12月14日
夜、The
W。Aマッソが決勝進出してたので例年になく楽しみにしていた。前半のAブロックが紅しょうが以外おもんなさすぎて、なんでこれで決勝いけるねんと思ったけど逆のBブロックが結果的には事実上の決勝メンツだった。Aマッソは漫才で、そこにプロジェクター当てて言葉を可視化して見せる新時代スタイル。新鮮やしオモシロかったけど斬新過ぎたのか負けてしまった…勝ったゆりやんの道化感が辛い。すぐメタ化されてしまう今の時代にセンスで戦うのはリスクしかないからベタなボケの方が強いのは分かる。でもそこをセンスで打破する女性の芸人はいてほしいと前から思っている。
M1のMacを開封して繋げてみる。11年越しの買い替えなので当たり前とはいえ超サクサクで最高。とくに動画系が前のMacやとすぐにメモリがオーバーロードして1080p→720pへと自動で振り落とされていたのが余裕で再生できるし4Kも余裕。しょうもないディスプレイやけど出色はかなり調子いいので4
Kディスプレイが欲しくなった。もろもろ時間かけて移行していきたい。何はともあれAirPods
Proとの親和性の高さが一番驚いている。iPhone、
iPadとのスムーズな連携よ。ただこれだけシームレスだと家でずっとイヤホンしてしまいそうで危険だと思っている。スピーカーでデカい音で聞くようにせねば。
2020年12月21日月曜日
2020年12月 第3週
2020年12月15日火曜日
2020年12月 第2週
ホテルまで戻ってコーヒー飲んだり近所の古本屋など行って時間潰してから新幹線。道中、iPad+AirPods ProのSpatial audio設定で映画を見た。これは破格の体験…これだけでAirPods Proを買った価値がある。NETFLIXが早く対応してほしい。Apple TV+で「On The Rocks」A24配給で監督はソフィア・コッポラ。主演はビル・マーレイ、ラシダ・ジョーンズというハンパなきコンビネーションなので出来もめちゃくちゃいい…!男性の浮気がテーマかつ舞台はNYという普遍的なテーマなのにこんなにリッチな映画になるのかという驚きがあった。主演2人のコンビネーションが素晴らしくて愛と皮肉のバランスがちょうどいい。それこそウディ・アレンだと最悪の展開にしそうなところをギリギリまで引っ張ってそれを物語にして最後に愛は勝つ〜という展開。腕時計を使ったギミックがベタかもしれないものの子どもを卒業するメタファーとしては好きだった。Time will tellという全体のテーマがそこに集約されているし。帰宅すると諸々届いていたけど後回しにしてF1見てダラダラしていた。 フェルスタッペン優勝おめでとう!
2020年12月9日水曜日
言葉と歩く日記
言葉と歩く日記/多和田葉子 |
多和田葉子が日常をつづりつつ、そこで話した/書いた/聞いた言葉について考察した日記。日本語とドイツ語のバイリンガルだからこそ見出せる観点での数々の話がめちゃくちゃオモシロかった。言葉を学ぶ、となるとどうしても勉強感が出るし、分からないことに遭遇すると面倒だとか嫌だと思ってしまう。そんな場面で著者は言語に対する純粋な興味で常に楽しんでいるのが印象的。ドイツ語をはじめとする他言語と比較して見えてくる日本語の相対的なポジションがあり、日本語第一言語の人間としては目からうろこというか、多少英語を読める自分が言語を一義的にしか捉えられていないのだなという気づきもあった。所有格を表す代名詞や主語が日本では多くの場合に省略されることに触れて、毎回書かなきゃいけない違和感を訴えていて、このレベルの作家でも感じるのかと勉強になる。(英語で文章を書くと毎回「I」始まりでうんざりする)
著者が様々な土地を訪れている旅行記としても楽しめる。朗読会を中心とした海外における文学の受け止められ方/消費のされ方の違いが興味深い。日本では本を読む人同士がコミュニティを形成しにくい印象だけど朗読会などがあるとまた違うのだろうか。トークイベントは結構開催されているものの、それよりも観客と著者のセッションのような時間が文学の場を形成するという意味で尊い気がしている。
とにかく言語のセンスが飛び抜けてかっこよいのでパンチラインも連べ打ちで付箋貼りまくりの中でも小説家として最高にかっこよすぎるラインがあったので引用しておく。小説なめんな宣言。
一般読者の分からない単語を使ってはいけないという考え方は確かにおかしい。読者の知識とは無関係に小説の言葉の豊かさというものがある。小説の中の言葉は、買うことも食べることも消費することもできない。ただ、そこにあるのを読者が読むだけで、読むことによって言葉が減るということはないから、いつまでもその豊かさは残る。わたしたちはそれに触れることの喜びを味わえばいい。分からない単語があったら、放っておいてもいいし、辞書で調べてもいい。小説にとって、読者はお客様ではない。お客様にあわせて貧しくなる必要はどこにもない
2020年12月7日月曜日
2020年12月 第1週
12月1日
ポッドキャストをアップロードした。M1チップのMacについて主に話しているので興味ある人はどうぞ。Apple podcast/Spotify/Shownotes
夜、ついにFORTNITEでソロのVictory
Royaleを達成…長い道のりだった。これでやめれば勝ち逃げできるけど、そう簡単にやめれないのがこのゲームの中毒性を物語っているなぁ。Youtubeとかで人のプレイ動画見るのも楽しいし。完全に沼の中にいる。
2020年12月1日火曜日
2020年11月 第4週
11月24日
SMTM9
EP5を見た。楽曲バトルで戦いがかなりシビアになって来て見応えがあった。一世一代の大舞台がゆえにリリック飛ばしてしまう無念さよ。。。あとはセルフプロデュースを超えた楽曲全体をどう組み立てていけるかみたいなスキルまで要求されているのがオモシロかった。ソロラッパーが群雄割拠する時代においてfeatで曲作るときにどれだけのケミストリーを起こすことができるのか?英訳が1週遅れになっているので波に乗り遅れているけど…頑張ってくれ!翻訳チーム!あとSMTMをおすすめしてくれた友人の説明が分かり易かったのでシェア→リンク
夜、ついにSMTM9のEP6の英訳が出たので見た。今週は各チームごとにお題のトラックで曲作ってバトルやったけど「なんじゃこりゃ!」というレベルだった。パフォーマンス含めて皆カッコよすぎる…このレベルのコンペティションで生き残るのはめちゃくちゃ厳しくて少しでも穴があると落とされてしまう。前回に引き続きウォンシュタイン、リルボイ、チリンホーミーのクルーがえげつないクオリティの曲でトラックはオールドスクール調なのに信じられないくらいフレッシュなのと完成度高過ぎで驚いた。あと同じ曲で戦ったSkyminhyukのバイブスも最高。ラップの初期衝動が炸裂しまくりだった。あとはマッシュベノムの懐の深さよ…急遽メンバーがいなくなってバース1つ埋めてあのミュージカル調の展開思いつくの凄いし、それを隙なく安定したフロウでやり切れるのだからかっこいい。韓国のヒップホップはUSをちゃんと咀嚼して自分たちの音楽を作っているように見えて仕方ない。それは言語がすべて理解しきれないとか色んな要素があると思うものの、とにかく今一番興奮できる音楽になっている。
2020年11月24日火曜日
2020年11月 第3週
11月16日
仕事前に「スカイ・イズ・ザ・リミット」を読了。日本のヒップホップレーベルであるフューチャーショックの栄枯盛衰物語。「小説」という前提を取っているものの、ここで描かれている数々のヒップホップの現場話はどれも本当のことなんだろうなと思う。今や権威もクソもないほど地に堕ちてしまった感のあるジブさんの札の話は相当シビれる。この本を補完するであろうジブさんの自伝、友人に借りて読んだはずだけど手元にないのでメルカリで発注しておいた。
仕事終わりにプール。ルーティンになりつつあるもののクロールで長い距離泳げなくて平泳ぎばかりしている。体力は少しずつ上がってきている実感はあるのでこれからも頑張る。
2020年11月21日土曜日
イルカも泳ぐわい
イルカも泳ぐわい/加納愛子 |
ちくまのウェブ連載を中心にまとめたAマッソ加納によるエッセイ集。ファンなのでウェブ連載の頃から読んでいたけど1冊の本になると違った味わいがあってオモシロかった。エッセイは角度が大切であり独特だからこそ本著が唯一無二だと思える。芸風としてはツッコミゆえに写実的な方向かと思いきや、エッセイはファンタジーな内容も多くて意外だったし最後の小説も含めてそちらの方向性が断然好みだった。
とにかく言語感覚が鋭敏で日常なら聞き流したり、聞き落としたりするだろう言葉を取り出して、どこをどうオモシロいか丁寧にほぐしていく。さらにほぐしていく過程で放たれる著者からの言葉もオモシロい。いつそのパンチラインがやってくるか?それも読んでいるあいだワクワクできる要素だった。それが一番象徴されているのはタイトルになっている「イルカも泳ぐわい。」という言葉。本著での説明をそのまま引用する。しゃべくり漫才好きとしては首がもげるほど頷いた。
ツッコミセリフであり、なおかつ確実にウケを狙いにいっている箇所ではないので、笑いが起こるかどうかという話ではない。なんの脈絡もなく発せられたこの言葉に、得もいわれぬ漫才の色気を感じたのだ。
あと最近怒らなくなって人間として成長しているなと思っていたけど、冷や水ぶっかけられるようなこのパンチラインもめっちゃ好きだった。
不思議なことにそれは「成長」の皮をかぶっている。「前ほど腹が立たなくなった」ということだ。感情が鈍っている。二〇代は、見るもの全てに腹が立っていた。自分にも腹が立っていた。
帯にコメントを寄せているのが岸本佐知子と朝井リョウというのも意図を感じるというか「並みの芸人エッセイとは一味違いますよ」という編集者のメッセージを感じた。とにかくThe W、絶対優勝して欲しい!
2020年11月16日月曜日
2020年11月 第2週
11月9日
発注したAirpods
Proが届いた。これはかなり快適…家にいると耳にずっと付けておいてしまいそうになる。ノイズキャンセルはゼンハイザーのヘッドホンに比べるとインパクトないけど、こんなに小さいのにしっかりキャンセルしてることに驚く。
仕事中に聞いたQueen
Naijaがめっちゃchillい感じで良くて、特に「Pressure」のHookがどっかで聞いたなと思って調べたら
「Can U Get
Away/2Pac」って出てきた。いや、これではないと思ったら2Pacがサンプリングした「Happy
Feelin's/Maze Featuring Frankie
Beverly」でアハ体験。最近は90sのヒップホップやR&Bサンプリングするケース多いけど、こういうときロイヤリティどうなるのだろうか。というどうでもいい疑問。
仕事終わりにプールへ。心肺機能が強くなってきていて休憩なしでグイグイ泳げるようになった。晩ご飯はシチュー。バルミューダで野菜の水分をしっかり出してから作ったので野菜のうまみがしっかり出て美味しかった。
2020年11月9日月曜日
2020年11月 第1週
11月1日
新しいミックスをアップロード。日本のラップ、今回はタイトル通りspitterを中心に。ジャケよりはメロウな感じになっている。ミックスはささやかなルーティンになりつつあり昔の曲の発見などもあり楽しいので可能な限り続けていきたい。
夜、奥さんに誘われて横浜でGRAPEVINEのライブ。コロナになってから行く初めてのライブだった。久しぶりに爆音でバンドの演奏を聞くとそれだけで感動した。各楽器からアンプリファイドされたサウンドがスピーカーを通じて空気を震わせて音を伝えるという行為の尊さよ。盛り上がる曲があっても立ち上がれないし座って拍手するしかできなくても少しずつ進むしかない。ヒップホップのライブにも早くいきたい。
2020年11月8日日曜日
パチンコ
2020年11月1日日曜日
2020年10月 第5週
10月26日
ポッドキャストをアップロード。コンテンツ系エピソードでラップスタア誕生とバチェロレッテについてなんやかんや話しています。特にバチェロレッテは驚天動地の考察なのでぜひ聞いて欲しい。この日記がアップロードされている頃にはもう結果が出ているけど是非。
Apple podcast/ Spotify/ Shownotes
月曜日恒例のプール!と思って行ったらまさかの最終月曜休みだった。帰ってきてNETFLIXで「The
Social
Dilemma」を鑑賞。個人情報とSNSの関係性に関して警告するドキュメンタリーで興味深かった。知識として頭では分かっているけど使うことをなかなかやめることができないSNSの中毒性の部分と搾取された個人データの使い道、それによる社会の分断などテクノロジーがもたらした負の側面をパッケージングしたような内容。以前に読んだ「デジタル・ミニマリスト」と似たような話が多かったけど映像で見るとさらにショッキングさは増した。想像が及ばなかったなと思ったのは子どもの美醜認識の変化。スマホのアプリで変形した顔(目が大きい、シャープな輪郭)の写真を撮り続けているので、それと自分の実際の顔が乖離して辛い思いをしてしまう。もちろんたくさんのメリットがあるから人はインターネットテクノロジーに依存しているのだけど、こういう負の側面を理解しておくことに損はない。
2020年10月26日月曜日
2020年10月 第4週
2020年10月19日月曜日
2020年10月 第3週
10月12日
仕事終わり、水泳。ついに1000mくらい泳げるようになった。帰ってきてからポッドキャスト・ブログ編集を延々としていた。音質迷子になっている感。なんとなく毎回バイブスで調整してるから仕切り直しで勉強したほうがいいんだろうな〜という気持ちになっている。
10月13日
朝から「箱男」を読了。安部公房を読みまくっている時期でその一環。めちゃくちゃブッとんでいて正直後半は理解が追いつかないところがあった。その混乱こみの読書体験かとは思う。ただいつかさらなる先の理解にたどり着きそうな気もしているので年を取ってから再読したい1冊になった。こういうハードル高い読書を乗り越えて大人になっていく感じがある。
The Wire
S2を見終える。隙間時間で見まくっているので速攻で見終えた。労働とは?みたいなテーマで組合が出てきて悲哀に満ちた労働者たちが致し方なくポーランドマフィアと手を組んでしまうくだりに世の理を見た。左遷された人たちがアッセンブルして再び生きがいである捜査に戻ってイキイキしている姿にアガった。次のシーズンは再びボルティモアのストリートに戻るようなのでヒップホップのバイブスを堪能出来るのを楽しみにしている。
10月14日
朝、ポッドキャストをリリース。なんか言いたい派を集めて過去の思い出を語っています。3人ゆえのバイブスも出たと思うのでお聞きください。
Shownotes/Apple Music/Spotify
お昼にこれまで行ったことのなかった中華料理屋へ。入りにくいムードを打破して入店、ニラレバを食べた。横では昼から緑茶ハイでよろしくやっている老人2人がいて愉快な雰囲気だった。
Primeセールで買ったKindle paper
whiteが到着。6000円のディスカウントで買えた。iPhoneで読めるコンテンツもあるものの小説はどうしてもKindleで読みたかったのでこのセールを待ちに待っていた。早速ケン・リュウの短編を読み始めている。
奥さんがライブで夜は1人だったので延々とThe Wire
S3を見ていた。シーズン重ねると登場人物の関係も変わってくるし思い入れも湧いてくるのでガンガン沼にハマっていく感じがある。これはクラシックなのは間違いない。ストリートの哀愁漂う演出の数々がとにかく最高なのでヒップホップ好きには本当におすすめ。
10月15日
夜、レイトショーでTENETを見るためT・ジョイ品川。1000年ぶりの映画館だったけど座席1個空きでかなり快適だった。で実際の映画自体は撮影、音響、ストーリーのすべてがカオスで極まりまくっていて映画館で見て良かった!と心から思える作品だった。時間の順行と逆行が行き来する世界を題材に思いついたこと全部ぶち込んだのでは?と思わされるし、CGなしで実撮影で撮りきってしまうノーランは圧倒的な存在なのは間違いない。構造が複雑な分、プロットが中二感丸出しのSFになっているところは最初うーんと思ったけど、画面上で展開される非現実な世界に飲み込まれて気にならなくなった。何回も見たり時間の流れを分析したり語りしろが死ぬほどある映画なのでポッドキャストとかYoutubeとかも楽しめそう。エンディングで流れるTravis
Scottの曲を含めて低音バキバキで最高だったことをZenhizerのヘッドホンで反芻しながら帰宅した。
10月16日
おでんを作ったくらいしか記憶がない。
10月17日
朝から天気が悪く出かける気力もわかないが各種買い出しへ。家でかけているメガネが傷みに傷んでいたのでZoffで家用の眼鏡を買う。レンズ込みで5000円で買える、この企業努力にナフリスペクト。ランチで韓国料理、チヂミとチゲを食べて、夜は誕生日プレゼントで母からもらった高級ステーキを食べた。美味。食事くらいしか書くことないくらいに何もない休日。
10月18日
奥さんの付き添いで横浜スタジアムまで野球を見に行った。横浜スタジアムは一番好きな球場でなぜなら球団オリジナルのクラフトビールがあるから。それを野外で飲みながらぼんやり野球を見る、というのは熱心なファンでなくても十分に楽しめる娯楽だと思う。この日もラガーを美味しくいただいた。別にどちらのファンでもないので、なるべくたくさん点が入るような試合だと盛り上がれる。この日は逆転満塁ホームランを見ることができて楽しかった。そして満塁ホームランを打ったチームと打たれたチームの感情の起伏が、それぞれスタジアムにさざなみのように広がっていくところがオモシロい。(試合結果が他人事だからこそ思える)帰りは中華街のお気に入りの店で中華食べて帰宅。
帰ったらちょうどBAD HOPのオンラインライブがYoutubeで始まったので見た。最新作の3rdアルバムと前作EP中心としてめちゃくちゃかっこよかった。オンラインライブは群雄割拠でそれぞれ何にこだわってどうやって魅せるのか試行錯誤しているところだと思うけど、BAD HOPは作り込まれたライブ、半ナマのミュージックビデオみたいな見せ方でかなり新鮮だった。歌っている内容に魅力がある曲がたくさんあるわけではないけれど、フロウとメロディとそれをライブでやり切れる確かなライブ力が存分に発揮されていた。絵的に一番ぶち上がったのは「Project Boy」YZERRとT-Pablowの2人が目を合わせて言葉なく語り合うところは本当に少年ジャンプの世界。最後は「Bayside Dream」「Hood Gospel」のべ打ちで完全燃焼した。次はどういった展開があるのか楽しみ。