2020年12月21日月曜日

2020年12月 第3週

12月14日
 夜、The W。Aマッソが決勝進出してたので例年になく楽しみにしていた。前半のAブロックが紅しょうが以外おもんなさすぎて、なんでこれで決勝いけるねんと思ったけど逆のBブロックが結果的には事実上の決勝メンツだった。Aマッソは漫才で、そこにプロジェクター当てて言葉を可視化して見せる新時代スタイル。新鮮やしオモシロかったけど斬新過ぎたのか負けてしまった…勝ったゆりやんの道化感が辛い。すぐメタ化されてしまう今の時代にセンスで戦うのはリスクしかないからベタなボケの方が強いのは分かる。でもそこをセンスで打破する女性の芸人はいてほしいと前から思っている。
 M1のMacを開封して繋げてみる。11年越しの買い替えなので当たり前とはいえ超サクサクで最高。とくに動画系が前のMacやとすぐにメモリがオーバーロードして1080p→720pへと自動で振り落とされていたのが余裕で再生できるし4Kも余裕。しょうもないディスプレイやけど出色はかなり調子いいので4 Kディスプレイが欲しくなった。もろもろ時間かけて移行していきたい。何はともあれAirPods Proとの親和性の高さが一番驚いている。iPhone、 iPadとのスムーズな連携よ。ただこれだけシームレスだと家でずっとイヤホンしてしまいそうで危険だと思っている。スピーカーでデカい音で聞くようにせねば。


12月15日
 NORIKYO「相模川町」を聞く。BLフルプロデュースで物語設定ありきの新しいスタイルのアルバム。ストーリーテーラーとしてのNORIKIYOの良さが存分に出ててここ数年で一番好きかも。「残念です」の延長戦のよう。ストーリーが用意されているから、それを把握するために何周も聞くことになるので戦略としてはよく理解できる。毎週ビデオも出るらしいから、それも楽しみ。

 SMTM9 EP8を見た。これは間違いなく今年ベストのエンタメ!と言い切りたい!当然ここまでのストーリーを踏まえているのでバイアスかかっているけど、それにしても。。。楽曲バトルでそれぞれのチームで曲作って戦う。勝敗の結果でリタイアする人数が決まっていくにせよ、このコンペティションの結果、信じられないクオリティの楽曲が連発していた。とくにKhundi PandaとJUSTHISの”뿌리'”っていう曲があまりにもヤバすぎて泣いたり笑ったりしてしまった。MUSHVENOMの横綱相撲、Miraniの成長含めてJUSTHIS、Groovy roomチームが個人的には大好き。Lil boyと Wonsteinは超絶グッドミュージックだけどヒップホップ濃度が少し低かったかな?とはいえ鬼クオリティ。ヒップホップを同じように輸入したのに成長レベルが日本と全然違い過ぎて泣けてくる。。。別にくさしたいわけではないけど、どえらいレベルなんだよな。変に突っ張って何もいいことないから融和ムードで全体のパイ増えて欲しい。細分化するのはその後でよい。


12月16日
 仕事終わりに水泳。4人くらいの集団がずっとまとまって泳いでいて狭い感じだった。帰り際、ロン毛でエメラルド色のブーメランビキニを履いた男性とすれ違って二度見。みんな違ってみんないい。
 夜ご飯はあんかけチャーハンを作って食べた。久しぶりに作ったけど満足度高くて良い。今日のFORTNITEの成績はソロで2回ビクロイ達成した。ある程度スキルが飽和して早くゲーム自体をやめたい。
「少年イン・ザ・フッド 2巻」を読了。フリースタイルの漫画とかは読みたくないのでヒップホップ漫画として王道になって欲しい。とにかくサブカルの取り入れ方がめちゃくちゃオモシロい。登場人物たちを実際にいる人物をモデルにあてがきしていくスタイルと各カットで映り込んでいるもの、冒頭に引用される本や映画のラインがしびれる。この人の頭の中は一体どうなっているのか。自分自身、映画、音楽、本など結構見て聞いて読んでいる方だけど、そんなレベルではないモノホンのディグ力。

12月17日
 毎日M1 Macをいじりつつベストな形を模索している。とりあえずポッドキャストで使うノイズ除去のプラグインとオーディオルーティングのソフトをM1へ移行。プラグインが動かなくて悲しみ…マイグレーションすれば動いた、みたいな情報をネットで見たけど果たして。ソフトのアップデートでカバーして欲しいのでAppleさんお願いいたします。今週初収録して、その後のポストプロダクションもうまくいくのかどうか。あとkarabiner-element入れてWindowsとMacで同じショートカットキーで動くように調整している。
 仕事終わりに歯医者へ。ひたすら歯石除去してもらった。キレイになったけど歯茎の下にまだ潜り込んでいて、歯茎が引き締まったら出てくるのでそれを再度取るらしい。そして生まれてこの方虫歯がなかったのだけど、ついに虫歯ができていた。親知らずが横向きに生えていて奥歯との隙間がキレイにできないから虫歯になっているらしい。ショック…ということで親知らずを抜くことになった。

12月18日
 結構手が空いてますよってことで他の仕事引き受けようとしたら泥の中の泥の仕事だった。それはちょっと…と断れもしないので、とりあえず引き受けた。これでいいのだろうかと悩みつつとりあえずやってみるのが大事だと思っている。
 夜は仕事終わりに奥さんと駅で合流して元回転寿司なお店で寿司食って帰宅。最近ぷよぷよ買ったので奥さんと遊んでいるが、やったことないのでほぼサンドバッグ状態。ちょうどいいハンデのレベルを探しているうちに2人とも頭使いすぎてめっちゃ疲れて寝てた。

12月19日
 RIZIN Confessionsを見た。大晦日の朝倉海 VS 堀口恭司がますます楽しみになるハイクオリティ動画。どっちにも勝って欲しいしどっちにも負けて欲しくない戦いは久しぶりだ。長い間、見るのをやめていた総合格闘技を再び見ようとなったのは堀口恭司のおかげだし、これからのRIZINを考えてみると朝倉海がスターであることはプラスだろうし。。夜は牡蠣鍋を食べた。一旦蒸したものを冷凍した牡蠣らしく全然縮まなくて美味しかった。


12月20日
 起きたらもう昼前で午前中が無駄になる日曜日。ソーダ水の炭酸ガスを交換するために遠くのスーパーまで自転車で遠出。報酬としてミスタードーナツを買って帰宅して食べながらM1敗者復活戦をみる。会場はコウテイが一番ウケていたっぽいけど観客投票はインディアンス有利な感じだった。人気投票で選ばれる漫才師が勝てるのかどうか?でいざ本戦が始まって最後勝ったのはマジカルラブリーという波乱の結果。審査員票も3つに割れて初めて見た結果だった。もはや好みの問題でしかなくて、しゃべくりなのかイリュージョンなのか。何はともあれ、おいでやすこがの1本目で死ぬほど笑えたのでよかった。そんなことを踏まえつつ夜ポッドキャスト収録して深夜まで駄話。M1 Mac miniでLINE通話するとクラッシュしてしまうバグが起こったので結局旧環境で収録。プラグインも動かないのでポスプロも旧環境でやる予定。

2020年12月15日火曜日

2020年12月 第2週

12月7日
 午後F1ながら見しながら仕事。スタートから波乱万丈でラストのごちゃごちゃ具合もオモシロかった。マラソンとしてのF1のオモシロさが存分に発揮されていたし、いわゆる「あきらめたらそこで試合終了ですよ」案件。ペレスの初優勝はめでたい。やっぱり人間は崖っぷちに立ったときに真価を発揮するのかもしれない。これで来年のドライバーシートが決まるとイイな。(レッドブルのアルボンと入れ替わりか)
S MTM9のEP7の英訳がやっとリリースされて即見。チーム間での楽曲ディスバトル。日本のフリースタイルバトルがボクシング/総合格闘技だとすれば、韓国のバトルはショーとしてのプロレスに近い。当然どの程度的を得たクリティカルなディスなのかも大切だけど楽曲としての構成やギミックも大事にされていた。色々バトルはあったけど今回もSWINGSが独壇場。Kendrick Lamar「Control」のインストでSKYの首根っこをつかんで世代論を展開。この「Control」というのがミソで彼はこのビートジャックで韓国にバトルムーブメントを引き起こした張本人だから。しかもめちゃくちゃかっこいいんだよなー華があった。あとはLil Boiがめちゃくちゃキメまくりでかっこよかった。バースの収まり具合とかギミック、展開どれ取っても一級品だった。個人的にはDSELが好きだったので落ちてしまって残念だった。次のステージの楽曲バトルも一部入っていて、ここでもSWINGSがカマしていた。Untelも良かったけど歌の割合がちょっと多かったかも。このステージではマイクパスなる新たな審査も導入されていた。参加者2人に同じトラックで曲を作らせてライブのリハーサルまで行って本番のステージ直前にどちらかの参加者を選ぶ。選ばれなかった人は落選…残酷すぎる!プロデューサーは両方見て判断しているけど視聴者は片方しか見れない。両方ライブして落とせばいいのに。。この中で1人しか優勝できないなんて全く予想つかない。早くEP8見て〜


12月8日
 1日中ZOOMで研修を受ける。カメラオンタイプで講師の人が全員カメラオンになるまで待つ、みたいな人でずっと見られているような気持ちで疲労困憊。内容も「いつ使うねんこれ」と言いたくなる内容だった。

12月9日
 今日も1日中ZOOMで研修を受ける。ほとんど話したことがない人とグループワーク中心で心労。その一方で仕事は進行していて、ロクでもないトラブルが転がっているのがチラチラ見えてダメージが…年末にかけてしんどくなりそうでつらい。
 「言葉と歩く日記」読了。多和田葉子は「遣灯使」以来。日本語とどのくらい真剣に向き合えるのか?を突き詰めていてかなりオモシロかった。
 夜はコウケンテツのレシピで鶏南蛮。簡単フライパン1つでめっちゃ美味しいのだからすごい。Youtubeレシピ系動画で一番生活に対してリアリティを持っている気がする。

12月10日
 ポッドキャストで友人が薦めてくれた「満州アヘンスクアッド」読了。まだ2巻までしか出てないけど、かなりオモシロい。ブレイキングバッドと日中戦争のコンビネーションとでも言えばいいのか。どういう着地になるのか今から楽しみ。
 今日もFORTNITEをやっていて2回目のビクトリーロイヤル。平場の戦いだいぶ慣れてきたけど、残り10人くらいになって猛者同士の戦いで負けてしまうので次のレベルアップが必要に感じる。
 夕食、奥さんが買ってきてくれたグラコロ。ジャンキーな味が脳の奥をビンビン刺激された。

12月11日
 有給休暇。金沢へ。ずっと前にGoToトラベルで予約していた。最近の事情を見ているとキャンセルするべきか悩みつつもキャンセル料かかるし万全な対策しつつ。。。(という言い訳です。)初めて行く日本国内の土地だったので楽しみにしていた。今は北陸新幹線で東京から3時間で到着。それほど寒くはなかった。ホテルで荷物預けてすぐに寿司。魚介全般美味しいだろうなと思っていたけど想像以上に美味しかった…上品でした。ウニもぶっかまして満足。寿司はそこまでボリュームなかったのでラーメン屋でシメ。のどぐろ出汁のこちらも繊細な味で美味しい。バイトの女の子が入りたてなのか厳しめの口調で指導されていて大変そうだった。ホテルに戻ってだらだらして1日目終了。


12月12日
 朝食なしプランだったので、東出珈琲店でモーニング。地元の人と観光客が入り混じる人間交差点だった。トースト、コーヒーともに美味しい。こういう喫茶店は家の近くに何軒でもいいから欲しい。 
 金沢城&兼六園へ行くものの信じられないくらい雨が降ってきてテン下げ。そのまま21世紀美術館へ。事前にネットで奥さんがチケットを買ってくれていたのでスッと入れた。感謝。企画展がめちゃくちゃ良くて久しぶりにブチ上がった。好きだったのはMichaël Borremansという絵画作家。油絵で肖像画を書いているのだけどもその不穏さとクラシカルな手法でモダンな表現しているのがめちゃくちゃカッコよかった。作家の紹介VTRが館内で流れいて森の中のめっちゃ広い家に動物と住んでひたすらポートレート書いている。その世捨て人な佇まいにも心底惹かれた。レプリカやポストカードあれば欲しかったけどなくて残念。いつかどこかでまた見たい。名物のプールに信じられなくらい人が並んでいたけどスルーして適当にぶらぶらする。 James Turrellの作品も好きだったな。



 美術館をあとにしてのどぐろ飯を食べに行った。ひつまぶし的な作法で食べるのどぐろは美味…出汁が白濁していて頭とかまとめて煮込んでいるのか、のどぐろエキス出まくりだった。


 ご飯食べた近くに良さげな甘味処があったのでそこで休憩。加賀棒茶とわらび餅。何食べても美味しい。そのあとコーヒーとか雑貨とかイケてるお店が集積しているらしいエリアへ。コーヒーとかカトラリーとか散財…地元のイラストレーターによるイエティのだるまを買った。テレワークの癒しでデスクに飾る。
 夜ご飯に名物のおでんを食べようかとなり色んなお店を行ってみるものの、予約で満席 or 長蛇の列のどちらかで心折れそうになる。1つのお店は電話番号を記入して順番くれば電話もらえる制度なので、そこに電話番号を書いておいて、そのあいだは別の店に並ぶダブルブッキング戦術。結局1時間くらい待ってこれ以上待ったら身体が凍る手前のところで電話かかってきて助かった。冷え切った身体におでんが優しく沁みた。出汁系で美味しい。金沢独特の具材もナイス。満足してコンビニでハイボール缶を買ってホテルで飲んでいたらいつのまにか寝ていた。


12月13日
 今日は朝食付きのホテルだった。石川県の地元のさまざまな食材がふんだんに使われていてとてもおいしかった。朝食後、ホテル裏のパン屋までパンを買いに行くものの長蛇の列なのであきらめて、タクシーで鈴木大拙館へ。哲学者の鈴木大拙という哲学者の記念館?のような施設。設計は谷口吉生で有名な人らしい。めちゃくちゃモダンな建物に和と哲学が侵入している感じで興味深かった。


 城下町エリアへタクシーで移動してふらふら。観光客はたくさんいる。目当ての古本屋へ行くとおばあさんが1人で切り盛りしているようでアットホームな空気でよかった。今、中原昌也の作業日誌をKindleでチマチマ読んでいるのだけども、そこにやたらと登場する盟友阿部和重の本と日本の名随筆の古書をゲット。いい買い物だった。予約していたお昼の時間までに時間があるので金沢のクラフトビール。奥さんが飲んでた加賀棒茶のスタウトが独特な酸味でおいしかった。
 昼ごはんは海鮮丼。その前に商店街でぶらついて海鮮物色してたけど自分たちも含めて人人人だった。GoToトラベルの効果と弊害をまざまざと目の前で見ていた。
 ホテルまで戻ってコーヒー飲んだり近所の古本屋など行って時間潰してから新幹線。道中、iPad+AirPods ProのSpatial audio設定で映画を見た。これは破格の体験…これだけでAirPods Proを買った価値がある。NETFLIXが早く対応してほしい。Apple TV+で「On The Rocks」A24配給で監督はソフィア・コッポラ。主演はビル・マーレイ、ラシダ・ジョーンズというハンパなきコンビネーションなので出来もめちゃくちゃいい…!男性の浮気がテーマかつ舞台はNYという普遍的なテーマなのにこんなにリッチな映画になるのかという驚きがあった。主演2人のコンビネーションが素晴らしくて愛と皮肉のバランスがちょうどいい。それこそウディ・アレンだと最悪の展開にしそうなところをギリギリまで引っ張ってそれを物語にして最後に愛は勝つ〜という展開。腕時計を使ったギミックがベタかもしれないものの子どもを卒業するメタファーとしては好きだった。Time will tellという全体のテーマがそこに集約されているし。帰宅すると諸々届いていたけど後回しにしてF1見てダラダラしていた。 フェルスタッペン優勝おめでとう!

2020年12月9日水曜日

言葉と歩く日記

言葉と歩く日記/多和田葉子

 多和田葉子が日常をつづりつつ、そこで話した/書いた/聞いた言葉について考察した日記。日本語とドイツ語のバイリンガルだからこそ見出せる観点での数々の話がめちゃくちゃオモシロかった。言葉を学ぶ、となるとどうしても勉強感が出るし、分からないことに遭遇すると面倒だとか嫌だと思ってしまう。そんな場面で著者は言語に対する純粋な興味で常に楽しんでいるのが印象的。ドイツ語をはじめとする他言語と比較して見えてくる日本語の相対的なポジションがあり、日本語第一言語の人間としては目からうろこというか、多少英語を読める自分が言語を一義的にしか捉えられていないのだなという気づきもあった。所有格を表す代名詞や主語が日本では多くの場合に省略されることに触れて、毎回書かなきゃいけない違和感を訴えていて、このレベルの作家でも感じるのかと勉強になる。(英語で文章を書くと毎回「I」始まりでうんざりする)
 著者が様々な土地を訪れている旅行記としても楽しめる。朗読会を中心とした海外における文学の受け止められ方/消費のされ方の違いが興味深い。日本では本を読む人同士がコミュニティを形成しにくい印象だけど朗読会などがあるとまた違うのだろうか。トークイベントは結構開催されているものの、それよりも観客と著者のセッションのような時間が文学の場を形成するという意味で尊い気がしている。
 とにかく言語のセンスが飛び抜けてかっこよいのでパンチラインも連べ打ちで付箋貼りまくりの中でも小説家として最高にかっこよすぎるラインがあったので引用しておく。小説なめんな宣言。

一般読者の分からない単語を使ってはいけないという考え方は確かにおかしい。読者の知識とは無関係に小説の言葉の豊かさというものがある。小説の中の言葉は、買うことも食べることも消費することもできない。ただ、そこにあるのを読者が読むだけで、読むことによって言葉が減るということはないから、いつまでもその豊かさは残る。わたしたちはそれに触れることの喜びを味わえばいい。分からない単語があったら、放っておいてもいいし、辞書で調べてもいい。小説にとって、読者はお客様ではない。お客様にあわせて貧しくなる必要はどこにもない

2020年12月7日月曜日

2020年12月 第1週

12月1日
 ポッドキャストをアップロードした。M1チップのMacについて主に話しているので興味ある人はどうぞ。Apple podcast/Spotify/Shownotes
夜、ついにFORTNITEでソロのVictory Royaleを達成…長い道のりだった。これでやめれば勝ち逃げできるけど、そう簡単にやめれないのがこのゲームの中毒性を物語っているなぁ。Youtubeとかで人のプレイ動画見るのも楽しいし。完全に沼の中にいる。

12月2日
 仕事終わり、久々に水泳へ。体力的には問題なかったけど人が多くて常に追いかけられていることになり若干ストレスフルだった。
帰ってからFORTNITEを開くとシーズン5ということでステージが新しくなっていた。沼になるような仕掛けが山盛りで大変すね。。。シーズン4はMARVELだったけど今回はマンダロリアンがフィーチャー。ディズニープラス全く見ていないのに課金しているから早々に見なければ…
 RIZIN Confessions最新回を見た。ビッグアップセットが起こったRIZINの振り返り。Youtubeを拡充する目的で粗雑なビデオが連発でアップロードされていて、もしかしてConfessionsシリーズはもう終わりなのかと思っていたので嬉しかった。そしてやはり圧倒的クオリティ!他の試合もこのVTRのおかげで興味深くなっていたし、なんといっても斎藤と朝倉。それぞれのストーリーがあって良き〜。


12月3日
 「笑う月」読了。今年は安部公房の年になっている。色々と読むほど、先見の明あったり鋭いこと言いまくりなので興味深い。あと何冊かまだ積んでいるので引き続き読む。
在宅で時間の融通が効く中で何ができるか考えたところ歯の手入れだと思いついて何十年ぶりに歯医者へ行った。(体質なのかなぜか虫歯ができないこと、ずっとタバコを吸っていたので綺麗にしてもどうせ…というマインドだった)この日は歯石除去だけで終わってまた再来週も行かねばならない。ここから延々と通うことになりお金搾り取られるのだなと思いつつ歯は財産なので真摯に向き合いたい。

12月4日
 課題があってタリーズで集中して仕事。コロナの影響なのか程よく空いていて良い。外で仕事すると効率も全然違うことが分かったので定期的に活用したい。帰りにどシンプルなしょうゆラーメンを食べて帰宅。
 今日はWILYWNKAとJin Doggを交互にずっと聞いていた。WILYWNKAはBachLogicフルプロデュース。比較的ブーンバップなトラックが多くて好き。ラップがガスバーナーの青い炎みたい。声のトーンは低いし落ち着いているけど温度はめっちゃ高い。歌詞の面白さもあるし若手の中ではBrightest hopeなのは間違いない。そしてJin Doggはこの時代にmixtapeという形でリリース。最近は玉石混合のEP以上アルバム未満をmixtapeと呼んでいるけども本作はBullsetが2枚使い含めてしっかりミックス。世代的にはかなりしっくりくる内容で、こちらもブーンバップなトラックが印象的。それと激しめのトラップとのバランスが絶妙というかやはり曲を聞く順番は大切だなと思った。歌系のいわゆる「Sad Jake」な面はそこまで出てなかったので、その辺また聞きたい。こうやって大阪のラッパーがめちゃくちゃかっこいいと時代がきたなーという気持ちで嬉しい。



12月5日
 寒い、天気悪い。スーパーの買い出しくらいしかせず。FORTNITEで順調に時間を溶かして罪悪感に襲われるのでバランスとる意味で読書したりして過ごす。遅い昼ごはんとして家系ラーメンを食べてずっとお腹いっぱいだった。
 ついにマンダロリアンS1を見始める。もろに西部劇そして子連れ狼な内容でオモシロい。というか恐ろしいクオリティレベル…これが一番金持ちコンテンツメイカーの作り出すドラマか。スターウォーズ好きは全員見なきゃいけないやつなので未見の方は必見。(まだ1話しか見てない)

12月6日
 朝、F1予選をディレイ観戦。今回は絶対王者ハミルトンがコロナ陽性で欠場。その代替ドライバーがウィリアムズのラッセルというスーパートリッキーなレース。いきなりメルセデスに乗ったラッセルが2位になってすごい!そしてボッタスの意地よ。。。直線だらけのコースで決勝どうなるのか楽しみ。
お昼に最近駅前にできた薬膳スープ屋へ行ってみる。中国もしくは台湾を彷彿とさせるローカルな感じの店。自分で好きな具材を3つを選んで、それらが麻辣湯へきしめんみたいな春雨とともに提供させるシステム。組み合わせは無限大でカスタムの要素が山盛りなので通いたくなる感じだった。こういうジャンキーで美味しいフードが良心的な価格で食べられるのが今住んでいて楽しいところ。
 そのあと、スニーカーとコートを探して川崎へ。川崎の人出はとくに変わりなくたくさんいた。 adidasのSUPER STARにしようかなと思ってたけど何となくasicsにしてみた。JAPAN S。デザインはイケているのは当然なんだけど、結局履き心地重視になっているのはおじさん化現象の1つなのか。夜はぶりしゃぶ。めちゃくちゃ美味しい。今年はぶりが豊作らしいから繰り返し食べたいメニューだった。今週のこの中身のなさは何?と思ったけど結局ゲームしていると書くことはない、中身のない人生になることの証左になっている。しかし今日も私はゲームをしていた。最後にこの曲で締め。

令和は横社会You know?

2020年12月1日火曜日

2020年11月 第4週

11月24日
 SMTM9 EP5を見た。楽曲バトルで戦いがかなりシビアになって来て見応えがあった。一世一代の大舞台がゆえにリリック飛ばしてしまう無念さよ。。。あとはセルフプロデュースを超えた楽曲全体をどう組み立てていけるかみたいなスキルまで要求されているのがオモシロかった。ソロラッパーが群雄割拠する時代においてfeatで曲作るときにどれだけのケミストリーを起こすことができるのか?英訳が1週遅れになっているので波に乗り遅れているけど…頑張ってくれ!翻訳チーム!あとSMTMをおすすめしてくれた友人の説明が分かり易かったのでシェア→リンク

11月25日
 久しぶりにお好み焼きを作った。日本シリーズ、ソフトバンク完全優勝。横目で見ていたけど巨人が完膚なきまでに叩きのめされていた。子どもの頃は巨人がFAやドラフトで有力な選手を集めてめっちゃ強かったイメージを持っているだけに時代が変わったのだなという隔世の感。野球は独特の文脈があるので別にどこかのファンにならなくてもオモシロいなーというのが大人になって思うこと。もちろん贔屓のチームがあった方がいいのだろうけど、それこそ家庭不和を引き起こしそう。

11月26日
 午前打ち合わせ。提案が通ることになり同じ仕事をしている同年代の人と話すと同じことで困っているなーという印象だった。世代論にはしたくないが、やはりシェアする感覚とかは全然違うなと思う。それこそ、ぺこぱが言うところの「知識は水だ。独占してはいけない」って言われても全然ピンと来てなそう。実際の運用に落とし込むまでしっかり頑張りたい。
 午後書類にミスがあることが発覚し原紙必須かつ時間もないということで青葉台まで書類取りに行くはめに。。。久しぶりの遠目の外出でめちゃくちゃ疲れた。あと会社の人に会うのも久々でどういう距離感で話をしていたか思い出すまで時間がかかりテンションの乱高下がひどかった。

11月27日
 昨日ピックアップした書類を発送するため会社へ出社。久しぶりに出社したけど知り合いは1人もいないので黙々と仕事していた。会社に来ると一気にプロダクティビティ上がるのを実感。いっときよりは忙しくなっていてもう年末かーと思いながら帰宅。
 移動中に聞いた環ROYのアルバムがめちゃくちゃ良い。トラックはアブストラクトなんだけど取っつきやすいメロウさがあるし前回よりも情景描写しやすいリリックも好き。今回はトラックもすべてセルフプロデュースらしいんだけどクオリティめっちゃ高くて驚いた。インタビューっぽい記事もあるのだけど書き手が前に出過ぎなダルいパターンの記事で2時間半取材してこれかよというレベルだった。FNMNLあたりがガッツリ話を聞いていることを祈る。
 
 ジブさんの自伝を読了。昔、友人に借りて読んだけど手元になかったのでメルカリで入手して読んだ。今年色々と話題になってるジブさんだけど今読むと伏線感あってオモシロい。良い意味でも悪い意味でも変わってない。

11月28日
 午後ポッドキャスト収録。長々と色々話した。少し間が空くと感覚忘れる感じする。夜、ずっと食べたかったけど近所で入手できなかったエバラのなべしゃぶで豚しゃぶ。インスタントのなべつゆの中ではかなり美味しい方だと思う。

11月29日
 特に予定もなくて1日外出せずにだらだらと過ごす。ポッドキャスト編集したりゲームしたりしていた。あと「Hillbilly Elegy」をNETFLIXで見た。ホワイトトラッシュとも呼ばれる白人貧困層が直面している現実について映画。監督がロン・ハワード、音楽はハンス・ジマーという重厚布陣でオモシロかった。人は生まれる環境は選べないけど生き方は選べる。そういう話なんだけど一概に言い切れないところもあって主人公の場合はおばあさんの存在がなければどうなっていたか分からない。これこそアメリカン・ドリーム!と言い切れない、それこそエレジーの部分だなと思う。ここまで貧しくはなかったけど自分自身も比較的ゲトーエリアで勉強頑張った結果に今があると思っていて、今までにあった人生のターニングポイントや当時いた周りの人たちのことがいくつかフラッシュバックした。よくやってるよほんと。
 
 夜、ついにSMTM9のEP6の英訳が出たので見た。今週は各チームごとにお題のトラックで曲作ってバトルやったけど「なんじゃこりゃ!」というレベルだった。パフォーマンス含めて皆カッコよすぎる…このレベルのコンペティションで生き残るのはめちゃくちゃ厳しくて少しでも穴があると落とされてしまう。前回に引き続きウォンシュタイン、リルボイ、チリンホーミーのクルーがえげつないクオリティの曲でトラックはオールドスクール調なのに信じられないくらいフレッシュなのと完成度高過ぎで驚いた。あと同じ曲で戦ったSkyminhyukのバイブスも最高。ラップの初期衝動が炸裂しまくりだった。あとはマッシュベノムの懐の深さよ…急遽メンバーがいなくなってバース1つ埋めてあのミュージカル調の展開思いつくの凄いし、それを隙なく安定したフロウでやり切れるのだからかっこいい。韓国のヒップホップはUSをちゃんと咀嚼して自分たちの音楽を作っているように見えて仕方ない。それは言語がすべて理解しきれないとか色んな要素があると思うものの、とにかく今一番興奮できる音楽になっている。
 そのままF1のバーレーンGP見たら、レース早々にハースのグロージャンの車が真っ二つに割れて燃え上がる大事故が発生。F1で見たことない緊張感が走った。奇跡的に本人は無事で本当に良かった。レースはコースの修繕で大幅に遅延したの30周ぐらいのところで眠気に勝てず就寝。

11月30日
 昨日のF1の続きを流し見しつつ仕事。ストロールは横転、ペレスもマシントラブルで離脱してエーシングポイントは散々なレース結果。メルセデスのボッタスも上がってこずレッドブルが2台表彰入りしていた。こんなにトラブルだらけのレースは初めてだったし300kmオーバーで車運転しているリスクを改めて感じるレースだった。
 昨日見たSMTM9の余韻がえぐ過ぎて楽曲バトルのコンピを延々リピート。リリースされているのは勝者チームに加えて敗者で残った側のバースも追加されていて、あんまそれは好ましくない気がした。とくにFreakのSkyminhyukはウォンシュタインチームの曲にくっつけると変な空気になってしまう。彼のあのバイブスは元のメンバーとだからこそ発揮されたものだし。その意味では「VVS」はJUSTHISのバースも追加されて曲としてアップデートされた印象でなお良い。早くEP7見てえ〜
 
 土曜日からずっとMac miniのことを考えていてボーナス払い活用すれば月々2000円で買えることが分かりついに購入してしまった。。。届くの年末になりそうだけど楽しみ。