳しくは聞いてくださいなんだけど、
料理のこと真剣に考える時間って
日常ではあまりないと思うから貴重な回になったと思う。

2019年4月8日月曜日

2019年4月 第1週

4月1日
新元号?I don't give a fuck!
4月なのにとても寒いけど皆コートを着てない。
新しい年度への前のめりな気持ち、
勢いが駅の中に満ちていた。
出社してひたすら新しい会社に
Joinするための対応をひたすらこなす。
1日だったのでTOHOシネマズ川崎でBlacKkKlansman



KKKへの潜入捜査を描いたSpike Lee監督作品。
結構楽しみにしていたんだけど、
イマイチ乗り切れなかった。
オモシロいのはオモシロいんだけど、
あまりにも説教くさく思えてしまった。
当然大事なことを伝えているのは理解しているけど、
もう重々知っていますなことをことさら冗長に語られても
うーん、という気持ちになった。
70年代初頭の実話ベースであり昔話のエンタメ化で終わって、
めでたし、めでたしとならないのがSpike Lee
近年起こったレイシズムの事件を紹介して、
あの頃から何も変わっていないんだと。
物語内でも明らかにトランプのこと意識しているな
と思うような演出あったけど
ラストにドーンとテーマぶっ込んでくる。
NO PLACE FOR HATE。至極真っ当な話で、
これをSpike Leeが2018年に言わなきゃいけない社会って?
と考えさせてくれるキッカケにはなった。
SNS上でも見かけたけど、If Beale Street Could Talk,
Green Bookと合わせて、この一連の流れで見るとアメリカにおける、
アフリカ系アメリカンの立場が見えてくるような気がした。
帰宅するとPrime Wardrobeで発注したものが届いていた。
Prime会員なら3つ以上を一度発注してから、
自宅で試着、気に入ったものだけ購入して
残りは全部返品すればOKというシステム。
一度使ってみないと良さはわからない系で、
使う前までは「はぁ」って感じだったけど、
実際に使ってみるとめっちゃ便利だった。
購入したのはtexcy luxeで見た目は革靴だけど
機能性はスニーカーというのが売りの靴。
来週から会社までかなり歩くようになるので、
どんなものかなと思って買ってみた。
実物を見てみるとどことなくダサい。
でも履き心地は最高。見た目よりも機能性に安住してしまう、
自分が完全におっさんになっているなと思う。

4月2日
昨日に引き続き諸々の対応でめっちゃ残業。
これからずっと忙しいっぽい雰囲気で切ない。
TVの購入特典のHulu無料券を使い始めたので、
Game Of Thrones S7E1を見てみた。
Prime VideoでS1-6まで一気に見たけど
全然ストーリー覚えてないから、
ぼんやりと感覚を取り戻しているような感じ。
というかネットであらすじ振り返り記事を読みまくって、
記憶を呼び起こしてから見ないといけない。
S8がそろそろ始まるのでケチらず一気に駆け抜けたい。

4月3日
dublab 橋本徹のミックスを聞きながら準備、出社。



だいぶフォローできていたけど、
全然知らない新譜がたくさん知れてホント最高。
どうやってこんな曲を知るのかというエゲツないdig力で
今回の1曲目なんてスペイン語のポップスなんだから驚くしかない。
このミックスで知った曲のアルバムを聞いて、
自分の音楽の見識が広がるのが最高に楽しいので、
新譜チェッカーの人たちにはオススメ。
今日は嫌いな人と2人でランチだった。
殺意しか芽生えず、適当な会話するのも大変だった。
アンガーコントロールできない自分の未熟さが切ない。
ハンロンの剃刀という言葉を呪詛のように唱えながら、
何とか乗り切ることができた。
来週から関係なくなるので、これを機に縁を切る。

4月4日
天気が良くて暖かいので駅まで歩いた。
BGMは This (Is What I Wanted to Tell You) /Lambchop



60過ぎのおじさんの歌声にオートチューン
というフレッシュな味付け。
全然知らなかったけどカントリーの人らしく、
カントリーの村とか超保守的だろうから、
オートチューン使うのは外の世界に向かっている証拠なのか?
年齢関係なくチャレンジするのかっこいいなーと思う。
帰りにはGhost/ミツメを聞いていた。



クラシックきたな〜という感じで、
既発のエスパー/セダンが埋もれるくらいに
良い曲の連べ打ちで悶絶...MVの切れ味の良さも必見。
めっちゃライブ行きたい。



4月5日
今のオフィス最終日。
オフィスの引越しするの初めての経験で、
会社全体が書類やオフィス機器で荒れまくっていき、
そのガチャガチャ具合は何とも言えない寂寥感だった。
 次で4社目だけど今のところ適合できるかどうか、
かなり謎で自分を滅さないとやっていけなそうで、
今から悟りモードに何とか持っていきたい。
帰り道に天ぷら屋で晩酌。
ハッピーアワーで瓶ビール+天ぷら5品で1000円。最&高。
1人で飲みに行くとか、ほとんどしたことなかったけど、
今週はかなりタフだったのでトライしてみたら、
本を読みながら飲むの楽しいことを発見した。
仕上がって楽しくなったので、
スーパーでハイボール買って飲みながら歩いて帰った。
帰宅後、Game Of Thrones S7見終えた。



このドラマシリーズはマジでずっとオモシロい。
映像の鬼クオリティと劇的展開を詰め込んだプロット。
すべてが有機的に結合して他に類を見ない
ドラマに仕上がっていて画面に釘付けだった。
特にドラゴンがついに戦争に加担し始めたんだけど、
すべてを焼き尽くすあのシーンは衝撃。
シーズンを積み重ねてることもあり、
やっとここまで来たかという気持ちになった。
とにかくサーセイが歴史に残るヒールとして君臨していて、
こんなに嫌な人間がいるなんて!という気持ちになった。
つまりはヒールとしては最高最高。
今年は最後のS8が始まるので課金してでも、
リアルタイムで見ようかなと思う。

4月6日
午前中、家事をしながらひたすらFree Spilit/Khalid



R&Bで今年一番好きなアルバムかもしれない。
先行シングルのTalkはDisclosureがproduceで
比較的ぱきっとした音やったのに、
アルバムはギターサウンドメインで相当エモい。
個人的に今はエモいかどうかで判断しているところがあって、
そこにピタッとハマるような感じだった。
HuluでThe Handmaid's Taleを見始めた。



3ヶ月限定の無料契約なので、
その間に限定コンテンツを全部見ておかねば、
という気持ちで見始めたらめちゃくちゃオモシロい。
近未来で出生率が劇的に減少した社会で、
女性がそれこそ「産む機械」と化している。
そんな世界で侍女の女性がどういう風にサバイブするか?
という物語。設定の1つ1つがヤダ味マックスで、
女性を物として扱う社会がいかにクレイジーか?を
デフォルメしまくってドラマで訴えている。
このドラマでディストピアとして描かれている内容が
日本では現在進行形で起こっている部分があって、
それこそどこぞの議員が言う「生産性」を
突き詰めた世界はこれやぞと。
Podcastを2回分収録。録れるときに録っておくスタイル。
1つ目はかなりライフハッキングで
建設的な内容で前回果たせなかった高音質も達成された。
2つ目は良い意味での駄話で、
それはそれでオモシロい内容になって良かった。
やっぱりダブルエンダーで作らないと
1〜2時間聞くのは少ししんどいかもなと思ったりした。

4月7日
渋谷まで出てSacrament/QNを購入。
のちにストリーミングされることは分かっているけど、
CDを買い続けている数少ないアーティストなので買った。
ジャケットかっこいいし、今回は歌詞カード付きなので
物欲が満たされる仕様にはなっている。
待ち合わせのため原宿キャットストリートへ。
ウシジマくんのファッション君の回を思い出して、
何とも言えない気持ちになりつつも、
初めて行ったけどあの独特の空気感を味わえてよかった。
帰宅後、Brunoでもんじゃ焼きを初めてやってみたら、
簡単でしかも美味しかったのでまた食べたい。
明日から新しい会社で出社時間早めのため早めに就寝。

2019年4月1日月曜日

2019年3月 第5週

3月25日
Death Race For Love/ Juice Wrldで出勤。



オーバーグラウンドのエモ系。
2019年一番聞かれているアルバムらしい。
ジャケット見てハードコア系と勝手に勘違いして
聞いてなかったけどジャケと違って、
メロディが心地よいし歌詞も分かりやすいので
聞きやすいヒップホップだった。
シカゴのラッパーで去年デビュー、
これが2枚目のアルバムとのこと。
どんどん新しいラッパーが出てきているけど、
それをいつまでも追い続けるのかといつも思ってしまう。
新譜は常にフレッシュでかっこいいから好きなんだけど、
そろそろ落ち着いて自分の好きな音楽を
digったほうがいいのかなと思ったり。
一日中、説明会/会議で疲弊したのちに偉い人と食事会。
なぜこのタイミングで?というのが否めなかった。
あとゴマすり野郎は一生好きになれないなと感じた。
つつがなく食事/飲酒を終えて帰宅。

3月26日
朝スタバでコーヒー買ったので昼休みにワンモアもらいにいったら、
アプリがログインできなくなっていて、
財布も持っていなかったからコーヒーが買えなかった。悲しい。
システムに乗っかっていると普段便利だけど、
いざっていうときに支障が出ることを体験させられたけど、
今さら物理カードなんて持ってらんない。

3月27日
Hi This Is Flume/Flumeを聞きながら出社。



ジャケットがかわいい割に中身はソリッドなダンスミュージック。
ベースが分厚いだけでもう最高というモードなので好きな感じだった。
名前のインパクトが強烈なJPEGMAFIAが
featで参加していて初めて聞いた。勢いすごい。
帰宅後、Podcastをアップロードした In Our Life
今回は1回目と同じように日本語ラップについてダベっている回。
最近リリース量が多すぎて、とても1人では追い切れないので、
情報をシェアして広くリーチしていきたい。
プレイリストも良い感じなのでPlay Louderでお願いします。
Spotify Apple Music
THE ANIMAL/Suchmosを聞きながら夕食作り。



前のライブのときにIn The Zoo聞いて、
どうしたどうしたと思っていたら、
今回のアルバムは思い切りベクトルを変えてきて、
50~60年代にインスパイアされた音楽が
つめ合わさったアルバムになっていて興味深く聞いた。
マーケティング的に考えれば、
アーバンなバンドサウンドを続けたくなると思うけど、
あれだけ売れた後に思い切ってサウンドを変える勇気よ。
彼らの音楽というよりSuchmosが好きというファンがいるから、
思い切ったことできるのかなと思ったりした。
それこそサザンとか松任谷由美とか、
色んな曲調があるけどアーティスト自身が事象というか。
ともかく変化を厭わないそんな姿勢がかっこいいなと思った。
SNSで見かけたFour TetのKH名義でリリースされた
曲のサンプルがどこかで聞いたことあるけど思い出せない。。。
しばらく考えたけどあきらめてググったら本人がツイットしてて
Nelly FurtardoのCDが乗ってい超アハ体験だった。
このアルバムはTimbaland ががっつりProducerとして関わっていて、
Rhymesterがやっていた深夜ラジオWANTEDで
Mummy-D氏が紹介していたのを聞いてCDを買った、という思い出がある。
それをFour tetがサンプリングしてという流れは隔世の感あり。

3月28日
夜、会社の飲み会。
僕が今いる会社は消滅して別会社へ吸収されるので、
それのお別れパーティーだった。
入って1年弱だったので全く思い入れがないし、
かといって次の会社に対して希望を持っているかといえば
そんなわけでもないので微妙な心境で参加していた。
でも20年とか30年務めている人が多くいて、
その人たちの気持ちを考えると相当辛いよなとは思った。
今はまだ若い方だから変化に柔軟であれるけど、
この姿勢をいつまでkeepできるのか、
周りの大人を見ていて最近よく考えるようになった。
7878/Yo-Sea聞きながら酔った足どりで帰宅。



去年ぐらいからfeatでよく名前を見かけるようになり、
アルバム出たらしっかりチェックしようと
思っていたので満を持して聞いてみた。
HIPHOPというかもっと広いレンジの音楽に聞こえた。
今たくさんいる歌フロウのラッパーとは
全然違うレベルにある歌だった。一番好きなのはSeaside。

3月29日
朝からゆるふわギャングの新作。
Ryan Hemworthとタッグを組んでのEP。



前回のアルバムでトラックを提供しているから、
自然な流れのように見えるけど、そもそもは意外なコンビネーション。
そして食い合わせがよくて良きEPだった。
NENEのラップのフロウ/リリックが、とにかくめちゃくちゃ好き。
気が付いたら歌詞を口ずさんでいて、
それが下品な言葉だから気を付けないと危ない。
4月に出るChemical Brothersの新作にも参加してるらしいし、
勢いとどまること知らず。ライブへ行くかどうか…
はっちゃけた若者だらけなんだろうなと思うとビビッてしまう。
早く決断しないとSold out なってしまうから決断しないと。
Captain Marvel をTジョイ品川で鑑賞。



最近のMARVELは本当にハズしないので、
期待して見たけどめちゃくちゃオモシロかった。
レーベルの冠名のヒーローだから
気合い入っているだろうことは想像ついたけど、
由緒正しいスーパーヒーロー像と、
時代を切り開くこれからのスーパーヒーロー像。
この2つのバランスが良かったと思う。
これまでのヒーローものでいうと、
もろにスーパーマンのストーリーを
ガッツリなぞっている訳だけど、
主人公が女性であるだけでフレッシュに見えた。
逆にフレッシュに見えるということは、
ヒーロー界も男性偏重社会であり、
それを打破するヒーローだった。
ギャグの数々も小気味良くて良い意味で
大味の昔懐かしいヒーロー映画の趣があって好き。
強すぎるやろ問題も上記のような展開があるから、
DCシリーズほど気にならなかったし、
この後のサノスとの戦いがあるので、
それも致し方なしかなと。
あと音楽を中心とした90年代演出が素晴らしくて、
特に音楽のチョイスの間違いなさはベタとはいえ、
Guardians of Galaxyに通ずるものがあった。
僕が特に好きだったシーンが2つあって、
いろんな年代のキャロルがカメラ目線で立ち上がるシーン。
あとは最後のJude Rawとの戦いで、
彼がしょうもない前提条件をつけようとしてくるのに対して
この言葉で一蹴する。

I have nothing to prove to you.

#Metoo が起こったときに、
すぐに女性側に対して男性側の過失を証明せよと
ごちゃごちゃ抜かしてマウントを取ろうとする男いるけど、
それに対するミームになることを狙いすましたような内容。
上記すべてを体現するBrie Larsonがとにかく最高最高。
彼女がアベンジャーズメンバーと、
どういうケミストリーを起こして戦っていくのか、
今からEndgame が楽しみで仕方ない。
帰宅後、聞いていたHALO/pH-1が相当調子良い。



H1ghr Musicの新譜はとにかくチェックしていて、
これきっかけにK-HIPHOPを深堀りしたいといつも思っている。
MokyoというProducerが大半の曲をProduceしていて、
どの曲も好きな感じだし割と英語多いので、
どういうこと歌っているか分かるのも良い。
Mokyo自身の曲も好きなので他もフォローアップしていきたい。

3月30日
テラスハウス軽井沢篇をNETFLIXで見終えた。
前半かなり停滞した展開でタルいなぁと思っていたら
メンバーが入れ替わってくたびにハードな展開になり、
終盤はTerrace Houseのある種の欺瞞性を
ことごとく突いてくるような地獄展開が待っていた。
(それはとてもオモシロいという意味で)
ある女の子が嘘をついている上に、
同じ種類の嘘をついていた女の子を詰め倒して、
その後自分に壮大なブーメランが返ってくる。
自分の過失を認めて素直に謝ればいいのに、
全然謝ることができないし、質問に対して、
回答する訳でもなく聞いてもいないことを答えてくる。
どこかで見たことあるなと思ったのは、
今の与党が疑惑に対して問いかけられたときの応答だった。
コンスピっぽい話になるけど、
聞かれたことに答えないとか、文章偽造するとか、
嘘をつくとか、そういった態度を
国の代表の人たちが取っているのであれば、
それが伝染するのも致し方なしなのかと。
今回の参加者はフリーキーな人が多めで、
ちょっとやりすぎ感あったから今年始まる
東京編ではいい感じのバランスのが見たい。

3月31日
昼間から飲み。
初めましての人と飲むのが久しぶりすぎて、
憂鬱な気持ちになりつつも野毛という場の雰囲気と
優しい人たちだったので楽しめた。
何かの病気なんかなと思うくらいに
場の雰囲気を埋められないというか、
良い意味で思っていないことa.k.a
場を繋ぐトークが話せなくなっていて、
これは人に迷惑かけてしまうなと反省した。
とか考えながら野毛で3軒ハシゴして帰宅。