2019年5月13日月曜日

2019年5月 第2週

5月6日
ほとんど家から出ることなく1日を過ごす。
AマッソのYoutubeチャンネルが始まっていて、
もれなく見ているのだけど今回のが一番オモシロかった。



加納のキツめのツッコミをただただ見たい。
動画の中でシュークリームの食レポをやっていて、
別に美味しそうに紹介されたわけでもないけど、
無性に食べたくなって近所のFMで
シュークリームとポテチを買った。
ポテチはPBの2種の塩を買った。めっちゃ美味しい。
シュークリーム買いに行ったのに、
シュークリームのこと忘れるくらい美味しかった。
(ちなみにHEERONさんのブログから知った)
お菓子を食べながらMiss SloaneをNETFLIXで鑑賞。



Jessica Chastainのファンとして
見落としたことを悔やんでから数年。
NETFLIXで配信されていたので見た。
政治サスペンスとしてかなりオモシロかった。
銃規制のロビー活動に取り組むため、
自分の所属していた会社を辞めて
古巣と敵対しながら銃規制法案を何とか可決しようと模索する。
これだけ見ると志が高くて人間的に清いはず、、
と思いきや手段を選ばない無感情人間で、
ひたすら目的を達成するために手を打つ
Jessica Chastainがめっちゃかっこいい。
実話ベースのドラマだと彼女のバックグラウンドを
時間かけて描きそうなものの、
そこを振り切ってテーマに終始したのも良かった。
銃の問題と性別の問題は親和性が高く、
男性のマチズモが炸裂しまくって
銃規制ができなくなりそうになった、
その刹那、冒頭のセリフを回収して勧善懲悪が炸裂する。
男性に搾取されない強い女性、銃に対してノーという、
この2つのメッセージは今見られるべき内容なのは間違いない。
見終わった後、Abema mixにてDJ KOCO a.k.a SHIMOKITAが
DJするというのを見かけたので流しながら日記を書いていた。
一緒にDJしていた京都のDJ2人からずっと昔から名前を聞いていて、
実際のプレイをインスタの動画で見れるようになり、
その鬼スキルに毎回驚愕していた。
Abemaのカメラの配置とスイッチングがかなり良くて、
こうなっているのか!というのが見れて楽しい。
ただ見た上で何がどうなっているのか分からないことも多い。
とくに頭出しの部分が謎だし、針飛び全然しないのも謎。
これぞ職人にしかできない技なんだろうな。
家でゴロゴロしながら聞けるのが最高。
見終わったあと明日に向けて気持ちを切り替えるべく、
仕事っぽい映画を、と思って
Knock Down the HouseをNETFLIXで鑑賞。



民主党内での予備選挙に名もなき労働者たちが
既存の候補者に挑み、何とかして市民の声を届けようとする、
政治活動を追いかけたドキュメンタリー。かなりオモシロかった。
最近は疲れている&現政権の何が起きても知らんふりして、
乗り切ろうとする姿勢に辟易としている。
その結果、全然ニュースとか追いきれてないのだけど、
やっぱり政治にコミットすることが大切だし、
あきらめるのではなく行動を起こし続けないといけない。
あと変わることを恐れない。これは最近毎日思っていることで、
前例がないから、経験がないから、
そういった理由で何かを躊躇することは無くしていきたい。
本作を見るとそういった思いが強くなった。

5月7日
GW明け初日。思ったより体は軽かった。
新譜チェックめっちゃたまっているけど、
なるべく陽気なやつと思ってHoneycomb/Jitwam



橋本徹のdublabのmixshowで知った。
グルーブ系メロウ最高峰な内容で憂鬱な気持ちを晴らしてくれる。
インド出身らしくMVもインドの街中で撮影されていてかっこいい。
(アルバムのジャケットも同様にインドの街中)
ただメロウなだけだとすぐに飽きちゃうけど、
しっかりビートにグルーブがあるからずっと聞ける。
帰りの電車でMeasure What Mattersを読了。



以前にポッドキャストで友人から話してもらった、
OKRにまつわる本をやっと読了。
野心的な目標(Objects)を掲げて、
それに対して測定可能なKey Resultsを用意して
達成すれば目標が達成されるという仕組み。
日本だとMBOが主流な気もするけど、
それを報酬と結びつけず、さらには透明化して
皆で進捗を随時共有することで
達成不可能と思われる目標でも成し遂げることができる。
巻末にどうやって導入するかのhow toは書いてあるものの、
全体的にはOKRを導入した体験談が中心となっている。
OKRという手法が良いなーと思えれば思えるほど、
雰囲気だけの何となくなくのMBOで
仕事している今の状況に対して懐疑的な気持ちが募った。
(それでも成立する社会といえばそれまでだけど)
プライベートに運用することで自分を律し、
しっかりとto do を明確にしてステップアップしたい。
が、このOKRを作ること自体も面倒だと思ってしまう、
生来のナマケモノ体質をそもそも何とかしたい。
日記を書きながら見ていたのはToro y MoiのTiny Desk



新作アルバム、やっぱええわーと思わせてくれる内容。
アルバムの転換曲で異色なNew Houseを演奏していて、
こういう感じの音が生演奏なのは新鮮で好きだなと思った。

5月8日
9時から打ち合わせマジだるい、と思いながら
満員の電車に社畜として乗車する。
耳元はShea Butter Baby/Ari Lenox



J ColeのDreamvilleからのリリース。
どの曲もめちゃくちゃいい。
いわゆるブラックミュージックの新譜を追いかけているなら、
最近はHIPHOPより俄然R&Bということは明らかでしょう。
BMOのサンプリングが何か分からなくて
ググりまくって元ネタたどり着いたけど、
これじゃない感というか何か日本語ラップで
サンプリングした曲があったような気がする。
それはともかく本当にカッコよい内容で
DreamvilleタッグのBroke feat. JIDが一番好きだった。
行きの電車で悲しくてかっこいい人/イ・ラン読了


悲しくてかっこいい人
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イ・ラン
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韓国の作家兼音楽家のエッセイ集。
まっすぐな言葉がかっこよくて胸を打たれた。
ポエティックな瞬間もあるのだけれど、
ドライな気持ちが根底にあって、そこにfeelした。
とくに好きだったのは「ただ撮りたくて」と
「都市でのんびりする方法」
前者は人を巻き込んで何かするときの葛藤の話で、
今、人の時間をもらってポッドキャストをするという
遊びをしていて迷惑をかけてるなと思ったりする。
でも自分がやりたいという衝動に変わりはなくて、
その辺の気持ちの塩梅におこがましくも共感した。
後者は都市生活を営むものとして、
その人のでデイリールーティンを知るのが好きなので、
ソウルのクリエーターの生活の様子を
垣間見ることができてオモシロかった。
一気に読むというより1日の終わり、
寝る前に1つ読んで、それについて考えながら寝る、
そんな読み方が一番しっくり来ると思う。
装丁もめちゃいい感じなので紙の本がおすすめ。
数日前からAnchorとAppleのヘルプデスクと
メールでやり取りした結果、
ついにiPhoneの純正podcastアプリで
聞けるようになった→リンク
Podcastの使い勝手としてはSpotifyよりも
優れていると思うので使ってみてください。
帰宅後、何も見る気しなくて
Niseko Vibesを聞きながら日記をひたすら書いていた。



このシリーズ、季節ごとにリリースされて
年代/ジャンル全部横断しているのにまとまっていて、
むちゃくちゃかっこいい仕上がりの稀有なミックスシリーズ。
この中に収録されてたVulture St Tape Gang /Mumblin'が
D'Angeloを彷彿とさせるかっこよさで、
知らないかっこいい音楽を知っている大人は
かっこいいなと改めて思った。



5月9日
夜、久々に大学の仲間と新橋で飲み会。
結構長い時間飲んでいたけど、色んな話ができて楽しかった。
人生が色んなステータスにあって、
それぞれ生きているんだなという最近思う、
当たり前の結論を思いながら寝た。

5月10日
新譜リリースの日なので、
Spirit/Rhye、Confessions of a Dangerous Mind/Logic
この2作を交互に聞いていた1日だった。





 両者ともこれまでの延長戦といえば、
それまでな気もするけど好きだった。
とくにLogicはリリース量が一時のNORIKIYOぐらいの
ペースでリリースされているので、
前作のSupermarket未聴のままで、
今作はかなり好きな内容だった。
ラストのLost In Translationには
あっと驚く仕掛けもあったし、
Eminemとのスキル合戦は間違いなく世界最高峰。
G Easy, Gucci Mane, Wiz Khalifaといった
メインストリームの面々をゲストに迎えているのも新鮮だった。
購入したスーツを引き取って帰宅。

5月11日
早起きして東京蚤の市に行ってきた。
今年から大井競馬場になり比較的近くなったので、
余裕で開場の10分前に着いたものの、
あまりにも人が多くて驚く。
一昨年行ったときは2日目の昼とかだったので、
割と空いていたんやなと、このとき知った。
天気も良くビール片手に色々見て買ったりした。
僕の戦利品はAtlantaのTシャツだった。
ゆるいタッチで3人の登場人物が
カウチに座っているシーンが描かれていてナイスなやつ。
夜はポッドキャスト収録。
エンタメから社会のことまで幅広く収録できてよかった。

5月12日
遅めの起床でキャベツが残っていたから、
久しぶりに沼サンド作って食べたら美味しかった。
まったく家を出る気が起きないので、
昨日録ったポッドキャストをチェックしながら
アイロン、掃除等の家事をこなした。
その後はひたすらFormula 1を
ビンジウォッチングし続けて見終えた。



めちゃくちゃオモシロかった。
NETFLIXのドキュメンリーでも屈指の出来かも。
というかFormula 1というスポーツがオモシロ過ぎる。
今まで車がぐるぐると走っているだけで
何がオモシロいねんという偏見で見てたけど、
どうやったら一番速く走れるか?という理系的楽しみと、
まるでメロドラマのような泥臭い人間関係が
レースおよびレース外で繰り広げられる。
楽しめるファクターが幾重にも用意されていて、
スポーツで久々に熱狂できる気がする。
年を取ると新しいことになかなかトライできない中で、
まったく興味のなかったものに夢中になれるのは
人生で数少ない瞬間な気がするから、この熱を大切にしたい。
一次情報は英語だし英語学習にも勤しみたいな。
Youtubeで今シーズンの試合のダイジェストを
怒涛のように見てから寝る前に
僕の家族のすべてをNetflixで見た。



NYに住む中国人のゲイカップルが代理出産で子どもを授かって、
それをどうやって自分の家族に
紹介するかを撮影したドキュメンタリー。
40分くらいでかなり見やすかった。
よくある家族との確執がゲイで中国だったらどうなる?
堅物なことに変わりないのだけど、
思った以上に家族が柔軟な姿勢を見せているのが、
失礼かもしれないけど意外だった。
おじいさんの顔が一番興味深くて、
彼にだけ真実が伝えられないんだけど、
なんとなく察してそうな、あの顔。
男女だけの世界ではなく性別にグラデーションが存在し、
それらを尊重する社会がいいなと思いながら就寝。

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