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2021年5月4日火曜日

2021年4月 第5週

4月26日
 4月から担当になった仕事で久しぶりにヤバいやつに遭遇した。メールの文中で名前の漢字を1文字間違えてしまったんだけど、それをわざわざ修正して赤字下線で指摘された。この時点で相当キテるなと思ってたけど、13時ジャストで知らない番号から電話かかってきて、基本知らない番号は出ないのでスルーして電話帳で調べると、そのヤバいやつだった。で折り返したら、開口一番「なぜ電話に出られなかったのですか?」と詰めてきた。怖すぎる。若造のくせに俺に指示してくるとは何事や的な雰囲気ビンビンで電話でプレッシャーかけてきたけど、どうにかこうにかして説明して乗り切る…こいつは絶対パワハラしてると思う。
 その後、ずっと会議。人数の多い会議は発散していくので、とても難しいですね。このようにささくれだった心を癒すべく、マービン・ゲイのライブアルバムとKieferの新譜を聞いていた。癒し〜



4月27日
 連日の歯医者。良くなっているのか?あと1回行って終わり。そしてついにブルシット・
ジョブ読了。膨大なページ数をちまちまと心を痛めながら読んだ。これ読んだ上で何するねん、ということは働く上で重要だと思っている。
 夜は最近OPENしたらしいバインミー屋で夕飯。フォーもあったので、バインミーと一緒にいただいた。激ウマで引っ越すのが心惜しい…さまざまな国の人が住んでいるダイバーシティは飯が旨いということを気付かされた3年間だった。

4月28日
 会議で司会するという謎の仕事。絶対今やらなくてよくね?しかもやっても良い結果出えへんやん、ということを適当な言葉並べてやらせるスキルを垣間見た。
 ブルシットジョブで読書筋肉を鍛えられまくった結果、犬婿入りを光の速さで読了。多和田葉子ハンパじゃないことを味わった。他の作品も読んでいきたい。

4月29日
 GW突入。どこに行く予定もないので引越し準備をしたりテレビを見てだらだらしていた。買い物で街に出るとそこそこ人はいる。夜、ベトナム料理を食べ納め。この日はBGMが5lackの最新アルバムでそれだけでもぶち上がる。 稼がな稼がな〜なんとなくタピオカミルクティー飲んで帰宅。

4月30日
 今日でこの街も最後。歯医者前にATM並んでいるとおセンチな気持ちにもなる。そしてラスト歯医者。あとは被せて終わりらしい。このヤブ医者とも最後かと思うとおセンチ…にはならない。やっと終わったという気持ち。引越し先では良い歯医者でありますように。昼は餃子、夜はタンメンでという中華三昧で締め。明日は引っ越しなので早めに就寝。 

2021年4月26日月曜日

2021年4月 第4週

4月19日
 午後ほぼ全部会議で疲弊…昨年度にはなかった疲労感。やってる感出したいなら一人でやってろや案件だった。cold_brew_us聞いて朝井リョウの最新刊がめっちゃオモシロそうなので読まないとなーと思う。相当クラシックっぽいので本でいくか電子書籍でいくか。。。
 引っ越しで物を詰めているのでデスク周りが簡素になっているのだけど、ちょうどイイ気がする。普段物多すぎて汚すぎるのだなと反省。
 AJ Tracyの新譜がテンションぶち上げ系で最高。UKは本当に独特のヒップホップカルチャーが形成されているのだなと思う。一聴して「これUKっしょ?」と分かる感じ。こないだのchipも然り。ダンスビートとの融合が本当に素敵。



 ポッドキャストをリリース。学びに関して色々教えてもらったので勉強へのモチベーションに困っている人は是非。Shownotes/Apple podcast/Spotify
 夜、ホタルイカを食す。春の味覚。あと奥さんがコウケンテツのテバニラを作ってくれてとても美味しかった。

4月20日
 5億年ぶりの出社。契約関係の書面はなかなか電子化が進まないので出社せざるを得ない。今年度初めてでの出社で、ついにフリーアドレス制になっていた。隔世の感。昼食は近くの公園で弁当を食べる。気分転換には最高だった。また家で仕事するよりもプロダクティビティが何倍にも向上したので、たまに行くのはいいのかもしれない。
 仕事終わりに寿司へ。せっかく出社するので久しぶりに行ったらとても美味しかった。お酒頼むときに「まん防でお酒は19時半ラストオーダーなんですよ」と言われた。「まん防」が日常に侵入してきている。

4月21日
 会議がめっちゃ多くてイヤホンで耳が痛くて骨伝導イヤホンを遂に導入。これはもっと早く買っておけば良かった。買ったのは2020 OpenMove AfterShokzで一番エントリーモデル。マイク内蔵はされているので、これで十分だった。
 Rudebwoy FaceのJAM DOWNというアルバムがChillくてめちゃくちゃ良かった。ローファイなビートとレゲエの組み合わせが想像を超える組み合わせでかっこいい。こうなるとGreen Assassin Dollarとのコンビネーション見てみたい。



 夜、職場の送別オンライン飲み会。(オンライン飲み会とか死語ですね。)こういうときは自分の話したがるおじさんの存在が大変ありがたい。ただし、なんとなくやり過ごすには2時間は長すぎた。

4月22日
 友人から色々と音楽を教えてもらう。J'KyunのEPがめちゃくちゃかっこよかった。タイトルは Cats, Coffee & Synthesizerというタイトルがおもろいなーと思ってたけど超グッドミュージック。今の季節にぴったりの音楽で無限リピートしながら仕事してた。
 Moment Joonが出演したいとうせいこうと渋谷陽一のポッドキャストを聞く。この3人で話しているのが信じられない。紙、映像の媒体では編集されてしまうだろう部分がボロッと生で出てるのがかなりオモシロかった。ゲートキーバーという言い方をしていたけど、そういうリアクションが少ないのは同じことを思っていたので、やっぱそうよなーという感じ。Jポップ化しているわけではなく、ストリクトにヒップホップを追求したら無視するんかい!という。

4月23日
 ハンコを押せる人が出社していると聞きつけてスクランブル出社してハンコだけもらう。出社すると道中で音楽や本に集中できるのがよい。今日はPENOMECOという韓国のシンガーのアルバム。めちゃくちゃイイ…昨日のJ'Kyun然り韓国におけるアーバン路線のR&B、ポップスの成熟度はもう日本の音楽とは天と地の差があり、毎回どの曲を聞いてもどれもハイクオリティで驚く。

 仕事帰りに歯医者。あと1週間で引っ越すと伝えたからか治療長めだった。来週で最終回。友人、家族の皆からヤブと言われているのでヤブにしか思えなくなっているプラシーボありつつ若干痛いんだけど!

4月24日
 引っ越しまでちょうど1週間なので準備もろもろ。部屋が段ボールで埋め尽くされていく感じからして寂しさ出てくる。夜、蕎麦屋へ。緊急事態宣言が明日から発令され酒が禁止になる。それもあって駆け込み需要で店はいっぱい。静かな店なのでギリギリセーフという感じ。道中のお店でマジか?的な賑わいと密なお店もあり。明日からは20時に消灯です。

4月25日
 朝食で台湾料理を食べに自転車でサイクリング。ここも見つけてから二度目でもっと来ておけば良かったなーと思う店の1つ。一昨年行った台湾へ思いをはせつつ、鹹豆漿、魯肉飯、豆花で大満足。その近くにあるスペシャリティコーヒーの店でchill.横で老婆のグータンヌーボが繰り広げられていて、なまなましい金の話と噂話をしていた。
 一旦帰宅して引っ越し準備を昨日に引き続きもろもろ。東京に来たときに買った机を手放すことにして今日粗大ゴミとして出した。DJセットを置いていた机を仕事デスクにしてオーディオはDJセットではなくアナログ聞くように設定する予定なので処分した。長い間使っていたので感慨深かった。
 夜、日比谷野音でGrapevineのライブへ。緊急事態宣言中なのでどうなることか思ったけど開催された。前のZORNのときよりは野外だし年齢層もだいぶ上なので大丈夫かと判断して行ったら、3/4ぐらいの客入れで見た目にはほぼ満員の状態。野外でデカい音で音楽を聞くのがこれだけ楽しいことだったのかーと思えるライブだった。雨の予報だったけど降ることなくちょうど良い気温で最高だった。先週Apple musicにある隠れた名曲のプレイリストを聞いていたのだけど、そこからの曲が多かったらしい。好きな曲はあるけどロックになると曲名と曲内容が紐づかない。これも年齢なのかもしれない。新曲も3曲ほどあってかなりギターバリバリ系で個人的には最近の三作くらいのオルタナ感が好きだったので、新作どうなのか。不安半分期待半分。というかこれだけ何に影響を受けてこうなったか分かりにくいバンドがいるのだろうか。メンバー各人が何を聞いているのかめちゃくちゃ知りたい。で深夜に出た新曲がとんでもなかった…隙間のファンク。UserのGood Kisserとか思い出した。アルバムが死ぬほど楽しみになりつつ就寝。

2021年4月19日月曜日

2021年4月 第3週

4月12日
 気の重たい仕事が多く疲れる。1つ1つが時間かかるし単独で完結できないことも多く辛い。隙間時間で少しずつ荷物を詰め始める。最初取り掛かるまでは本当に気が重かったけど始めたらサクサク進んでレコードを詰め終えた。そしてこんなにたくさんのレコードが必要なのか?という問いにぶつかる。結構整理したけどソウル系がなかなか思いれもあり売りにくい。
 BGMはBenny Singsの新譜。この当たり障りないBGMと化してイイ感じの空気になる音楽って誰でもできそうでなかなか難しいと思うんすよね。あとストリーミングに追加されたMind Combinedの昔のアルバムも聞いた。2010年でこのレベルというのは本当に信じられない。モノマネではない韓国のスタイルというか彼らが持つネオソウルが存分に発揮された傑作!


4月13日
 昼食で近所に新しくできたうどん・そば屋へ行ってみた。ちくわ天うどんをなんとなく頼んで食べるものの、とてもまずい。子どもの頃読んだ美味しんぼで、関西の人が東京のうどんを毛嫌いするのを見てたけど、初めてまずいうどんに出会った。やたらとしょっぱい。値段が安いので粛々と食べて退店。帰ってレビューみたら高評価になっていて東京ではあの味で正解なのかと驚いた。上京して8年だがまだまだ知らないことがある。
 今日は職場で自己紹介の日だった。髭のまま、パーカー着で基本仕事のことをコンパクトに伝えて終える。他の人が仕事場でプライベートのことを延々と語り倒せるのは本当にすごい。ずっと同じ会社にいるからホームだと思えるのだろうか。こんな風に思っていること自体がコミュニュケーション能力の欠如と言われるのだろう。

4月14日
 雨が降っているしとても寒い。サブリナとコリーナを読了。安定の新潮クレストクオリティでオモシロかった。見たことのない視点からの小説。こういうの読むと世界が豊かになる感覚を覚える。

4月15日
 近所の街中華で昼食。今日はチャーハンで安定のクオリティだった。
 今日見つけたIZYというバンドがめちゃくちゃかっこいい…ジャケットからしてただ事ではないと感じてもらえると思う。もろD'Angeloの系譜だけど良い意味で軽やかになっていてテレワークのBGMとしても優秀。Bandcampのサイトに略歴がありオーストラリアのバンドでこれがデビュー作品らしい。またギターのRyo Montgomeryは日系二世らしいのでコロナがなければライブに来てくれる可能性もあったかもなーと思ったりした。

4月16日
 近所に新しくできたテイクアウト専門店のルーロー飯を昼食で食べる。可もなく不可もなくという味の割には値段高かったので、もう1回行くことはないかな…引っ越すとなると毎日近所を探索して新しいものにトライしている。  今日の晩ご飯はカレー。バーミキュラの鍋で野菜と鶏肉の旨味を抽出してからルーを入れるスタイルが最近の家カレースタイル。この日はトマト缶入れてみたけど酸味強めで味が馴染むまでに時間かかった。日を置くと美味しくなりそうな気はする。
 又吉直樹のPerch読了。全部がちょうどいい作品で移動の道中に読みたかった。

4月17日
 午後久しぶりにPodcast収録。前回の収録から結構時間が空いたのだけども、友人と駄話できる貴重な機会になっているなーと実感。オンライン飲み会ではこのように継続はできないだろうし。  F1予選。角田がクラッシュで速攻リタイアしてしまったのが悲しかった。1秒以内に6,7台がひしめき合う稀に見る接戦で見応えがあった。前回のレースで浮上したトラックリミット問題が、今回かなり厳しく全チームに適用されているのか、タイム取り消しになるケースが多くノリスのラストアタックが本当にもったいなかった。
 夜聞いたFlipside Planetの最新回が皆でBlack Eyed Peasのアルバム(Monkey Business)を聞こうという回だった。リリース当時、すぐにCDを買って聞いた記憶があり、その蓋が開きつつもサウンド自体、今聞くと異常に新鮮に聞こえたしWill I Amの何でも屋としてのプロデュース能力がすごい。番組中でも言及されてたけど1曲が今の倍くらいの尺がある。その中でループではなく展開きっちりつけて飽きさせない工夫をしている。という当時は全く気づかなかったことを思ったり。そしてこのアルバムが16年と知り自分が年をとったことを痛感した。ストリーミングはこういうとき今すぐ聴けるのが便利なので同年代の好事家の皆様も是非騙されたと思って聞いてみて欲しい。

4月18日
 遅くに起床。サイクリング気分で遠くのうどん屋までうどんを食べに行くもののコロナのせいで閉店中…名残惜しい気持ちを抱えつつ切り替えて駅前のスリランカカレー屋へ行くと開いていたのでイン。混ぜるとウマくなる系で最&高。初めて来たけどもっと早く来たかった。一旦家に帰って買い出しなど済ませつつ、夜はもつ焼き屋へ。この味もあと少しかと思うとこちらも名残惜しい。
 夜、F1の決勝レース。雨のサーキットで波乱が連発。とくに今回はメルセデス勢が大変でハミルトンはスリップして一度リタイア寸前となったり、ボッタスとラッセルがかなり激しめのクラッシュを起こしたり。(ここでのいざこざは格好のNETFLIX案件)ハミルトンは結局2位までリカバリーして圧倒的な強さを見せた。そして1位はフェルスタッペン!今回は比較的盤石のレース。最初のスタートがかなり良くて、ペレスと2人でハミルトンにプレッシャーかけることができていたように見えた。これができるとレッドブルも今年はメルセデスと戦えそう。中位グループは本当に混戦で毎回どのチームの誰が上位に来るか分からないオモシロさがある。今回はノリスが得意なコースだったから頭一つ抜け出したけど、次のレースはどうなることか。今年は全体的にめちゃくちゃオモシロそう!

2021年4月12日月曜日

2021年4月 第2週

4月5日
 Geraldparmanのアルバムを聞く。去年インスト2枚を聞いていてついにラップ入りのアルバムがリリース。シングルで出たNF ZesshoとのUtopiaのメロウな感じがむしろ例外でわりかしハードコアチューンの割合高い。なかでもベゲfastman人とのfast fastがドリルでめちゃくちゃかっこいい…こないだのKOK2020でMaijiがかっこいいなーと思ってたけど、Maijiをはじめとしてベゲfastman人、音源めちゃくちゃかっこいいやん…その流れで同じ日に出た彼らのEPも聞いた。もう好事家の方々はチェック済みかと思いますが今年来そう。


 あとQNがfeatしてる流れで知ったRiku OSHIMAのEPがめっちゃいい。サンプリングサウンドで歌もラップもいける。歌の方が粘り気ありつつスタイリッシュなファンクって感じで超いい塩梅で聞き飽きない。宇宙をコンセプトにしたスキット含めた構成も見事でショートムービーを見ているような感覚だった。気になって去年出たアルバムも聞いたら、そちらのクオリティも高かった。過小評価すぎる。とはいえ他人の評価とか再生回数とか気にせず自分の好きな表現をしている雰囲気があって、こういうアーティストにたくさん出会いたい。


4月6日
 大所帯のチームになったこともあり自己紹介しましょうと3時間×3日の時間をかけるって正気の沙汰ではない。顔を出さないと大切なことは伝わらないので、ビデオ会議で画面いっぱいに映るおじさんの顔顔顔。全員内職してると思う。
 夜、ベトナム料理で外食。何を食べても美味しくてマジ最高。ただめちゃくちゃでかい声で話すおじさん3人組がいて、それが結構ストレスになっていてアフターコロナな感覚。

4月7日
 仕事終わりに超久しぶりに美容院。ボサボサの極みだったので、このままでは自己紹介の顔出しでまずい展開になることを忖度した。超短髪にしてスッキリ。あとはボーボーに伸びた髭をどうするのか?そのあとブックオフで15冊本を売ったら350円だった。メルカリで1冊300円で売れば最低100円は利益でるから、それみんなメルカリするわなという気持ち。
 SMTMで一躍有名になったmiraniの新曲がリリース。h1ghr musicからのリリースかと思いきやGroovyroomが作った新しいレーベルからのリリース。ダブルシングルで両方ともポジティブな感じでかっこいい。アルバムが今からとても楽しみ。

4月8日
 5lackの新譜がめちゃくちゃかっこいい。過去2作が助走で本作が完全なる決定打。USのヒップホップのオマージュが良くてPharsydeのRunnin'のイントロのリフっぽいメロディや完全にネプチューンズ/ファレルサウンドもあったりチャノ風のゴスペルもあったり。そして一聴して聞き取れるリリックのオモシロさ。USのヒップホップと断絶することなくなおかつ安易なモノマネではない日本のヒップホップで、ここまでかっこいいのは今までなかったのでは…?というくらい全曲ハズしなし。今のところ今年ぶっちぎりのベストだし、このアルバム超えるようなの出てくるのか?

4月9日
 日本のヒップホップにアワードやクリティックによるベストなどがないから、門外漢の評価に辟易とするわけで、カルチャーを作り上げる努力をプレイヤーではない人がしなきゃいけないフェーズなのかも。 とアジカンのゴッチの音楽アワード見てて思った。BIMのアルバムが受賞することはよく分かるというかヒップホップの枠組みでは評価しきれないところを救う意味では機能していると思う。ただMOMENTのアルバムは自分はこう思うと言わないと評価が難しいアルバムだし、日本人が「何も言わない」ことを批評しているアルバムなのに「何も言わない」コメントになっているから、これは怒りを買うのも分かる。単純にwokeの目配せなんじゃねーの?と勘繰る彼の気持ちも然り。

4月10日
 SIMONのTRYという曲のMVがエモすぎて…ここに日本のヒップホップの1つの歴史がパックされていると言っても過言ではないしリリックがそれを踏まえて次に行こうという内容なので胸が高まる。これこそ俺たちが大好きなワンスアゲインもの。ここ最近良いものに巡り会ってなかったけどこれは最高峰。ヒップホップがスワッグだけではなくて気持ちを鼓舞してくれる。


 不動産契約ではるばる埼玉へ再び馳せ参じる。いよいよかーという感じが高まる。周辺散歩していたらクラフトビールのお店があってこれはめちゃくちゃポイント高い。
 帰りにNO.1 Favroiteなもつ焼き屋をのぞいてみると、空いていて大きな声で話そうな人もいなかったので入店。久しぶりに極上レモンサワーとモツ料理で超満足…これが食べれなくなるのは名残惜しい。

4月11日
 家でだらだらしてたら奥さんが自転車をサクッと買って帰ってきた。人が買うのを見ると自分のも欲しくなる。しかし散財は禁物ということで前から欲しかった自転車のスタンドだけ通販で買って物欲霧散。夜はNO.1 Favroiteなスペイン料理屋へ。どれも死ぬほど美味しかった。そして横のOL2人のトークがバカリズムが演じるOLみたいで思わず聞き入った。「今までどんな恋してきた?」

2021年4月5日月曜日

2021年4月 第1週

4月1日
 新年度スタート!とはいえ何か新しいことは特段なく粛々と仕事していた。情報管理がめちゃくちゃ大事な仕事なのにそこがぐしゃぐしゃのまま進んでいくことが多いので、その辺を先導とって整えていきたい一年です。
 Guapdad 4000&!llmindの新譜が調子いい。 2人ともフィリピン系アメリカンでタイトルの1176はGuapdad 4000の育ったオークランドの番地らしい。今作は88risingとの合弁会社Paradise Risingからのリリースで、この会社はフィリピンのアーティストをサポートしていくらしい。英語圏で容易にUSへ持って来れるからというのもあると思うけど、こんな動きがあるのだなーと勉強になった。それはともかく最近のシンギンラップの中ではメロウで聞きやすいしトラックが好みなのも大きい。再生したことツイートしたら本人がRTするというUSのアーティストらしくない対応しててビビった。

4月2日
 C.O.S.Aの新譜で1日がスタート。ラップだけでここまで聞かせられるラッパー今どれだけいるだろうか?めちゃくちゃ最高だった。タイトル通りFeatが多くて、中でもhomarelanka, WELL-DONEというニューカマーが輝いていて感動。知らないかっこいいラッパーはまだまだいるのだなと。KMがここでも2曲提供で本当に縦横無尽の大活躍とはこのこと。クオリティも落ちないからすごい。一番FavoriteなのはDevin Morrisongがプロデュースした「Lyfestyle」という曲。
 

4月3日
 今年初めての野球観戦@東京ドーム。観客数は1万人に絞っており、席同士の間隔も担保されている。飲酒も解禁されていてほぼ通常営業だった。あいかわらず球場で野球を見るのは楽しい。勝ち負けではないところにオモシロさがあると健康的に見れる気がする。こんなこと言ったらスポーツファンの人に怒られそうだけど…かなりガチ勢がたくさんいる席だったようで、お客さん同士が挨拶しあっていて謎のコミュニティがそこにあった。その中でも目を引いたのは二人のおじいさん。飲みながらマスクを外して大きめのボリュームで会話してるものの、明らかにカタギではないので誰も注意しない。一度警備員の人がきて注意したら怒鳴り散らしていてやはりという感じ。で、チャンスのときに手を叩いているのをぼーっと見てたら中指、薬指がないことに気づく。本当に野球場は多様性の塊で1つの球団のファンであるという共通点をもとに集った人たち。こんなこともあるのかと驚いた。最後なんとか負けを逃れる同点タイムリーが出たとき、そのおじいさんはとてもチャーミングな顔で皆と喜んでいた。 ホントThat's life.
 夜、Drive to survive S3を見終えた。2020年のシーズンはコロナの影響もあるし、2021年に大幅なドライバーの入れ替えがあることもあって見どころ盛りだくさんだった。ほぼ全レース見ていたけど知らないことも多くて勉強になった。もともと人間関係に大きくフォーカスした内容でS2は特に意地の悪さが目立ったけど、今回はかなりいいバランスなのも好きなポイント。好きだったエピソードはペレス、ガスリーの優勝エピソード。メルセデス、レッドブルの二強が際立つ中でアンダードッグが勝ち上がる瞬間は最高に気持ちが盛り上がる。F1でいえばホンダ特集のBSで放送されたドキュメンタリーもオモシロかった。ホンダのエンジン開発の現場の雰囲気や当事者のインタビューがたくさんあって楽しめた。これぞエンジニアリングやなーって感じ。作った人はおじさんなんだろうなーと思わせるフォントなど、洗練されてない具合が逆に胸アツというかF1への愛に溢れていた。

4月4日
 奥さんが映画を見に行ったので家でひたすらダラダラ。怠惰の極み。迷走生活の方法を読了。小気味良いテンポで知的好奇心を満たしてくれるエッセイだった。とにかく並行で読んでいる本が重たいので、こういうので散らしつつ…というのが続く。
 MOMENT JOONのクラウドファンディングのリターンのデラックス版のCDが届く。元のオリジナルを無料でもらってしまった背徳感が解消されて良かった。獲得資金でMV撮るらしいので楽しみ。CDで再生してみたけど、やっぱりむちゃくちゃかっこいいし、アートとしてのヒップホップの完成度が超高い作品だなと思う。パーティーシットなヒップホップも好きだけど、このアルバムが評価される土壌がないことが日本のヒップホップの今の限界点な気がするとか言っておく。とにかくもっと評価されて欲しい。

2021年4月1日木曜日

2021年3月 第4週

3月22日
 年度末感のあるギリギリ進行の仕事があり頭を抱える。こうならないために自分なりのアラートを鳴らしていたのだけども結果しんどいスケジュールになったことは戒めとしたいところ。異動に伴う引き継ぎをしていると人がやめたときや自分がやめたときのことを思い出す。残された側はいつもしんどいのは世の常だろう。僕はあくまでサポートという立ち回りなんだけども、そうもいかない空気がそこかしこにある。 で久しぶりに忙しくなると難しい読書とか頭入ってこない感覚を久しぶりに味わう。あとテスト勉強もあるので何というか心底休んでいる感覚がない。

3月23日
 最近、家ではLateNightTalesというコンピシリーズをBGMにしている。今度はJordan Rakeiが出すのだけども、過去にさまざまなアーティストによりリリースされている。ソウルやエレクトロなど、いろんなジャンルの音楽があっていい感じのラジオ感が出てBGMにちょうどよい。よかったら使ってください。

 3月24日
 いつぶりか分からない出社。電車はそこまで混んでなかったけど会社に着くと結構人がいた。実際ほとんどメールや電話で仕事のやりとりしているけれど、会って秒で解決するということもあり、対面で仕事進めたい人がいるのも分かるようにはなった。午後、試験のため八重洲まで歩いて移動。オフィス街を音楽聞きながら歩くのはとても楽しいなーと久しぶりの感覚を味わった。テストはそこそこできたかな…という感じ。オフィスに戻ってPCアップデートしたりデスク整理したりした。そのあいだ、目の前でこれから飲み会に行くという話をしてて、しかも飲み屋はどこもいっぱいらしい。会社の帰りに飲みに行って感染して、家庭内感染広まっていくみたいなルートが容易に想像できるけど、こんなもんなんかーと思った。帰り奥さんと合流して蕎麦屋で食事。超久しぶりに外食したので蕎麦及び天ぷらの美味しさに感動…プロの仕事だなと気持ちよくお金を払えた。

3月25日
 通勤の余韻で疲労困憊。今日も午後テストがあり家から比較的近い試験会場へ。住宅街の中にあるなーと思ったら、そろばん教室みたいな会場で全然集中できず。とりあえず終わったので良かった。

3月26日
 年度末も年度末でとても忙しかった。打ち合わせ好きチームに片足を突っ込んでいるので、そこで結構時間取られて忙しくなってしまう。本当にタスク管理なんとかしないといけない。何となく忙殺されて1日が終わった。

3月27日
 内見。実はすでに申し込みは済んでいて、あとはOK出すかどうかだけという案件。立地120点、物件まぁまぁという感じなので見てから決めようということになった。ちょうど桜の開花タイミングで部屋から桜が一望できて最&高。広さも十分で「まぁOKでしょ」という内容だった。家の周りに何でもあるのも良いし緑道が近くにあるのも気分転換に良さそう。ということでほぼ確なんだけども、1日だけ時間くださいと言って帰宅。正直今の家自体はかなり気に入っているから離れるのは寂しい。周辺環境としてもご飯は何でもあるし、どの分野でも美味しいものがある。名残惜しい話もありつつ引っ越すことにした。
 夜、ついにF1開幕!今季はドライバーシャッフルも多いし若い新メンバーも多くて見どころがかなり多い。ゆえにとても楽しみにしていたのだけど、期待通りむちゃくちゃオモシロかった。新メンバーの中でも角田という日本人が参戦しているのが一番の見どころで、しかもQ1でいきなり2位のタイムを叩き出してブチ上がり。その後Q2でミドルタイヤをうまく扱いきれず結局Q2で落ちたけど明日のレースでは何か期待できるのでは?と思った。そしてフェルスタッペンがPP獲得してメルセデスを負かしてシーズンがスタートするという驚きの展開。(そして同じホンダのエンジンであるガスリーも5位!)ハミルトンは余裕のインタビューだったけど今シーズンはひょっとするかも?と思わせてくれるレースだった。

3月28日
 奥さんが外出していたのでゲームしたり本読んだり音楽聞いたりF1のドキュメンタリー見たり。一生ソファに座っていた。これが一番幸せだと思ってしまう人種なので引きこもり生活が推奨されている今、かなり生きやすい時代になっているとも思う。(いざとなったら、すぐに外に出れるからだとは分かっているが)だらだらしながら大阪を読了。面白かったのと同時にいろんなこと思い出し過ぎてエモだった。そして、なんやかんや話し合った結果、引っ越しすることに。埼玉に住むことにしました。さらば東京。
 Paloalto&JUSTHISの4 the youthのリリースから3年を記念してシングルがリリース。新曲が今この音で?という、かなりオーセンティックな調子で驚いた。というのもアルバムのトラックはかなり幅広く色々トライしていたから。世界が不安定だからこそなのか。あと2曲はリミックス。Wayneという曲がめちゃくちゃ好きでそれも入っていて嬉しい。てかこのトラック、JUSTHISがプロデュースしているの知らなかった…F1は深夜だったので明日見ることにして大人しく就寝。

3月29日
 朝からF1を斜めで見ながら仕事。初戦から見どころてんこ盛りでかなりオモシロかった。終盤のハミルトンとフェルスタッペンの耐久戦はハラハラした。ハミルトンのタイヤセーブしながら走る技術がハンパない。また今年は中盤争いがかなり熱くて、順位が頻繁に入れ替わるし色んな因縁が複雑に交差しているのでオモシロさがマシマシ。さらに日本人ドライバーの角田が初戦からポイントをゲット!という胸熱展開も最高だった。こんだけのメンバーいてホンダのエンジンで日本人ドライバーで勝てるというのは嬉しい気持ちになる。藤井聡太くんのように活躍する若者としてバズって欲しい。

3月30日
 スニーカーが届く。asicsをメインに履いていたのだけども、やはりadidasがないと落ち着かない。Forum 84というモデルでゴツい感じなのが良い。あんまり家を出ないので履く機会少ないけど、これでモチベあげて外出するようにしたい。
 大阪、読了。これはもう色んな記憶の蓋が開きすぎて大変だった。やはりホームタウンは大阪だった。並行で読んでいる本がかなり重たい系で全然進まないのでこういうエッセイ系を挟むことで読書ライフを回せるようになったのは大人にになった感じがある。好きなのだけ読めばいいやんという話だけど一定の負荷をかけるとその分伸びしろが出て読書の幅が広がるから頑張りたい。


3月31日
 2020年度最終日。会議とか入ってなかったのでサクサクと自分の仕事をこなして1日が終わった。来年度は組織も大きく変わるし、仕事の分担も変わるので楽しみ&不安である。  日本のヒップホップ、新譜を一気に聞く。それぞれみんなスタイルが違って楽しい。 Tohji×Lootaは攻めまくっているなーという感じでよい。Kid Fresinoと同じくヒップホップの枠を広げる作業をしているのだけど、それを無理なく軽やかにやっているところにかっこよさがある。JP THE WAVYのEPは既存曲の寄せ集めかーと思っていたけど、OZworld、LEXを迎えたWAVEBODYがめちゃくちゃかっこよかった。スタイルウォーズ炸裂!JPは声低いときが好きな派です。0nlyとLil Soft Tennisは同じラインで新世代ミクスチャー系でオモシロい。独特のエモーショナルなメロディをそれぞれ持っていて先が楽しみ。Lil Soft Tennisの方が聞いている音楽の幅広さを感じたのでおすすめ。




2021年3月22日月曜日

2021年3月 第3週

 今週は仕事が忙しいかったのと会社で受けなきゃいけないテストの勉強で全然日記書けず…日記は日付の数字に意味があると思っているタイプなんだけども今週はトピック別にざっくり所感。あとポッドキャスト更新したのでそちらもどうぞ。Shownotes/Apple podcast/Spotify

FORTNITE Season6
 Apex LegendがNintendo Switchにくるのに合わせたようにFORTNITEの新シーズンがスタート。プライマルと題して時代が逆行した設定で武器をクラフトしないと通常の銃を入手できないという大幅なルール変更が導入されててもはや新しいゲーム。新しくなるのか、しかも退化って面倒〜と思っていたら、ネフライトさんは全力で楽しんでいてやっぱり好奇心が大切。



歯の治療

 親知らず抜いた後の初めての通院。親知らずを抜いたのはその隣の歯の虫歯治療のためだった。これが人生初めての虫歯。親知らず抜くのは全然痛くなかったので虫歯治療とか余裕やろ思っていたら、それが大間違い。神経まで侵食してて神経をグリグリいかれて痛くて死ぬかと思った。こんなの子どもに耐えられるわけない。しかも治療中に医師が「うーん…」「ふぅ…」とか言いつつ、虫歯がどういう状態でどんな治療しているかについての説明が全くなかった。(帰ってから気づいた)痛いなーと思いながら一晩経ったらマシになったので治療はうまくいっていると信じている。

cure/SIRUP
 韓国のヒップホップやR&Bがめちゃくちゃレベル高いことを毎日痛感する中、日本も全然負けてない!と胸を張って言えるアルバムが出て本当に感動した。(slomという韓国のトップどころのプロデューサーが参加しているのもあるけど)何よりも彼のメロディと歌が最&高。個人的にはラップがとても好きだった。ラッパーが歌うならシンガーがラップするのも当たり前な時代。声のトーンとフロウとやや歌い気味くらいの塩梅がちょうどいい。



Overgrown/Joyce Wrice

 2016年にEPを聞いてからずっとファンで着実にステップアップしてついにフルアルバムがドロップ。90年代、00年代のR&Bへのオマージュはありつつ2021年の音にアップデートされている。またインタールードの多い構成でアルバムとして聞く意味を持っているのも好きなところ。(ジャネットオマージュ?)レコードもいいけど、このアルバムはジャケットも含めて一番適したフォーマットはCDなんだよなぁ。



Drive to survive Season3

 今週からF1の2021シーズンが始まるのだけど、その前に去年のレースを題材にしたNetflixのドキュメンタリーがリリース。もともとF1が好きになったのはこのドキュメンタリーがきっかけだった。前シーズンが皮肉要素てんこ盛りだったのに対して今回はコロナのこともありかなり熱量高めでオモシロい。レースは見ているのだけど追いきれてないビハインド ・ザ・シーンがたくさんあって今シーズン見るときの勉強材料にもなりそう。まだ全部見てないけど、じっくり楽しみたい。

2021年3月16日火曜日

2021年3月 第2週

3月8日
 久しぶりに本格的な雨。週初めから雨だと憂鬱な気持ちになる。Ahn Byeong WoongがOwenにビーフを仕掛けたというニュースが流れてきた。最新EPは歌フロウも含めたメロウな構成の中で「Sinner」という曲は確かに違和感あるなーと思ったいたら、その曲らしい。言語聞き取れないとこういうことあるのが難しい。K-HIPHOPはだいたいgenius上がっているので chromeの拡張機能で翻訳できるのだけどイマイチ意味取れず。。。 BLOOMINT MUSICによる翻訳が待たれる。

3月9日
 Feelings / Brijeanを聞きながら仕事。前回のEPが完全に夏の一枚で去年聞きまくったのだけど、満を次してのアルバムリリース。ボーカルの女性はToro Y Moiの曲のパーカッションを担当している。彼女のパーカッションからうみ出るグルーブは最&高。これはバイナルでしょ!となってAlffo Recordsで即オーダー。到着が楽しみ。

3月10日
 ゲームで時間を溶かしている感じが日々強まっていてこのままでいいのか?となりつつも、ついついやってしまう。それがゲーム。好調に進んでいたゼルダだったけど、ついに戦闘シーンでつまづいてしまう。。。これを乗り越えられるかどうか、それがRPGあきらめ人生を克服する第一歩だという気持ち。

3月11日
 震災から10年。当時は関西にいたので完全に他人事になっていて目の前の日常とテレビから流れる情報のギャップに戸惑った覚えがある。当時何となくそのときの気持ちをブログに書いたら何年も連絡取っていなかった友人から連絡が来たのを思い出した。今でも元気にしているだろうか。自分自身が阪神大震災で人生180度変わったタイプで今となってはあの転機があって良かったなと思えている。
 今日は一日中ウェブ会議で新しいシステムの使い方を教えてもらう。まったくユーザーフレンドリーではないUIのシステムを採用していて、これぞ官僚システムが生み出した弊害!みたいな事案。みんなが文句たらたら言っていたけど完全にあきらめの境地で笑いながら聞いてた。
 荷物整理してて久しぶりに田我流のツアーDVDを見てみた。この頃の田我流の油のノリ具合はやはりすごくて今見てもかっこいい。当時の思い出補正もあると思うけど。今やMV作らせたら右に出るものはいないスタジオ石が作ったビデオなので一筋縄でいかないカット、編集の妙があってめちゃくちゃオモシロい。その流れで「B級映画のように2」を聞いてみたけど、やはり超弩級クラシック。これだけ怒りや悲しみの感情が日本のヒップホップで昇華されたケースはほとんどないと思う。

3月12日
 1日中会議聞きながら内職。昨日聞いた説明を体に叩き込む作業をしていた。最近仕事マンネリだなーと思ってたけど新しいことに挑戦していると気分が新鮮になり、かなりやる気も出てきた。
 夕方にレコード到着。 BrijeanとAlfred/Freddie Gibssを買った。両方とも間違いない内容。ストリーミングで無限試聴して本当に欲しいのはレコードで、というのがここ数年定着している。LP買う代わりにDJで使ってたようなシングル系を軒並み手放すことにした。
 韓国の新譜が怒涛のリリースであまり追いついてないのだけど各ラッパーが皆SNSに投稿していたCIRCLE/Mind Combinedを聞いた。これは2020年代に残るマスターピース。韓国のいわゆるR&Bひいてはネオソウルの異常なレベルの高さが全部詰まったような作品だった。Louis Coleのような抜けの良さもありつつ、でもノリは粘っこいみたいな感じで全曲最&高。PeejayというproducerとJinboというシンガーのユニットでリリースは10年ぶりらしい。韓国の歌ものの底が知れないし、まだ見ぬ強豪はまだまだいるのだろう。。。あとUntellのEPもかっこよかった。ジャケットのとおりトラックに派手さはないけど無機質なビートとの相性が意外にも良い。(SMTM9では派手トラック多かったので)そんな中でも比較的い温かいビートの「WON」という曲は完全にLAバイブス満点でめっちゃ好きだった。オーディション踏まえて自分でどんなキャリアを歩んでいくのかはアーティストにかかってるから期待している。

3月13日
 久しぶりの雨。色々買い出しに街にでると信じられないほど強い雨と風。駅で聞いたことないような轟音を聞いた。お昼は新しく開店した回転寿司。コロナ禍以降の店作りという感じで店員と触れ合うことはないし寿司は回ってないしでIT技術がこれだけふんだんに導入されている飲食業は他にないのでは?と思った。コロナがデファクトスタンダードをぶち壊した訳だけど、この壊れた後は柔軟な姿勢こそが重要だと思うのでなるべく柔らかい脳でいたい。
 そんな雨の日に聞いたDon Millsが超かっこよくて感動…特に後半がめちゃくちゃ好き。色々聞きまくっているけどやはりレーベルとしてVMCが一番好きかもしれない。世代もあると思うけど、どのアーティストも個人的には毎度ツボつかれまくり。

3月14日
 韓国の音楽情報を友人と交換。知らんラッパーはまだまだいるし、過去の音源で村何あるんやという発見もあって楽しい。それもこれもストリーミングで無限に聞けるから。むかしCDを山ほど買っていた時代の自分に言ったら、どういうリアクションするだろう。それはともかくPeejayのWalkin'のpt1,2を無限リピートしていた。家で流すのにちょうどいい感じ。


 ホワイトデーなので奥さんにチョコレートのお返しとピアスをあげた。そのピアスを買ったお店で一緒に買った初期Macを彷彿とさせるこのフィギュアが死ぬほどかわいくて愛でている。無限テレワーク生活なので、こういうのでテンション上げて仕事頑張りたい所存。 


2021年3月8日月曜日

2021年3月 第1週

3月1日
 昨日収録したポッドキャストをリリース。「花束みたいな恋をした」について話しているので聞いてみてください。Apple podcast/Spotify/Show notes
 FLIP SIDE PLANETのゲストが満島ひかりというサプライズで驚いた。ゲストのリアクションもオモシロかったけど、それよりも選曲が超素晴らしかった。旧譜から新譜まで横断的なのにこんなにまとまっているのはプロとしかいいようがない。1曲目のPortrait of Tracy/Jaco PastoriusのベースラインがSWVのRainのネタだったのか!とか井上陽水のマリンバ使いの曲とか。新譜のLava La Rueも好きだった。

3月2日
 Jack Daniel'sのプロモ案件としてAOMGのチャンネルにDJ Sprayのミックスが上がっているのだけど、当時僕が友達とイベントでDJしてた頃みたいな選曲で超上がる。韓国の曲は抑え気味でソウル、ディスコ、ヒップホップをクロスオーバーするスタイル。こういうの久しく聞いていなかったのでめちゃくちゃ新鮮だった。

  

 宇宙には、だれかいますか?を読了。古本屋で見かけてたまたま買ったけど、NASAのローバーが火星に着陸したタイミングで読めて良かった。

3月3日
 人事異動の季節であり仕事の分担が変わる都合で最近は忙しい。これまで関わらなかった人と全然違う仕事をするので、それはそれで新鮮なんだけど漏れなく対応できるかどうか今まで以上にシステマティックに仕事しないと厳しそうだなーという感じがひしひしとしている。

3月4日
 毎日30分-1時間ずつくらいゼルダをプレイしているのだけど、それが癒しの時間になっている。そもそもRPGをプレイするの20年ぶりくらいなのもあるけど自由度がとても高くて驚いている。行けない場所がほとんどない。その自由度に合わせて体力の限界が用意されていてダッシュや泳ぐのは時間が制限されてたり高い山だと寒さで体力削られたり。しかもステージのスケールが想像以上に大きくて広がるたびに興奮する。FORTNITEだと画面の向こうにいる人間の殺意と直面するのに比べて時間がゆったり流れている。だらだらプレイしてエンジョイしたい。

3月5日
 毎週金曜日は新譜デー。今日はDrakeのシングルがでたのが一番のトピックかな。出る前から期待されてる中でこんなにカマせるラッパーはDrakeとKendrickだけなのでは?「What's next」のフックの歌詞がダサカッコよくて好き。

Well, summer, all I did was rest, okay?And New Year's, all I did was stretch, okay?And Valentine's Day, I had sex, okay?We'll see what's 'bout to happen next

あともう1つはUNLOCKED 1.5/Denzel Curry & Kenny Beatsも最高。 去年出たEPのREMIX verでRobert Glasper, Georgia Anne Muldrow, Alchemstという渋いアプローチからのDenzel Curryというのが好きだった。前のアルバムのZUUも好きだったし、このあと出るソロのアルバムがどうなるのかは楽しみなところ。



 韓国のリリースだとASH ISLANDの新しいアルバムも聞いた。いわゆるミクスチャー系のアプローチ。これ系ってあんまり好みじゃないこと多いけど、むちゃくちゃかっこよくい。彼自身がシンギンラップなので超豪華なfeatのラッパーたちがいいアクセントになっている。Post Malone、Lil Peep以降のサウンドで単純なパクリじゃなくてしっかりオリジナリティあるのがすごいという話を友人として盛り上がったりした。

3月6日
 奥さんは結婚式出席で終日1人。ワンダヴィジョンS1を見終えた。斜め上の展開の連発で飽きずに楽しむことができた。何にも話せないくらいに物語の構造自体にオモシロさがあるのだけど、個人的には魔女展開になってからがイマイチ乗り切れず…ただ最終話で気付かされる映画=スタジオの存在意義のアナロジーとなる展開が興味深かった。  夕方、親知らずを抜くために近所の歯医者へ。親知らず抜き師が定期的に歯医者にくるらしいのだけど予約一杯で2ヶ月待ちの結果やっと。いざ行ってみると抜き師が妙に軽いノリで不安になった。抜き師にとっては今日もう5本目くらいだからだと思うけど、こちらは初めてなんです!と言いたくなる。麻酔して滞りなく抜歯完了。全然痛くなかった。抜いた歯を見せてくれて「持って帰りますぅ??」と言われたけど丁重に処分してもらうよう伝えた。生命式を読んだばかりで歯を見ると妙にドキドキした。

3月7日
 現在、我が家では空前のGAG福井さんブームでYoutube見たりしていたのだけど今日はGAGの幕張でのトークライブをオンライン課金して見た。めちゃくちゃオモシロいというよりも落ち着くというか関係性の妙があってワイワイする感じが楽しい。  FlammableがPaloalto & JUSTHISのアルバムに参加してたのに驚いて友人に話したら、2012年時点でDJ BEERTとFlammableのアルバムに Okasianが参加していて、そこからIt G Maに繋がるというこの日本のヒップホップと韓国のヒップホップの一連の流れがあまりにも語られてなさすぎてビビる。It G Maは超エポックメイキングな出来事なのに!当事者たちはあんまりに気にしてないだろうけど、こういうのはインタビューとかでアーカイブしておいてほしい。(digりきれてないだけかもしれないけど。)

2021年3月1日月曜日

2021年2月 第5週

2月22日
 有給休暇。朝から川崎で映画を見る。「すばらしき世界」西川美和監督最新作。メイキングエッセイを読んで準備万端で見たのだけど、めちゃくちゃオモシロかった。コロナの影響で映画館へ行くの超久しぶりだったけど、久しぶりに見る映画がこの作品で本当に良かったと心底思えた。元ヤクザで殺人罪で服役していた男が十数年ぶりにシャバに出てきたとき世界とどう対峙して生きていくか?という話。普段ニュース、ネット、人との会話などで何となく認識ししている今の日本社会の残酷さをデフォルメして描いているところがとても興味深い。人と違うことが足枷になってしまう場面を何度も見せられて正直ウッとなってしまうのだけど、そこを乗り越えていく主人公の三上の真っ直ぐすぎる姿に心打たれる。特に夕焼けのグラウンドでまるで祈るようなシーンは泣いてしまった。日本社会で「上手く生きること」が何なのか?を目の前に突きつけられている。じぶんが不幸なときに弱者に対してそのストレスを発散するのはどう考えてもおかしい。そんな光景のつるべ打ちに辛い気持ちになると同時にやっぱりおかしいことをおかしいと言う人生でありたいと思う。そこ我慢して生きる人生に価値があるのか?と問われている気がした。あとは寛容さ。どこまで許せるのか?


 スタバ寄って映画の余韻に浸りつつ最寄駅から歩いて帰る。道中、WREPを再生したらZEEBRAの番組にweek dudusが出演してた。何度も出自(家族のこと)を質問するジブさんにちょっと抵抗あったし聞くこともっとあるやろ…と思ってしまった。このインタビューもアーカイブされていかないから、その場で流れて終わりなのは勿体ない。(week dudusが姫路にきたジブさんにフリースタイル仕掛けたとか)と小言ばかりになってしまったけど気軽にヒップホップ中心の生番組聞けるようになったWREPの功績は超偉大だと思います。
 一旦家に帰ってから本を返却するため図書館へ。帰り道のパン屋でお昼ご飯買って家で食べた。チキンタツタサンドといちごクリームパン。血糖値が一気に上がりすぎて強烈に眠くなるけど何とか堪えてSMTM8準決勝が英訳されたので見た。EKとBig Naughtyが圧巻のステージングだった。featの力もあるかもしれないけど残りのラッパーとは別格だった。それだけにEKの結果が納得できず…一方でTakuwaが勝ったのは韓国におけるHIPHOPリテラシーの高さを感じる。日本なら絶対JJANGYOUが勝っていたと思う。決勝の翻訳を気長に待ちたい。
 夜ご飯はあんかけ焼きそば。野菜たくさん取れるし固い麺があんで柔らかくなる感じがとても好き。今週分の日記からNotionで書いている。横にあるカラム分けでかなり視認性が良くなってるし入力もツルツルで良い。Paperの場合、長時間入力していると「オフラインになりました」と出ることがあり、すぐにオンライン復帰ボタンを押していたけど知らずのうちにストレスになっていたことに気づいた。

2月23日
 朝起きたらDaft Punk解散のニュース。One more timeが一番有名だと思うけど、ディスコ/ブギーの復権を高らかに打ち立てたRandom Access Memoriesが一番好き。久しぶりにCDで聞くと懐かしくて新しい当時の感覚が蘇った。彼らは1つのジャンルに閉じているというより、彼らが今どんな音楽に興味を持っているか?が1つの好きなポイントだったので解散は本当に残念。でも再結成しそう。
 奥さんの買い物に同行して外出。久しぶりの店でカツカレーを食べた。その店でテレビが流れていて菅首相の息子と総務省官僚の接待の話が延々と。クソニュースだなと思うけど、息子が元キマグレンのメンバーとバンドを組んでいたという香ばしい情報が好きだった。
 Takeoneのアルバムが出るらしいという話を友人から聞いて楽しみやなーと言っていたら夜にdingo freestyleに登場。かっこいいとは思っていたけど、今回のでまた印象が変わったというか、めちゃくちゃかっこいいな!言語化しにくいのだけど一緒にレーベルやってるLil boiに近くて何でもできて安定感抜群って感じかな?この流れでGreen Idiologyという昔のアルバムを聞いたのだけど、それまた素晴らしく、色んなタイプのビートを余裕で乗りこなしている。2016年リリースだけど全く古びていない。

2月24日
 4連休明け。まったく仕事に対してモチベーションがない。以前に友人とポッドキャストで話したけど仕事に何を求めるのか?を真剣に考えないといけないなーと思う。来年度は組織も変わるようなので、そこで心機一転できればいいのだけど。
 All The Light/GRAPEVINEのアナログが届く。奥さんが好きで教えてもらったGRAPEVINEをすっかり自分も好きになっていて特にこの最新アルバムは好きな一枚なのでアナログを買った。アナログは音の迫力が違うな~という知ったか顔で聞きながら仕事していた。
 寝る前に幸福な監視国家・中国を読了。中国のITレベルと監視の関係性、さらに思想に至るまで網羅的にしれて勉強になった。

2月25日
 久しぶりに天下一品でお昼。半年に1回くらいでちょうどいい。その後シェアオフィスで初めて仕事してみた。椅子とか机とかモニターとかしょうもなさ過ぎて、あんまり良くなかった。でも立地がいいので数時間単位で集中するのであれば使えそう。
 仕事終わりに「花束みたいな恋をした」を鑑賞。お話自体はなんてことない恋愛物語だけど、日本/海外問わずにカルチャーの固有名詞がつるべ打ちされていい意味でも悪い意味でも死ぬかと思った。2015年から2020年にかけては自分自身も積極的にカルチャーを摂取していたこともあり出てくる固有名詞の多くに見覚えがあったから。多くの映画では登場人物の接するものは背景でしかないゆえに架空のものが作られるわけだけど本作はすべてが実在している。それはカルチャーに限らず地名もスーパードライもLINEも。映画における嘘の要素を限りなく排除して固有名詞を配置するだけでこんなに生々しい話になるのは1つの発明だと思う。あとは坂元裕二の言い回しが連発しまくりなので、それだけで楽しい。「オリンピックは広告代理店じゃなくて選手がやるんだよ」とか。冒頭のイヤホンの話はアナロジーとしてもオモシロいし恋愛映画の定石をいきなり崩す宣言になっているようにも感じた。あとはカルチャーを愛すること、社会で生きていくことを二項対立にしているのが怖かった。この2つが成立しないような見え方がするし、パズドラとショーシャンクの使い方は悪意に満ちていて、有村架純と菅田将暉目当てでこれを見に来た人たちはどう思うのだろうか。帰り道、奥さんと合流して寿司を買ってビール飲んで巨人芸人を見てから就寝。

2月26日
 基本的にメールでしかやりとりしてないので少しでも手を抜くと仏頂面なメールになってしまう難しさを最近感じている。かといって年齢は一番下なので変に馴れ馴れしいとナメてる感でるし未だにちょうどいい塩梅が分からない。
 昨日から聞いているBig Naughtyの新譜がめちゃくちゃかっこいい。シンギンラップは世に跋扈しているけど独特のメロディとフロウがクセになる。(Achoo REMIXのときも「そのアプローチなに?!」って感じだった)先行シングルのWonsteinとの曲はファンキー系だったけど、やはりメロウ路線に弱いので「Frank Ocean」が好き。GrayがProduceした「Bravo」もよかったけどFeatのCoogieとGrayのコンビネーションが無敵すぎて…Dingo Freestyleも鬼な仕上がりでライブとは思えない安定感。いわゆる今っぽいラップのフロウも披露しているけど、あくまでそれは「こういうのもできますけどね」みたいなかましで、アートとしていい曲作りたいのだなと今回のEPを聞いて感じた。


2月27日
 今日は埼玉まで内見。ペット飼えて綺麗目な感じ。写真で見るよりも広くて最近見た中では一番よかった。周辺は何もないけど少し歩くとターミナル駅あるし不便はしなそう。しばらく悩むことになりそう。引っ越しするとなると、その手間/コストを乗り越えるような物件が必要なんだけど今住んでるところにある程度満足しているので難しいと感じている。とはいえほとんど会社行かないし都会いる意味とは?となっているのも事実なので真面目に考えたい。
 Lil BoiのSMTM9優勝で得た新レーベルが始動して、Lil Boi×Wonsteinでシングルをリリース。Produceはslom。MVは映画オマージュてんこ盛りって非の打ち所がない!と友人と盛り上がっていた。Bruno MarsとAnderson Paak.のコラボが話題になっていたけど、彼らもそういう価値観でヒップホップやっていて本当にかっこいいなと思う。

 Toro y MoiのUnderneath the Pineがリリースされてから10年経ったらしく記念にインスト版がリリースされていた。彼のボーカルが入っていないと全く別の音楽に聞こえるのが新鮮。そして10年前とはとても思えない。これは普遍性を持っているということなのか、時代が一回りしているのか。インストだから作業BGMとしてもおすすめ。

2月28日
 前からプレイしたかったSwitchのゼルダを購入してついに始めた。(花束の影響大)FORTNITEと多少操作が違うけどその辺はすぐ慣れそう。自由度の高さは冒頭から感じていて、広大なフィールドに放り出されて何でもできるのは驚き。ロールプレイングゲームを最後までクリアしたの記憶にないくらいの素人なのでゆっくり楽しみたい。あっという間に時間溶けていく系なので気をつけたい。(どこでもセーブできるのが救い)
 夜ポッドキャストの収録。2週に1回が無理ないペースなのかも。今回は映画の話中心だけど見た人は楽しめるかと。寝付けなかったので軽く日記書いてから寝た。

2021年2月22日月曜日

2021年2月 第3週

2月15日
  slowthaiとSmokepurppの新譜を聞きながら仕事。slowthaiは先行でMVも出てたA$AP ROCKY, Skeptaとの曲が好きだったけどアルバムは二部構成になっていて後半のメロウサイドもかなり良かった。Smokepurppはめちゃくちゃ現行モードの流行りのヒップホップって感じでこういうの聞くと元気は出るのだけど繰り返し聞く感じではないのだよな。  Lil Boiのdingo freestyleがアップロードされてラップうまうまスキルがこれでもかと出てた。SMTM9の曲もふんだんにやってくれて満足。 On Air/Creditはやっぱり別格に好き。

2月16日
  何のスパイスも入れない家カレーを晩ご飯で作る。毎回スパイス入れて味変してたけど今回はそのまま。懐かしい味がしてそれはそれで美味しかった。
  
MushvenomのSMTM9での曲のMVがアップロード。MushvenomはVVSが最高風速でそれ以降がいまいちピンとこなくてビデオを見てもまだまだうーむという感じ。どこかでハマる日が来るのか。あとこの曲のビデオがIndigo musicから公開されてるのも謎。JUSTHISがfeatで参加しているからなのか?他のSMTM9の曲はgroovy roomが所属するH1ghr musicでアップロードされている。MUSHVENOMがIndigo入るのか?と勘繰っちゃうけどカラー的には無さそう。それはともかくSwingsのカメオ出演オモシロかった。

 Kindleで読書してSNS見ている時間を全部読書にブッ込めばめちゃくちゃ本を読める。U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面ニューカルマ。ニューカルマは闇の自己啓発と併読するのがおすすめっぽい。たまたま同時期に読んだけどネット記事になってた。闇の自己啓発の影響でノンフィクション系を読みたい欲が高まっている。

2月17日
  マンダロリアンS2をついに見終える。ラストのラスト、驚天動地の展開があって、こんなことまでやってしまうのか!と叫びたくなった。テクノロジーは恐ろしいとさえ思った。あとディズニーはすでにジェンダーバランスにかなり気を使っていることが伺える登場人物の配置だと感じた。今までならマンダロリアンと中盤に登場したあるキャラクター(ネタバレなので誰か言えないけど男性)のバディものとして展開してたと思う。このシリーズで分かったことは実力ある人に「スターウォーズ」という題材を与えれば無限にオモシロいコンテンツを作れること。S3はどんな展開になるのか分からないけど楽しみ。

 レッドブルの日本のヒップホップシリーズでまさかのコンビネーション。BES, ISSUGI, Gottz, MUDでビートは C.O.S.Aという鉄壁の布陣。それぞれがユニットで活動していることもありコンビネーションは抜群。2×2で4以上になっていた。 C.O.S.Aのビートが超ドープで途中でスイッチするのも最近ぽくて良い。こういう垣根を超えるコラボを無限に見たい。

2月18日
 友人から韓国のmixtapeサイトを教えてもらったので聞きながら仕事。Ugly Duck, Loopy, Lil boiなど。ミクステはビートジャックを中心にラッパーの音楽の好みがモロに出るので聞くのが楽しい。昔、Datpiffでdigりまくった青春時代を思い出す。Loopyのは比較的新しいのでかっこいいのは分かるのだけど、Lil boiのミクステの出来がハンパない!2012年の時点で完成し過ぎ!全体にポップなんだけどドープなテイストも余裕で出せる。ヒップホップがしっかり凝縮しているとでも言えばいいのか。曲作りの天才。あとLoopyのミクステは比較的最近のリリースなので聞きやすかった。やはりGear 2は名曲。
 あとこの日リリースされたJust Fun!/Balmin Tigerがめっちゃ好きだった。前にYoutubeでライブ見たときにも披露してたけど、やっと正式リリース。ネプチューンズ的なバイブスの曲で最&高。ヒップホップに閉じていないコレクティブのようなのでアルバムが今から本当に楽しみ。

2月19日
  お昼にmenuという新しいデリバリーサービスを活用して近所のカレーをデリバリー。めちゃくちゃ美味しいカレーが30分ほどで届く。クーポンでかなり割安で利用できたしUber eats対象のお店ではなかったので嬉しかった。あとチップのシステムが導入されていて驚いた。社会全体にチップシステムが導入されてないから「直接配達員にお金が渡ります!」と言われてもチップする動機が沸かなかった。

2月20日
 今日から4連休。毎週4連休だと来週の反動がエグそうで心配…それはともかく今日も内見。今回の物件は東京の西の方。写真と情報からしてかなり良い気がしたのだけど実際行ってみるとイマイチ…な感じで残念だった。今の家と比べて良いところがないとなかなか引っ越すというモードになりにくいので地道に物件を探し続ける。
 物件に吉祥寺が近かったので久しぶりに寄ってみる。ピワンでカレーを食べた。コロナ対策で座席を間引きしていたけど、ほとんど待つことなく入れて良かった。もちろんカレーは美味。そのあと百年という古本屋へ。オモシロそうな本がたくさんあったけど黒沢清の映画本が置いてあって思わず購入。状態あんまり良くないけど絶版なので良しとする。カレー、古本屋などが揃っているとQOLが露骨に上がるので、この辺に引っ越すのも良いよな〜という気持ち。
 帰宅後、奥さんがスプラトゥーン2をするのを横目にマルジナリアでつかまえて読了。本を自分の手でアップデートするという概念が興味深かった。

2月21日
 天気がよくて暖かい。奥さんの用事に合わせて川崎まで出かけた。ほとんど家の周り以外に出かけていないので、昨日の吉祥寺含めて人の多いところに全く慣れておらずすぐに疲れてしまう。そそくさと退散して電車で美味しいコーヒー屋まで行って、そこから30分くらいかけて歩いて帰った。その道中に大きな公園があったのだけど区内中の子どもが全員集結しているのでは?と思わされるくらい集まっていた。あまり大きな公園がないので、子どものストレスが発散できるのはそこしかないのだと思う。公園不足という明らかな課題に対応することが行政の仕事なのではと思ってしまうものの、その意思を示して選挙に行ったり陳情したりしていない区民にも問題があるのでしょうか?
 TuneInというアプリにハマっていて家で流しっぱなしにしている。世界中のラジオ番組が聴けて聞きたい音楽のジャンルや有名なチャンネルを適当に選んでいる。NTS, WWFM, WREPなど。色んなラジオを同じアプリで並行して聴けるのが便利。 いつもApple musicでアルバムやプレイリストを選んで聞いているのだけど、ラジオだと次何聞こうとか考えなくて無限に再生されていく。あとセレンディピティもあるので知らなかった音楽と出会うこともあって楽しい。 

2021年2月15日月曜日

2021年2月 第2週

2月8日
 Hardy/Babylon がめちゃくちゃいい。全然知らなかったけどfeat勢がJay Park, Kid Milli,Coogieとか豪華だなーというのとSMTM9関連の人がめっちゃ参加している。LayoneとLee Young Jiは決勝で披露した曲のコンビだし、Untellもファイナリストやし、さらには18分強のマイクリレー曲で多くのSMTM9参加者がしている。この10分超えのマイクリレーは韓国でよく行われていて、ラップ好きからすると最高に楽しい。同じトラックでどんなアプローチするのか。ただこういう作品性の高いアルバムでぶち込んでくるところがイカツイな〜と思う。Babylonは元々アイドルだったけど兵役終了後インデペンデントに音楽活動を始めたらしく一度レーベル契約してるものの今作も自主レーベルからリリースされている。

 The Weekndのスーパーボウルのハーフタイムショーを見る。オルタナR&B的な立ち位置で出てきて一気にスターダムまで駆け上がったところまで見ているので感慨深い。歌って踊るマイケル・ジャクソンっぽさまで感じさせる圧巻のステージングでかっこよかった。特にセルフィーモードに切り替わって仮面人間が大量乱入→フィールドへ放出のくだりが好き。ランダムに暴れているように見せかけつつもマスゲームとしての振る舞いを忘れないところにプロ意識を感じた。


2月9日
 Youtubeを開いたらDingo Freestyleのプレミア公開に遭遇。しかもColdeのKilling voice! 1曲目がoffonoffの曲だったのでブチ上がり。今のようにどハマりする前に何かをきっかけに聞いてめちゃくちゃ好きでCDも持っている。シンガーからアプローチしたシンギンラップって感じで生歌でもクオリティ死ぬほど高くて驚いた。いつかライブを見てみたい人の1人。というかコロナなかったら韓国まで見に行ったりもできたのかーと思うと気持ちがレイムになるけど今はひたすらディグりまくる日々を楽しんでいる。

2月10日
 やってられないので金曜日を意味なく休みにして4連休とする。韓国のヒップホップアワードでアルバムでノミネートされていたDetox/Bill Staxを聞いてみる。韓国のヒップホップで初めて真正面からweedについて描いたアルバムらしい。ジャケットからしてToo dope.大麻の種類であるSATVIAとINDICAでAサイドとBサイドに分ける構成になっていてSATIVAはトラップ、ドリルのハードな感じでINDICAはメロウサイドという感じ。40歳でかなりキャリアが長いラッパーがこうして最先端のトラックでゴリゴリやっているのがかっこよく思える。


2月11日
 天気も良いので少し遠目のスーパーまで買い出しへ。いつもと品揃えが違っていて楽しい。他に出かけることもないのでゲームしたり本読んだりして過ごす。FORTNITEでレベル100にならないとベイビーヨーダがゲットできないのでやり込むしかなくてまた時間が溶けていく。。。
 DRAMA/BLOOのBehind the scenesがリリースされて冒頭にLoopyとスタジオにいる姿が。コメント欄にもあったけどREMIX出たらアツい。BGMで流れているのが同曲別アレンジというアイデアは新鮮だった。あとLil Boi×MiraniというSMTM9な組み合わせのMVがYoutubeで公開。音楽ストリーミングサービスにはないみたいで早急にリリースして欲しいくらいめっちゃいい曲。
 かたや日本ではBad HopのFriendsという曲のMVが公開。JPとLEX迎えているところが胸熱。ZORNの全部取り込む勢いのfeatを見ての動きな気がしているのは勘ぐりすぎ?

2月12日
 有給休暇。Purity/GOODMOODGOKUから朝を始める。このアルバムでやっと2021年始まったなーというクオリティの高さで最高。クレジット見るとほとんど自分でトラックも作っていて驚いた。エモ系シンギンラップの聞いてられないクオリティーのものが多い中で、やはり一段ギアが違う。Got Jazzで ATCQサンプリングしつつメロディはEWFのブラジリアンリズム(ジブさんのパーティチェッカーでも使われてる)という組み合わせの妙がオモシロかった。


 マンダロリアンS2とFORTNITEで時間を溶かす。マンダロリアンまさかの展開で、しかもロバート・ロドリゲスを起用するだなんて、ほんとジョン・ファブローは悪いやつだな©️般若
 
2月13日
 某街へ内見へ。すぐに引っ越したい!という訳ではないがダラダラと物件を見てて良さげなところは見てみる、ということをしている。今日のところは立地的には良いのだけど物件自体の魅力が思ったよりも低く家賃に見合わないなーという感じだった。無限テレワーク環境なので郊外で物件自体のクオリティ高い家に住みたくなっているところもあり引き続き内見を進める。
 闇の自己啓発を読了。久しぶりに脳がスパークする系の読書体験で最高だった。ポッドキャストに近いところもありやはり人が駄弁っているのが好きなんだなと思えた。知的好奇心を満たす系読書をもう少しするようにしたい。
 ポッドキャストをリリース。森発言で感じたモヤモヤをモヤモヤしたまま吐き出しているのでモヤモヤした人は聞いてみてください。Apple podcast/Spotify/Show notes
 夜にとても大きな地震があってびびる。東京で体験した地震で一番大きかったかも。震源は福島県沖と聞いて津波がまた起こるのか?原発は?とか不安になった。何もアンダーコントロールされていないのではないのか?と思わされるそんな時代を生きている。

2月14日
 奥さんが買い物している間に本屋で色々本を物色。本屋はセレンディピティがあって楽しい。お気に入りの本屋は品揃えが充実しているのでそれも大きい。同じチェーンでも店によって全然違うからオモシロい。こんなんあるんかーとメモりつつAmazonで品切れしてた本や気になってた文庫本を衝動買いした。
 Khundi PandaとDSELが所属する30というクルーのアルバムがリリースされたので聞いてみたら、いわゆるノンクオンタイズ系後ろノリビートでめちゃくちゃ好きで毎日聞いている。Dilla,Madlib系のサウンドもあるし、Griseldaのような最近のNYっぽいサウンドもあって聞いてて飽きない。さらにこのタイプのビートで展開をちゃんと用意しているのが新鮮。そういったビートに対するラップのフロウの気持ちよさよ…ほとんど英語がないので完全に語感でしかないけど。一番好きだったのは”Sheer Hail”という曲。このタイプのビートでギターソロ展開って!という驚きがあった。KanyeのMBDTFの"Devil in a New Dress" を思い出した。底無しな韓国のHIPHOP All day.

2021年2月8日月曜日

2021年2月 第1週

2月1日
 あまりにも部屋のエアコンの効きが悪いので、フィルター見てみたら使い始める前にしっかり掃除したにも関わらずホコリまみれ。まさかこれが原因なのでは?と思ってフィルターを洗ってセットしたらガンガンにエアコンが動いて部屋がとても暖かくなった。もっと早く気づけばよかった…
 ポッドキャスト公開しました。ガジェット、テック系を中心にだらだら話しておりますので、よろしくお願いいたします。Apple podcast/Spotify/Shownotes
 メモアプリとしてDropboxのPaperを2年くらい使っているのだけどもNotionなるものが盛り上がっているということで色々調べてみると見た目はかなり整理されてて良さげ。そういえば以前にpodcastで話したなーと思って過去回を聞いてみたら見事に話していた。こういう風に音声データで振り返るできるの便利。
 夜に読み始めた積読してたエッセイが思った以上の重たさでこれは真剣に読まなければならぬ…と襟を正す。

2月2日
 会社で試験があるので久しぶりに真剣に勉強することになった。いつ役に立つのか分からない知識だけど全く興味ないわけでもないので久しぶりに本と首っ引きで脳に情報を叩き込む。手で書いた方がいいのか。今日聞いていたのはMadlib、Arlo Parksなど。Madlibの新譜はFourtetが制作に大きく関与していて数年かかっているらしい。(MadlibのループにFourtetが手を加えているっぽい) 久しぶりにこの手のビート聞いたな〜と思う一方で小綺麗にまとまっていて聞きやすくなっているのはFourtetマジックなのか。あとArlo Parksは今のステイホーム環境ではかなり調子いい。Rhye/Homeとともに2021年のステイホームなアルバムだと思う。



 BigNaughtyの新曲がWonsteinをfeatに迎えるという最高の曲。メロウ系好きなので、この2人が一緒に曲やって嫌いになるわけがない。あとDingo FreestyleにSMTM9勢が登場。Rose De PennyのWinwinのバースめっちゃ好きなので嬉しかったしMunchmanがAchoo歌ったあとに「Go choo〜」と言っていてオモシロかった。


2月3日
 人から仕事を頼まれて「すみません、今余裕ないです」とだけ返答して、期限を設定できない管理職はどういう了見なのかと頭が痛くなる。上の人に相談したら面談では自らの仕事の状況について「全然大丈夫です」と言っているらしい。その二枚舌どうしてくれようか?
 夕飯、奥さんが会社帰りにバーガーキングでテイクアウトしてくれてハンバーガー。ワッパー食べるとハンバーガー欲がかなり満たされるのでマクドナルドよりも好きだ。
 ポッドキャストで話したとおりYoutubeのFORTNITE動画を色々見ているのだけどオレンジ君という人のチャンネルがかなりオモシロかった。「こうしたらどうなる?」という仮説検証型で、実現するにはどうすればいいかPDCAを回して試行錯誤していくのがめちゃくちゃクリエイティブで楽しい。
 KOJOEがlost tapeと銘打って「iLL Scott」というアルバムが出たのだけど、それが全然アウトテイクではない出来で良き。もしかすると今までの作品で一番好きかもしれない。illmoreのREMIXが多いのも影響しているだろうけど今までのアルバムでは聞いたことのないフロウとかもあって新鮮さがある。あとyouraという韓国のシンガーのGAUSSIANもステイホームな感じでよい。歌い上げなくてメロウなバイブスが出ている曲に最近はよく惹かれる。

2月4日
 レコードをだらだら聞きながら仕事。針を変えたので色々聞き応えがあるし2021年の今聞くと新鮮!みたいなこともあるので良い。今日はLord Echoのセカンドがめちゃくちゃ気持ち良い1日。
 デスク上にノートPC用の台を置いていたのだけど、そこになんとなくものを置いてしまうので思い切って台を撤去。クラムシェルモードで仕事するとデスク周りがとてもキレイになって快適になった。毎回起動するとき開けなきゃいけないのが手間だけどしばらくはこの運用にしたい。
 旧MKIT RAINのBLOOが新曲のDRAMAをリリース。かなりエモーショナルな曲で好き。 歌詞とMVの内容的にはラブソングなんだけど捉えようによっては、いやかなりの確率でnaflaに向けているのではないか?と思ってしまう。(過剰なキスシーンの量も照れ隠しな気がする)”We’re living in a drama”でこの超エモいトラックなので人生の刹那的サムシングを感じてウルルだった。どうやらレーベル名を鞍替え(?)してUNCUTPOINTという名前になった模様。LoopyやOwenもいる。これからどうなるのか。

 2月5日
  メルカリで本が一気に3冊も売れたので、まとめてセブンイレブンまで持っていく。メルカリの配送手配、レシートを入れて発送物に貼り付ける作業があって結構時間がかかる。それは分かるけど3冊レジに出したら露骨に嫌な態度でバーコードリーダーを持って無言のプレッシャーをかけてこられて困惑。ファミマの発送方法が改悪(レシート入れる部分が細くなって超入れにくい)されたからセブンイレブンまで行ったのに。。
  新譜デーなのでザーッとチェックする。韓国ではLil tachiのアルバムが良かった。SMTM8で存在を知って、いわゆる今っぽいラッパーでトラップ偏重主義なのかなと思っていたけどド直球ブーンバップ
も入っていてバランスのよいアルバム。FeatにBig Naughtyが入っていてSMTM8でのバトルのしこりは無いのだなと勝手に安心した。あとdboのEPも出ていて、もうこれはdbo!としか言いようがないフロウで最&高。最初声が苦手だったけど、どんどんクセになって最後には好きになっている。Awichとinstaでコメントのやりとりしているの見たのでコラボが見たい。USだとVanJessが安定の良さ。ナイジェリア系アメリカ人の姉妹ユニット。往年のディスコ・ブギーをオマージュしつつ、しっかり2021のモードにアップデートされている。ゲストもKaytranada, Phony pplと素敵なマリアージュが炸裂しているし大ネタShaft使いなどもあって飽きない。そんな中でも一番好きだったのはDevin Morrison参加の「Boo Thang」隙間のあるトラックが好物で、このもったりしたファンクネスがめちゃ癖になる。



2月6日
 奥さんが美容院に行っている間にDisney+で「ワンダヴィジョン」一気見。ほうぼうで話題になっていたしネタバレ厳禁系っぽかったので早めに見ておいて良かった。確かにこれは話の設定さえも言えねーって感じなのでMARVEL好きな人は早く見た方がいいかも。1つ言えるのは、これ見るとMARVELシリーズ見返したくなる仕掛けになっていてまんまと手のひらの上で転がされている気がする。
 
 暖かくなってきたので冬も終わってしまうと思っておでんを仕込みまくる。子どものころはおでんって好きじゃなかったけど日本酒と一緒にいただくおでんの美味しさに気づいてからかなり好きな料理になった。
 「海をあげる」読了。友人のブックランキングで1位だったので心して読んだ。表紙の絵の鮮やかさに比べると閉塞感のある内容だったし、このままでよい訳がないなと改めて。

2月7日
 今日はとても暖かい。もう春なのか。デスク周りの環境整備していて書類ボックスが欲しくなったので歩いて無印良品まで行く。そんなに人はいないのだけどマスクしていない人がいてギョッとした。そしてこのギョッとする感覚にギョッとするみたいなメタな気持ちにもなった。お昼は中華を適当に食べてタリーズでテイクアウトしてさっと帰宅。こういう短時間の外出でも気晴らしになって良かった。あとゲームやり込んだのと、たまたま見つけた本がめちゃくちゃオモシロくてそれをひたすら読んで1日が終わった。

 

2021年2月1日月曜日

2021年1月 第5週

 1月25日
 給料日なのでまだ少しはやる気が出るかな月曜日。最近はモチベーションが地の底なので、どうしたものか…なんか仕事ハック的なオートメーションとかツールの整備とかそういう細々した部分で自分を啓発するしかないのか。
 SMTM777をやっと見終えた。naflaが優勝するのは知っていたので驚きはなかったけど、その過程を楽しんだ。SMTM9が最高傑作と言われてるけど777も十分オモシロかった。この時点でそれほど有名ではなかったMKIT RAINのnaflaとLoopyがワンツーフィニッシュするのは凄いと思う。ラップスキルや楽曲でお客さんがしっかり見ているのだなーと思う。(人気投票やんと思える場面がなくはなかったけど…)このあと友人に教えてもらったKHILAというドキュメンタリーをYoutubeで見た。naflaやLoopyがまだLAにいて、そこで韓国語のラップをしていた頃に密着している。優勝した2人がまだまだストラグルしているところで彼らの考えるヒップホップのアティチュードが素晴らしくて自分の襟を正さねばと思った。年を重ねるほどに「こういうもんじゃん?」みたいな同調圧力がある中で、初心の部分が映像にくっきりと残っている。日本語字幕ついていて見やすかったので興味ある人はぜひ見てみて欲しい。


 
1月26日
 Coldeの新譜が出たので聞いてみたら1曲目が斜め上すぎるパンクでびびった。残りの曲はいつものとおりメロウなテイストの音楽で安定路線。今回もグッとくるメロディ多めで家聞きにピッタリ。でもこの1曲目あるなしではEPの印象がまるで違うというか、何考えているのか分からないアーティストな側面が存分に発揮されていると思えた。


 あと楽しみにしていたsogumm (소금) & DJ Wegun (DJ 웨건) - 'Imagine (Feat. Hoody)' も公開された。sogummとHoodyは韓国のR&Bを象徴するような2人だと思っていて、全然違う方向だけど両方に良さがあってこの曲はそれがパックされている。日本の歌ものではこのノリがないのはなんでなのか?もしくはいるけど知られてないだけなのか?

 
1月27日
 MASS-HOLEの漢気溢れるアルバムで朝からぶち上がる。単純なブーンバップではなくてアップデートされたサウンドとハードなリリック。これこれ~となるアルバムは最近少ないので嬉しい。あと同じラインでDusty Huskyのアルバムもブームバップのその先な感じで好きだった。
 
 一方で若手コンピのようなものを聞いて、どれもメロディが似たような感じで一体全体何をリファレンスにしているのか謎。という話を友人としていたら、それはLyrical lemonadeにあるのでは?と聞いてYoutubeでざっと見てたらなるほどーという感じだった。ここから引っ張ってくるのはいいとしてアウトプットそれかい!な曲が多すぎて切ない。

1月28日
 お昼に焼肉ランチ。いつもは夜しかやっていない店が緊急事態宣言を受けてランチ営業を始めていたのでそこに行った。完全にワンオペで客は我々のみ。これでやっていけるのか心配なりつつもカルビとハラミとタンを食べて満足した。
 毎日退屈なので物欲発散するかーと思いレコード針とWifi中継器を購入した。レコード針はDJ始めてからSHURE M44Gをずっと使っていた。けれど生産終了になっていてどうしたものか?と思ったのと最近はリスニングベースになっている、それほど高いものは買えない。この状況を満たすのが100SOUNDSというメーカーのレコード針だと思い即購入。Wifi中継器は5.0Hgz対応のものを新調。とどめにAlffo recordsで買い逃していたレコードも購入。外食もできないしステイホームなので散財も良しとする。
 友人からClubhouseのインビをもらってアカウント作ってみた。アーリーアダプターが多く、それがきな臭い感じするけど、ポッドキャスト的な雑談サービスとしてこれから流行るのだろうか。K-HIPHOPのこと話すルームがあれば即聞いてみたい&話してみたい。インビ2枠あるけど電話帳にアクセスさせないといけないところがちょっとクリーピーで嫌な感じ。

1月29日
 昨日ネットで買ったものが即届く。レコード針に感動…出力がデカいのもあると思うけど音のインパクトが全然違ってスピーカーで音を出すとかなり気持ちの良い鳴りをしている。そりゃ10年オーバーの使い古された針に比べたら違うよなという当たり前の話だけど。昨日注文したレコードをこれで聞くの楽しみだし手持ちのレコードもどんな感じに鳴るのか楽しみ。

 Wifiの中継器は5.0GHZを中継できるということもあり家の隅々までwifiが行き渡ってよかったんだけど、そもそもの夜の回線の遅さが致命的…体感的には問題なくもないけど測定していると朝昼の5分の1くらいになっている。ソフトバンク光から変えるべきなのか。

1月30日
 レコード到着。SHINICHI ATOBE, Whitneyという去年好きだった新譜2枚。いずれもレコードで聞いてこその味わいがあるので良い。とくにSHINICHI ATOBEは音の気持ちよさがデータで聞くよりも段違いだった。(プラシーボもあるのは重々承知の上で)


 夜は外食できないので昼間にどっか食べ行くかとなり、行ったことがなかったいきなりステーキへ行ってみた。お店は満席で屈強な男たちの巣窟と化していた。ガッツリと肉肉しいステーキを食べるのが久しぶりでとても美味しくいただけた。何か月かに1回くらいの頻度で行きたい。

1月31日
 ポッドキャスト収録。テック系を中心に色んな話ができてオモシロかった。ほとんど友人とと会えない環境でポッドキャストは精神衛生的にも良い。
 スローターハウス5を読了。カート・ヴォネガッドは2冊目でこれまで読んだSFとは全く異なるタッチでオモシロかった。これだけオリジナリティあるから後世まで語り継がれているのだろうなとよく分かる。次に何を読むのか悩んでいる。気分的にはハードなノンフィクション読みたいけどあんまり思いつかず。とりあえず積読読むかー。

2021年1月25日月曜日

2021年1月 第4週

 1月18日
 全くやる気が出ない週の始まり。午前中ネット回線繋がらない人が続出して、そのフォローアップで終わる。テレワークはネットがないと何もできないのだなーと実感。
 VMC所属のTKというproducerの新譜を聞きながら仕事。ジャケットのとおりストレートな80sオマージュ。ディスコ/ブギー系のトラックが多くて最&高。めっちゃ最近のThe Weekndっぽいなーと思ってThe Weeknd「After hours」聞いたら相対化されて「After hours」のサウンドデザインの新しさに気付かされた。どうしても新譜に目がいくけど今年は旧譜もガンガン聞いていくことを目標にしているので、こういう気づきがどんどんあればいい。


 夜、naflaのこと調べてたらMKIT RAINを抜けた後のLoopyのインタビューと曲が出てきて、それがめっちゃくちゃセンシティブで泣いた。日本語字幕つきで見れたので、彼の抱えている何とも言えないムードがインタビューでも出ているし曲の歌詞とメロディの切なさがもう…っていう感じだった。naflaは大麻で捕まったことをきっかけに離脱することになったので自業自得と切って捨てるのも簡単だけど、そうではない愛がこのビデオにはあって仲間は大切なんだなと思えた。



1月19日
 普通に寝坊して30分遅れで仕事開始。テレワーク始まって初めて寝坊したので気を引き締めたい(願望)
 メルカリで買ったスケッチーという漫画が届いたので読んだ。表紙がおしゃれなので久しぶりに紙で漫画を買った。やはり漫画は紙で読むのと電子書籍は全然体験が違う。開いた紙の漫画に顔を埋めることができて没入度が高いからか。体験の話はともかく漫画自体もオモシロかった。Age ain’t nothing but a number系の漫画なんだけど題材がスケボーかつ主人公という今までない視点なのがよい。男のスケボーものとなるとスポ根ぽさ出そうだけど本作は30歳を超えて夢中になるものもなく家庭もない、ぼんやり過ぎていく日常に抗う手段がスケボーというところがオモシロい。年齢を重ねるにつけて。いい意味でも悪い意味でも年相応が求められたり、周りの求める普通に迎合しなければならない場面は増える訳だけど、それに怒るわけではなく緩やかにカウンター決めてるのが新鮮だった。まだ続いているので今後も楽しみな漫画が読めてよかった。

1月20日
 R62号の発明・鉛の卵/安部公房を読了。今回も変な小説だった。ただSFよりなので今までに比べるとかなり読みやすかった。次は西川美和監督のエッセイという超楽しみなやつを読む。
 仕事中はEpik High is here vol.1/Epik Highを聞きながら。この時代にしっかりアルバムで聞かれることを前提にした曲順に上がるし、何よりもゲストの布陣が鉄壁。メロウ、キャッチー、ドープ。全方向にかっこいい。個人的にはWoo, Nucksal, Changmoを迎えた「In Self-Diffence」が一番好き。クソドープ!下がどうなるのか楽しみ。

 
 韓国のヒップホップを毎日聞いてブチ上がることでこの退屈な日々をやり過ごしている訳だけども、日本も負けてないぞ!と思えたのはMASS-HOLEの新曲。ビデオのクオリティも超高いし日本の風神雷神ここにあり!と拳を高らかにかかげて叫びたくなる。このコンビネーション自体は珍しくないものの、やはり外部トラックメーカーを呼んできたことで新たなケミストリーが確実に生まれている。

 
1月21日
 やる気が出ない木曜日。SMTM777が楽曲バトルに突入して毎日ブチ上がっている。えげつないクオリティの曲がどんどん出てくる。ポップなメロディアスなトラップもあれば、ド直球のブーンバップまで。こんだけエンタメしまくっているので当然カウンターはあるのだろうけど、それを黙らせるだけの勢いを持てばアンチも参加したり応援したりせざるを得ないのだろう。一番シビれたのはKeem Hyoeunとnaflaのバトル。Dok2がKeem Hyoeunの曲に登場、そして「watt up nafla」とリリック中で呼びかける仕草がニク過ぎた…HIPHOPのthroneは渡さねーぞ感がめちゃくちゃ出てて最高。それに対してnaflaがfeatなしで1人で赤い悪魔として歌い上げるのも最高。総じて最高。OLNLの曲のリリックが「学生時代のいじめっ子を見返す」というトピック「いじめっ子がバイト先の漫画喫茶で1ヶ月稼ぐ金は準備してる間に稼ぐ」「君を避けるために別の高校へ進学したけど、今は君が街を歩くとき僕の曲を避けようとすべきだろう」みたいなリリックでこんなSWAG表現あるのかと感動した。曲もGIRIBOYのトラックもディスコ調で良き。などなど色々見どころてんこ盛りで超楽しい。それと並行して新譜チェックをひたすら進めているのだけど、アンダーグラウンドでもこんなレベルが高いのか?みたいな曲がHIPHOP/R&Bともにゴロゴロ出てきて飽きない。

1月22日
 新譜の日。今年は月毎に所感をまとめておきたいと思っているけど、どこまでできるかな?とりあえず日本/韓国/世界みたいな感じでプレイリスト分けして作っている。今は韓国の充実度がぶっちぎり。なんでこんなに延々と夢中になっているかの聞いてもらえれば一部でも分かると思う→🇰🇷
 Leonの新譜が想像していたとおりめちゃくちゃ良い。本人がHOOK歌うようになった曲は2曲程度だけど明らかに前回の作品よりも風通しがよくて聞きやすくなっている。いろんなトラックメーカーが参加しているのでLeonのラップのアプローチも楽しめるし聞き心地が各曲が異なることが大きな要因なのか。あとPEAVISの新譜も聞いたけど、こちらはメロディにあざとさを感じてしまって食傷気味だった。1曲だけこれは!となった曲はLAPTOPBOYBOYという韓国のトラックメイカーの曲だった。こうなってくると自分の耳が単に韓国のヒップホップが好きな耳になっているだけなのかもしれないと思う。このトラックのもう1つの聞きどころはweekdudusの声とフロウでそれは超最高。



1月23日
 引きこもりとゲームの相性が良い。スイッチのスプラトゥーン2のオンライン対戦ができるように奥さんが設定してくれたので、オンライン対戦で遊ぶ。FORTNITEの残酷さに比べるとかなりヘルシーな感じで良い。息抜きにぴったり。FORTNITEは勝ったらドーパミンめっちゃ出るけど、負けてる間は負の感情が渦巻いてしまうからアンヘルシー。
 ジャケットがかっこいいなーと思って聞いたErick the Architect の新譜。featにLoyle Carnerを迎えている曲があったので好きだろうなと思ったらEP全体としても良かった。サウンドがオーガニックなネオソウル系でリリックのトピックは人種や心の内面などコンシャスな感じなのが結局一番好きなのかもしれない。子の人がFlatbush Zombiesのメンバーというのが一番驚いた。(A$AP MOBとのBath Saltのイメージがめっちゃ強い)それはともかく韓国のヒップホップ聞き過ぎて、思わぬ副次効果として英語で割と意味が取れるようになっている。

 
 スクリーンが待っているを読了。西川美和監督の最新作にまつわる話を中心としたエッセイ。この人の飾らない真っ直ぐな文章が好きだけど今回もストレートな言葉がたくさんあって楽しく読めた。映画絶対見に行く。

1月24日
 ZORN武道館チケット買ってたけど客層的にも若い人多そうだし、このパーティー動画見てしまったことも影響して怖くて行くことをやめることにした。払い戻しないの鬼対応だなと思ったけどアーティストへの支援金と思うようにする。(ネットで続々感想出てるのはなるべく見ないようにしている。泣)
 MOMENT JOONの新曲がYoutubeにアップロード。ビートジャックものでしかもトラックがSMTM9でKhundi PandaとJUSTHISの2人が共演した曲。SMTM9の中でも指折りで好きな曲なのでめちゃくちゃ嬉しかったし、この曲で外の視点のなさがアイロニー込みで伝わるし「日本語ラップ」を揶揄するのは愉快。これ2020年の中でも屈指のヒップホップ濃度の高い曲だから他のラッパーもビートジャックして欲しい。日本のヒップホップで言えば、BADHOPのデラックス版がシーンのユニティを象徴するような内容で嬉しい。天下統一するのはYZERRか?
 

 夜にRIZIN Confession最新回を見た。今回は堀口vs朝倉。これまでさんざん当事者も含めて皆が語っている話だけど、やはりConfessionの編集は素晴らしく論点がキレイにまとまっていてオモシロかった。何回見てもすごい試合だしコーチのマイクがめちゃくちゃかっこいよかった。今日もUFCに出場していた選手のコーチについていてマクレーンを同じくカーフキックで負かしたそうで明確なタクティクスを用意してその実行に向けてひたすらトレーニングするのは1つの仕事論のようにも思えた。