2019年5月27日月曜日

2019年5月 第4週

5月20日
Story Of The Prince Of Sagami Vol.2/QN を聞いた。



こないだフィジカルでアルバム出たばっかりなのに、
今回はストリーミング配信でリリース。
本当に何に影響を受けているか分からないからこそ、
めちゃくちゃかっこいい。
好きな曲はFridaysとTachiya No Kyujitsu
前者はいつも最高なJumaとの黄金コンビネーション、
後者は兄弟全員で同じ食卓を
描写しているのがオモシロすぎた。
ビールが安くなっていたので、
月曜から回転寿司キメて帰宅。

5月21日
ビデオの残像を引きずりながら聞く
Father of Asahd/DJ Khaled



何もしてなくて叫んでるだけやんけ!
と言う人もいるかもしれないけど、
どのトラックにどのアーティスト呼んで、
どんなことを歌ってもらうか考えるのは今っぽい仕事だと思う。
世代的にはサンプリングベースの曲がアガる。
やっぱりHigherが結局好きすぎて…ゴスペルは正義。
エンジニアが明かすF1の世界/小松礼雄を読了。



エンジニアが明かすF1の世界
小松 礼雄
東邦出版
売り上げランキング: 313


F1をこれから見ていこう、知っていこうとするにあたって、
友人に教えてもらって入門編として読んで見た。
著者の小松さんはハースというアメリカのレーシングチームで
チーフレースエンジニアを務めている。
読む前まではこないだ見たマクラーレンのドキュメンタリーで、
問題になっていたようにエンジンがすべて支配していると思っていた。
でも実際はそんなことなくてF1レースの色んなファクターを
丁寧に説明してくれていてかなり勉強になった。
めちゃくちゃ奥深くて、いやむしろ奥深すぎる…
これをコントロールしてレースに勝たなければならないの、
むちゃくちゃ大変な仕事やなと思った。
最後の方に彼のキャリアについて少しだけ語ってくれていて、
まさに夢人というかF1の世界に憧れて、
そこに到達するために努力しているのがかっこいい。
この本を参照しながらF1を楽しみたいな。
仕事しながら音楽聞ける時間があったので、
indoor/in-d、PLAYER 1/Tiji Jojoを交互に聞いていた。



THE OTOGIBANASHI'Sで聞いたときは
イマイチぴんとこなかったけど、このEPはかなり好き。
ど真ん中王道かつ肩の力が抜けている、
そのバランス感覚の絶妙さは簡単なようで難しい。
リードトラックがまたしてもVavaワークで
ブラス使いのトラックは彼の独壇場となっている。
あとPVが普段HIPHOPのビデオで見ないエリアで、
仕事場の近くだったりしたのも勝手に親近感を持った。



BADHOPの中で好きなラッパーの1人。
声質、メロディセンスが好きで
それがまとまって聞けるEPといった感じ。
快心の一撃!みたいな曲はなかったけど、
どの曲も高い水準でずっと聞けるやーつ。
彼の一番好きな部分は
何よりも独特のハネ感なんだけど、
BPM遅くてメロウな曲よりも
速くてハードな曲な方が映えるのかなと思ったりした。

5月22日
トランプが来日するため、
毎日たくさんの警察官が職場の周りにいて異様な感じ。
警察を横目に悪いHIPHOPを聞きまくるの
凄い背徳感あって楽しい。
帰宅後、See You Yesterday というNETFLIXの
オリジナルコンテンツを鑑賞。



高校生のタイムリープもので、
ありきたりな感じはあるけれども、
主人公がアフリカンアメリカンかつ
Black lives matterがテーマになっているのが新鮮。
なんで人は過去へ移動したいのか、
それは失ったものを取り戻したいからである。
この根源的な欲求に従った先に待っているのが
ハッピーエンドではなくビターだった。
時間軸いじくっても変わらないものは変わらない、
というのをBlack lives matter で見せるのは
意味深というか皮肉というか。結局は取り戻せないのが過去。
でも未来は俺等の手の中なんだ!というエンディングがいい。
NETFLIXは映画イマイチという印象ある中ではおすすめ。

5月23日
dublab.jpの橋本徹のミックスを聞いた。



このブログで色々とコンテンツ紹介している中で、
一番手軽でオススメのものかもしれない。
Free Soul史観からの新譜紹介で、
完全にチルドレンなのでメーター振り切れっぱなし。
今回は紹介している曲、マジで全部最高最高。
サウスロンドン定点観測は
知らない音楽に出会える喜びは然り、
アルバムからどの曲かけるか、それも楽しむことができる。
今回知ったアルバムをまた少しずつ聞いていきたい。

5月24日
結構な分量の仕事が発生していて、
ひたすらこなして追い込みかけまくり。
時間かけて100点を追い求めるよりも、
80点を速く出してから微調整すればいいと思っている。
意味のある100点ではなくて自己満足の100点を要求されると、
価値観が違いすぎてマジでめんどくさい。
など考えながら日々仕事をしている。
夜に英語の勉強がてら社内VCの社長の講演を聞きに行った。
シリコンバレーで切磋琢磨している感じはあんまりなくて、
のほほんとした感じで、どんな仕事なのか説明していた。
話の内容は半分くらい理解できたかなってぐらいで、
英語はやらないと鈍っていくなーと実感。
業務上必要なところに自分を追い込みたい。
帰りはインディアンカレーをキメてさくっと帰宅。
Pineapple ExpressをNETFLIXで鑑賞。



邦題のスモーキングハイの方がしっくりくるか。
見たような気もしていたけど見ていなかった。
大麻を巡って起こるドタバタ騒動を描いている。
Seth Rogen × James Francoの
コンビネーションの破壊力が立証された記念碑的作品で、
たまにこういうしょうもない映画見るのは
アホやな〜と息抜きができる意味で大切だと思っている。
HIPHOP好きはこの動画もマストチェック。最高のアホ。
芸能人が逮捕されて大麻について
色んな媒体で書かれているけど、
覚せい剤/コカインとかのドラッグと並列で説明するのは
もはやグローバルスタンダードからズレてる。
(去年LA行ったときはタバコよりも
weedの匂いのほうがしていた)
違法かどうかは国の法律で決めるから、
捕まってしまうのはしょうがないけど。
岩盤規制を打破するのが得意なんだから、
そろそろ議論の土台に乗せてくれよと思う。
オリンピックでカナダ、アメリカからやってくる人で
持ってくる人はたくさんいるんだろうから。
結局、たかだか大麻 ガタガタ抜かすな だし
ブリってんだけじゃ飯は食えない

5月25日
家事をしながらアマチュアラジオ vol.6を聞いた。



今までの中で一番オモシロかった。
音楽の聞き方って前から金脈だと思っていて、
こんだけ多様化している世界だから、
人がどういう風に音楽を聞いているのかは
1つのオモシロいコンテンツになる気がする。
あとUMBで2人が戦った上でラジオやって、
お互い戦った感想言うってどういう気持ち!と思って聞いてた。
ラジオ、Podcastは色んなスタイルあると思うけど、
駄話を聞くのが一番好きだ。
蒲田でうどん食べたり買い物して帰宅後、Podcast収録。
駄話からちょっとしたtipsまで広く話した。
ヒップホップの話でネガティブなこと言ってしまったけど、
どうしても言っておかないと気が済まない気持ちだった。
GOTが完結したのでスターチャンネルの
無料期間を利用してS8を一気に見た。



これで終わりかと思うと寂しい気持ちになった。
ただ出来に関しては過去のシーズンに比べると
やや物足りない感じがあったかな?
大きく分けて2つの戦いがあり、
特に1つ目のモブバトルの描き方が好みではなく、
速いゾンビを物量投下というアイデアは
少し前のトレンドで今一番ダサく見えてしまう。
あまりにも強大な敵に対して、
落とし前の付け方それ?!というのも否めない。
そして2つ目の戦いが阿鼻叫喚の地獄絵図で、
Mercyなんてクソくらえ!という決断によって、
物語は想像を超えたところに着地する。
権力を追い求める人間の愚かさが1つ目の戦いがあることで、
よりくっきりと浮かび上がっているのが良かった。
結局はラニスター家とスターク家の物語であり、
ラストのTyrionのスピーチは全GOTファンを救う言葉だった。

There's nothing in the world more powerful than a good story.

5月26日
昨日GOTで見れなかったF1モナコGP予選をDAZNで観戦。
今までダイジェストでしか見ていなかったけど、
そのまま見てみると解説がたくさん聞けて勉強になった。
とにかく色んなファクターがあって、それが魅力でもあるんだけど、
歴史も含めてなかなかすぐに理解できないところも多くて、
インターネットとか友人に教えてもらったり。
こないだ読み終わった本も見るときに役立った。
ルクレールがフェラーリ所属として、
初めて地元に凱旋したのにチームのミスで
Q1で落ちてしまったのかわいそう過ぎる。
モナコGPは市街地の狭いコースゆえに
追い抜きが起こりにくいらしいので逆転も期待できないらしい。
天気がとても良いけれど全然外出する気が起きず、
スーパーの買い物だけ行かないとけなくて、
そのときのBGMはApollo XXI/Steve Lacy



はー、良すぎ。こないだのVampire Weekendに参加してたのも
とても好みだったけれど、彼のソロアルバムが断然良き。
Playgroundのギターカッティングが最高最高。
Podcastの編集とか日記書いたりとか、
ダラダラしていたらあっという間に時間が過ぎて、
F1モナコGP決勝をリアルタイム観戦。
ルクレールが果敢に攻めるものの早々にリタイアしたのが残念。
首位のハミルトンがタイヤをボロボロにしながらも、
フェルスタッペンの追撃をかわして優勝。
例年に比べるとかなり波乱の内容だったらしい。
ダイジェストで見るよりも
かなりスリリングで楽しかったけど、
来月は無料期間がなくなるから見れない。
単発で500円ぐらいなら決勝だけ見るのにと思いながら就寝。

2019年5月20日月曜日

2019年5月 第3週

5月13日
Legacy!Legacy!/Jamila Woodsを聞きながら出勤。



Chance The Rapperを筆頭とした、
近年のシカゴのgood music 代表格のシンガー。
サウンド的にはジャンルレスな感じで、
彼女の声が乗ることでまとまっている。
要するに、
“I am not your typical girl
Throw away that picture in your head”
曲名が人物名になっているのもオモシロい。
Bettyで始まって最後の曲は同じ曲のハウスリミックス。
そこにシカゴハウスへの思いを込めているらしい。
あと興味深かったのがBaldwinという曲を作る際に
他人の立場から共感や暴力のメカニズムを理解するため、
MCバトルを見ていたという話→リンク
日本でそんな発想している人はいない気がする。
歌詞の内容がポリティカルな要素が強いので、
その辺も楽しみたいけど時間がない。
ニムロッド/上田岳之を行きの電車で読了。


第160回芥川賞受賞 ニムロッド
上田 岳弘
講談社
売り上げランキング: 4,125



芥川賞受賞作品で長らく積読していた1冊、やっと読了。
これまでに比べて落ち着いた大人モードの作品となっていた。
どういうことかと言えば、
SFそのものではなく文学の中のSFという構造にして、
それはあくまで象徴的にしか扱わない。
ゆえに今までのような世界観を期待すると、
少し肩透かしをくらったような気持ちになった。
ただビットコインと「ダメな飛行機」を主軸に据えて、
世の中における「価値」とは何ぞや?を
考えさせてくれるという意味ではオモシロかった。
ほとんど感情が見えないソリッドな文章ゆえに、
そこで見える最後の遠隔な三角関係がグッときた。
F1の本と漫画をジュンク堂で購入。
帰り道に大きな本屋があるのは本当に人生が豊かになると
いつも立ち寄るたびに思う。

5月14日
Green Balloon/Tank and the Bangasで出社。



Robert Glasper,Zeytovenが並列にある珍しいアルバム。
ジャケットがまずビビッドで好きだし、
トラップ〜ジャズまで今のトレンドを総ざらいした上で、
上手くまとまっているから末長く聞けるやーつ。

5月15日
早く帰ろうとしたんだけど、
ひどい電車遅延が発生していて全く帰れそうにない状況だった。
だから飲みに行くことにして丸ビルの鹿児島料理屋で飲んだ。
ご飯美味しいしクラフト焼酎なるものがあり、
それも美味しかった。
ただ完全に丸ビル価格だったので、
これだったら蒲田で飲んだ方がCPは高いなと思う。
ショバ代なのは重々理解しているのだけれども。
帰宅後Terrace Houseの新シーズンの初回をNETFLIXで鑑賞。



初回は雰囲気確認で、
その初見の印象からどれだけかい離していくのか?
そこが見どころなんだけど初回から香ばしそうなメンツで何より。
初めてリアルタイムで見るので毎週楽しみ。
見終わってからPodcastを配信した。
Endgameを完全ネタバレで話せたのが楽しかった。
それぞれのEndgame観ひいてはMARVEL論になるのがオモシロい。
今回からチャプター機能を導入しているので、
Apple PodcastやOvercastで聞いている人は
好きなトピックだけ聞くことも可能です。
どうぞよろしくお願いいたします→リンク

5月16日
今日は黒のチノパンで出社してみた。
会社内でビジネスカジュアルが定義されていて、
チノパンはOKとなっていることを知ったから。
会社外の人と会う仕事ではないから
全くスーツである必要性ない。
ビジネスカジュアルを定義している書類の中に、
お互いが不快にならないように、ということが書いてあって、
不快かどうかは人によるし
女性はTシャツで出社しているのに男性はダメ。
シャツはズボンにインしてください。
って何なんと思ってしまう。
口だけのダイバーシティはそこかしこに溢れている。
(とはいえ、とても快適に1日過ごすことができて良かった。)
通勤時はYou Can't Steal My Joy/Ezra Collective



leftoのmixで知ってから好きな新世代ジャズバンド。
Soil好きな人はマストでしょう。
FeatにLoyle Carner/Jorja Smithという
ロンドン勢を迎えているのも間違いなくて
素晴らしい内容だった。
ハード/メロウのバランスもいい感じで
読書のBGMにぴったりだった。
ロンドンのジャズは今誰を聞いてもかっこいい気がする。
会社帰りに髪を切りに美容院へ行った。
いつも土日に行っていたけど
平日の夜遅くまでやっていることを知り、
初めて会社帰りに行くとガラガラで良い。
別に指名はしていないんだけど、
切ってくれた人がこちらを認識していて怖かった。
見てる側だと思ったら実は見られてたみたいな。
友人もPodcastを始めていて、
更新されているかな思って覗いてみたら、
怒涛のように更新されていて、
主にフリースタイルダンジョンについてだった。
なんとなく惰性で見ている側からすると、
こんなビビッドに見ているのか!という驚きがかなりあった。
僕が勝手にダレているだけで
韻にフォーカスしてバトルを分析しているのはオモシロかった。
2人で話しているんだけど本当に好きな感じが伝わってくるのも良い。
最新回がR指定vs般若についてで、
見れてなかったので見てみると1つの歴史だった。
このバトルがテレビで記録されたことが凄い。
こんなに人気になるまでは
現場の限られた人しか見れなかったんだから。
その後は別の友人に教えてもらった、
Prime VideoのF1ドキュメンタリーを見終えた。



2017年シーズンイン直前のMclarenの密着動画。
MclarenがHondaのエンジンを採用したんだけど、
エンジンが上手く機能せず最悪なことになった。
その経緯を描いたドキュメンタリー
Maclarenとしては何の過失もありまへんねん、
全部エンジンのせいですねん。という言い訳があるものの、
今読んでいる本で知った通り、エンジンだけではなく
あくまで総合力がないとF1では勝てない。
結局Hondaは契約解除されるものの、
2019年今年はRedbullにエンジンを提供して、
ここまで良い結果を残している。
人のせいにするのは簡単だけど自分が本当にやり切れているのか?
と自問自答せざるを得ない。
ネガティブな内容だから見終わってから少し憂鬱になった。

5月17日
帰り道に聞いたIgor/Tyler The Creator良き。



前作が個人的には彼の最高沸点だったんだけど、
今回は前作とは別ベクトルでかっこいい。
Kanye Westが参加していて、その影響をかなり感じる。
つまりヒップホップから解脱しつつ、
その影響下にある新しい音楽みたいな印象を受けた。
(1曲目のドラムの鳴りでもう最高最高な訳だけど)
あとアルバムタイトルがIgorで
大学のとき使っていたソフトウェアと同じで
そこでも謎な親近感を持った。人の名前なのかな?
あとは方々で言われている通りヤマタツの
fragileのサンプリング?というかカバーも良かった。
家に帰ってから、水は海に向かって流れる/田島列島を読了。



水は海に向かって流れる(1) (週刊少年マガジンコミックス)
講談社 (2019-05-09)
売り上げランキング: 383


方々で話題の作品でやっと読めた。
(ネットで一部読める→リンク
前作の「子供はわかってあげない」から続く、
独特のテーマと空気感。日常なんだけど日常ではない。
他人同士が1つ屋根の下で暮らす中で、
1つの事件を軸として人間関係が転がっていくのがオモシロいし、
なんでもないシーンのセリフにグッとくる。
まだ1巻なので、これからどんな展開になるのか楽しみ。

5月18日
朝起きて昨日録画したDoctor Strangeを鑑賞。



何十年ぶりかにロードショー録画して見た。
とてもユニークなキャラクターで
思ってたよりはオモシロかった。
時間と空間をいじくりまくっちゃおうという発想は
映画そのものであり相性がいい。
とくにミラーディメンジョンのシーンは
映画館で見たらとんでもない迫力やったろなーと思ったり。
MARVEL映画のAvengersシリーズ以外だと
比較的スケール大きめでDCっぽさもある。
天才外科医が職業柄一番大事な手を失うという
強烈な挫折からのカムバック物語でグッとくる。
清濁併せ吞むというダークパワー?の設定も好きだった。
何よりも最高なのはラストボスとの戦いで、
勝てないけど永遠に負け続けてやるからな!
という完全ミーム案件なのが最高。
これを見た上でAvengers考えると、
天才同士の苦悩という点で
トニーと思いを通わせるのは納得できた。
夕方から高校の友人の
結婚式は何回出席しても楽しめない。
別に祝いたい気持ちがないわけではなく、
このバビロンシステムに何度出席しても納得できなくて、
祝い事だから、という建前のもとで何でもありな感じというか。
未だにこんなことでガタガタ言っているのが
大人になれていないと言われれば、それまでなんだけど。
とても豪華な式で久々の友人も多くて
深酒してなんだかんだ楽しんだ。

5月19日
二日酔いで全然起きれず。
DJ Khalidが新しいアルバムの曲のビデオを
しこたまYoutubeにアップロードしているのを見ながら、
だらだらと日記を書いている。
Rest In Power Nipseyなグッとくるものから、
バカかよ!最高かよ!なJLo案件まで。





DAZNをクレジットカードの枚数分×ヶ月で見れることを知り、
その結果見れるようになってF1を解説付きダイジェストで見た。
やっぱり解説付きで見ないと醍醐味を味わえないことを実感。
来週のモナコGPはリアルタイムで見てみたい。

2019年5月13日月曜日

2019年5月 第2週

5月6日
ほとんど家から出ることなく1日を過ごす。
AマッソのYoutubeチャンネルが始まっていて、
もれなく見ているのだけど今回のが一番オモシロかった。



加納のキツめのツッコミをただただ見たい。
動画の中でシュークリームの食レポをやっていて、
別に美味しそうに紹介されたわけでもないけど、
無性に食べたくなって近所のFMで
シュークリームとポテチを買った。
ポテチはPBの2種の塩を買った。めっちゃ美味しい。
シュークリーム買いに行ったのに、
シュークリームのこと忘れるくらい美味しかった。
(ちなみにHEERONさんのブログから知った)
お菓子を食べながらMiss SloaneをNETFLIXで鑑賞。



Jessica Chastainのファンとして
見落としたことを悔やんでから数年。
NETFLIXで配信されていたので見た。
政治サスペンスとしてかなりオモシロかった。
銃規制のロビー活動に取り組むため、
自分の所属していた会社を辞めて
古巣と敵対しながら銃規制法案を何とか可決しようと模索する。
これだけ見ると志が高くて人間的に清いはず、、
と思いきや手段を選ばない無感情人間で、
ひたすら目的を達成するために手を打つ
Jessica Chastainがめっちゃかっこいい。
実話ベースのドラマだと彼女のバックグラウンドを
時間かけて描きそうなものの、
そこを振り切ってテーマに終始したのも良かった。
銃の問題と性別の問題は親和性が高く、
男性のマチズモが炸裂しまくって
銃規制ができなくなりそうになった、
その刹那、冒頭のセリフを回収して勧善懲悪が炸裂する。
男性に搾取されない強い女性、銃に対してノーという、
この2つのメッセージは今見られるべき内容なのは間違いない。
見終わった後、Abema mixにてDJ KOCO a.k.a SHIMOKITAが
DJするというのを見かけたので流しながら日記を書いていた。
一緒にDJしていた京都のDJ2人からずっと昔から名前を聞いていて、
実際のプレイをインスタの動画で見れるようになり、
その鬼スキルに毎回驚愕していた。
Abemaのカメラの配置とスイッチングがかなり良くて、
こうなっているのか!というのが見れて楽しい。
ただ見た上で何がどうなっているのか分からないことも多い。
とくに頭出しの部分が謎だし、針飛び全然しないのも謎。
これぞ職人にしかできない技なんだろうな。
家でゴロゴロしながら聞けるのが最高。
見終わったあと明日に向けて気持ちを切り替えるべく、
仕事っぽい映画を、と思って
Knock Down the HouseをNETFLIXで鑑賞。



民主党内での予備選挙に名もなき労働者たちが
既存の候補者に挑み、何とかして市民の声を届けようとする、
政治活動を追いかけたドキュメンタリー。かなりオモシロかった。
最近は疲れている&現政権の何が起きても知らんふりして、
乗り切ろうとする姿勢に辟易としている。
その結果、全然ニュースとか追いきれてないのだけど、
やっぱり政治にコミットすることが大切だし、
あきらめるのではなく行動を起こし続けないといけない。
あと変わることを恐れない。これは最近毎日思っていることで、
前例がないから、経験がないから、
そういった理由で何かを躊躇することは無くしていきたい。
本作を見るとそういった思いが強くなった。

5月7日
GW明け初日。思ったより体は軽かった。
新譜チェックめっちゃたまっているけど、
なるべく陽気なやつと思ってHoneycomb/Jitwam



橋本徹のdublabのmixshowで知った。
グルーブ系メロウ最高峰な内容で憂鬱な気持ちを晴らしてくれる。
インド出身らしくMVもインドの街中で撮影されていてかっこいい。
(アルバムのジャケットも同様にインドの街中)
ただメロウなだけだとすぐに飽きちゃうけど、
しっかりビートにグルーブがあるからずっと聞ける。
帰りの電車でMeasure What Mattersを読了。



以前にポッドキャストで友人から話してもらった、
OKRにまつわる本をやっと読了。
野心的な目標(Objects)を掲げて、
それに対して測定可能なKey Resultsを用意して
達成すれば目標が達成されるという仕組み。
日本だとMBOが主流な気もするけど、
それを報酬と結びつけず、さらには透明化して
皆で進捗を随時共有することで
達成不可能と思われる目標でも成し遂げることができる。
巻末にどうやって導入するかのhow toは書いてあるものの、
全体的にはOKRを導入した体験談が中心となっている。
OKRという手法が良いなーと思えれば思えるほど、
雰囲気だけの何となくなくのMBOで
仕事している今の状況に対して懐疑的な気持ちが募った。
(それでも成立する社会といえばそれまでだけど)
プライベートに運用することで自分を律し、
しっかりとto do を明確にしてステップアップしたい。
が、このOKRを作ること自体も面倒だと思ってしまう、
生来のナマケモノ体質をそもそも何とかしたい。
日記を書きながら見ていたのはToro y MoiのTiny Desk



新作アルバム、やっぱええわーと思わせてくれる内容。
アルバムの転換曲で異色なNew Houseを演奏していて、
こういう感じの音が生演奏なのは新鮮で好きだなと思った。

5月8日
9時から打ち合わせマジだるい、と思いながら
満員の電車に社畜として乗車する。
耳元はShea Butter Baby/Ari Lenox



J ColeのDreamvilleからのリリース。
どの曲もめちゃくちゃいい。
いわゆるブラックミュージックの新譜を追いかけているなら、
最近はHIPHOPより俄然R&Bということは明らかでしょう。
BMOのサンプリングが何か分からなくて
ググりまくって元ネタたどり着いたけど、
これじゃない感というか何か日本語ラップで
サンプリングした曲があったような気がする。
それはともかく本当にカッコよい内容で
DreamvilleタッグのBroke feat. JIDが一番好きだった。
行きの電車で悲しくてかっこいい人/イ・ラン読了


悲しくてかっこいい人
悲しくてかっこいい人
posted with amazlet at 19.05.13
イ・ラン
リトル・モア
売り上げランキング: 75,794

韓国の作家兼音楽家のエッセイ集。
まっすぐな言葉がかっこよくて胸を打たれた。
ポエティックな瞬間もあるのだけれど、
ドライな気持ちが根底にあって、そこにfeelした。
とくに好きだったのは「ただ撮りたくて」と
「都市でのんびりする方法」
前者は人を巻き込んで何かするときの葛藤の話で、
今、人の時間をもらってポッドキャストをするという
遊びをしていて迷惑をかけてるなと思ったりする。
でも自分がやりたいという衝動に変わりはなくて、
その辺の気持ちの塩梅におこがましくも共感した。
後者は都市生活を営むものとして、
その人のでデイリールーティンを知るのが好きなので、
ソウルのクリエーターの生活の様子を
垣間見ることができてオモシロかった。
一気に読むというより1日の終わり、
寝る前に1つ読んで、それについて考えながら寝る、
そんな読み方が一番しっくり来ると思う。
装丁もめちゃいい感じなので紙の本がおすすめ。
数日前からAnchorとAppleのヘルプデスクと
メールでやり取りした結果、
ついにiPhoneの純正podcastアプリで
聞けるようになった→リンク
Podcastの使い勝手としてはSpotifyよりも
優れていると思うので使ってみてください。
帰宅後、何も見る気しなくて
Niseko Vibesを聞きながら日記をひたすら書いていた。



このシリーズ、季節ごとにリリースされて
年代/ジャンル全部横断しているのにまとまっていて、
むちゃくちゃかっこいい仕上がりの稀有なミックスシリーズ。
この中に収録されてたVulture St Tape Gang /Mumblin'が
D'Angeloを彷彿とさせるかっこよさで、
知らないかっこいい音楽を知っている大人は
かっこいいなと改めて思った。



5月9日
夜、久々に大学の仲間と新橋で飲み会。
結構長い時間飲んでいたけど、色んな話ができて楽しかった。
人生が色んなステータスにあって、
それぞれ生きているんだなという最近思う、
当たり前の結論を思いながら寝た。

5月10日
新譜リリースの日なので、
Spirit/Rhye、Confessions of a Dangerous Mind/Logic
この2作を交互に聞いていた1日だった。





 両者ともこれまでの延長戦といえば、
それまでな気もするけど好きだった。
とくにLogicはリリース量が一時のNORIKIYOぐらいの
ペースでリリースされているので、
前作のSupermarket未聴のままで、
今作はかなり好きな内容だった。
ラストのLost In Translationには
あっと驚く仕掛けもあったし、
Eminemとのスキル合戦は間違いなく世界最高峰。
G Easy, Gucci Mane, Wiz Khalifaといった
メインストリームの面々をゲストに迎えているのも新鮮だった。
購入したスーツを引き取って帰宅。

5月11日
早起きして東京蚤の市に行ってきた。
今年から大井競馬場になり比較的近くなったので、
余裕で開場の10分前に着いたものの、
あまりにも人が多くて驚く。
一昨年行ったときは2日目の昼とかだったので、
割と空いていたんやなと、このとき知った。
天気も良くビール片手に色々見て買ったりした。
僕の戦利品はAtlantaのTシャツだった。
ゆるいタッチで3人の登場人物が
カウチに座っているシーンが描かれていてナイスなやつ。
夜はポッドキャスト収録。
エンタメから社会のことまで幅広く収録できてよかった。

5月12日
遅めの起床でキャベツが残っていたから、
久しぶりに沼サンド作って食べたら美味しかった。
まったく家を出る気が起きないので、
昨日録ったポッドキャストをチェックしながら
アイロン、掃除等の家事をこなした。
その後はひたすらFormula 1を
ビンジウォッチングし続けて見終えた。



めちゃくちゃオモシロかった。
NETFLIXのドキュメンリーでも屈指の出来かも。
というかFormula 1というスポーツがオモシロ過ぎる。
今まで車がぐるぐると走っているだけで
何がオモシロいねんという偏見で見てたけど、
どうやったら一番速く走れるか?という理系的楽しみと、
まるでメロドラマのような泥臭い人間関係が
レースおよびレース外で繰り広げられる。
楽しめるファクターが幾重にも用意されていて、
スポーツで久々に熱狂できる気がする。
年を取ると新しいことになかなかトライできない中で、
まったく興味のなかったものに夢中になれるのは
人生で数少ない瞬間な気がするから、この熱を大切にしたい。
一次情報は英語だし英語学習にも勤しみたいな。
Youtubeで今シーズンの試合のダイジェストを
怒涛のように見てから寝る前に
僕の家族のすべてをNetflixで見た。



NYに住む中国人のゲイカップルが代理出産で子どもを授かって、
それをどうやって自分の家族に
紹介するかを撮影したドキュメンタリー。
40分くらいでかなり見やすかった。
よくある家族との確執がゲイで中国だったらどうなる?
堅物なことに変わりないのだけど、
思った以上に家族が柔軟な姿勢を見せているのが、
失礼かもしれないけど意外だった。
おじいさんの顔が一番興味深くて、
彼にだけ真実が伝えられないんだけど、
なんとなく察してそうな、あの顔。
男女だけの世界ではなく性別にグラデーションが存在し、
それらを尊重する社会がいいなと思いながら就寝。