2018年10月15日月曜日

2018年10月 第2週

10月8日
祝日の月曜日。
髪の毛が結構伸びたので切りに行く。
新たな美容院を開拓ということで
お洒落な感じのお店で切った。
殺伐とした気配を漂わせる街の雑居ビルの
2階に美容院はあった。適度に短くしてもらう。
タブレットが置いてあって雑誌読み放題で、
ブルータスの旅、本、音楽という主体性のない、
雑な特集だなと思いながらも
著名人の本のレコメンドを読む。
西加奈子と武田砂鉄のおすすめしていた本が気になったけど、
何だか思い出せない。結局買わなきゃいけないのか。
最後にワックスをつけてもらったけど、
一体全体これはどういう気持ちで街を歩けばいいのか、
そういった仕上がりになった。
帰りに銀だこでたこ焼きを買って帰ろうと
お店の前でテイクアウトを待っていたら、
前々職の上司である女性の部長がいた。
この辺に住んでいると聞いていて、
実際に見かけたのは始めてだったけど、
僕は裏切った側の人間なので声をかけずにスルー。
帰って焼きそばも追加で作ってビール飲んで
ダラダラしていたらいつの間にか寝てしまっていた。
蒲田にカマゲンしてスタバのコールドブリューを片手に買い物。
駅で立ってたら外国の人に話しかけられて、
iPhoneの電池が切れたから電話貸してくれと言われ、
なんとなく断ってしまった。
そのまま持って逃げられたらどうしよう、
と一瞬にして感じたのだけど
彼は自分のiPhoneXを持っていたから、
そんな可能性はおそらく低く、
自分の中にある排他性って、
こういうことなのかなとしばらく悩んだ。
まーでも考えすぎかとか着地しつつ、
シリコンバレーシーズン1を見終えた。



ずっと前から友人に薦めてもらっていたけど、
スルーしていてようやく見れた。
シリコンバレーのITベンチャー企業が
ストラグルして何とかして市場価値を高めようとする話。
むちゃくちゃオモシロかった。
テクノロジーに興味ある人は好きだろうし、
興味がなくてもチームで仕事することや、
仕事する上で何にプライオリティを置くのかといった、
働き方の話になっているところがオモシロい。
ギャグセンスも相当高くて何回か声出して笑った。

10月9日
KELELAのREMIXアルバム聞きながら出勤。



どの曲もキックが重たくて朝からぶち上がる。
サンクラでダウンロードしたファイル名のような、
ラフな曲名も分かってるな〜って感じ。
Kaytranadaの逆にキックなしでグルーブ作る、
いつものノリもあって最高最高。
そしてこの日のことはほとんど覚えていない。

10月10日
帰りの電車で「はじめての沖縄」読了。

はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)
岸政彦
新曜社 (2018-05-08)
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沖縄の選挙でデニー玉城氏が圧勝した結果を受けて、
セッション22を聞いたりして、
今の沖縄について考えているタイミングで読めてよかった。
沖縄について語るとき、考えるとき、
様々なバイアスが存在した上でしか語り得ない。
このことを前提にどうやって沖縄について考えるか。
その示唆を与えてくれるようなエッセイだった。
沖縄は綺麗な海、美味しいご飯がある
素晴らしいリゾートであることは間違いない。
けれど基地問題、貧困問題といった
政治課題が顕在化した地域であることは忘れられない。
観光で景気がよくなっていくこともあり、
昔ながらの沖縄の街並みが失われていくことに対して、
外野の人間はなんでそんなことするのか、
と思ってしまうこともあるだろうけど、
それはわがままでしかなくて毎日そこで生きている人にとっては、
古びた建物より新しい建物のほうがいいと思うのは
当たり前だし外野が口出しすることではない。
沖縄とそれ以外の日本のあいだに境界線はないのだ、
というのではなく境界線はやはり存在する、
その上でどのように沖縄という場所を捉えるのか、
この論考がとても興味深かった。
全然関係ないけど沖縄から優れたラッパーが
最近たくさん出てきているのは
社会問題が顕在化しているからこそなのでは?
と読んでいて何度も感じた。
レベルミュージックとしてのヒップホップ。
沖縄に行ったのは計2回でそのうち1回が
かなりローカルな旅だったことに
この作品を読んでから振り返ってみて気づいた。
リゾートでウェーイもいいけど、
ローカルな沖縄を本作を読んだあとの視点で
もう一度楽しみたいし考えたいなと思った。
帰宅後、シリコンバレー シーズン2を
シーズン1の流れで一気に見終えた。
ジャレットを使ったギャグの数々が
どれも最高にオモシロかった。
一難去ってまた一難といった感じで、
ひたすらトラブルに巻き込まれて、
それを1つ1つクリアしていく過程はまさに仕事。
そういったトラブル地獄の中でも達成感、
チームとして仕事することの喜びを描いたエピソードが
終盤に配置されているのも好きなところ。
SWOT、スクラムといったビジネスメソッドも登場して、
それさえもギャグにしてしまう。とくにSWOTのシーンは最高。
ITに興味があればあるほど楽しめるのは間違いないけど、
細かいITの知識がなくても、IT業界における仕事の進め方を
知ることができるのも楽しいところだと思う。
シーズン5まで見れるのかと思えば生きる喜びも湧く。

10月11日
会社の机があまりにも低い仕様なので、
今日からアマゾンベーシックの
ラップトップスタンドを導入した。
その結果、モニターワークが劇的に改善した。
今までは深々と腰かけて無理くりPCの画面に
目線を合わせていたけど、
これでそんなことする必要がなくなって超快適。
もっと早く導入しておけばよかった。
会社の喫煙所でタバコを吸っていたら、
メッシとクリロナの19歳の頃の動画を見ながら
タバコを吸っている人がいた。
この休憩の短い時間にその動画を見る気持ちは
一体どこから湧いてくるのか。
ピッチへと翔け、サッカーへの貪欲な気持ち。
同僚の人と仕事の話をしていて、
自分のやりたくない仕事を平気な顔して
人に押し付けるような人間は本当にポイズンだな
と話を聞きながら思ったし、
実際に目の前で言われたら立場とか関係なく、
平気で言い返してしまいそうな自分がいて、
それはそれでいいのだけど、
上手く生きていないことになるのだろう。
明らかに合理的でないことに
「それ非合理なので、こうしたほうがよいですよね」
と言わない方がいい状況って、もはやそれは仕事ではない。
そんな仕事終わりに英会話。
初めての先生でイギリス出身だった。
先週の至れり尽くせりの対応から一転がっつりスパルタ系。
過去形、三人称といったミスについて逐一指摘してきて、
フルセンテンスで言い切れるまで言い直させられた。
なんとなくのバイブスで乗り切れないタイプで、
これは鍛えられて良いなと思った。
結構ピリついた空気だったんだけど、
美味しいビールは何かという話になり、
クラフトビールが好きだというと中目黒のお店を教えてくれた。
あとドラマの話になって「ザ・クラウン」をオススメされた。
エミー賞も受賞したし他の人にもオススメされたし、
これは見るしかないのか。見たいの溜まりまくりでtoo busy.

10月12日
午前中にささっと仕事して午後からセミナー。
講師の1人が地位と名誉大好きおじさんで、
どこどこの取締役は知り合いでこういうやつだとか、
海外で参加した会議で私は各国の要人に提言したとか。
講師のおじさんは明らかにおしゃべり大好きで、
これだけ多くの人が聞いてくれることに興奮して
調子に乗りながら話していてた。
でも会場にいるほぼ全員はおじさんの抽象的な
概念の話を聞きに来たわけではない。
最後に「本を出すことになりまして…」と言い、
結局お前らの宣伝かい!と大きな声で突っ込みたくなった。
早めに終わったので銀座のスタバで時間潰してから、
前の会社の人と渋谷で飲み会。
久々に渋谷へ行くと若者の熱気が溢れていて、
そいうえばこんな街だったと思い出した。
僕がやめて4ヶ月経った中で会社の状況も変わっていたし、
自分自身が今の状況と以前の状況で
何をどう思っているのか相対化する機会にもなってよかった。
どこの会社にいても良いこともあるし、
嫌なこともあるよなと思ったし、
今の会社を選んだのはこの仕事で生きていくことを
ある程度覚悟して決めて入ったから、
簡単にはやめずにステイストロングじゃなきゃってことだな。
とか言ってやめグセついてるから危ないんだけど。
今日の移動中、ずっと聞いていたElla Maiのアルバムが
新鮮な90'sムードが漂う内容でとてもよかった。



Drakeの引用とか爆発的ヒットになった「Bod's Up」など、
DJ Mustardの仕事がどれも会心の一撃で素晴らしい。
ミックステープ出してた頃から聞いているんだけど、
ぶれずに同じ方向性でやり続けて、
天下を取っていくのがかっこいいなと思った。

10月13日
1日中ひたすらシリコンバレーを見ていた。
久々に狂ったようにビンジウォッチングしてしまっている。
ずっとオモシロイんだもの。
シーズン3の営業と技術者におけるギャップの話は
理系の人が皆感じる「あるある」だと思う。
話が進むにつれて各キャラクターへの愛着が増していき、
この人たちがどうなるのか、
ずっと見ていたい気持ちになっている。
その合間に「ものする人」2巻を読んだ。

ものするひと 2 (ビームコミックス)
オカヤ イヅミ
KADOKAWA (2018-10-12)
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小説家が主人公の漫画なんだけど、
物語設計がしっかりしているというより、
作者がつくる漫画の中にある気配が好き。
Kindleで読んでしまっているけど、
見開きページのあの感覚はやっぱり紙でしか味わえないし、
この作品の見どころの1つとして、
見開きでの抜けの良さは絶対あって
もしこれから読むなら紙で買った方がいいかもしれない。
夜ご飯食べた後もずっとシリコンバレーを見ていた。

10月14日
昨夜に引き続き延々シリコンバレーを
ビンジウォッチングし続けていたら、
全部見終わってしまった。
今年見たドラマの中でも結構群を抜いて、
ぶっちぎりにオモシロかった。
変な自己啓発本読むくらいなら、
このドラマ見たほうがよっぽど仕事への意欲は刺激される。
仕事しているとしんどいときに誰かに寄りかかりたくなるけど、
やっぱDo it yourselfというか、
自分がどんな人間になるのか、なりたいのかを
イメージして取り組んでやれる範囲を広げいていかないと
生きていけないなと思った。
改めてamazon primeでHBOコンテンツ見放題なの
本当にヤバいなと思うし、彼らはその強力な資本をベースに
いわゆるヒューマンドラマ系の映画で
ハイクオリティなの連発で生み出していて、
これは素敵な循環なように思えて仕方ない。
ただ家でソファに寝転がって良質コンテンツに触れられることに
慣れすぎて映画館行かなくなっているから、
そろそろ映画にカムバックしていきたい所存。
そのままソファに寝転がりながら、
RIZIN Confessions、格闘代理戦争を続けて見た。





RIZINのほうは本当に出来が死ぬほど素晴らしくて、
このレベルのドキュメンタリをYoutubeでばら撒くっていうのは
かなり革新的なことだと思う。
これだけ出し惜しみなく、舞台裏の映像、
試合に関する当事者のコメント付きを出して、
なおかつハイクオリティなVTRの作りでオフィシャルで出せば、
勝手にアップロードされた試合は駆逐されていくと思う。
当然、那須川vs堀口の試合にフォーカスした内容で、
改めて2人の言葉を聞きながら試合を見ると
やっぱすげー試合だった。そして3Rで泣いた。
格闘代理戦争は圧倒的なガチを見たあとだと、
ギミック感が強くて少しつまらなく感じてしまった。
録画してた番組を消化してダラダラしてたら、
アイロンかけるの忘れてて深夜にくじけそうになりながら、
Yシャツ全部アイロンかけて寝た。

2018年10月8日月曜日

2018年10月 第1週

10月1日
粋な夜電波を聞きながら朝の準備。
ジャズ特集が続いた中で先週に続きフリースタイル。
マック・ミラー追悼のルイス・コール「 Things」が良かった。
(菊地成孔の訳もいい感じの意訳で良い→リンク



台風の影響が続いていてJR大混乱というのは
ネットからビシバシ伝わってきたから、
時間をずらして悠々10時に出社。
もう毎日10時出社したい。
フレックスは制度として存在するのに、
事前申告が必要ってそれはフレックスではない。
なぜこの自由が許されないのか未だに謎なのだけど。
行きの電車で「ナナメの夕暮れ」読了。


ナナメの夕暮れ
ナナメの夕暮れ
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若林 正恭
文藝春秋
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今度、前の会社の人と飲みに行くにあたって、
LINEで連絡取っていて課題図書になっていたから読んだ。
エッセイ過去2作とも読んでいて、
自意識をめぐり葛藤して生き辛い点にとても共感していた。
その彼が自意識を乗り越えたその先に
なんとかアプローチしていく内容で
もはや30歳の自分も社会で生きていく上で
向き合わねばならぬ問題に先んじて
真正面からぶつかっているような内容でオモシロかった。
冷笑への言及が印象的で何かに一生懸命取り組む人に対して、
それを揶揄するようなことほど虚しい行為はないという話や、
何かに取り組むときに自分がどう思うかではなく、
他人にどう思われるかに執着するのは無駄という話が
胸に痛いほど突き刺さった。
この本はある種突き抜けている人には
何にもオモシロくないと思うけど、
刺さる人には治療薬のような効果があると思う。
改めて自分を客観的に見ることができて僕は良かった。
出勤遅かったし仕事も忙しかったので
比較的遅くまで働いて会社をあとにした。
川崎のブックオフで新潮クレストをサルベージして、
「クレイジーリッチ」をチネチッタ川崎で鑑賞。



サンフランシスコ在住友人のレコメンドで見たけど、
スルーしてしまいそうなビジュアルだけど、
中身はしっかり詰まったラブコメだった。
付き合った彼氏が実はとんでもない金持ちの家の息子で、
その家族との関係に苦しむ、という紋切型の話なんだけど、
主人公をアジア系女性とするだけで
これだけフレッシュに見えるというのは新たな発見だと思う。
基本的にはアメリカ的な考え方、
つまり自分らしく生きることが重要だというテーマ。
ただ一方的にその考えを押し付けるのではなく、
アジアにおける伝統のあり方も尊重した上で、
というバランスの取り方が興味深かった。
同じアジアでもシンガポールは別の世界って感じで、
豪華絢爛できらびやかな空間に身を浸すことは
映画館でこそ味わえる感覚で楽しかった。
音楽がかなりよくてジャズ、ソウル、ディスコなど
ご機嫌な音楽で彩られていて、
そこアジアにこだわっていて好感を持った。
音楽というべきか音響というべきか、
結婚式で新婦が入場シーンで音を引き算するところが
本当に素晴らしかった。
同じアジアンだとしてもグラデーションがある、
それを象徴するのが主人公とその彼氏のお母さんの関係性。
自分を押し殺して家族にロイヤリティを捧げるのか、
主体的に自分の人生を生きるのか、
日本でもお金持ちに限らず、
こういった選択を迫られる女性は少なくないと思う。
本作では前述したとおりアメリカンスタイルなので、
後者にウエイトを置いた展開になるのだけど、
伝統も必要で大切なのだ、っていうことを
1つのキーアイテムで演出するところが
ベタとはいえバランスとして素晴らしかったと思う。
何かを選ぶときに何かを捨てる必要は必ずしもない。
(いとこのお姉さんは痛みを伴ったけど、
それは主人公との対比で使われているのだと思う)
原作はシリーズ3部作らしく、
次も映画化されるから見ちゃうな。

10月2日
Logicのニューアルバムを聞きながら出勤。



90年代回帰という話はよく言われているけど、
アルバムトータルでここまで振り切った作品は初めて聞いた。
なんだかんだ90年代好きのような
おじさんB-BOYには間違いなく刺さってしまう、
最高に素晴らしいアルバムだった。
Let's get back this boom bap shit!!
とにかくリリックのバイブス、ポジティブ性に
持っていかれざるをえないというか。
何のてらいもなく自分が好きな音楽はこれだ!
という思いがどの曲からも伝わってくる。
あまりに振り切った内容だから聞いている途中で、
これ聞いて上がっている自分はおじさんなのか…
と思い始めたところ、彼のこのリリックに勇気付けられた。

I'm still the same me, they just don't believe it like they agnostic
If I spit over the boom-bap, then they perceive it as nostalgic
But the truth is, my subject matter has been the same

ラップは当然フロウやどんなトラックで歌うかは大切なことなんだけど、
結局は歌い手のパーソナリティが重要な音楽なんだと強く思った。
10月からタバコが値上がってから初めて買った。
いつも吸っているキャスターマイルド5mgが
駆け込み需要で無くなっていて、
仕方なく同じ銘柄でタールの少ないものを買った。
ここ5年くらいでタバコを吸う人に対する
迫害は相当極まっているところもあるので、
いい加減やめようかなと思ったり。
そんなこと考えながら会社の喫煙所で吸ってたら
「昔は電車でも吸えたし机の中に灰皿あったのになぁ」
と昔のタバコ事情の思い出話におじさんたちが花を咲かせていた。

10月3日
Nile Rogers&CHICの新譜を聞きながら出勤。



ギターのカッティングだけで飯3杯食えるタイプで
UKのタレントを中心にアップデートされた。
至高のディスコ曲群は最高で、
Craig David使うのとかニクいなーって感じ。
世界が終わるまで踊れるぜ!
そのままの勢いで仕事に取り組んでいると、
午後にはある程度落ち着いてきた。
10月このまま忙しくならないで欲しい。
仕事を終えて英会話に行くと
シンガポールの先生だったので、
当然最近見た「クレイジーリッチ」の話をした。
ほとんどマレーシアなんだよね〜
本当の金持ちはあんなにわちゃわちゃしてないし、
静かだよね〜と言っていた。
授業のときに僕が言った英語について
むちゃくちゃ細かくメモ取ってくれて恐縮。
ロールプレイングが大変で、
自分が特定のキャラクターを演じながら
英語を使って話さなきゃいけなくて忙しい。
こんだけ丁寧にやってもらって、
ちゃんと勉強しないって失礼だよなと
思わされる授業だったからしっかり復習しよ。
帰り道にtofubeats「RUN」を聞くと良き。



何と言っても「RIVER」
この曲の周辺全部好きだった。
帰りにカツカレーを食してホクホク帰宅。

10月4日
今日誕生日。31歳。
31歳という年齢からイメージする以上に子どもだし
フラフラしている自分だから信じられない。
年相応の落ち着きが欲しい。Lifeをうまく積み上げたい。
Fatima「And Yet It's All Love」を聞きながら通勤。



オーセンティックなR&Bなサウンドで始まって、
Fatimaがやらなくても。。と思っていたら、
1曲目のスネアの音色変わる演出でグッとつかまれて、
そのまま心地よく聞けた。
Roc Mallcianoがストリングスをバックにスピットする、
「Take It All」がめちゃくちゃかっこ良かった。
彼も最近アルバム出したみたいだから聞かねば。
怒涛の新譜チェックで毎日がロスしていくというか、
もう圧倒的に時間が足りない。仕事中に音楽聴きたい。
粛々と仕事を終えたのち、誕生日ということもあり蒲田で鰻を食べた。
ふるさと納税で夏にも食べたけど、
やっぱり実際にお店で食べる鰻は鰻らしい鰻。という味だった。

10月5日
やっとたどり着いた気がする金曜日。
朝から会議をやっていたら、
どうやらその会議室を予約していなくて、
なおかつそこを他の人が予約していた模様。
普通に考えたら
「この会議室、私が予約しているんですけど。。」
っていえばそれで済む話なのに、
「私、この会議室予約してるんですけど!失礼すぎる!
私はキャンセルします!」
開口一番ブチ切れて席に戻って行った。
その人は自分の席に戻ったから、
謝って戻ってきてもらい、その部屋を使ってもらった。
その人が会議を終えてわざわざ僕らの部署に来て再び、
「今終わりました。あまりにもひどい、失礼すぎる」と再噴火。
確かにこちらに過失があったけど、
会議室を予約し忘れてとか勝手に使うことって
会社生活で結構あると思うし、一声かければ済む話なのに、
いきなりフルスロットルでブチ切れる、
その懐の浅さに笑いそうにさえなった。不寛容社会はすぐそこに。

10月6日
3連休スタート。旅行へ行くことにしていた。
目的地は小田原、箱根方面。
海鮮を食べようということになり、
最初は小田原漁港へ向かう。
3連休初日ということで道路激混み。
結局4時間くらいかかって到着後、
アジフライと刺身定食をいなたい地元の食堂で食べた。
おじいさんとおばあさんが2人で愚直に経営していて、
ルーティンとして仕事を粛々とこなす姿を見ていると、
あー仕事ってこういうものかもなと思ったり。
時間も中途半端になったのでそのまま旅館へ行った。
ここも古き良きという感じの旅館で
買ってきたお酒飲みながらダラダラしていたら、
いつのまにか晩御飯の時間になっていて、
たくさんの品数の旅館料理が出てきてどれも美味しかった。
ホイル焼きとフライにしている白身魚は
「主人が釣ってきた鱒ですぅ」と言っていた。

10月7日
スッキリ起床して朝風呂、旅館の朝食を堪能。
蔵を改造したところにカフェを作っていて、
旅館なのに美味しいコーヒーまで提供していた。
最初は芦ノ湖まで移動して周辺をぶらぶら。
天気も良くてたくさんの人がいる。
あんま見所ないように思うけど、
外国人観光客も多くて人気なんだなーと見ていた。
ベーカリーカフェのようなところで昼食をとり、
車で移動して江の浦測候所というところへ行った。
完全予約制の施設で博物館?美術館?のあいだ、
建築、庭園などのリアルなフィールドに展開する
芸術の数々が見られる場所。
相模湾の美しい景色と溶け込む建築やモチーフ、
どれもがうっとりするようなかっこよさ。
「映え」しまくりな景色の連続だった。
トレッキングしながら色々見ることができるから
久々に山登りしたような感じで気持ちよかった。
帰りにかまぼこと箱根ビールを買って帰った。
日常から離脱して非日常に身を置くことは
リフレッシュに最適だなと思った週末。
帰ってから格闘代理戦争第2話を見た。



それぞれ異なるストロングポイントを
持っている女性たちの戦いが繰り広げられそうで楽しみ。
KRAZYBEEの推薦選手はどうしたって応援したくなるよね。
さらにAbemaの那須川天心密着ドキュメントを
さらっと見てから就寝。

2018年10月1日月曜日

2018年9月 第4週

9月24日
友人と新大阪でランチ。
ランチの前に奥さんと子どもにも会わせてもらって、
もうそういう年齢よねとひしひし感じた。
ネットではちょくちょくコンタクト取っていたけど、
実際会うのは数年ぶりで長い時間話し込む。
ヒップホップとか映画とか遠慮なく
全力で話せる友達がいることはとても尊いことだなと思った。
もう30歳になってヘラヘラしてられないし、
それなりの責任も発生してるし、
そんな中でストラグルするしかないし、
年齢に見合っていないダサいことはしないほうがいいよね、
みたいな話をした。
音楽も自分では結構新譜チェックしているつもりだったけど、
全然知らないやつ教えてもらったし、
知っているやつもこういう風に思ったと具体的な感想を
教えてもらえると教えてもらった側も聞きたくなるから
実際に会ってレコメンドしてもらうのめっちゃ大事。
帰りにどうしてもビール飲みたくなり、
こないだ帰った時にも行ったカフェで
PUNK IPAを飲みながら読書。
めっちゃ空いてるし雰囲気良いし最&高。
家に帰ると家族が録画したキング・オブ・コントを見た。
さらば青春の光は毎週ラジオを聴いているから応援していた。
ゆえに結果が残念…一番オモシロかったのは
チョコレートプラネットの1本目で
決勝の尻すぼみ感が何とも切なかった。

9月25日
無事に起きて出社。
近くの小学生が登校するところに遭遇し、
門の前に立っていた先生とグータッチさせられていた。
なんなん。自分が子どもやったら絶対したくない。
午前中は静かに黙々と仕事をこなし午後は会議。
空気は殺伐としていた。
この日は会議終了後に飲み会があり、
全然知らないおじさんと卓を囲み2時間。
もうどうしていいか全く分からなくて、
ひたすら料理、お酒を気にして配膳的な役割を果たす。
実家の場所がガラ悪いこと、無駄に学歴高いことで
なんとかヘラヘラして乗り切った。
飲み会後に東京に帰るパターンが初めてで
これがかなりしんどかった。
乗ってからはもう死んだようにずっと寝ていた。
家に着いたのは24時過ぎで明日も仕事かと思うと
憂鬱な気持ちが爆裂込み上げてきたので
振り切るようにビールを飲んで寝た。

9月26日
俄然昨日の酒が残っていて辛み。
いつもより10分くらい遅い電車で出勤したけど、
ギリギリ始業時間に間に合った。。
会社に行って仕事してたら
青山でセミナーなの忘れてて慌てて飛び出る。
なんとか間に合って粛々と受ける。
初心者向けの内容で退屈だった。
セミナー終了後、青山といえばブックセンターでしょ!
ということで寄ってみたら買いたくなる本、
山ほどあったけど自制して3冊だけにした。
渋谷に来たの久々で歩きながら聞く、
ERAの新しいアルバムの街にフィットする感じが最高だった。



強いて言うならあと2,3曲欲しかったかな。
その流れで「3 Words My World」聞いたら
おいおいやっぱすげえアルバムだな。
年を取ったからなのか染みる言葉が多い気がする。
帰りの電車で「お前の墓につばを吐いてやる」読了。

お前らの墓につばを吐いてやる (河出文庫)
ボリス ヴィアン
河出書房新社 (2018-05-08)
売り上げランキング: 366,010

なんとなく買った1冊だったけど、
映画にしたらオモシロそうなノアールだった。
肌の色は白いけど家族がアフリカ系アメリカンで、
白人を憎む感情を愛した女性に向けるという倒錯した価値観、
これはどういうことなんだ…と思わざるを得なかった。
終盤のカーチェイスは迫力満点で
とくに追いかける警察のバイクの2人乗りの
ギミックが素晴らしかったし破滅的エンディングがナイス。
当然、小説自体もオモシロかったのだけど、
作者であるボリス・ヴィアンの経歴がかなりオモシロい。
そもそもこの小説も当初別の人が書いたという設定で、
彼は翻訳者として立ち回っていたらしい。偏屈!
しかもクラブでトランペットプレイヤーとしても活躍、
今ならラッパーが言いそうな
「職業が1つなんて売春婦みたいだ」というセリフも残している。
死に方も強烈で約10年後にこの作品が映画化され、
当初ヴィアンの脚本で撮られる予定が
プロデューサーに理解されず脚本が差し替えられた。
その納得できない映画の試写会へ訪れた際に
心臓発作を起こして亡くなってしまったらしい。
なんてドラマティックな亡くなり方なのか。
悲劇と喜劇は表裏一体を地でいく話だった。

9月27日
Backroomの特典ミックス聴きながら出勤。
友達の好きな曲を知れるの良いし、
思ってたよりヒップホップでそれも楽しい。
1日中ギッチギチに仕事していた。
さすがに4ヶ月経って忙しくなってきたところもあり、
徐々にあるべき論も言う暇もなく、
時間を圧縮するために事なかれ主義に
迎合していってるなと思うと良くない。
これが社会で大人になるっていうことのなのか。
いや違う、自分の頭で考えないとただの家畜でしかない。
仕事残しまくりで英会話へ直行。
一番登場率の高い先生でいつも陽気なんだけど、
授業はめっちゃしっかりしている。
最近の出来事をざっくばらんに話すというより
会社において英語を使うシチュエーションを想定した
イメージトレーニングの場を提供してくれている。
聞き取りと最低限の意思伝達はできるようになった中で、
次はレスポンス速度と話す中身の深化せねば。
結局自分で努力するしかない。

9月28日
サンフランシスコで泊めてくれた友人と
六本木の焼肉屋で焼肉食べた。
2人だったからかカップル席のような
ソファ席に案内されて変な感じだった。
奮発して少し高めのコースにしたけど、
少しの量で美味しいお肉を食べたい年ごろ。
英語の話とか仕事の話とかざっくばらんに。
自分を律することが難しくなったときに
退路を絶って己を追い込むしかないし、
いつでも自力で立ってられるスキルが必要だなと思った。
とか真面目な話したりしてたら、
前の席にいたゲーム系IT会社っぽい人たちが
店員に悪ノリしている感じでうわーと思った。
その後いつもどおりブリュードッグのビアバーで
ザ・六本木の空気を体感して帰宅。
NORIKIYOがニューアルバムのタイミングで、
ついにストリーミング全開放されて、
新しいアルバムの「馬鹿と鋏と」を聞いていた。



アルバム前半は好きな曲が多かったけど、
後半の歌および歌フロウ多いところが
ちょっとなぁって感じだった。
前作「Bouquet」からのアップデートが
メロウな方向ではなくハードな方向に行って欲しかった。
(それは前半である程度実現しているわけだけど)
メロウな曲のラップでスムーズにやり過ぎると
引っかかりが全くなくて味しないと思っていて、
歪な感じをどこかに残して欲しかった。
Go So Farみたいに何回も聞いていると
印象変わるのかもしれないけど。

9月29日
雨が降っていて全く外に出る気がしない。
ソファに寝転がって本読んだり動画見たり。
睡眠が足りていないのかうたた寝を繰り返していると
いつのまにか夜になっていて、
1日を完全に無駄にしてしまった感。
前に買っておいたマルちゃんの焼きそばを丁寧に作る。
子どもの頃、土曜日曜の昼ごはんでいつも食べていたけど、
大人になると意外に食べる機会なくて無性に食べたくなって。
作り終えて食べてみると特別美味しいというわけでもなく
想像していた通りの味なんだけど、これが食べたかった。
BARRYを一気に見終えた。
前半かなりコメディ要素が強くてヘラヘラ見てたら、
後半にかけて急激にシリアスモードに突入して、
めちゃくちゃオモシロかった。
もともと暗殺を生業にしていた
ビル・ヘイダー演じるバリーがひょんなきっかけで
LAのアクティングスクールで演技することへの楽しみを見出す。
「演技する」ことを作品内で描くことで、
日常生活の中において嘘をつく=「演技する」、
そのことが浮かび上がってきてオモシロい。
つまり演技の上手さはいかにして嘘を信じさせるのか、
演技論みたいなところにリーチしつつ、
後半のシリアスな展開と見事に結び付けられる。
「アトランタ」のヒロ・ムライが監督してるエピソードもあって、
そのエピソードのラストのキレはすごかった。

9月30日
今日も天気が悪くて何もする気が起きなくて、
朝ご飯食べて格闘代理戦争シーズン3を見た。



1回目で柔術家の人が欠場することになるとか、
波乱含みかつ割とイロモノキャラ重視みたいになっているから、
なんか野球でいうところの右の本格派みたいな、
しっかりした技術に基づいた格闘家出てきてほしい。
そのあと、「アトランタ」を見始めると、
とてもオモシロくて10エピソード一気に見てしまった。



Childish GambinoことDonald Groverが監督/脚本にまで関わっていて、
今の彼を知るには必見のドラマがNETFLIXでついに配信。
最初たしかHuluで見れる時期があって、
そのときだけ再加入しよかなと思ったくらいに以前から気になっていた。
ペーパーボーイというラッパーの金のない取り巻きである、
アーンが主人公で彼のシニカルで厭世的な視点から、
今のアメリカ社会を見ているドラマだった。
何がオモシロいかといえば、そのシニカルな視点。
マッチョイズムに支配されているヒップホップにおいて
あきらかに彼が居心地の悪さを感じているのが
ビシビシと伝わってくる。
当然さらに引いた視点のアフリカ系アメリカンが
現代社会で生きるときに発生する面倒なことも
当然描かれているのだけど、
彼自身がゲームのプレイヤーにも関わらず、
ドラマとはいえこれだけ批評的な立場を取っていること自体が
相当異例なことのように思える。
ドラマティックなこと、たとえばヒップホップが持つ、
独特のゲーム性等で物語を引っ張るのではなく、
あくまでアトランタにおける生活にフォーカスしていることも
日記のような作りでとても好みだった。
このドラマを見ると最近のMVの流れもよく分かった。
シーズン3まで出てるっぽいので一刻も早く配信してくれ!
見終わって鶏のトマト煮込み、ポトフなど作って食した。
作るあいだに聞いたSofa King FridayにゲストはRAU DEF。
なんかキメてんのかな、みたいなバイブスの高さがオモシロかった。
1stアルバムの「ESCALATE」製作時にリリックを見ずに
ラップしていたという驚愕の事実出てきてた。
そして満を持してRIZIN13をテレビで観戦。
少し前から格闘技に再び興味を取り戻し、
Youtubeを中心に試合動画をたくさん見ていて、
その中で知った新たなスター那須川天心、堀口恭司という
キックボクシングと総合格闘技の二大巨頭が戦う、
この日をどれほど心待ちにしたことか。
この戦いの持つ意味を理解出来るくらいに
格闘技に今一度興味を持ててよかったと思う。
フジテレビの中継が本当に最悪で
RIZINの各選手の素晴らしい紹介VTRに
格闘技好きの芸人の声を被せてきた。
しかもその被せられる内容になんら新しい情報もないし、
新しいファンを取り込める効果も見込めない。
ケチってGYAOのPPVを買わなかったこっちも悪いけど、
せっかく世紀の一戦なのにこんなに愛のない作りされたら、
見ている側も嫌な気分になる。
実況も「てめぇ何言ってんの?」という大仰なもので疲れるし、
女性タレントに感想を求めるのもやめてほしい。
誰も得していないし全員が損をしている。
という鬱屈した気持ちはここまでにして、
実際の試合はめちゃくちゃオモシロかった。
お互いの間合いを計り合うような第1ラウンドから、
徐々に距離が詰まっていく第2ラウンド、
そして天心の打撃が明らかに効いた第3ラウンド。
KOされなかった堀口恭司がすごいのか、
いや天心の左のキックの速さ異状だったし、
もう色んな思いが去来する凄い試合だった。
KOで決着ついてたら2人の人生に大きく影響を
与えそうだったから、この結果で良かったのかも。
こんなカードを先に切って年末どうなるのか。
さらに沖縄知事選挙でデニー玉城が勝って
今日は良い日と思いながら台風の音を聞きながら就寝。

2018年9月24日月曜日

2018年9月 第3週

9月17日
3連休最終日。
夜まで予定がないからダラダラ過ごしていた。
日比谷野外音楽堂でOgre You Assholeのライブを見た。
以前に会社の先輩から教えてもらって、
ライブ盤が好きで結構聞いていたので
初めてのライブはとても楽しみだった。
今回のライブは日比谷に4基のスピーカーを導入し、
特別な体制で挑んでいることを
インタビューで読んでさらに楽しみになっていた。
アナログシンセ?をそれぞれのメンバーが鳴らし、
その音が四方に配置されたスピーカーから
ぐるりと鳴り響いてからライブがスタート。
単純に音がでかくて、その時点でかなりぶち上がったのだけど、
途中から信じられない量の雨が降り出した。
雨ギリギリ降らないと思って雨具を全く用意してなかったので、
人生で一番ぐらいずぶ濡れになった。
「それはいくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦ください」
と神様に言いたくなるレベルのゲリラ豪雨。
途中で売店でレインコートを買って何とか凌いだ。
野音で雨が降ることで伝説感ビンビンの空気が醸成され、
自分自身も雨でずぶ濡れだから何だか解放されて、
とても楽しいライブ体験だった。
Ogre〜はとにかくブレイクの部分が大好きで、
クールなグルーブとエモーションの両方を携えている。
ライブアルバム中心に聴いてたから、
作品自体をもっと聞いてまたライブ行きたい。
完全に体が冷えまくりで電車の冷房で死にかけて、
最寄駅からもう一度雨に降られて帰宅。瀕死。
あたたか〜いうどんを食べて、お風呂で温まって、
「insecure」2話分見て寝た。

9月18日
週初め。No name「Room25」聞きながら出勤。



仕事に対する憂鬱な気持ちをすべて吹き飛ばす、
極上の生音ミーツラップな仕上がりで最高。
脈々と続くシカゴの優れたタレントの多さには
ここ10年くらいずっと驚かされること山の如し。
(本作でもSabaが良い味出している)
とにかく声質と楽曲のマッチングが素晴らしくて、
聞いているだけで穏やかで優しい気持ちになれる。
頑張ろう1週間と思って出社したら、
明日までに資料用意しといて的なオーダーを受けて、
その資料は週明けのミーティングで発表するのだけど、
なんで明日?と思ったのは社会不適合者なのだろうか。
いきなり穏やかで優しい気持ちを失った。
どうしても急で必要な必然性があれば別だけど、
なんでそんなに急ぐのか謎すぎて露骨に態度に出てしまった。
一度財布を落としてしまったタイミングで
銀行引落になっていたインターネットの料金の支払いを
クレカに変更した結果、月内で2回請求が発生。
これは重複引落に違いない!と思って、
電話は面倒だからソフトバンク光に
初めてチャットで問い合わせてみた。
チャットでの問い合わせ、電話よりはるかに便利だった。
ただ、どういう口調で文字打てばいいのか謎で、
仕事みたいな口調もアレだし、かといってタメ口もアレだし。
結局そのあいだを取ってフランクな丁寧語で問い合わせた結果、
それはヤフー側の問題だからヤフーに聞いてと言われて
たらい回しにされ、今度はヤフーに問い合わせようとするものの、
問い合わせ窓口が死ぬほど分かりにくくて、
一体全体どういうサービス設計でこうなっているんだ、
と憤りを感じながらも最終的にチャットできるところを見つけて、
ここでもチャットで問い合わせ。
銀行口座とクレカでは請求タイミングが違うことが確認できて、
二重請求ではなかった。杞憂。
帰宅して油淋鶏を作って食べて勉強したり日記を書いたり。
「insecure」はとにかく音楽がよかったのだけど、
その中でもMars Today「 Bits & Pieces」が
アーバンアダルトミュージックで超絶最高最高。



韓国のoffonoffとかなり近い質感で、
自分の音楽のスイートスポットを
狙い撃ちされているような感覚で全曲外しなし。
offonoffといえばメンバーのColdeの
最近リリースされたソロアルバム「Wavy」もかなり好き。



今年のテーマはメロウに決まりだなっていうくらい、
メロウな超良作が矢継ぎ早にリリースされていて、
音楽に対して食傷気味になることがほとんどない。日々充実。
「incecure」のシーズン1を見終えて、
このままシーズン2見れないの辛い気持ちを抱えて就寝。

9月19日
「J・ディラと《ドーナツ》のビート革命」を行きの電車で読了。
ここ数年で読んだ音楽本の中で群を抜いてオモシロかった。
J Dillaのことは亡くなった当時、
ちょうどヒップホップが好きになったタイミングで、
僕がオーバーグラウンドよりも
アンダーグラウンドでドープなヒップホップが好きになった
きっかけのアーティストなので思い入れは強い。
ただここ数年のアウトテイク集のリリース乱発に、
「果たして彼は納得するのだろうか?」という
勝手になんとも言えない気持ちを抱えていた。
しかし本作を読むと「Donuts」だけではなく
彼のキャリア全体も捉えており、
僕のもやもやした気持ちは霧消し、
ただただJ Dillaへの心の底からのリスペクトで満たされた。
「Donuts」がどこか普通のインストアルバムと違うな、
と何となく持っていた感覚が言語化されたことにより、
同じアルバムでも読後に聞くと全く違う響き方をする。
こんな体験はなかなかできない。
音楽を分析、批評することの豊かさを
存分に味わえるところが好きで
本作を読んだ誰もが感嘆するであろう
死の受容モデルを通じた「Donuts」の分析が白眉。
彼は亡くなってしまっていて確認できないゆえに
ミステリアス性が増していることも功を奏していると思う。
というのも筆者自身も本の中で言及しているけど、
作者の意見が圧倒的に正しいという理解が強いから。
たとえば、ある見立てを用意した場合に
それを当てられた本人が「違う」といったときに、
たちまち社会から棄却されてしまう。
でも作品は大衆と共有されることで
価値、捉え方が決まっていくところもあるはずで、
ゼロサムになっている風景をSNS中心に
よく見かけてその度に寂しい気持ちになる。
見立てがオモシロいということも大いにあることを
身をもって体現している1冊。
ヒップホップのビートメイクしている人、
興味がある人はとにかく全員必読の超名著。
仕事終わりに英会話。
今日のテーマが競合会社、会社の業績だったので
全体的に空回ってしまった。
日本語→英語とやっているあいだは
会話にどうしてもギャップが産まれてしまう。
あと何となくの英語を話していて、
こちらの真意は伝わっているのだけど、
それは講師の人が汲み取ってくれてるからなのか、
自分が間違っているのか、そこを考えてしまって、
集中できなかったのも良くなかった。
意思疎通できればいいんだからと投げやりにならずに
もっと自分自身が納得できるレベルで会話したい。
駅前の中華料理屋でネギそばを食べて帰宅。
プライムビデオで「バリー」を見始める。



主演のビル・ヘイダーが監督、脚本を一部務めていて、
エミー賞で男優賞を受賞した作品。
ビル・ヘイダーはジャド・アパトー系の
コメディによく脇役で出ていて、
いつもオモシロいから好きな俳優の1人だ。
まだ1話見ただけど帰還兵が鬱に悩み、
殺し屋稼業を始めるものの演劇と出会って…
という話なのでこの先も楽しみなところ。

9月20日
kamui「Cramfree.90」を聞きながら出社。



Soredake」のMVが出たときに
死ぬほどかっこいいなと思ったけど、
そのときはFeatのQN、Jin Doggに気を取られていた。
でアルバムを聞いたら血が滲むようなラップというべきか、
久々に言霊強めの新しいラッパーを聞いて滾った。
なかでも「Aida」という曲は
新潮45に寄稿した腐れライターどもに、
煎じてゲロ吐くまで飲ませたい。
ヘイトばかりが目について気分悪くなること多いけど、
真っ当なことをこうした若いヒップホップアーティストが曲にして、
なおかつそれがかっこいいのだから「未来は暗くない」
と自分に言い聞かせなきゃいけないくらいに
安倍晋三の総裁選勝利はしんどいニュースだった。
石破茂はかなりタカ派で昔は共感できることなんて
1つもなかったけど、今の政治はタカとかハトといった話ではなく、
もっと低レベルな次元で政治が行なわれている。
だから石破茂の言っていることが極めてまともに思える思えてしまう。
(総裁選で吠えるのじゃなくてもっと自浄してくれよと思うけど)
安倍政権で金回り良くなったから、
その支持は曲げないという大人に遭遇するたびに
金よりも大事なことないんかいと
おじさんに向かって言いたくなる。
この政権のやり方/論法で、そのまま会社で仕事したら、
すぐにダメ社員のレッテル貼られるはずなのに。
日々ストラグルフォープライド。

9月21日
急に寒くなってジャケット着て出勤。
今日は会社でTOEICを受けた。
数年ぶりの受験で果たしてスコアはどうなのだろうか。
TOEICで英語力は計れないと言われて久しいけど、
会社の中では未だに根付いているし、
定点観測としては意味があると思っている。
最近英会話に通っていることもあり、
リスニングは大意を取ることができて結構できた気がするけど、
リーディングはブランクを感じる出来だった気がする。
前回のスコア上回っていてほしい。切実に。
くるりのインタビューがとてもオモシロかった。
ヒップホップのラフでラウドなものが好きなのだけど、
音楽を理論として突き詰めていることが
インタビューからビシバシ伝わってくるのが興味深かった。

9月22日
くるり聴きながら家事と大阪出張の準備。
インタビュー読んでから聞いたから
何気ない音でも引き込まれた。
新幹線で移動中はNETFLIXで
「コネチカットにさよならを」鑑賞。



ティーンエイジャー、オールドマン、
それぞれのクライシスが描かれていてオモシロかった。
冒頭のタオル売場のシーンが象徴的で、
色とりどりのタオルを用意されても選べない。
物質的に豊かな社会における空虚さの表現として秀逸。
親と子の距離感の映画でもあって、
近づき過ぎても突き放し過ぎても上手くいかない。
そして嘘が介在する関係は必ず破綻することも分かる。
仕事行きたくね〜と思うこと多いけど
辞めたら辞めたで何もすることがない、
仕事が良い意味でも悪い意味でも人生を推進するのだなぁと。
実家への道中でこないだの台風の威力が見て取れた。
あり得ない曲がり方をしているフェンスや
大量の瓦礫が家の前に置かれていたり。
実家自体は大丈夫だったけど、ベランダから見える家は
屋根が無くなったらしくブルーシートを被せていた。
引っ越してから映画行くのめんどいなっているけど
大阪は梅田に多くの劇場があるからまとめて見るの便利で
帰ってくるとまず映画となっている。
でこの日はまずテアトル梅田で「きみの鳥はうたえる」鑑賞。



佐藤泰志原作の映画で、これまで映画化された作品も
どれも好きだったけど、この作品も最高に素晴らしかった。
函館の街はいつでもフォトジェニックで、
顔のクローズアップを多用しセリフをそぎ落とし、
俳優の表情で語っていくスタイルが雄弁だった。
余白が多く残されているから、
見終わった後の余韻が凄くて同じ梅田の街なのに
異様に艶やかに見えるという最高の映画体験だった。
主演3人の演技がすべてで、
特に柄本佑は今まで見た彼の中で一番好きだった。
捉えどころのなさは三者三様なのだけど、
彼の暴力性が一瞬発揮されるあのシーンは一生忘れない。
3人で遊んでいるシーンは脚本ないような、
極めてドキュメントタッチな仕上がりで
あの空気感はフィクションの映画では見れない類の何か。
それが個人的にマックスで高まったのがクラブのシーン。
クラブで爆音で好きな音楽を聞くことの
プリミティブな楽しさが溢れていた。
このシーンで登場するのはSIMI LABからOMSBとHi'Spec。
OMSBのライブは唐突だったけど、
「Think good」なんだからぐうの音も出ない。
Hi'Specは「Amigos」かけてる場面でアガッたし、
映画全体の音楽もやっていてむちゃくちゃ良かった。
なんというかすべてが刹那的でRAWで
見るタイミングによっては、
もっと持っていかれるような気がした。
恒例の旧ヤム鉄道でカレーの儀式を挟んで
大阪ステーションシティシネマで
「SUNNY 強い気持ち・強い愛」鑑賞。



韓国映画のリメイクであることを
宣伝に盛り込まないことへの不快感と
そもそも韓国版がかなり好きな作品だったので
その思い出が台無しになることを恐れて見ていなかった。
で結局見て可もなく不可もなくという映画だった。
当然90s J-POP連べ打ちにはひれ伏すしかないのは事実。
オリジナルにあったヘッドホン演出で流れる「優しい気持ち」、
「ラ・ラ・ランド」オマージュのワンカットで見せるダンスでかかる
「la la la love song」など。
カルチャーへの配慮はさすがの大根監督でどこまでも行き届いている。
ただ関西への偏見に基づいたギャグ、話の展開が
どうしても受け付けられないし、
大人側のストーリーのノッペリ感で映画が停滞してしまうように感じた。
(概要をすでに知ってしまっているからなのかもだけど)
オザケンと安室ちゃんの同じ曲が何回もかかるところも食傷気味…
久々にオリジナルの方を見てみようと思えたから、
そういうきっかけとしては良かったかも。
そのまま梅田NOONのBackroom のパーティーへ遊びに行った。
大阪のヒップホップを久々に体感すると
東京では感じられないエネルギーを
全身に浴びているよう気持ちになって楽しかった。
昔からライブ見ている人たちが
今もkeep onしている姿がかっこいい。
この日リリースライブだった
Backroom boys= CLC+MADSらしく
ステージ上にぞろぞろと人がいる、
いわゆるヒップホップなステージングが最高だったし、
皆が滾ってるのがビシバシ伝わってきた。
直前に「君の鳥は歌える」を見ていたから、
クラブで音楽聞くこと自体がとても楽しく思えた。
ゲストで来てたGQのかけたファンクチューン、
シャザムしたら2017年リリースで驚いたし、
友人のかけた朝方のマライアがとても響いて、
阪急電車に揺られながら名盤「MIMI」を聞きながら帰った。



9月23日
友人とランチと思って待ち合わせ場所まで行ったら
日にちを勘違いしていた。
美味しいうどんを食べてドトールで日記を書いたのち、
シアターセブンで公民館の上映会かよ、
な劇場で驚きながらも「ゲッベルスと私」鑑賞。



ナチスの宣伝相を務めたゲッベルスの秘書をしていた
103歳のおばあちゃんへのインタビュー映画。
ナチス側、アメリカ側の当時の
プロバガンダ映像をあいだに挟みつつも
基本的にはおばあちゃんの1人語り。
まずおばあちゃんの顔のシワがすごい。
まるで木の彫刻物のようなんだけど
103歳という年齢にも関わらず矍鑠としている。
全編モノクロでひたすらそのおばあちゃんの顔が出続けるから、
とても印象に残るようになっている。
ただ私は仕事をしていただけ、
虐殺のことは知らなかった、
ドイツ国民全員に責任があったなど、
どこか他人行儀な発言が多く見ているときに
違和感を感じる部分も多かった。
ただ彼女の語り口に既視感があるのは
ろくに調べもしないで
「知らない」「知らなかった」の一点張りで
様々な疑惑に対して乗り切ろうとする
今の政権がダブって見えたからかもしれない。
ただこの論法で何とかなっているのは
国民が選択しているということもあって、
その国民の1人としてアンビバレントな気持ちになる
終盤にかけてホロコーストのときの
VTRが登場するのだけど
その内容はかなりショッキングだった。
本当に家畜の死体処分みたいな扱いをしていたし、
終戦後、強制収容所にドイツ国民を連れて行き、
いかに残虐なことが行われたか見させて、
さらにユダヤ人の死体の埋葬をドイツ国民がしていた。
あまりにも反面教師として強烈過ぎる…
ナチス政権の当人ではなくて、
そこに仕事として仕えた人の視点というのは
見たことであるようでなかったので勉強になった。
見終わって最寄りのミスドで日記を書いているのだけど
前に座っている外国人が僕が大学院受験の時に
ミスドに入り浸っていたときによく遭遇した人な気がする。
そして一度そう感じると最早そうとしか思えない。
BROCKHAMPTONを1日中聞いていた。



メンバーが多く音楽性がとても豊かなので
いつまでも聞いてられる。「THUG LIFE」がめっちゃ好き。
その後、大阪ステーションシティシネマで
「愛しのアイリーン」鑑賞。



近年多作かつどれもオモシロい吉田恵輔監督作品。
園子温監督ばりのエロへの振り切れ方が
相当思い切っていて楽しかった。
性への欲望と生死の対比はよくあるけれど、
あんなにダイレクトで泥臭くて美しい、
セックスシーンは見たことがない。
閉塞した文字通りの村社会に
フィリピーナが嫁としてやってくることで
人間関係の均衡どんどんが崩壊していくのだけど、
主人公の母親役、木野花の怪演が凄まじかった。
いわゆるヘイトスピーチをフィリピーナに対して
浴びせていくし、お節介婆さんとしての立場も
とてもイライラとさせられる。
しかし終盤そんな彼女の子どもへの思いを見せられると
「みんな辛いよね…」という気持ちになった。
めちゃくちゃ純度の高い親と子の関係、
それは血の繋がりを超えた何かがスクリーンに滲み出ていて
まさかこんな展開になるとも思っていなかったから
とても複雑な気持ちになった。
全体としてはコメディトーンだけど、
高齢化社会、移民問題など日本でこれから顕在化する問題だから、
いつか別の軸で再評価されるときがくるかも。
帰りに家の近所で美味しいラーメンを食べて帰宅。