2012年2月28日火曜日

ヤング≒アダルト



町山さんがキラキラで紹介してたのを聞いて、行ってきました。
相当胸がしめつけられる映画でした…マジで。
これ多分24歳の今見る映画ではなくて
将来30歳から30歳後半になってから見るものかなと。
年齢によって、全く感じ方が変わる映画だと思います。
個人的には「レイチェルの結婚」にスゴく近いなーと思いました。
もう終始痛々しいんですよ、とにかく。
あの名言「中年こじれ島」を常に想起!笑
大人になりきれない大人。
日々僕が唱えている、美男美女が大人になってから苦労する(via DABOパイセン)
っていうことも示されているっすね。
あと演出もいちいち気が利いているんですよねー時間もタイトやし。
リアリズムのある映画。

2012年2月26日日曜日

ドラゴンタトゥーの女



結構前から劇場で、予告を何回見たか分かんないくらい
公開前から猛PUSHされていた本作品。
デビット・フィンチャー監督は大好きなので
(ベンジャミン・バトン除く)
期待して見に行きました。

順当なサスペンスでオモシロかったです。
冒頭のミュージックビデオみたいな始まり方はアガるし
サイコさの表現とかがフィンチャー節全開って感じで
最高やったなーとくに拷問するところとか。狂気!
斬新なカメラワークとかもあって、かなりフレッシュに見れたっすね。
あと捜査手法も40年前くらいのものを
最新の機器で分析していく過程が、ガジェット好きとしてはアガりました。
登場人物の名前がめちゃくちゃ覚えにくいのが難点かも…
最初どれがどいつでって把握できにくいし、
イントロダクションが結構不親切。。
あとエンディングのちょい前の蛇足感は否めなかったっす。
でも、終わり方は好きです。切なさMAX。
続編もあるっぽいので、期待して待つ。

2012年2月17日金曜日

東京プレイボーイクラブ


サイタマノラッパーシリーズの入江監督と同じ
ゆうばりの映画祭で賞取った映画。
しかも、そのときの審査員にジョニー・トーがいて大絶賛
というのをネットで見て行ってきました。

単刀直入に言えば、可もなく不可もなくといったところかな…
見終わった後、あんまり何も残らないというか。
本人がタランティーノ好きと言っていることもあり
オフビート感ありつつのバイオレンスムービーな感じ?
大森南朋が相当イッてしまってるキャラなんですけど
あんまり人物描写がないから、
ただ単にオカシナ人にしか見えないっていう…
あと園監督オマージュなのか何なのか分かんないすけど
それっぽいシーンが薄まって出てきて「はぁ」みたいな。
ヤクザ兄弟は最高やったんですけどねー
最後のエンディングも殺すのはそっちちゃうやん!
しかも、それちょっと無理あるくね?!っていう流れやったので
最後までそれほど乗れず…
でも、あとで調べたらまだ24歳っていうの知ってビビりましたw
同い年で、こんな映画作れるんかーという。
やり方次第では大化けしそうな気がするので
これからも作品は見に行きたいです。

J・エドガー


色々バタバタしていたので、感想書くのが遅れてしまいました。
クリントン・イーストウッド監督最新作。
FBI長官の伝記物で、かなり抑制の効いた演出でした。
質感としては、チェンジリングに近いと個人的には思ったすね。
伝記物なんで、かなり淡々と物語が進むし
カタルシスが得れるような作りではなかったです。
アメリカの近代史とかよく知ってる人は
普通の人より楽しめるかも。
場面場面ではオモシロいし、
個人的には科学捜査が導入されるあたりとかは好きでしたね。
ジジイ好きにはオススメの映画。

2012年2月3日金曜日

スーパーバッド 童貞ウォーズ



グレッグ・モットーラ作品。
メジャーデビュー作品になるのかな?
かなりオモシロかったです。
このあいだの「アドベンチャーランドへようこそ」が
機微を大事にした映画だとしたら
こっちはコメディ200%フルスロットルみたいな。笑
音楽は鬼ファンキーで、主人公達のテンションと
合致して高ぶる感じで良いです。
1人を除いて、主人公達の恋が結構さくっと
成就しちゃうところが若干引っかかっりました。
けど、この映画で最注目
なおかつ一番笑ったのは、警官2人組です。
正直、この2人のバディムービーが見たい!笑
というぐらい最高でしたね。
あと、エンディングもめちゃくちゃいいんですよねー
この曲で終わるんですけど

歌詞の内容とかメロディの哀愁とかが
主人公達の感じとピッタリハマるんすよね…

これもこれで、相当好きなんですが
やっぱり「アドベンチャーランドへようこそ」のほうが
ずっと好きでした。