2020年11月16日月曜日

2020年11月 第2週

11月9日
  発注したAirpods Proが届いた。これはかなり快適…家にいると耳にずっと付けておいてしまいそうになる。ノイズキャンセルはゼンハイザーのヘッドホンに比べるとインパクトないけど、こんなに小さいのにしっかりキャンセルしてることに驚く。
 仕事中に聞いたQueen Naijaがめっちゃchillい感じで良くて、特に「Pressure」のHookがどっかで聞いたなと思って調べたら 「Can U Get Away/2Pac」って出てきた。いや、これではないと思ったら2Pacがサンプリングした「Happy Feelin's/Maze Featuring Frankie Beverly」でアハ体験。最近は90sのヒップホップやR&Bサンプリングするケース多いけど、こういうときロイヤリティどうなるのだろうか。というどうでもいい疑問。
 仕事終わりにプールへ。心肺機能が強くなってきていて休憩なしでグイグイ泳げるようになった。晩ご飯はシチュー。バルミューダで野菜の水分をしっかり出してから作ったので野菜のうまみがしっかり出て美味しかった。

11月10日
 ポッドキャストをアップロード。格闘技はニッチかもですが後半は延々とメシの話をしているので聞いてほしいです。最近の2杯目のご飯の食べ方 は大根の葉とじゃこで作った佃煮です。Apple podcast/Spotify/Shownotes
 田我流とB.I.G JOEの「マイペース」のMVがアップロード。Vlogに続いて最&高な仕上がりだった。オーソドックスなスタイルでこれだけかっこ良く聞かせるのはベテランのなせる技。コロナ時代だからこそ自分のペースを見つけてkeepしていくのが大事だなと思う。今年の個人的アンセム。


11月11日
 久しぶりにタイトな案件が発生してトラブルに巻き込まれつつも、このぐらいスリリングな方がやりがい出る。仕事終わりにおでんをmake。もう今シーズン何回目なのか。魚系の具とソーセージを合わせてダブル出汁にすることでめちゃくちゃ美味しくなる。今日は食べずに1日寝かせることにした。
 そろそろ年末なので今年何がよかったか?系の話になるので日本のヒップホップを中心にしたプレイリストを公開中。ここ数年はアルバム単位というより曲単位でトレンドが変わっていくので、それを記憶/記録するにはプレイリストが必須。11月にもなるとかなり溜まっていて自分でもプレイリストに入れたことを忘れている曲に「うぉい!」と言いながら興奮していた。(自分の好きな曲しか入っていないのでイイ感じなのは当たり前)

11月12日
 友人とSMTMの話をしながら韓国のヒップホップを色々とレコメンドしてもらう。SMTMに出演しているラッパーの多くが音源をリリースしているわけだけど、どれから聞くかなぁと思ってたのでレコメンドあると助かる。今日はKhundi PandaとかGiri Boyを聞いた。あとSWINGSの最新アルバムも聞いた。この人は「Control」のビートジャックによるdissムーブメントの火付け役であることをwiki見て知って驚いた。MOMENTの 「Fight Club」もこれが背景にあったのかな?本当に韓国のヒップホップはかっこいい作品に出会う確率が高い。日本では多くのラッパーがトラップでUSの真似事やっている間に「音楽」としてのヒップホップをSeekしているのだなーと曲から伝わってくる。発音、言語構造のヒップホップとの相性もあるのかもしれないけど根本的な考え方が違う気がする。そして某ラッパーがBTS二番煎じ的なことをオーディション通じて進めようとしていることを知りそれまたゲンナリ。見ている景色が違うんだろうなとは思うものの結局そこなんかい感が否めない。
  なんていうMADな気持ちはさておき夜はJJJの配信ライブを見た。トラックをKM、ビデオをSpikey John、FeatにKEIJUというトレンド全部乗せの新曲が意外だったので、どんなライブなのか楽しみにしていて、結果そつないライブで良かった。バックDJをAru-2が務めていて彼が鍵盤をソロで弾くことで生感の演出をしていた。既存のトラックにかっこいいフレーズをハメることで新鮮に聞こえた。1曲目がこちらもKMトラックの四つ打ち。個人的にはこっちの方が好み。もう1つの未リリースであるCampanellaとの曲は、Campanellaのフロウがもう完全に異次元の領域。アルバムがますます楽しみ。また既にリリースされていた新曲も軒並み全部歌っていた。ゲストはかなり豪華でISSUGI、Kid Fresino、Campanella、STUTS、MONJU。中でもアンコールの仙人掌のバイブスの高さは目を見張るものがありライブ巧者としての実力を遺憾なく発揮していた。そしてMONJUを呼び込んでのGo Get em。ラストKid Fresino呼び込んでFebbも参加していた「2024」「Fla$hBackS」と立て続けにかましていて「亡くなっても音楽は残る」という言葉の意味を改めて実感。

11月13日
  「わたしのいるところ」を読了。友人が去年のベストに上げていたので翻訳されている過去作を全部読んでから読むという準備をしてから読んだ。その結果、過去作との違いに意識しながら楽しめて良かった。こんな繊細で洗練された文章はなかなか出会えないので超オススメ。
 日本のヒップホップを語ったポッドキャストのエピソードがちょいちょい伸びているので、他の人はどんな語りなのかなと思って仕事のBGM代わりに探して聞いてみると、自らの内なるヒップホップ警察がうずいてしょうがなかった。とはいえ、この排他性がジャンルの拡大を抑制してしまったことは重々承知している。しかし違和感が拭えず。その合間に聞いた東京ポッド許可局の「役に立たない論」がかなりしっくりきた。「役に立つ/立たない」より「好き/嫌い」であり、その「好き」にかけた時間が愛なんだと。自分の好きな対象(例えば日本のヒップホップ)に対して、さも客観視したような語り口が腹立つのだなーと。なぜ客観的な語りなのかといえば、「役に立つ情報」を提示することに重きを置いてるからだろう。薄っぺらい情報よりも君がどんなラッパーが好きなのか、その理由は何なのか知りたいよ。と長々書いたのは、そのポッドキャストにおいてラッパーの一次情報の入手先が晋平太のYoutubeチャンネルだったからです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。
 夜、GoToイートで外食。ポイントの使える世界の山ちゃんに行くものの手羽先以外は全く美味しそうではないのでそそくさと退散して別の店に。次の店も予約していくものの激混みで感染リスクを恐れてここもそそくさと退散。最後に行った蕎麦屋がめちゃくちゃ美味しくて、やっとたどり着いたのと合わせて美味しさ倍増。今住んでいるエリアは食に関してはかなり満足しているので来年度引っ越すのかどうか。


11月14日
 奥さんの買い物についていった帰り道に商店街で「Nitendo Switchあります」というポスターがゲオに貼ってあるの見て「マジで?」となりお店に入ってみるとリングフィットもあって即購入してしまった。ネットでは各社で抽選形式なのにこんなところにポロっと残っているんやなーと驚いた。
 一旦帰ってからなじみのスペイン料理屋へ。今日も今日とてとても美味しかった。昨日の蕎麦屋含めてこういう店が近所にあるのは東京のメリットだなと思う。

 
 帰ってきて一度寝落ちしてしまうものの復活して深夜に「シカゴ7裁判」をNETFLIXで見た。アーロン・ソーキンよ!と唸りたくなる裁判ものでめちゃくちゃオモシロかった。家で映画をみるとなかなか長い時間集中できないことが多い中、とにかく圧倒的なテンポの良さで終始釘付けだった。そして本作はそこまで丁寧な説明せずに小気味良い会話で延々話しているところから観客が状況を察して自身も陪審員として裁判に巻き込まれていくような体験だった。この裁判は実際にあった事件を基にしていて、シカゴで開催された民主党大会に合わせてベトナム戦争反対のデモを行った様々な団体のメンバー7名が裁かれる。さらにもう1名ブラックパンサーのメンバーもいるのだけど、ここのシーンが一番ギョッとした。70年代には明らかな差別が存在し、しかもそれは平等の象徴であるはずの裁判官なのだからたまたない。この裁判官の話が通じない感じは、実際に仕事しているときにも遭遇することがあるのでイラつく気持ちがよく分かった。(当然レベルは全然違うけど)エンディングに放たれる民衆の声がすべてだと思っていて、見てないと思って好き放題やってんじゃーねーぞ!というのは今の日本の政治にも言いたいことだし映画としてもとてもオモシロいのでオススメです。


11月15日
 朝からSMTM9 EP4を見た。今週もめちゃくちゃ面白かった。こんなにずっとオモシロイともう逆に終わったときのことを心配してしまう。サイファーにユニット楽曲バトルに見所てんこ盛り。サイファーでのSWINGSのカマシも最高だったけど今回はWonstein、Lil Boy、Chillin Homieのユニット曲よ。。各々がバースを持ち寄ったとはいえ45分練習しただけであんなレベルの曲作ってライブできるのかっこよすぎる。。。審査員がヒップホップの初期衝動が刺激される旨を話していて、国とか関係なくホンマそれだなーと強く思った。審査もシビアになってきていてレベルが高くなってきているので、審査内容も含めてさらに楽しみ。そして今週も翻訳チームにビガッ。
 昨日買ったスイッチをセッティングして無料でプレイできる定番「FORTNITE」をとりあえず遊んでみた。ゲームコンソールいじるの十何年ぶりなのでコントロールすること自体が頭の体操になっていて自分の老いと直面させられる。そして時間の溶け方の速さが異常で制御しないと廃人になるの間違いないなと自戒の意味を込めてここに記載しておく。
まだ見ぬ強豪がこの周辺にいるのでは?と外食サイトを巡回していたら南インド料理の最高峰みたいなの出てきてテンション爆アガり。インドで政府機関のお抱え料理長を担当したツワモノが日本に来てレストランを開業したらしい。そのガッツには敬意しかない。で今日のお昼に行ってミニミールスを食べた。とても繊細な味で美味しかった。


 夜は残り物のおでんを食べながらF1でハミルトンが7回目のワールドチャンピオンになりシューマッハに並んだ。今回はハミルトンにしかできないレース展開で勝ったのでかっこよかった。今回の入賞メンツはシニアな人が多くて、混乱したレースでベテラン勢が力を発揮していたところもオモシロかった。そのあとリングフィットの未来感あるゲームっぷりに感動したのち就寝。

0 件のコメント: