2020年11月1日日曜日

2020年10月 第5週

10月26日
 ポッドキャストをアップロード。コンテンツ系エピソードでラップスタア誕生とバチェロレッテについてなんやかんや話しています。特にバチェロレッテは驚天動地の考察なのでぜひ聞いて欲しい。この日記がアップロードされている頃にはもう結果が出ているけど是非。
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月曜日恒例のプール!と思って行ったらまさかの最終月曜休みだった。帰ってきてNETFLIXで「The Social Dilemma」を鑑賞。個人情報とSNSの関係性に関して警告するドキュメンタリーで興味深かった。知識として頭では分かっているけど使うことをなかなかやめることができないSNSの中毒性の部分と搾取された個人データの使い道、それによる社会の分断などテクノロジーがもたらした負の側面をパッケージングしたような内容。以前に読んだ「デジタル・ミニマリスト」と似たような話が多かったけど映像で見るとさらにショッキングさは増した。想像が及ばなかったなと思ったのは子どもの美醜認識の変化。スマホのアプリで変形した顔(目が大きい、シャープな輪郭)の写真を撮り続けているので、それと自分の実際の顔が乖離して辛い思いをしてしまう。もちろんたくさんのメリットがあるから人はインターネットテクノロジーに依存しているのだけど、こういう負の側面を理解しておくことに損はない。


10月27日
先週末のF1レースを流し見しながら仕事。スタートが今年一番くらいの大荒れだったのでオモロ!となったけど中盤くらいから上位はいつも通りの展開になっていた。ハミルトンはF1最多勝利記録をこのレースで打ち立てた。今のハミルトンに勝てる人は本当にいない。ややマンネリ感があるので他のチームの車に乗ったときどんな力を発揮するのか見てみたい。
仕事終わりに「イコライザー2」をNETFLIXで鑑賞。話の運び方がかなり雑なんだけどデンゼル・ワシントン演じるロバートの無双っぷりとアクションの派手さに見とれていたらあっという間だった。不用意に銃を使わないところがこのシリーズの好きなところで1作目のホームセンターほどの新鮮さはなかったものの、今回はナイフアクションが充実してよかった。あと何と言ってもこのシリーズが好きなのは本をフィーチャーしているところ。タナハシ・コーツ「世界と僕のあいだに」は早く読まねば。。。


 ZORNの新しいMVがリリースされてfeat がBOSS!そしてこのタイミングでアルバムがいきなりリリースされることも同時発表。KREVA, MACCHO, BOSS, AKLO, NORIKIYO, ANARCHYが参加していて全曲BLって2000年代および2010年代前半のヘッズが夢想しては「ないない〜」と笑われるようなメンツな訳でそれを実現したZORNの凄さはもう。。。売れ線に走ることなく自分のスタイルを崩さずに貫いているところがかっこいい。「One Mic」がリリースされたときに「Rep」とか含めてめっちゃNAS寄せなの気になるなぁという話をしていて「Memory Laneとかありそう」って言ってたら本当に収録されてて驚いた。タイトルが「新小岩」なのは「NY State Of Mind」  に寄せてると思うので、あきらかにオマージュなんだろうな。友人が言っていた「このアルバムに般若がいないのはちょっと…」と聞いて確かにかわいそう。どんな気持ちで見ているのだろうか。日が変わってAmazonで即オーダーした。


10月28日
 韓国のヒップホップのリアリティショウであるShow Me The MoneyのSeason9を友人に勧められたのでゴニョゴニョしたら英語字幕つきのが出て来たので見てみたらめちゃくちゃオモシロかった。ラップスタア誕生が好きな人は間違いなくハマるやつ。あんまりキャラとか重視されてなくてスキルと歌っている内容を中心に評価されているのが特徴。韓国では日本の何倍もヒップホップが市民権を得ている環境でアイドルラッパーとして売れている人や一線で活躍していた人たちも貪欲にSMTMの称号を追い求めているところに驚いた。あとMOMENT の客演で知ったJUSTHISがproducer側に出ているのだけどこんなシビアな人なのか…という発見も。英語使いやsinging rapが審査員に露骨に嫌がられているのも興味深くてヒップホップ原理主義で意外だった。(それは比較的メロウなproducerであるGroovy roomでも同様)始まったばかりなので追っていきたい。

10月29日
 MEGA-Gが店長を務めるハンバーガー屋さんがオープンしたとのことで行ってみた。家からだとギリチャリ圏内で今日は天気がよかったのでサインクリング日和だった。お店のヒップホップ指数がめちゃくちゃ高すぎてUSにきたような気分になる。ハンバーガーも美味しかった。また来たいな。



 帰ったらZORN「新小岩」がAmazonから着弾。早速CDプレイヤーで再生。これは歴史的名盤になるべくしてなっている。Featの豪華さも勿論のことBLビートもここ近年ではベストワークなのでは?当然、MVになっている曲はどれも素晴らしいのだけど、その間を埋める曲のちょうどよさがアルバムとして完成度を高めているように思うし1枚で流れで聞くことをきっちり想定した曲順になっている。昭和レコードへの配慮も曲で提示していたりPUNPEEのラインを引用したり。HIPHOPが好きでよかったなーと思える瞬間がてんこ盛りの玉手箱のようなアルバム。ここから何年も聞き続けると思う。
 そして夜はラップスタア誕生の決勝戦。2曲のライブバトルで優勝者が決まる。どのアーティストもよかったけど優勝したralphはかなり別格だった。まさかの日本のヒップホップシーンへの目配せまでして対策バッチリという印象で隙がなかった。個人的にはweek dudusを応援していてDJ HAZIMEのターンテーブリズムを駆使するという戦略はよかったし変更した2曲目も素晴らしかったので残念。まーでもこれでバッチリ名が売れたので、これからイケイケどんどんでしょう。nomaとAnarcyのやり取りや各審査員のItaqに対する異常な厳しさとか見所てんこ盛りで結果以外でも楽しむことができた。
 そのままの勢いでSMTM S9 EP2も鑑賞。めちゃくちゃオモシロい…!!!オーディション番組たくさん見てきているけどトップクラスの出来。しっかりクリフハンガーして猛烈に次が見たくなる仕掛けや90年代の日本のテレビみたいなオールドスクールな演出がチャーミング。これらは細かいおまけでしかなくて、ヒップホップが題材でありなおかつ審査員と挑戦者の関係性が非常にスリリング。選ぶ側であり選ばれる側でもある、という公平性を担保しているところが好きだ。各チームのアピールとして審査員がパフォーマンスする場面があり、そこでの各陣営それぞれのスタイルウォーズがあり、これぞヒップホップだなという光景だった。

10月30日
 仕事で「勝ったのに負けた」みたいな後処理させられるのが腑に落ちない。おかしいことをおかしいと言えない環境はやっぱ面倒やなと改めて思った。コンサバなのは肌に合わないんだなと改めて思う。
 「ゲティ家の身代金」をNETFLIXで。リドリー・スコット監督作品。リドリー作品でSF系じゃないの久しぶりに見た気がする。実際の誘拐事件をもとにしたサスペンス。Cash Rules Everything Around Meで強烈だった。ここまで嫌味なキャラクターもなかなか見ない。しかもそれが誘拐犯ではなくて誘拐された側にいるというオモシロさ。あとグロ映画を超える超絶グロシーンがあって、ドラマ上は全然必須ではないのに異常なこだわりを見せていて耐性あるほうだけど「ひぃぃぃ」と言ってしまった。

 
 バチェロレッテを深夜に見終えた。前シーズンに続いて想定していなかったエンディングだった。あの選択は出演者の皆にとっては最適解だったかもしれないけど、見ている側からすると「えっ…」と戸惑う結果なのは違いない。とはいえ結婚を考えているのであればシビアなジャッジするのも致し方なし、だけど番組としては。。。とはいえ、かなりポリコレに配慮した結果、淡白な内容になっていたのでこんな風に色々考えられるコンテンツになったのは良かった気がする。

10月31日
 Go To Eatを使って外食。海鮮系イタリアンで牡蠣やカルパッチョなど。美味しかったけどグイグイと追加オーダー確認してくる系の店員で面倒だなと思った。ワインをぐびぐび飲んでしまい思った以上の会計だったけど割引が効いて助かった。これも税金かと思うと大丈夫か?と思ってしまうものの使わないと損するシステムなのでまた行きたい。帰ってFormula 1を見るものの途中で寝落ちしてしまった。

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