2019年9月23日月曜日

2019年9月 第3週

9月16日
祝日で休みだけど特に予定なしなのでブログを書いていた。
最近は新譜がとにかく充実しており音楽中心の生活になっている。
音楽聞きながら部屋の書類整理を続けていたら、
ずっと探していたエスニック系の
作り置きレシピ本が発掘されて良かった。

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早速それ見ながらいくつか作った。
定番メニューも簡単に味変できて便利。
その時に聞いていたのは
That’s the world/Anti-Lilly & Phoniks



サンプリングベースのヒップホップで、
トレンドの90s感あって結局この辺りのサウンドは
聞いてて落ち着くのは間違いい。
(ただジャジーヒップホップとは呼びたくない)
テキサスのラッパー、もう場所と音楽の方向性は
関係ない時代に完全に突入しているなと思う。
橋本徹氏のミックスで知ったけど、
過去のアルバムからずっとサンプリングのセンスが抜群らしい。

9月17日
All My Heroes Are Cornballs/JPEGMAFIAを聞きながら出勤。



名前だけは知っていたけど聞いたことなくて、
方々で話題になっていたので聞いてみたら爆裂最高だった。
一体何に影響を受けてこうなったんですか?という案件のやつ。
変にラウドなだけなやつはたくさんあると思うんだけど、
メロウネスがカオスの中に感じられるから好き。
なんとなくホームページみたら、
あの頃のインターネット感ビンビンでそれまた良かった。
肌荒れがここ数ヶ月ひどくて一体何が原因かと思い、
洗顔変えたりしたのだけど解決しないので、
色々ググった結果、髭剃りでは?となったので
人生初の電動髭剃りを発注したのが届いた。
簡単に満遍なく剃れるので便利だけど、
T字カミソリに比べると浅いかな。
とにかくなんでもいいので肌荒れが解消して欲しい…

9月18日
House Of Sugar/Alex Gを聞きながら外出先へ直行。



先輩のレコメンドで知ったんだけど、
昨日のJPEGMAFIAに引き続きごった煮系で最&高。
ロックからのアバンギャルドなアプローチで、
そこにあるメロウネスがとにかく心地よい。
今年はギター入っている曲がとにかく好きで、
Indie rock meets somethingなもうなんでも来いの状態。
その中でもクオリティがめっちゃ高いのでオススメ。
今日は展示会のようなもので普段付き合いのある、
コンサルタント会社が一同に集う場所になっており、
前々職の人たちがそこに大量にいて、
4年ぶりの再会で恥ずかしい気持ちになった。
というのも業界から足を洗ったにも関わらず、
結局出戻りしてしまったから。
狭い業界なので往々にして同じような事態が発生しているんだけど、
仁義のない行動をした自覚がある分、とても疲れた。
午後から会社に戻る道中、
AFTERMIXTAPE/KREVAを聞いていた。



出る前からある種KREVAの雑多な感じを楽しめると思っていたけど、
想像どおり音楽的にかなり自由で好きな感じ。
最近の新譜のトレンドをKREVA印に落とし込んでいて、
バンドで録り直しという残念極まりないベストアルバムと対照的。
何にも捏ねてません、とあらかじめ言うことで
ハードルを下げているとも取れるけど、
トラックの新鮮さはここ数年で一番良いと思う。
会社に戻って、しっかり仕事した後に、
友人とミッドタウン日比谷でディナー。
結婚祝いで高級なやつを奥さんの分まで含めてご馳走してくれた。
持つべきものは優しい友人。
いつも大体2人だけど、別の人がいるとそれまた良い感じだった。
ワインでそこそこ酔っ払って帰宅。

9月19日
あー会社に行きたくないと思いつつ朝の準備。
アマチュアラジオはいつも聞いているのだけど、
今回のはビートメイキングにフォーカスした回でオモシロかった。



同じサンプルでも2人でアプローチが全然違って、
それぞれ特徴的なトラックになっているのが興味深かったし、
ラッパー全盛の時代の中で、
トラックメイクに関する質問が多いという話も興味深かった。
大学生の頃に少しやっていたこともあり、
ジングル作るか〜という気持ちではあるが、
自分のセンスのなさを知っているのでツラミ。
仕事に対して荒ぶっていきたい気持ちだったので、
Ghostface Killahs/Ghostface Killahを聞きながら出社。



乱暴の一言に尽きるんだけど、
このラフネスはやはりたまに聞きたくなる。
HIPHOPは荒くれ者の音楽であることを
いつも思い出させてくれる。
このループでラップやろうとよく思うなという曲あったり、
レゲエノリあったり、Public Enemyノリの曲あったり。
New World Feat. Eamonのベースラインがめっちゃ好きだった。
仕事で辟易することがあまりにも多くて結構辛い。
その粒度が要求される仕事でしょうか?という仕事に、
信じられない時間と手間暇をかけてきて、
それに合わせないといけないのは超絶ストレスになっている。
個人的に納得できる理由を用意しないとしんどくなりそう。
正しさに抗えない辛さとでも言えばいいのか。
正しいだけの社会は息苦しい。
そんな辛い仕事のあいだ、Too Much/DEGOを聞いていた。



スネアとキックの柔らかい音が心地よい。
Broken beatsというイメージが強かったけど、
本作はリズムで勝負というよりもメロディー重視って感じ。
聞きやすい分、取っかかりがないとも言える。

9月20日
朝にポッドキャストをアップロードした。
結婚、iPhone/iPad、ドラマのThe Boysについて
だらだらと2時間ほど話していますので、
お時間あれば聞いてみてください。

Apple podcast
Spotify

午後は外出して打ち合わせ。
10月から仕事で完全1人立ちなので気合い入れて、
来月から頑張らないと大変になりそう。そのまま直帰。

9月21日
こないだのアマチュアラジオ聞いた影響もあり、
久々にableton liveを立ち上げて
ポッドキャストのジングルを作り始めた。
MPC1000で曲を作っていた過去があるから、
ソフトによるDTMの便利さに今更気づいた。
分からないことは都度調べながら、
ドラム組んだりサンプリングしたりして
7割くらいできてMIDIキーボードが欲しくなってきて、
いやそんな使う頻度ないけども。。。と思いつつ、
Nanokey2というKORGのペラペラのやつだと、
4000円で手に入るから買ったるかという気持ち。
作ったりしながら合間にDear white people S3を見終えた。



正直なところ、シーズンを追うごとに
退屈になりつつあったけど、人種問題とは別の差別、
具体的にはセクシズムが導入されることで
横の広がりが出て終盤はおもしろくなってきて、
ストーリーの語り幅が広がっていたので良かった。
最後にテーマとして出てくる、
皆が何かに文句を言っているというのは間違いなくて、
そこに向き合うのかどうかは個人に委ねられている。
おお、いい感じのエンディングと思っていたのに、
次のシーズンも用意されているようで、
ドラマ特有の終われない問題に直面している気がする。

9月22日
奥さんに付き添って外出して大森の100均に行ったんだけど、
そこで流れていたシティポップ経由なインディーロックが
めちゃくちゃ良くてしかも今年リリースという贅沢な体験。





全然知らない音楽に唐突に予期しない場所で出会う、
こういう音楽との出会いが一番好き。Shazamにマヂ感謝。
そのあと蒲田まで来たので、でんで飲酒。
もはやスタバ感覚で来ているお店で、
今日も抜群に美味しかった。
前までは空いてたんだけど最近は結構混み始めていて、
気軽に来れなくなると悲しいなと思ったり。
帰り道に酔った勢いでNanokey2を発注した
帰宅後、NETFLIXでLook Mom I can flyを鑑賞。



Travis Scottのドキュメンタリー。
HIPHOPの勢いある部分が全部凝縮されたような映像で、
見ているだけで元気が出た。
最新作のAstro Worldまではトラップのノリが
なかなかハマりきれなかったけど、
Astro Worldはより間口が広がっていて去年結構聞いていた。
人気があるのは知っていたけど、
こちらの想像を遥かに超える規模でまずそこに驚いた。
若者に刺さりまくりでスタジアムクラスの会場が
縦ノリでグワングワン揺れているのを見ると
USではHIPHOPが一番人気あるのも頷ける。
成り上がり物語といえばそれまでなんだけど、
かなり婉曲的ではあり、子どもの頃の映像が
たまにインサートされるくらい。
あとは数々のスタジオワークの密着も超オモシロい。
Astro Worldの制作過程に密着してるんだけど、
特にRIP Screwが完成するところは
本場の「グラミー・テンション」が炸裂。
エコー抑えるために布で覆って
ボーカル録音しているのもHIPHOPって感じで良かった。
終盤はまさにグラミー賞の受賞のくだりで、
惜しくも逃してしまうシーンからの、
彼の地元であるヒューストンの市長のコメントが
めちゃくちゃ良かった。失敗してもいいんだ、
やり直せばと伝えられるんだからと。
とにかくローカルに貢献したい気持ちが、
多くの場面で見れてそこもかっこよかった。
日本におけるトラップの流れは多くの場合、
彼をリファレスにしていることを今さら知った。
Fade to Black/JAY-Zに近い作りなので、
HIPHOP好きは間違いなく必見だと思う。
そのあとゴッドタンの朝日奈央回をみて涙して、
バチェラーS3最新回を見て就寝。

2019年9月16日月曜日

2019年9月 第2週

9月9日
台風大パニックでJRが10時まで動かないと聞いて、
こうなることを予期してPCを持って帰っていたので、
初めてのテレワークデビューとあいなった。
キーボードとかマウスとかディスプレイとか
足りないなーと思いつつ、
デスクトップのiMacがデスクを占領しているので、
これはどうしたものかという感じ。
さらに椅子も良いやつ欲しくなってしまった。
それはともかくテレワークマジ最高で、
家でスピーカーで爆音で音楽聞きながら
パジャマで仕事できるのだもの。
最近スピーカーで音楽聞いていなかったけど、
イヤホンで聞くのと全然印象違うくて、
アンプ×スピーカーで聞くオモシロさを感じていた。
はじめに聞いたのは93 punx。友達に教えてもらったやつ。



Vic Mensaのパンクロックプロジェクト。
トラップ×ロックというコンビネーションで、
相性良いですねーといった塩梅。
何億年ぶりにGood Charlotteという名前を見たのか…
アメリカンのいわゆるベタなロックは、
僕が学生の頃に聞いていたときよりも
明らかに下火になっている中で、
HIPHOPやEDMをはじめとしたベースミュージックと
どのように関わりを持つかを考えれば、
このトラップとの融合も分かる。
Post Malloneはもっとメロウ寄りだけど同じ方向で、
これまたアルバムが素晴らしかった。



メロディーのセンスがヒットメイカー然としていて、
全部が脳にダイレクトにきて、いい曲!と
脊髄反射で反応してしまう。
Future, Halseyを迎えたDie For Meが
トラップでイケイケだけどポップな仕上がりなのが好き。
あとはSZAを迎えたStarting at the Sunも好きだった。
濃い音楽を聞いたので、Little Ghost/Moonchildへ。



前作がなんだかピンと来なかったけど、
本作は今欲しい音楽像とビターっとあって
この日一番聞いていた。
聞いているだけで涼しくなる。音楽清涼剤。
音像が洗練されまくっていて、
純度100%、混じりっけなしに良い音なので、
イヤホンで聞いたときよりも
スピーカーで聞いたときの印象でかなり変わった。
耳の中でこもって聞くよりも、
音を風のように浴びて初めて良さが
伝わってくることあるんやなーと。
夕方にはLana Del Rayをかけていた。



先輩から正統派サッドコアとして推奨されており、
さもありなんといった内容。
日が徐々に暮れていって、夜になっていく感じに
ピッタリ合っていて、あぁ今日も1日が終わっていくなという、
感傷的な気持ちになった。とにかくテレワーク最高。

9月10日
今まで一度もなかったんだけど
電車で寝過ごして秋葉原まで行ってしまった。
9時半前に出社することになってしまい、
さすがにやりやり過ぎかなと思いつつも、
関係ねーわと思い直して黙々と仕事していた。
そんな通勤時に聞いていたのは、
Room Service/GroovyRoom & LeellaMarz



韓国の音楽でトラックメイカーとしては
最重要人物だと思っているGroovyRoom
ラッパーは全然知らなかったけど、ここに詳細が→リンク
音楽エリートっぽいですね。このキャリアでラッパーを目指すのが
今の韓国におけるHIPHOPの過熱っぷりが伺えるわけ
GroovyRoomは名前のとおり、
ホントどのトラックもグルーヴが好み。
レイドバックしたリズム隊に合わさる
ギター、ピアノのメロディラインがグッとくるものが多い。
韓国の音楽はh1ghr musicをチェックしとけば
大体OKだと思っている。
(今年出たのだとpH1のアルバムもいい)
帰りの電車で又吉×武田砂鉄を読了。


往復書簡 無目的な思索の応答
又吉直樹 武田砂鉄
朝日出版社 (2019-03-20)
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好きな2人なだけにめっちゃ期待してたけど、
そこまでな感じだった。
タイトル通り無目的なやり取りなので取りとめがない。
共鳴しているようで、ただすれ違っているだけのような。
この2人でラジオやったら話がめっちゃスイングして
面白くなるのが容易に想像つくんだけど、
往復書簡というフォーマットは今の僕たちにとっては
速度感が遅すぎて、うーんと言う気持ちになった。
1つ1つのチャプターは当然オモシロいんだけど
グルーヴがないと言えばいいのか。
曲はいいけどアルバム全体としては今いちみたいな。
でもこの本が教えてくれる大事なことは
日常で起こる様々なことに真正面に向き合って、
思索にふけるのはとても贅沢な行為ということだった。
僕が日記を書いているのは、まさにそのためにと思いつつも、
やはり時間は残酷で日々刻々と流れていって日常が消えていく。
少しでも立ち止まるためにもこういった本を読むのはいいこと。
The Boysを毎日1つずつ見て早々に見終えた。



ヒーローに対するカウンターという、
ありそうでなかった世界観がオモシロかった。
圧倒的正義と思われているヒーローにもダークサイドがあって
力が圧倒的な分、こじらせまくっている。
ホームランダーというキャラクターがその象徴で、
久々にこんなevilなキャラに出会ったなーという感じで好き。
マッチョ言動の裏にはマザコンがある設定もオモシロい。
あとは基本的に勧善懲悪が当たり前のヒーローものの中で、
女性を搾取しようとする男性の言動のバカらしさを
アンチテーゼとして描いているのも興味深い。
主人公は彼女をヒーローに「事故」で殺されてしまったことで、
リベンジしてやる!となり、これが物語の大きな推進力。
しかしこれがある女性ヒーローとの出会いで、
徐々に共生の方向へ流れて行ったり。
そういう意味ではXメンぽさもある。
意味深な終わり方したのでS2も楽しみ。

9月11日
朝から会社で体力テスト。
健康を経営指標にしているのでその一環だった。
平均台歩かされたり、大股で歩かされたり、
屈伸させられたりした挙句、
最後にジムに行きましょうという勧誘付き。
うるせーと思いつつもやっぱり最後は結局健康健康なので、
ランニング始めたいと思っている(nヶ月ぶりm回目)
Appleの恒例の発表がありiPadを
買い替えたい気持ちがあるのだけれど、
結局何が正解なのか、いまいち掴み切れないでいる。

9月12日
Love and Compromise/Mahaliaを聞きながら出社。



今年出たR&Bの中でぶっちぎりに好き。
トレンドも抑えつつR&B要素が濃すぎないし薄すぎない。
トラックのメロウさ、バリエーションも含めて
全部がちょうど良くてバランスが取れているという言い方が正しいのか。
ゲスト陣もTerrace Martin、Lucky Daye、Ella Maiと
好みなメンツを呼んでいて最高。この方もUKらしい。
しかも今年のサマソニ来てたらしい…単独で見たい!
仕事終わりにApple store 丸の内へ。



iPadのどれがいいのか、
実際に手で触れてみて選ぼうと思い立って行ってみた。
そこまで混んでなくて見やすかった。
もう最近ほとんど聞いていないアフター6ジャンクションに
KREVAがNewアルバムの告知で出演したと知って久々に聞いた。
「AFTER MIXTAPE」というタイトルになった理由という、
一番興味を持っていたところを
KREVAのゴリゴリの理論武装の説明が聞けて
めちゃくちゃオモシロかった。
長年のKREVAのブログウォッチャーとしては
So Far Gone/Drakeに関して言及されていたことにグッときた。
学生時代、金がなくて新譜もそんなに買えないときに
インターネットに転がるMixtapeを腐るほど聞いた世代なんだけど、
その走りであるまだ全く無名だったDrakeを
日本で最初に紹介した人なのでは?と思っている。
(Ben The Ace氏も同様の言及している→リンク)
これだけHIPHOPよりの話をしているのであれば
期待されるのは当然の帰結だけど、NORIKIYOのこともあるので、
過度な期待はせずに心を落ち着けて楽しみにしたい。

9月13日
RIZIN Confessions最新回がアップロードされていたので、
朝から見ていたら泣いてしまった…



ポッドキャストでは強がっていたけど、
やっぱり堀口が負けた事実を突きつけられてからの
インタビューを見ると悔しい、悔しすぎる。
でも朝倉海もめっちゃいいやつで強い。
年末もし試合することになったら、
どんな気持ちで見ればいいのか。。
石渡、扇久保、憂流迦、本谷の戦いも然りなんだけど
日本人同士の戦いでここまで盛り上がっているのがオモシロくて、
井の中の蛙と言われればそれまでかもしれないけど、
物語としては素晴らしい流れになっていると思う。
味しめて1週間で2回目のテレワーク。
仕事の横槍は来ないし、
金曜日なのでひたすら新譜チェックできて最&高。
聞く音楽のジャンルの幅が広くなったこともあって、
もう新譜聞くので目一杯で、
こんなにかっこいいのあるんや!
という新しい出会いもたくさんあって
音楽生活がずっと充実している感じ。
その代わり繰り返し聞くことがほとんどなくなったけど。
この辺りを聞いていた。











EmmavieとSampa The Greatが特に好きだった。
EmmavieはこれまたUKのシンガーで、
Alfamistと一緒にEPを作ったりしていて、
ネオソウル系の文脈の人のようだけど、
このアルバムはドラムンベースだったり、
90sムードばりばりな曲あったりでバラエティに富んでいて良い。
Sampa The GreatはNinja tuneからリリースされた
ザンビア生まれのフィメールラッパー
(活動拠点はオーストラリアらしい)
サンプリング多めなオーガニックなサウンド、
アフリカ系ラッパーの独特のリズムが心地良過ぎる。
オーセンティックなヒップホップマナーに従っているけど
古くなくて、しかも女性というのが新鮮だと思う。
Little Simz然りNoname然り、
これまでの女性ラッパー像に囚われないイケてる
フィメールラッパーがたくさん出てくる時代が来ている。
色んなジャンルの音楽を聞くようになったけど、
やっぱHIPHOPが最強!と言いたくなるのは、
こういうアルバムに出会ったとき。
夜には今日から解禁されたBachellor S3をE1だけ見た。
人間の「お金が欲しい」という下心を可視化する地獄で、
世の中から値踏みされることを厭わずに、
バチェラーに気に入られようとする言動の数々が
どれも最高にオモシロいから今回も見ようと思っている。

9月14日
朝買い物に行ってからお昼にカップラーメンを食べると、
死んだように昼寝して時間を無駄にした。
そこから一気にATLANTA S2を見終えた。



他のドラマシリーズとは一線を画す、
話の内容およびトーンがめっちゃ癖になる感じ。
超オモシロかった。
アフリカンアメリカンへの人種差別が
通底するテーマとしてありながら、
ラッパーの日常を描いているのが興味深くて、
いわゆるラッパーというステレオタイプから脱した、
フレッッシュなキャラクターの提示になっている。
それとは別に寓話っぽかったり、
それこそ世にも奇妙な物語っぽかったり、
色んなパターンの話が用意されているのも良い。
僕のお気に入りはアルがバーバーで髪を切るエピソード。
全部が思い通りにいかない日ってこんな感じであるよなと。
各エピソードに皮肉がねじ込まれているのも
Mr.アマノジャクな僕としては楽しめる要素の1つ。
Childish Gambinoの才人っぷりって、
ラッパーという枠には収まらないことが
よく分かるドラマシリーズだった。
1人だったので料理する気も起きず、
隣駅のラーメン屋まで自転車でぶらぶら行った。
そのときに聞いていたMen I Trustのアルバムが
夕焼けに染まる無機質な住宅街と異様に相性が良かった。
台湾に旅行したときに雑貨屋で流れていて、
これは!?と思ったのが出会い。
テラスハウス用語でいえば、
「Chill に持っていかれる」タイプの音楽で、
いつまでも聞いていたい。



夜はポッドキャスト収録。
もうなんだかんだ20回目で1回2時間くらいなので、
40時間分のダベったことがインターネット上に
アップロードされている事実がオモシロい。
The Boysというドラマの話を中心に話したので、
既に見た人はお楽しみに。

9月15日
10時過ぎに起床して昨日録音したポッドキャストを編集。
今回はSkypeの音声そのまま突っ込むしかなくて、
音質問題にまたもやぶつかってしまった。
英会話の授業を受けていたときも、
iPhoneのボイスメモを使っていたけど、
時折挙動が不安定になって録音できてないことはたまにあった。
そこはクリアにしたいし、やっぱ定期ゲストには
ライトニング接続のマイクを送った方がいいのか。
どこまでこだわるねん問題。
ルンバで部屋を掃除するために家を飛び出して、
近所の喫茶店に行くものの日曜休みで
電車に乗ってわざわざ蒲田のTully’sまで来て
この日記を書いている。めちゃくちゃ混んでいる。
机が信じられないくらいガタガタしているんだけど、
これはお店が長居させないためにわざとしていると、
どこかで聞いたんだけど都市伝説なのか。
東京は気軽にコーヒーを飲んだりできないのは
本当にストレスなので最寄駅に
ドトールでもいいからできて欲しい。
そのあと買い物してから一旦帰宅。
夜は川崎まで出て109シネマでThe Lion Kingを鑑賞。



レイトショーで見に行ったら
たまたま字幕の回でラッキーだった。
なぜならシンバをChildish Gambino、
ナラをBeyonceが演じているから。
この2人が歌って演じているというだけで見ててオモシロいし、
予告でも驚いた超実写は信じられないレベルで、
何がCGで何がCGじゃないかは人間の目で区別つかない。
動物たちが喋る感じに最初少し戸惑ったけど、
話が進むにつれて抵抗はなくなっていった。
Circle Of Lifeをやたらと掲げてくるんだけど、
シンバが虫食ってる時点で破綻してるやん、
という身もふたもない正論を思ってしまう時点で
心が汚れてるのか、と思わされる映像美ではあった。
アニメ版は子どもの頃に見て、
身内の人間でもいがみ合うのを
初めて知ったアニメだった気がする。
大人になった今はスカーの気持ちも分かる。ジェラス。
個人的にはプンバをSeth Rogenが声をやっているのが最高で、
特に囮になるシーンのギャグは声出して笑った。
吹替版で見たらBeyonceもChildish GambinoもSeth Rogenも
聞けていないので魅力が半分以下になっていると思うと、
字幕で見れて本当にラッキーだった。
映画館を出ると雨がざんざん降りで濡れながら帰宅。

2019年9月9日月曜日

2019年9月 第1週

9月1日
奥さんの実家の墓参り。
1日かけて東京、埼玉、千葉を1日かけて横断していた。
車が運転できないので奥さんに運転を
すべて任せているのだけれど、
いつか自分で運転できるようになりたいなと考える。
そう、俺がゴールデンペーパードライバー。

9月2日
仕事終わりにRejjie Snow@WWWX
mixtapeのThe Moon & Youで知って、
この才能は!と思ったところに
Dear Annieというアルバムが出て一層好きになった。
このタイミングで見る価値あると思って見に行ったら、
Peaceなバイブスで素晴らしいライブだった。
ボーカルなしの空オケの上でしっかりラップしているのが
おじさん世代にはどうしても刺さってしまう。
(ボーカル入りが悪いが決して嫌いな訳ではない)
しかもボーカルの安定感が抜群なので聞きやすい。
そもそもライブ映えするとは言えないChill系の曲が多い中で、
その曲で無理くりにトラップのノリをぶち込んでくるのは
別にその必要ないのでは…と思ってしまった。
けれどライブ会場の多くは若い子たちであり、
トラップのノリこそが欲しい世代なんだなーと。
とはいえ若い子たちが生み出すポジティブバイブスは最高で、
それがラストのCharlie Brownという曲で爆発してた。多幸感。



この曲がカバーであることを先輩に教えてもらったときには
心底ビックリした。センスの塊。




9月3日
会社のPCがやっとWindows10のPCと交換された。
しかし交換された結果、
今まで使えていたChromeの拡張機能が
すべて使えなくなっていて頭を抱えている。
セキュリティに脆弱性が見られるため、っていうけど、
マジでいつの時代の企業やねん。という思い。
そのくせ機械学習/AIを活用して、
デジタル・トランスフォーメーションを!とか唱えちゃう。
そんなことよりも拡張機能を解放してくれたほうが、
従業員の生産性数倍上がって会社にもたらす利益は大きいはず。
こういったことを日々悶々と抱えながら、
誰かに訴えることもしていない時点で
同じ穴のムジナなのかと思うとそれまた辛い。
俺が苦労した苦労をお前もしろ、
情報をクローズして自分の能力を担保しようとする、
前時代の人間と仕事する苦労を体験しながら、
自分はこうはなるまいと思いを強く持って生きねば。
帰宅後、Podcastの編集とアップロード。
初めての3人回で難しいかなと思いきや、
いつもと変わらない感じで編集できた。
元の録音データをiPhoneでなるべく簡単に
かつノイズ少なく録音する方法を模索したいところ。
今回は格闘技の話オンリーだけど、
チャプターの後半は広い意味での
ジム論の話になっているので聞いてみてください。

Spotify
Apple podcast

9月4日
10月に異動があり、それに伴う会社の飲み会だった。
もともと長い付き合いの上司がいなくなり、
一緒に仕事するのしんどいなという人が補填される
面倒な感じになっており今から憂鬱であると共に、
仕事の内容がバッコリ変わって
今よりはやりたいことがやれるようになるので、
その点に期待している。
部署の飲み会は初めてで普段みんな無言で仕事してるから、
色んな人の話を聞いて、そんな感じなんやーという発見が多かった。
帰りにRejjie Snow逮捕のニュースを見て、
なんだそりゃ!と声を出して就寝。

9月5日
行きの電車でフィフティ・ピープルを読了。

フィフティ・ピープル (となりの国のものがたり1)
チョン・セラン
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大阪のtoi booksで買ってから積ん読していた。
韓国文学がにわかにブームになっていて、
なおかつ買った当時よりも日本と韓国の関係が悪化している中で、
これは今こそ読まれるべき素晴らしい群像劇小説だった。
短編が50個含まれていて主人公がすべて異なる。
それらが緩く繋がりながら収束していく。
何がオモシロいかといえば、たくさんの人生を知ることができるから。
人間の日々の営みは仕事、年齢、家族構成など、
1つでも違えば全然違うものになるという当たり前を描きつつ、
その人間同士が緩く交差する瞬間が人生なんだよなと思わされた。
訳者のあとがきに書かれていたけど
実際の韓国の事件を題材にしている章もあり、
割と劇的な話もある中で僕が好きなのは生活を感じる章だった。
この本は他者を理解することの大切さと必要性を
説教がましくない形で伝えてくれるのが良くて、
嫌韓のスタンスの人はこれを読んだら、どう思うのか?
君が引いているラインは何を根拠にしているのか?と問いたい。
そのくらい同じ喜び、苦悩、悩み、楽しみを抱えている。
海外文学独特の読みにくさがなくて、
それこそ寝る前に1つ読んで寝るとかちょうどいいと思う。
あと電子書籍で買うのがオススメで、
それは検索機能があれば
本をさらに楽しめる構造になっているので…
ネタバレになるので詳しくは説明しないけど。

9月6日
Port Of Miami 2/Rick Rossを聞きながら
勇敢な気持ちで出勤。



毎月友人とレコメンドを共有している中で、
力強くプッシュされていたので聞いてみたら、
サンプリング主体でかなり調子よく出社。
色んなタスクが諸々積み重なっており、
交通整理しなきゃいけないけど、
たちまちな案件をフォローせねばならず1日が終わった。
帰りに美容院寄って髪を切る。最近は平日行っている。
「何cm切りますか?」と聞かれて、
皆どのように答えているのか不思議でしょうがない。
自分の髪が伸びる速度はわからないし、
1.5cm切りましょうと言われて、
それがどのくらい妥当な提案なのか、
アグレッシブな提案なのかも分からない。
そんな気持ちでバッサリと髪に毛を切った。
帰りに聞いていたAura Safariがむちゃくちゃ気持ちよくて、
聞きながら金曜日の夜に街を歩くと最高だった。



Kamaal Williamsとかに近いバイブスで、
太いキック、スネアにエレピってコンビネーションが
素晴らしくて無限ループしていた。
調べてみるとイタリアのペルージャを拠点にしている
レーベルはサウスロンドンらしい。
もはやサウスロンドン行くしかない。

9月7日
結婚式の予定がないので、
旅行がてらに写真撮ることにして
その打ち合わせのために表参道へ行った。
何回か結婚式出たりしていて、
そのたびに聞くブライダル産業の
搾取ビジネスシステムに
割と辟易としているんだけど、
今回行ったところは、
まぁそんなもんかという感じだった。
結婚式をしないというのは
僕の自意識の問題でしかないんだけど、
おばあちゃんのことを考えたりすると、
何ともなぁと思ったりする。難しい。
青山にきたらハブモアカレーしかない、
ということでカレーを食べた。
毎回付け合わせのメニューが違うから、
いつ来ても新鮮に楽しめるから良い。



ライブを見るために恵比寿まで移動。
まだ時間があったので会場のBATICAの前の
喫茶店に入ったら、
そこのコーヒーがめちゃ美味しかった
おじさん2人とバイト1人で営業していて、
ネルドリップでおじさんが黙々と
コーヒーをドリップしている。
いわゆる日本の喫茶店コーヒーで
今まで飲んだ中で一番美味しかったかも。
(ちなみにブレンドの中深煎りを飲んだ)
コーヒーぐいぐい飲みつつ読書してたら、
ライブの時間になったので会場へ。
大阪のラッパーKZが主催するSoloistというイベント。
HIPHOPのライブはクラブベースだと、
だいたい15分〜30分くらいしかないという
悪習を打破するというのがコンセプトで、
Draw4、黒衣、KZがそれぞれ60分ライブをする。
確かに60分くらい見ないとホンマに好きかどうか、
分からへんような気もするし、
今まで無かったタイプのイベントでオモシロかった。
特に仲のよい黒衣のライブはもう何年振りよ、
というレベルで1曲目の衝動を聞いて
涙腺緩めなおじさんは少し涙ぐんでしまった。
やり続けている男たちの強さに。
前日にメールで色々話してたけど、
直接pekoくんと話できたのはオモシロかった。
言い方難しいけど、HIPHOPの1つ奥の話を
ノーリミットで話せる数少ない友達。
黒衣の2人は好きなラッパーなので
一刻も早く売れたらいいなと思う。



帰りに奥さんと合流し、
駅前のクラフトビール屋でご飯食べて帰宅。

9月8日
クレバの日。
台風がやってくるという話で持ちきりの中、
Suchmosのライブを横浜スタジアムへ見に行った。



正直、好きになった当時の熱量を持っているかと
問われればそれは嘘になるけれど、
1つの到達点を目撃するために行った。
わずか5年で、しかもこの音楽性で3万人集めるのは
本当に信じられない。
会場に着いて客層を見ていると
老若男女の幅広いファン層で、
J-POPとは違う小洒落た音楽を求める人が
これだけたくさんいるというのは
普段はあまり気づかない事だと思う。
ライブはとにかく音が抜群に良くて、
スタジアムで音楽を浴びるように聞くという、
この体験だけでもう大満足だった。
最新作からは2曲しか演奏せず、
それ以前の懐かしい曲を含めてパブリックイメージの
Suchmosっぽい曲を中心に演奏していた。
今やどのライブでもおなじみのLED演出も、
浜スタの客席下のスクリーンや
バックスクリーンまで広げて新鮮でかっこよかった。
新曲が最新作を踏襲するようなギターロックバラードで
人と同じ道が嫌なのは天邪鬼として5億%共感するし、
Stay tuneとか今聞いたらさすがに飽きてくる。
本人たちの音楽への愛が伝わってくるからこそ、
違う方向へ行きたくなるのは重々分かるけど、
この方向でそのまま進むのはちょっと…
でも次の音楽が楽しみなバンドなのは間違いないので、
これからも聞き続けると思う。
近所にできたテリー伊藤の唐揚げ屋で
唐揚げとハイボールをかまして
台風がやってくる前に帰宅。

2019年9月2日月曜日

2019年8月 第5週

8月26日
久しぶりの全く記憶なし。
一生懸命ブログを書いていたと思う。

8月27日
急遽決まって大阪日帰り出張。
朝7時代の新幹線に死にかけながら乗車。
いつもA席座るのだけれど取れなかったので、
C席を取ったら隣のB席にエグめのギャルが座ってて、
朝やからしょうがないかと思ってたら、
乗務員に「席間違ってますよ」と言われて
死ぬほど恥ずかしかった。
ギャルの隣に座りたいただのおじさん。
本来の席に座ってから本を読もうとしたけど即寝で
いつのまにか新大阪に到着していた。
会議に参加して現状を知って自分の仕事にfeed back。
今月くらいから大阪の人とがっつり仕事で絡むようになり
癖強い人が多くて苦労しそうと思いつつ、
対話して最適解を探していくのは嫌いじゃないので
毎日ストラグルしていきたい所存。
思いの外、早く終わったので新大阪駅構内で
東京のクラフトビールを飲むという、
なんとなく意味のわからない行為をかまして帰京。


8月28日
HIPHOP新譜三連発。
Snoop Dog, A$AP Ferg, Curren$y







Snoop Dogの声の安定感が新鮮。
知っている声といつもの曲調、だけど新曲。
同じような曲だとしても作り続ける強さを
アルバム聞いて感じた。
特に好きだったのはBattle catとの曲とChris Brownとの曲。
Fergはオッオッ〜というガヤがツボって
とにかくそれが聞きたくて仕事中に繰り返し聞いていた。
なんとなくNYっぽいハードコアなイメージを持っていたけど、
そこまでストイック系でもないんだなーというのが発見だった。
CurrencyもSnoop同様にあいかわらずって感じで、
そのブレなさめっちゃ強いなと思った。

8月29日
MINDHUNTER S2を見終えた。



NETFLIXドラマで間違いなく
トップクラスのクオリティでオモシロかった。
House of Card然りFincher絡んだら絶対に当たる方程式。
メインで描かれるのはアトランタの児童連続殺人。
結果的に30人近い黒人の子供達が殺されるという、
信じられないくらい陰惨な事件。
その捜査に関わりながらプロファイリングを体系化しようと
試みるものの、まだまだ「思い込み」と思われてしまう辛さや、
「思い込み」とプロファイリングの狭間、
つまり証拠ない捜査の危うさを描いていて興味深かった。
あと地獄なのはBillの息子のくだり。
自分たちが確立しようとしていることが
自分の子どもに降りかかったらどうなる?
という鬼畜な設定も、先ほどの危うさに関する議論の
両論併記を担っている。
どんどんプロファイリングが確立していくほどに
自分の息子の将来を決めてしまうのでは?
真綿で首を絞められるような感覚があった。
Charles Mansonも登場したり、
S3で描かれるだろうBKTという
シリアルキラーの気持ち悪さが最高で次もめっちゃ楽しみ。

8月30日
本を忘れたのでKindleで彼方のアストラを読み終えた。

彼方のアストラ コミック 全5巻 セット


売り上げランキング: 11,070

信頼できる人たちが皆オモシロいと言っていたし、
5巻完結で読みやすかったので前に友人と飲んだときに
勢いで買ったのを読み終えた。
SF漫画で宇宙で遭難したクルーが
何とかサバイブしようとする話。
どんでん返しが何回か起こるタイプで
詳しいことはまったくネタバレできない。
若干ボケのセンスについていけないし、
そのボケの量が多くて最初は疲れた。
けれど後半に進むに連れて、
シリアスモードがフルスロットルになり、
世界が複雑になっていくのが好きだった。
どこかで見たことある絵やなと思ったら、
SKET DANCEの作者だった。
昔ジャンプを毎週買っていた頃に読んでいたし、
あの頃はこのギャグで結構笑っていたから
ある程度は大人になってしまったということか。
仕事終わりに急遽後輩と飲みに行った。
久しぶりに六本木に来ると、
どの街とも違うニュアンスがある。
なんとなく焼き鳥屋に入って、
BrewDogかまして最後銀だこ飲みでfinish
ずっと友人のビジネスの話をしていた。
仕事以外であまった自分の
時間をどういう風に使うか、
だらだらとNETFLIXを見たり、
ポッドキャストやったりする時間を
ビジネスすることに時間割いているけど
真剣にビジネスのこと考えるのも
それもまた一興よなと思ったりした。

8月31日
ポッドキャストやるときにヘッドホンしているんだけど、
十数年前にDJするために買ったTechnicsを未だに使っていて、
さすがにアレかなと思って新調したら、
有線ヘッドホンで音楽聞くのが楽しすぎて色々聞いている。
買ったのはSHURE  SRH440。



もうDJすることもほとんどないし、
素直なモニターヘッドホンにした。
楽天ポイントを使いたくてEDIONの楽天市場店で買ったら
発注から到着まで5日もかかった。
amazonの速度に慣れてしまっているから、
5日かかるとマジで舐めてんのかとクレームしそうになるけど、
これがamazon登場以前の当たり前の速度感なのかもと思い直したし、
到着まで時間かかった分、やっと届いたという感動で
amazonで買うよりも1割くらい嬉しさが乗った。
どっちやねんって話だけど。
昨日出た舐達磨の新譜を聞きながら、
ひたすら日記を書いていた。





もう最高最高!いなたくてメロウなビートと3人のラップ、
このバランスが本当に素晴らしくて一生聞ける。
声質が三者三様でそれぞれ欲しい声が全部揃っていて、
とにかく大麻のことを歌っていて、
そのブレなさとたまに出てくるパンチラインにグッと来る。
(「贅沢と書いて生活」ってラインがシビれまくった)
RYKEYとBADSAIKUSHのEPも好きだけど、
先行2曲を超えるものはなかったし、
RYKEYのあまりにもひどい素行不良が音楽を邪魔してしまう。
WリリパとかでNEXT STAGEに行って欲しかった。
昼ごはんにパスタ。トマト、バジル、チーズの冷製パスタ。
めっちゃ簡単で涼しい料理で夏によく作る。



そのあと、神田で今の仕事に関する勉強会。
前々職の同僚の人たちで結局この人たちのもとで
働いた結果、今の自分があるから頭上がらない。
そのまま神田で飲んで思いのほか酔ってしまい、
京浜東北線を何往復かしてしまう失態をおかしながら帰宅。
いい感じで酔いが醒めてThe Boysをprime videoで見始めた。



E1,2と見たけど、まーオモシロい。
スーパーヒーローのダークサイドを描いた作品で、
prime originalコンテンツなので
4K Ultra HDという大盤振る舞い、amazonさんマジ感謝。
ヒーローの能力的にはDC系をターゲットにして
皮肉を炸裂させてるのがオモシロい。
アメリカンカルチャーに対するカウンターとして、
イギリスが舞台になっているのもよくて、
それに呼応するようなベタなロックミュージックもご機嫌。
さらにグロ描写も全く手抜きなしで、
とくに血を容赦無くぶちまける演出が景気よくて好き。
まだまだ序盤なのでじっくり見進めていきたい。