2018年1月28日日曜日

KID FRESINO BAND SET ONEMAN LIVE

EP「Salve」でバンドとの相性の良さを
鮮やかに見せてくれたKid Fresinoが
バンドセットでライブするとのことで
代官山UNITへ行ってきた。

フロントアクトとして登場したのはC.O.S.A.
「Girl Queen」をリリースしてから
僕自身が初めて見るライブだったので楽しみにしていた。
冒頭、アカペラの「Word for C-City」から始まり、
C.O.S.A.のボーカルの力強さを思い出してアガる。
「GZA1987」「知立バビロンチャイルド(original)」
「Wassup」といったおなじみの知立Yonkers shitも
勿論最高なんだけど、今の東京の寒さ、雪の状態で聞く
「1AM In Asahikawa」は格別だった。
この曲の歌詞の叙情性は去年リリースされた
どのラップとも段違いだと思っている。
最後はAru-2謹製の「Girl Queen」で締め。
そして本日のメインである
Kid Fresinoのバンドセットライブ。
ISSUGIのバンドメンバーもかなり豪華だったけど、
今回のメンバーがそれを超えんばかりのこんな豪華メンツ。

三浦淳悟 (bass)
佐藤優介 (wurlitzer / keyboard)
斎藤拓郎 (guitar)
石若駿(drum)
小林うてな(steelpan)

三浦、佐藤、斎藤といったEP時のメンツに加えて、
ドラムが柿沼(元犬式)から石若に変わって、
スティールパンで小林が加わった形。
日本最高峰のメンバーが集まって、
若いラッパーを屋台骨として支える。
こんな時代がくるだなんて誰が想像できただろう。
ムーブメントが大きくなるのも大事だけど、
音楽の純度が高まっていくことはもっと大事なことだと思う。
(今日のバンドでアルバムを作っている
情報までもたらされて驚いた!)
冒頭、小林うてなを除くバンドメンバーで、
インスト曲がライブのイントロとして披露されたんだけど、
この時点で「あー今日は最高のやつだ」と思わされた。
そして、いきなり新曲からスタートするトリッキーな展開で、
その後は既存曲と新曲を混ぜながらの構成になっていた。
前半のバンドセットでは、
Campanellaを呼び込んで「Keys open door」
茂千代を呼び込んで「by her」
「Let me in (hair cut)」といったEPの曲のつるべ打ち。
それぞれ良さがあったけど、
Campanellaのラストラインの
「Peace out」の決まったー!感が最高だった。
中盤では、石若以外のバンドメンバーが一旦下がり、
その代わりにDJ CH.0がインして
DJ+ドラムセットがスタート。
IO はいないけど「Special Radio」
オケ違いで「DOG//tonight」、
Seihoの最新EPに収録されている「Purple Smoke」、
TOKYO HEALTH CLUBの
ビートジャックである「City Girl Remix」
JJJ、ギターの佐藤を呼び込んでの「Vaquero!」
すでに石若のドラムが鼓膜を
ビシビシ震わせていたんだけど、
既存曲に乗っかってくると
ドラムの音がさらに鮮明に立ち上がってきて好きだった。
「DOG//tongiht」のオケなんだったんだろう …
とても良かったと思ってたら、seihoトラックだった。



再度バンド編成にもどって、
当日先行販売されていた「Coincidence」が披露されたんだけど、
サビとバースの拍の取り方が全く違う超トリッキーな曲。
乗りこなしているKid Fresinoも
演奏しているメンバーもハンパなき。
そこからSTUTSと作った本歌取り形式の
ペトロールズの「アンバー」
(元の曲を作った三浦がベースを演奏する、
という展開もオモシロかった)
最後はJJJ呼び込んでの「Salve」でぶち上がり、
からのアンコールは誰もが期待した
C.O.S.A.との「LOVE」 のバンドアレンジ。
それはそれは圧倒的な多幸感でライブが終了。
アルバムがめちゃくちゃ楽しみになったし、
日本のヒップホップの歴史変えちゃうかもよ!



2018年1月22日月曜日

2018年1月 3週目

1月15日
1週間が始まる。
行きの電車で綿矢りさ「勝手にふるえてろ」読了。


勝手にふるえてろ (文春文庫)
綿矢 りさ
文藝春秋 (2012-08-03)
売り上げランキング: 3,247

映画が好きすぎて原作も読んでみたけど、
この原作からあの映画を作った監督の手腕、
やっぱり素晴らしすぎる。
原作ありきの映画が跋扈する世の中で、
忠実になぞるタイプの作品はやっぱりつまらなくて、
監督の解釈と現状に合わせたアップデートが必須で、
両方とも鮮やか過ぎるくらいにクリアしてた。
読み終わって再び映画を見たくなっている自分がいる。
もう1回くらい劇場行っとくかなー
それよりもキングスマン見なきゃ。
月曜日はあっという間に時間が過ぎ去っていく。
明日、打ち合わせ参観みたいなことをせねばならず
憂鬱と共に帰宅。
菊地成孔「粋な夜電波」を聞く。通常運転のフリースタイル。
先週はノンストップDJだったので、適当に聞き流してたけど、
今週は紅白を含む正月の話がオモシロかった。
あと、Jamila Woods「Heaven」が超いい曲だった。
Chance The Rapper周りの才能はどれもブリリアント。



1月16日
普段とは違う会議に色々参加した日。
皆がそれぞれ違う立場で仕事をしていることを痛感した。
夜は会食で年配の人の話を聞くと、
なんだかんだ為になる話も多かった。
最後は恵比寿の天一で深酒で帰りはタクシーで帰宅。
深夜に乗る長距離タクシーの背徳感は格別だ。
ちなみに乗ったタクシーがワゴン型だった。
(値段は普通のタクシーと同じ)
タクシーの運転手がワゴン型である説明をしてくれて、
東京オリンピックに向けて車両変更が進んでいるらしい。
車椅子が乗りやすいとかバリアフリーを目指してとのことだった。
オリンピックが開催される2020年にすべてが変わる、
みたいな思想は大嫌いなんだけど、
グローバルな視点に晒される
という意味ではいいのかもしれない。

1月17日
朝、ブラスト公論メンバーのタマフルを聞いた。
ブラスト公論で人生狂わされた側の人間としては、
この空気感はやっぱり最高。
(文庫版はまだ入手できていないけど)
午前中は打ち合わせをこなした。
遅くまで残業。帰り道に聞いたRejie Snowの新譜が最高。


このEPは序章でフルアルバムがリリースされるらしい。
アイルランドのラッパーで去年出た
「The Moon & You」で存在を知ったのだけど、
Good MusicなHIPHOPなので大好き。
今回の1曲目がKaytranadaプロデュースの
低体温なブギーが超クールでイケてるし、
最後のThe Rainもしっとりな曲で良し。
帰ってチキンドリアが食べたくなって作った。
そこそこ時間かかってしまい、
食べてから満腹感に支配されてすぐに寝た。

1月18日
ラジオクラウドで昨日のタマフルの延長線を聞く。
公論クルーのバイブスは忘れていた、
イルネスを取り戻させてくれる。早く文庫読もう。
行きの電車で中村文則「惑いの森」読了。


惑いの森 (文春文庫)
惑いの森 (文春文庫)
posted with amazlet at 18.01.22
中村 文則
文藝春秋 (2018-01-04)
売り上げランキング: 45,414

50のショートショートが収められていて、
今までの作品と異なる作品集だった。
これから何か物語が始まりそうと思ったところで、
終わってしまう寸止め感が先を想像させてくれて逆に楽しい。
また、短編同士がゆるやかに繋がっているので、
その行間も楽しむことができるので二度美味しい。
ちょうど「教団X」執筆中の作品なので、
教団にまつわる話が多いところも特徴的で、
もう1回読みたくなってきた教団X。
さらに挿絵もあって、この挿絵がもう何とも言えない塩梅で。
電車で横の人に見られると「まずい」タイプの
マッドネスが溢れていて物語とマッチしているのが最高だった。
今日も会社の飲み会。
普段そこまで話さないメンバーだったのでオモシロかった。
帰りにSpotifyで2018年の好きな曲のプレイリストを作ってみた。



月ごとにしようかと思ったけど続かなそうなので年間で。
更新していくので、適当に聞いてみて。
そもそも3ヶ月100円キャンペーンに釣られて入ったので、
それが終わるまでにApple Musicにするか、
Spotifyにするか決めなければ。。
(本当にSpotifyに慣れることができない…)
帰って逆に目が冴えて
ハライチのラジオを聞いたあとに就寝。

1月19日
朝、いつも通り歩いて通勤してたら、
コーヒースタンドでモデルの人が大所帯で撮影していた。
大阪だとたくさんの人だかりになるんだろうけど、
そこは東京なので多少人がいる程度だったし、
自分自身も立ち止まらなかった。
TVやネットで話題になればすぐにとびつき、
列をなすミーハー魂を持っているのにね。
と思うけれど、そんなときにいつも思い出すのは
SALU「BURN IT」という曲のリリック。

馬鹿なシステムにムカツクのに
馬鹿なシステムの中のその一人

QNの新譜「春の嵐の中で」の
ストリーミングが開始されていて、
ひたすら聞きながら仕事。



サンクラ既出曲も多いんだけど、
ミックス、マスタリングの結果なのか、
音に迫力が増しているしサウンドが最高。
ひねくれまくっていた異端児時期から、
懲役を経て一皮向けた素直な曲が多く、
それもまたフレッシュ。1stの頃に近いかも。
OMSBとも和解したみたいだし、
SIMI LAB戻らなくてもいいから、
フットワーク軽い音楽を聞きたい。
仕事終わりに
「キングスマン ゴールデンサークル」をやっと鑑賞。



久しぶりにゴテゴテ感たっぷりの海外映画見たわー!
といった感じでフライデーナイト向きの映画だった。
文字通り、いや露骨過ぎる破壊→再生からの物語であり、
イギリスからのアメリカ批評でもあり、アクションはすごい、
というてんこ盛りの内容。(ただ2時間半は少し長い)
Prince「Let's Go Crazy」を下敷きに
とめはねがきっちりしながらも、
超高速テンポで展開される
最初のアクションシーンが素晴らし過ぎた。
これで嫌いになる人はいないと思う。
お話の流れとしてドラッグカルテルのボスが、
そのドラッグにウイルスを紛れさせて
世界中の人を感染死させようとするのを
キングスマンが止めようとするお話。
大麻合法化の流れがアメリカで進んでいる中で、
この設定というのがオモシロいし、
そのボスを演じるのはジュリアン・ムーアで、
彼女の自尊心を満たしたい欲望が
「いいね至上主義社会」のいかにも21世紀な話題だと思う。
不寛容社会への言及はドラッグの使用で感染するという設定で表現。
つまり、少しでも逸脱したものが罰を受けてしまう世界は
あまりに理不尽過ぎるということだ。
(エグジーの彼女であるプリンセスも感染してしまう!)
物語の進め方でいえば、ご都合主義な部分が
かなり目につくのだけれど、たとえそうであったとしても、
コリン・ファース演じるハリーの復活はとても嬉しかった。
「Manar makes a man」が再び聞けるとは!
あと、今回はアメリカ版キングスマンである、
ステイツマンが登場し、そこのスパイとして、
チャニング・テイタムが登場。大活躍かと思いきや、
ほとんど冷凍されてたので少し残念だった。
一方で、NETFLIX「ナルコス」で
ペーニャ捜査官を演じていたペドロ・パスカルが大活躍!
ナルコスでは非常にアンビバレントな役で、
繊細な感情を演じているのに対して、
今回はアホっぽい役を全力で演じきっていて、
それはそれで素晴らしかった。
(エルトン・ジョンの雑な使い方も最高最高!)
そして、ローガンラッキーに続く
「カントリーロード」使いには驚いた。
涙腺が刺激されたのは言うまでもなく…
語りしろがかなり多い映画なので総じて楽しかった。
とりあえずスーツ一式、新調しようと思う。
帰ってFD録画を消化。
UZIの逮捕でZeebraが選ぶ神バトル特集に内容が差し替えられてた。
ネット上では色々沸いているけど、
Zeebraの悲しみを秘めた眼差しが切なかった。
曲中、バトル中で大麻(weed)についてあれだけ言及しているのに、
司会していただけのUZIが捕まっちゃう不思議。
それにしても600gって多くない?!

1月20日
全然起きれなくて昼過ぎに起床。
録画してたテレビを見ながら、作ったそばを食べた。
anoneの第2話の物語のスイングっぷりがすごくて、
この方向へと流れていくのか?という驚き、
当然持っているセリフの繊細さが心に刺さった。
「あなたは国なの?」というセリフがとても印象的。
そして、見た後にこのエントリーを読んで2度楽しむ。
アンナチュラルも第1話だけTverで後追いで見たのだけど、
もろに日本のTVドラマな文法が見ていて
しんどかったので見ないかなー
家から一歩も出たくない病が発動したので、
Youtubeサーフィンしてたら残酷に時間が過ぎていった。
それにも飽きたので映画でも見るかと思い、
NETFLIXで「グッド・タイム」を鑑賞。



去年、映画館で見たかったけど
見れなかったのでフォローアップ。
NYに暮らすいわゆるホワイトトラッシュの兄弟が
なんとかサバイブしようともがく姿に心打たれた。
障害を持つ弟を救いたいという至極まっとうな動機なんだけど、
それが悪い方向へとどんどん転がっていくのが切ない。
とくにかっこよかったのは車での移動の際の空撮。
ドローンなのかな?だとしたら、
そうとは思えない滑らかさとNYの夜の美しさが収まっていた。
あとは音楽のかっこよさ。レフンを思い出させる、
アシッドな音楽の数々が素晴らしかった。
(カンヌのサウンドトラック賞を受賞したとのこと)
エンディングの曲と、ライン(一線)を越え続ける
弟の姿はかなりぐっときた。
前作の「神様なんかくそくらえ」も早く見よう。
寝る前に尾崎世界観「祐介」読了。


祐介
祐介
posted with amazlet at 18.01.22
尾崎 世界観
文藝春秋
売り上げランキング: 12,175

水道橋博士のメルマガで連載していて、
「こんなことまで言ってしまうのか?!」
という内容がとてもオモシロくて昔からファンだった。
(音楽はそこまで好きになれてないけど、
5%という曲がとにかくめちゃくちゃ好き)
本作はバンドマンが主人公なので私小説なのかな?
彼のダークサイドが炸裂しているし、
ミュージシャンが書いたとは思えない文章でオモシロかった。
それは文体や言い回しもそうなんだけど、
冒頭に挿話されている話の情景描写があまりに鮮烈過ぎた。
本屋で「祐介」を小説の棚ではなく
タレント本の棚に置かれていることに
日記で苦言を呈していて、その気持ちが痛いほど伝わった。
読んだ人間はタレント本のコーナーに置かないはずだから。
売れないミュージシャンの痛みが題材になっているので、
又吉の火花とシンクロする部分が多分にある。
ただ、火花よりさらに鋭利な角度を持っているので、
好みは分かれるかもしれない。僕は大好きだった。
眠る前に読んでいたんだけど下の階から大きな声で、
ハッピーバースデーを全力で歌う女の人の声が聞こえてきて、
これが孤独かと思いながら就寝。

1月21日
早起きして池袋で所用で人に会う。
1時間くらいで済むかと思ったけど
結局2時間ぐらい話してた。人生いろいろ。
上野へ移動してぶらぶらと。
昼ごはんはクラウンエースでカツカレー。
チープタイプのカツカレーで美味しかった。
そのあと御徒町に新しくできたパルコヤへ。
最近ハンカチ集めているんだけど、
このパルコヤにも好きなハンカチ屋の支店ができていた。
そしてmomoko japanという人の新作が売っていて衝動買い。
way to pondというタイトルの緑豊かなやつを買った。
手を拭くという行為に特別感をもたらすハンカチが今アツい。
んで、上の階にあるTOHOシネマズ上野で「嘘を愛する女」鑑賞。



上質なサスペンスと高橋一生×長澤まさみという
旬な主演2人の演技の迫力で楽しく見れた。
原作のある作品ではなくTSUTAYA CREATORS' PROGRAMで
最優秀賞となったオリジナル作品が
ここまで宣伝されて劇場でかかること自体が最近だと珍しい。
本作の中江監督は今回が初めての劇場長編作。
新しい才能がこれだけ大きなバジェットの作品で
監督できる機会があることが健全。
最近のハリウッドの若手抜擢パターンとは違うけど、
こういった映画がたくさん見れると邦画も健全になるのかも。
つまり本物だけが最後に残る。
肝心の中身とはいえば謎解きでかなり引っ張っていて、
さらにその謎の背景が社会情勢に
踏み込んだ内容で意義深いと感じた。
嘘にまつわる物語は、何が本当か分からなくなりやすい、
今こそ語られるべき物語なんだということがよく分かる。
その中で大切にしなければならないのは
目の前にあるものであり、良い悪いでもなく、
好き嫌いという尺度こそが必要で大切だという
メッセージはその通りだと思う。
撮影が全体に素晴らしく、とくに瀬戸内入ってからの
ロングショットはどれも映画館で見てグッとくるタイプのやつ。
圧巻はラストシーン。長澤まさみが昏睡状態の
高橋一生に1人で問いかけるシーン。
ワンカットでじりじり2人にズームしていき、
そこで彼女の感情が炸裂していた。
謎解きも面白いとは全体に少し冗長な気もするのだけど、
観客の心をぐっと掴むシーンが1つでもあることで、
映画への信頼感は大きく増すなーと思った。
エンディングで歌う松たか子の曲の歌詞が刺さるなー
と思っていたら坂元裕二だった。もう抗えない。
帰りに御徒町の小綺麗な居酒屋で
食べたホルモン料理の数々がとても美味しかった。
帰ってから無印で買った収納グッズを使ったら、
とても整理されたのでいい加減に綺麗な部屋にしたい。
収納先が常にあるくらいの余裕を持つようなね。

2018年1月15日月曜日

2018年1月 2週目

1月8日
天気も悪かったのでほとんど家を出ずダラダラしてた。
夜ご飯は、男子ごはんのレシピで砂肝チャーハンを作って、
その下ごしらえがとても大変だったけど美味しくて満足した。

1月9日
4連休明け。体は重いけど音楽で気を取り直す。
新譜がとくに響かないので、
K−HIPHOP/R&Bをdigりはじめてるんだけど、
ほとんど何も知らない状態でSpotifyのプレイリストから
数珠繋ぎ的にいろんなアーティストを探して聞いている。
この作業自体が、HIPHOP聞き始めたころの感覚が
呼び覚まされて楽しいし、
なおかつ韓国の音楽レベルがあまりにも高くて驚いた。
(言語はわからないのでサウンドの話だけど)
今聞いているのはこんな感じ。

offonoff「boy.」

millic「Vida」

Bewhy「The Bkind Star」

Heize「/// (you are cloudy)」

なんといってもoffonoffが好きすぎて。。。
メロディセンスにキュン死。
最近Spotifyをメインで使っているけど、
アルバムの新譜が探しにくくてしょうがない。
シングルはやたらレコメンドしてくるのに。
帰ってから7inch Treeの最新回を見た。
MassholeとISSUGIのトークが
いい感じにユルくて見てて癒された。
ラジオ番組やってほしいISSUGI。
日記だーっと書いてたら深夜になってて焦って寝た。

1月10日
午後ぶっとおしで打ち合わせ。疲労困憊で帰った。
料理しながらSession22での翁長知事インタビューを聞く。
沖縄県で米軍絡みの事故が立て続けに起こっているが、
インタビュー自体は12月のもの。以下で書き起こしが読める。
https://www.tbsradio.jp/209826

沖縄の基地問題ってボンヤリとしか理解できていなかったけど、
知事の口から語られる沖縄の話は知らないこと、
勘違いしていることも多いなと感じた。
とくにフレッシュだったのは沖縄の保守の視点。
日頃、大きな声で威勢のいいことを言う
右曲がりのダンディたちは、
こと沖縄の話になると沈黙もしくは
沖縄にすべての責任をなすりつけて知らん顔する。
一方で沖縄の保守の観点(掲げる理想?)は、
自国で軍を持ち、米軍の保護下から自立しようというもの。
これこそ、ザ・保守な考え方なのに本土の保守とは距離感がある。
僕たちが普段見ないようにしているものが
可視化されるのは米軍が事故を起こしたときで、
何もなければ平然と基地は存在し続ける。
とても難しい話だけど、県レベルじゃなくて
国が包括的に考えないと一生解決しない問題だと思う。
なんていう真面目なことも考えさせてくれる
Session22という番組は本当に偉大。

1月11日
通勤時、道玄坂を歩いていると朝からおじさんたちが
道路に落ちているゴミを拾っていた。
朝からご苦労様ですと思っていると、
1人のおじさんがイソジンでうがいして、
そのまま道に盛大に吐き散らしていた。
イソジンは揮発するからいいのだろうか。
帰りの電車で
ミランダ・ジュライ「いちばんここに似合う人」読了。


いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)
ミランダ・ジュライ
新潮社
売り上げランキング: 25,876

信頼と実績の新潮クレストの本で短編集。
以前にエッセイを読んでいて、
それが素晴らしかったので小説も読んでみた。
もっとほんわか系かと勝手に想像していたけれど、
物悲しさと孤独に溢れたものばかりでオモシロかった。
人はどこまでいっても孤独である、
と口で言うと安っぽくなるけれど、
フレッシュすぎる切り口の物語から、
それが浮き上がってくるのだから愛しくてしょうがない。
主人公たちが皆、孤独からエスケープしようとするものの、
どうしても孤独がまとわりつく。
それは「人と共にいること」を圧倒的な是とする社会への
挑戦状のようにも思える。読んですぐに思い出したのは
tofubeats Feat. Young Juju「LONLEY NIGHTS」という曲。



Only 27 まだ踊り足りない
Lonely nightsに何かを確かめ合い
Lonelyだけの時とは何が違う?
頭使っててもまだ間違う

Lonely nights, lonely nights

ひとりでflyするlonely nights
Lonely nights, 2人でもlonely nights

遅耳なので最近好きになった曲。
帰って適当にYoutube見てたら、
「勝手にふるえてろ」の宣伝モキュメンタリーに遭遇。
これも最高にオモシロかったので、
すでに見た人も未見の人も見て欲しい。
(序しか貼らないけど、 破、急の三幕構成。)



1月12日
諸用で午前中六本木へ。
普段乗る電車と雰囲気が違いすぎて驚く。
全体にシリアスというかミスが許されない感。
久々にもろに東京の空気を浴びた気がした。
そんな空気の中、読んだのは
オードリー若林「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 」


表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
若林 正恭
KADOKAWA (2017-07-14)
売り上げランキング: 688

東京の空気から脱出するため、
競争社会を相対化するためにキューバに行くという旅行記。
この状況にぴったり過ぎる!という気持ちで読む。
移動が多かったので1日で読み切ってしまった。
1人旅したくなるような最高の旅行記。
終盤にある事実が明かされて、
そこで涙腺を揺るがされるような日記文学にもなっていた。
海外に1人旅行するのがとても楽しそうなので、
いつかトライしてみたいなーと思うし、
ぶれない自意識の塊っぷりがこちらの心に突き刺さった。
それとシンクロするかのような内容が
ハライチのラジオでも語られていて、
岩井の切り口がこれまたオモシロかった。
1人で行くと行っていないことになる。というロジック
用事を済ませて出社前に、
やしまであげ玉生じょうゆをあつあつで食べた。美味。
午前を失ったために午後山盛りの仕事に追われ残業。
遅くまでの残業を支えてくれたのは
GAGLEのニューアルバム「Vanta Black」


タイトル曲を初めて聞いたときから楽しみにしてたし、
FDのライブでも登場してたけど超好きなアルバムだった。
「ドープ」という言葉が安売りされて久しいけど、
後半には本当の「ドープ」がここにあると思う。
ベースラインがシビれるほどかっこいいので、
爆音で低音が分かる環境で聞くことを推奨。
帰宅して作ったご飯を食べながら、
録画してた「anone」を見る。
カルテット以来の坂元裕二作品。
往復書簡の2018verといった感じで、
履歴の残らないチャットというのがオモシロかったなぁ。
(実際にああいったサービスはあるのだろうか)
まだまだストーリーの全貌が見えないので、
なんともいえないけど、とりあえず毎週見る。

1月13日
午前中に図書館へ本の返却に行く。
手袋を紛失しているため、手が壊死するかと思うくらい冷たかった。
iPhoneさわれてデザインいけてる手袋を探しているので、
いいの知ってるよという人がいればご一報を。
耳元はミツメ「エスパー」



図書館に行くまでの道中は団地だらけで、
もろに東京サバービアな空間なのでピッタリハマりまくり。
アルバムを早くリリースして欲しい。
東京駅で昼から前の職場の人と飲み会。
久々に会う人ばっかりで異なる環境で時間が経つと
あれだけ一緒にいたのに違和感が拭えないときもある。
帰りにそば屋寄って蕎麦焼酎のお湯をこぼしたのがハイライト。
20時すぎに家に着いたけど、酔っていて何も手につかない。
ルーティンのようにブラックミラーを1話だけ見て即寝。

1月14日
早く寝たのに結局12時間近く寝てしまった。
録画してるタモリ倶楽部、ゴッドタンを見た。
タモリ倶楽部がデリヘル嬢をビッグデータ分析という興味深い内容。
テキストマイニングで相関性を明らかにしていてオモシロかった。
ゴッドタンはいわゆる神回で
劇団ひとりvsキングコング西野の平成最後の名勝負数え歌。
もはやおなじみの服破りからのネクストレベル、
自分の髪の毛を切って、その量が多い方が勝ちという狂った内容。
度胸試しなんだけど芸人魂をそこに見た。
昼から青山、表参道をフラフラして、
コート買おうかなと思ったけどまた来年!と思い直して帰宅。
(ABCで中村文則の短編集を文庫で買っただけ)
初めて家でとろろ鍋を作ったけど美味しかった。
これは癖になる感じ。何の鍋でもいけそうなので色々試したい。

2018年1月10日水曜日

2018年1月 1週目

1月1日
朝起きて雑煮を食べて映画館へ。
ヘッドホンで自分のミックス聞きながら歩く。
元旦の街は全然人がいなくて自分が育った街だけど
ストレンジャーのように思えて仕方なかった。
C.O.S.Aの「1 AM in Asahikawa」が流れて
エモさ倍増でブチ上がる。サンクスまんじろー。
テアトル梅田で「わたしは、幸福(フェリシテ)」を鑑賞。



コンゴのキンシャサを舞台にしたアフリカの映画で、
かなり攻めの姿勢が見えて新たな映画体験だった。
まず、コンゴの日常が映画に収まっていることに
めちゃくちゃ興奮した。
最近、日本のテレビでも海外の秘境に行く番組あるし、
それこそYoutubeで見れるやんという
ツッコミもあるかもしれないですが、
叙情的に撮影されていることが重要な案件。
この映画は家族の話で、息子が交通事故で重症を負い、
治療費、入院費を集めるために併走する。
そこで映る街並みがかっこいいし、
なんといっても冒頭のバーでのライブシーン。
アフリカのグルーブと夜の街の相性の素晴らしさが
スクリーンから滲み出してしょうがない。
さらに音楽の豊かさも本作の大きな魅力。
いわゆるアフリカングルーブな、
リズム隊に特徴のある音楽だけではなく
オーケストラまで登場する。
この2つの音楽を昼と夜で使い分けていて、
音楽で街を定義していく姿勢に痺れてしまった。
(オーケストラの乱雑さよ!!)
これ見るためだけに映画館行ってもいいくらいだと思う。
他にも瞬発力が優れているシーンはいくつかあるんだけど、
物語の起伏がかなり少ないので、
途中飽きてしまうところも正直あった。
ただ家族の話は普遍的だし、
生活がそこに根付いていることを映画で知れるのは楽しかった。
そのまま早足でシネリーブル梅田まで移動し、
「勝手にふるえてろ」を鑑賞。



「これは俺の映画だ!」と見終わってから、
大きな声で叫びたくなる映画だった。
僕に限らず多くのオタク、もしくは「非リア充」に
ぶち刺さってしまうはず。
単純に小手先のギミックが優れているだけではなく、
特徴を抽出し、それを物語に還元しているところが最高すぎた。
そして主演の松岡美優のコメディエンヌとしての覚醒。
コメディシーンとウェットなところのバランスが
めちゃめちゃ整っているため、
主人公の感情とのシンクロ率が
物語が進むにつれてぐんぐんグイグイ上昇。
そして、あのラストカットへ。。
黒沢清監督のコメントにもあるよう、
間違いなく「映画的瞬間」が見られる。
彼女は化石や絶滅した生物へ無償の愛を注いでいるが、
それを自分の好きな映画や音楽に置き換えると、
映画で描かれる彼女はまるっきり
僕自身でしかないと思えてしまう。
生活する姿、飲み会での立ち振る舞い、
嫌なことに遭遇したときに「fuck」と繰り返す姿。
他人には厳しく要求するにも関わらず、
自分が他人にどう映るかをとても気にするし、
少しでも思い通りにいかなければ傷つく。
とてもハードに見えるけど、
実はガラスのようにソフトで脆い彼女が
恋愛に立ち向かっていく姿が見ていて楽しいし、
いつかの自分をどうしても重ねてしまう。
前半はかなりコメディな展開が多く、
彼女がどういった人間なのかを
街中の人と話すというミュージカルのような
演出を使いながら、おもしろおかしく話を進めていく。
その中で彼女があだ名をつけて、
人の名前をろくに覚えないというシーンが
何回かさりげなく描かれている。
(そのあだ名もとにかく最高なんだけど)
後半にかけて名前というテーマがフォーカスされ、
本作を貫く1つのテーマとして浮き上がってくる。
さらに後半にかけて前半で提示した光景、価値観が
すべてひっくり返る映画的カタルシスが最高に楽しい。
分かりやすいビジュアルの変化もあるんだけど、
最たる例が二の存在。
あきらかにうざいと思ってしまうキャラクターが、
唐突に愛らしい存在へと変化する。
そこからラブストーリーの階段を軽やかに駆け上っていく。
コアな映画好きが楽しめる瞬間もあるし、
ポップなラブコメとしても見れるなんて、
こんなバランスの邦画はそうそうない。
本当に皆に見て欲しい傑作!
興奮冷めやらぬまま友人と飲みに行く。
くだらないこと、近況を話しているだけで、
時間はあっという間に過ぎていく。
結構深酒したあげく、
かすうどんまで食べて相当仕上がった。

1月2日
昼過ぎに起床。ひたすら「A3」読みまくる。
社会が複雑であることをイヤというほど痛感する。
実家のカレーを食して、いざ帰ろうかと思ったら、
博多発の新幹線が遅延しているとの情報が。。
調べてみると自分の乗る新幹線は新大阪発でセーフ。
新大阪駅は阿鼻叫喚の図かなと思っていたけど、
全然そんなことなかった。
遅れた理由は飛来物(凧)が電線に引っかかったためらしい。
昭和か!という牧歌的な理由でほっこりした。
そして新幹線内で「A3」を読了。


A3【エー・スリー】
A3【エー・スリー】
posted with amazlet at 18.01.10
森 達也
集英社インターナショナル
売り上げランキング: 319,667

オウム真理教の起こした事件の当時は子どもだったので、
ほとんど知らないことばかりで勉強になった。
これを読んだのは森達也監督の「A」「A2」という
オウム真理教のドキュメンタリーを以前に見て、
とてもオモシロかったから。
読み終わってもう1回見たくなった。
地下鉄サリン事件を中心として
裁判、死刑執行が待たれている状況が続いている訳なんだけど、
オウム真理教が起こした事件の経緯が
裁判で明らかになっていない部分が多すぎることを指摘。
臭いものには蓋をという潔癖社会への足がかりとなったのは、
オウム事件であるという見立てとなっていた。
取材量と論理的思考という観点で見て、
かなり真実に近づいているような気がするし、
その迫り方がどうしたってオモシロい。
被害者の方もいるので難しいところなんだけど、
単純に死刑にして「なし」にすればOKなのか?
繰り返さないためには原因を
解きほぐさなければならないのではないか?
ということは本作を読むと納得する部分があるはず。
初めて夜遅くの新幹線で帰ったから、
かなりグロッキーで帰宅後即寝。

1月3日
昨日の新幹線で風邪に罹患したっぽく。。
録画しておいた「家ついて行っていいですか?」を見る。
年末スペシャルということで中身濃くて相変わらず最高。
大阪のやつはなんかしらんけど泣けてくるし、
代々木の一軒家に住んでいるおじいさんは永久保存版。
TVerでゴッドタンのマジ歌選手権を見る。
去年からすっかりハライチフリークなので、
どうしたって岩井さんのシーンが気になってしまう。
イクメンへの苦言のくだりと、
「子どものブログで金稼ぐ」というパンチラインが最高だった。
さらにフリースタイルダンジョンの年末スペシャルも鑑賞。
MC漢のトークスキルが最高すぎて、
それが一番オモシロかったかも。
(各チームに対する印象を聞かれた際のやつね)
誰もが言うと思うけど、
ムートンの決勝での返しが素晴らしかった。
英語を多用するムートンに対して、
「ひとこと言ったったー!」な展開から、
それを上回るかっこいい表現でのカウンターが鮮やか過ぎた。
今、一番早くアルバムで音源聞きたいラッパーの1人だ。
近所のブックオフで古本サルベージして(ブコウスキー200円!)、
サイゼリヤで飯食って帰宅。
地上波でやってた「君の名は。」を流し見して寝た。

1月4日
仕事始め。朝から劇的な体調不良で
最低限のことだけやって即帰宅。
帰宅後は鼻水と咳がドントストップで続くものの、
体力はかなり持ち直してよかった。
友達とスカイプして長々話し込む。
日記最高って話で、
Twitterが始まる前はmixiでみんな日記書いてたから、
もう1回ブログブーム来ないかと思っている。
FBにmixiの日記のリンク貼るという話で
深夜の謎のテンションで死ぬほど笑った。

1月5日
風邪引いたら早めのパブロンではなく、
早めの病院ということで近くの病院へ。
年明け1発目だからかなり待ちますよと言われたけど、
外出OKだったので一旦家に帰る。
もろもろ家事して1時間くらい経ったので病院に戻って、
星野智幸「呪文」を読みながら待機。
待っていると待合室にいる
全員の携帯から突然ファーン、ファーンと地震警報が鳴り出した。
すわっ!と思うものの誰1人慌てていなかった。
なぜなら、そんなことよりも自分の体がしんどいから。目の前のリアル。
そして、ここからまさか1時間半も待たされるとは思いもしなかった…
結局、本を読み終えてしまう。


呪文
呪文
posted with amazlet at 18.01.10
星野 智幸
河出書房新社
売り上げランキング: 87,333


ずっと前にSession22で紹介されて気になってたものの、
読むタイミングなくやっと読めた。
潔癖社会が産むビジランテについての話で、
最近の社会背景を物語に取り入れていてオモシロかった。
村社会化が江戸時代レベルに逆行していることを
改めて物語を通じて見せつけられると、
悪夢的社会だなと思わずにいられない。
(本作における侍女子の登場はそういう意図だと理解した)
テクノロジーの発展がPost Truthを産んでしまった皮肉、
インターネットでの炎上の構造を鮮やかに
描き出しているところが好きだった。
また、本作でも北九州連続殺人事件の
松永被告の手口が引用されていて、
どれだけインパクトデカいんだ!とも思った。
星野智幸さんは初めて読んだので、他の作品も読んでみたい。
診察は超適当でこっちも薬欲しいだけなので1分くらいで終わった。
帰ってからはなるべく体を動かさないようにNETFLIXターイム!
(風邪を引いてても引いてなくてもやること変わらない)
最近話題になっている「ブラックミラー」を見る。



名前のとおり、ブラックユーモア炸裂しまくりで超オモシロい。
しかもオムニバス形式で1つ1つが別の話なので見やすい。
ただビンジウォッチングするには重たくて2話で打ち止めて、
「侠飯~おとこめし~」というドラマを見ながら、
この日記を書いている。
料理するときのちょっとした工夫みたいなのが
各話ごとに紹介されていてハムカツが無性に食べたくなって寝た。

1月6日
比較的早起きで買い出し。
体調不良で適当なご飯ばっかり食べてた+
「侠飯~おとこめし~」の影響でしっかり自炊するため
がっつり食材を買った。戻ってハムカツを作り、
ハムカツサンドで朝食。
土曜日の朝食を充実させるだけでQOL相当上がるのでおすすめ。
Do OverでのDJ JIN mixを聞きながら掃除。



次こそはDo Overの現場へ!という思いを強くする、
ナイス&スムースなミックス。
JINさんのオールジャンルミックスも
また独特のノリがあるんだよな。
(cro-magnonの人力ハウスを久々に聞いて超アガった)
この日もダラダラとブラックミラーを見る。
そして昨日と同じくマッドな気持ちが溜まってくるので、
息抜きに「キングコング:髑髏島の巨神」を鑑賞。



劇場で見ればよかった。。と死ぬほど後悔するほど、
最高の出来だった。ラフでラウドなコングが最高最高!
テンポがとても良いし、
未知の島での出来事という設定を
フルに生かした動物、先住民族の設定が
どれもむちゃくちゃオモシロい。
さらに、それらがストーリーと有機的に結びついていて無駄がない。
コングのアクションはキングの名に恥じない、
圧倒的カタルシスをもたらしてくれる。
ゴジラシリーズよりも全然好きだから、このノリでシリーズ化してほしい。
そして、本作の監督が「キングス・オブ・サマー」の
ジョーダン・ヴォート=ロバーツで、
脚本に「ナイトクローラー」のダン・ギルロイの名があり、
傑作になるべくしてなったんだなと納得した。
夜は丁寧にハンバーグを作って食べた。

1月7日
浅草の浅草寺まで初詣。人多すぎて死ぬかとった。
神様が仮に存在したとしても
こんなにたくさんの願い、いちいち聞いてられへんやろ。
近くのフェブラリーカフェというところで
クロックムッシュとブレンドコーヒーをいただく。
クロックムッシュなる食べ物の美味しさに目覚めた。
ホワイトソースとハムだけでのシンプルなやつだけど美味しい。
家でもできそうなので作りたいなと思う。
その足で、さらに合羽橋へ行って食器類を物色した。
以前から急須を何にしようか悩んでいたんだけど、
結局、南部鉄器に落ち着き購入した。
高いけど、そんなに買い換えるものでもないし良しとする。
あとはアカシア材のお皿と小鉢を購入。
たまにしか行くと散財してしまう合羽橋だった。
帰りに上野へ立ち寄り回転寿司を食べた。
100円じゃないところで寿司を食べると
異常なまでに寿司が美味しく感じるという
貧乏舌っぷりで楽しんで帰った。