2019年2月18日月曜日

2019年2月 第3週

2月11日
外に出るのも億劫なのでUber eatsでケンタッキー。
500円offで頼めたからリーズナブルに食事できて良かった。
蒲田はお店が多いけどメニューは
そこまで充実していないので、
もう少し充足してくれたら嬉しい
(そもそもドライバー不足みたい)
Youtube見たりpodcastの音質向上の方法を
考えたりダラダラしていた。
夜、むかし家族でよく行っていた
焼肉屋のタコキムチチャーハンを再現して作り、
美味しく食べることができてよかった。
食後にDaredevil S1E5。マットの師匠が登場。
そのキャラクター造形が素晴らしくて
物語に一気にギアがかかりそうな予感。
シルクとか柔らかいものを周りに置くな、
という謎の教え最高最高。
友人に勧められた甘々と稲妻という漫画を読む。



Kindleで1、2巻が無料で読めるので読んでみた。
疑似家族の形を取りながら
料理に習熟していくという設定はオモシロくて、
自分自身料理をする人間なので
トライすることの大切さや
できあがった料理が美味しかったときの感動は知っていて、
それがどのくらい尊いのかを
追体験できる意味で興味深かった。
ただ、この漫画が言いたいことは
5億%同意するんだけど、
「ふぇーん」と言いそうなキャラ造形と
毎回感動っぽい形に落とし込もうとする強引さが
個人的にはちょっと抵抗があった。
(ふぇーんのニュアンスは伝わるのか?)
録画していた東京リボーンを見た。



東京に広がる地下空間がどのように出来上がったのか、
これからどうなっていくのか?についてのNHK特番。
かなりオモシロかった。
大友克洋が映像監修していてAKIRAがアップデートされて
現実世界に入りこんできたような雰囲気の映像がまず楽しい。
1925年に始まった銀座線の工事から始まり、
現在進行中の虎の門ヒルズ駅の開発まで、
技術の進歩と共に地下開発の歴史を知れた。
エグみがあるなと思ったのは実際に地下空間を作る人たちと
developer側の格差を眼前に叩き付けてくるところ。
虎の門ヒルズの地下の一部分は
様々な配線が存在するため機械ではなく
人の手で掘るしかなくて一生懸命掘っている人と
高層ビルの中で投資価値あるわ~という人。
文字通り、泥臭さとハイソのレベルの違いがそこにあった。

2月12日
If Ain't got youのREMIX EP/Alicia Keys



なぜこのタイミングで、しかもこの曲?と思ったけど、
Diary Of Alicia Keys大好きなので嬉しい。
1曲目のUsherとのデュエットに鳥肌が立ち、
Kanye WestのREMIXにぶち上がる。
アレな部分も目立つyeについて、
音楽に罪はないと割り切っていいのか?
こんなことを逡巡しなくていいように
早く無我の境地に辿り着いてほしい。
あと今年はプレイリストを作っているので、
シングルもちょくちょくチェックしている中で出会った
Lady/Picnic Discoがめちゃくちゃ好き。



詳細調べたら香川のトラックメーカー?ラッパー?みたい。
Metro Boominっぽい雰囲気のピアノと
低音のコンビネーションが気持ちいいし、
最後の方にギターリフが入ってくるところが最高。
個人的には「Tポイント貯めるだけが人生じゃないだろ」が刺さった。
RIZIN Confessions #32。ついに天心 vs Mayweatherの振り返り。



バンテージ巻き直した裏側のバタバタを知れたり、
なんといっても天心が語る試合の話、当日彼が背負ったドラマの重さ、
どれもが破格過ぎて格闘技好きなおじさん全員号泣必至案件。
「無謀」と口で言うのは簡単だし実際の結果が残念なものだったとしても、
最初からトライしない人生はイケてないことを教えてもらった。
次はだれとやるのか?本人もほのめかしていたけど、
団体の威信をかけてK-1と戦争するしかない気がする。

2月13日
新たなPodcastをアップロードした。
海外に住んでいる大学の後輩と話したもの。
前半は海外での生活について話していて、
後半はもともとヒップホップサークルを
一緒にやっていた仲間なので、
最近の日本語ラップの話をしている。
今回も長いのだけどSpotifyだと続きから再生してくれる?ので
家事のあいまとか、断片的に聞いてもらえれば→リンク
Androidの人はGoogle Podcastでも配信しているので、
そちらを使ってもらうのもいいかもしれない。
定時即帰宅でカツカレーを食べて帰宅。
primeビデオでManchester By The Seaを鑑賞。



これは劇場で見たかった、、、
と悔やまれる素晴らしい作品だった。
コミュニケーションがうまく取れない男の人生についての話で、
同じ側の人間としては見ていて辛くもありながら、
それを少しずつ乗り越えようとする姿にグッとくる。
ただ彼が背負っている業があまりにも重くて、
そんなの受け入れる準備していないからクラってしまった。
他人からとやかく言われるほうがまだマシ、
みたいな撮り方しているところも地獄で、
それでも生きていかなければならない人生とは?
比較的身近な生活に関する映画としては
人間の心の奥底までリーチしているように思えた。
ハイライトは映画のサムネイルにもなっている、
夫婦が坂でバッタリ出会い立ち話をするシーン。
背負う業、赦し。人生はめっちゃ重たい。

2月14日
仕事早めに切り上げてTOHOシネマズ川崎でFirst Man。



Ryan Gosling×Damien ChazelleのLa la Landコンビで
アポロ11号の月面着陸を題材に
ということで楽しみにしていた作品。
想像してなかった仕上がりに戸惑いつつも
好きなトーンだった。とにかく暗かった。
これまでのSF、実話ものを含め宇宙にまつわる映画の場合、
未知なものに対する好奇心が通底する中で、
本作は未知のものを知る、
さらに広く言えば何かを成し遂げるまでには
無数の犠牲が発生しているのである
という強いメッセージが込められている。
(昨日見たManchester~に続き家族喪失ものでもある)
宇宙映画の場合、その広い空間を使った
ダイナミックな表現が多い中で、
その逆をついてクローズアップや
ぶれまくりのショットを多用した
荒々しい映像で宇宙を語っているのが
とても新鮮な映像体験だった。
終盤までひたすら圧迫した映像と友人を次々と亡くし、
宇宙に対する盲目的な狂気に取りつかれた
Goslingが描かれてからの、
あの月面着陸の演出は素晴らしいGAPで感動した。
過去作のエンタメ性バリバリの作風から
一皮むけて映画で表現できることについて
真剣に考えているChazelle、
そんな印象を持ったので
次回作もとても楽しみな監督になった。

2月15日
Full Metal JacketをNETFLIXで鑑賞。



Kubrick作品を実は見ていないと言い出せない、
映画好きと言うにはあるまじき状態なので
少しずつフォローアップしている。
戦争映画なんだけどKubrickが撮った!
という力強すぎる刻印が残っていて楽しかった。
タイトルシーンとでも言うべき、
あのトイレの場面は一生忘れないと思う。
平和と暴力の二面性を1人の人間に映し出して、
その矛盾を行ったり来たりする様が
Kubrickの考える戦争観なのだろうかと思ったり。
あとCGが無かったころの戦闘シーンは
その場で起こっているナマナマしさが
脳にダイレクトに刺さる感じで
やっぱりこれでしょ!と思った。
「クネレルのサマーキャンプ」Etgar Keret読了。


クネレルのサマーキャンプ
エトガル・ケレット
河出書房新社
売り上げランキング: 7,499

「あの素晴らしき七年」というエッセイが
人生ベスト級に好きな作家。
翻訳者の方が過去の短編をまとめた1冊で、
様々なテイストの短編を読むことができてオモシロかった。
タイトル作は中篇になっていて、
当然ながらこれが一番読み応えがあった。
自殺した人が行く世界があって、
そこで亡くなった彼女との再会を願ったり、
別の女の子と出会ったり友人と旅をしたり。
他の作品にも通じるのだけど「死」を取り扱ったものが多く、
そこに若干の皮肉と優しさが込められているから
僕はこの作家のことが好きなんだと思う。
未邦訳の作品がまだまだあるようなので続き読みたい。

2月16日
Importance/dodoを聞いて朝から刺さりまくった。



rev311が送り出した最後のラッパー、
前に聞いた時は悪ノリ感?
何といえばいいのか分からないけど、
当時あんまりfeelしなかった。
今回は内省的な歌詞とMetro Boomin的なサウンド。
このコンビネーションは
今何を聞いても刺さってしまう。
メンタル的に苦しんでいるわけでもないけど、
時代の雰囲気とマッチしている気がする。
だらだら起きて家の近所のうどん屋へ。
期間限定でカレーうどんが出ていたので、
問答無用でカレーうどん、半熟玉子天のせ。贅沢。
本格カレーじゃなくて蕎麦屋とかうどん屋の
あのラフなカレーが食べたかったのでちょうど良かった。
その後蒲田で諸々買い物したのち
思い切ってランニングシューズ購入。
ランニングしたい気持ちがあるのだけど、
なかなか実行に移せないのは靴がないからだ
ということで靴を買った。
煙草を辞めて2ヶ月経ち、別の習慣を導入することで
吸いたい気持ちを紛らわせるという作戦。
あとは気持ちだけ。いつになったら走れるだろうか。
ホルモン屋でサク飲みして帰ってから、
たこ焼きをbrunoで焼いて食べたらお腹いっぱいで、
その後ダラダラ飲んでいたら、
いつのまにか意識を失ってしまっていた。

2月17日
起きたらすでに昼過ぎだった。
特に何もすることなかったので、
なんとなく自由が丘へ行ってハンバーガー。
人気店らしくお店に行ったら
順番待ちカード発行機があって
そこで受付すれば電話で呼び出してくれる
回転寿司とかにあるサービスが導入されていた。
これで受け付けておいてから、
自由が丘ぶらぶらすると時間節約できて最&高。
雑貨の類いをたくさん見たものの、
特に何を買うでもなく見ているだけだった。
時間になってハンバーガー屋へ行って、
食べたハンバーガーが信じられないくらい
素材が美味しくて感動した。
レモネードが美味しかったので
家に帰ってからレモンを蜂蜜につけて仕込む。
深夜、Podcast収録。海外との遠隔なので
この時間に録音した。
新しいマイクに変えてから初めての録音だったのに
テストしなかったことが仇となり、
自分の声がうまく録れていないことに
終わったあと気づいてダウナーなまま就寝。
リカバーできるのか、俺。

2019年2月11日月曜日

2019年2月 第2週

2月4日
Jay Prince/WONDERを聞きながら出社。



メロウなトラップでかっこいい。
Soulection周りのラッパーという印象で、
いわゆるビートミュージックのトラックで
ラップするラッパーの日本人が出てこないのは何故なのか。
と前からずっと疑問に思っている。
帰宅してナポリタン作って食べた。
夜、なんとなく体調悪いような感じ。
まさかのインフルか?と思って熱を測ってみたけど、
平熱で特に問題なかった。でもダルいので葛根湯キメといた。
据え置きHDD→ポータブルHDDへのデータ移行しつつ、
日記を書いたり音声データいじってみたり。
KONMARIのS1E2の当たり障りない内容を見てから寝た。

2月5日
Rat's Spit/Julian Lynch



今読んでいる本とIndie Rockが合いそうな雰囲気で、
なんとなくHIPHOPではないなと思って聞いた。
2016年からReal Estateのギターを担当していて、
民族音楽を勉強していたこともあり、
昔はかなりabstractな曲が多かったらしいけど、
本作はかなりポップな内容で聞きやすかった。
定時即帰宅で有楽町の交通会館でラーメン。
久々に銀座、有楽町界隈にきたので欲しかった
すぐログを買おうとロフト→伊東屋→ハンズと彷徨った。
そんなにすぐメモしたくなるシチュエーションがあるのか、
謎だけど日記用に使ってみようと思う。
TOHOシネマズ日比谷でGlass。



万全の予習をしたのちに見に行ったので、
それはそれは楽しい映画体験だった。
今年これ以上の映画見れんの?というくらい。
世の中には正論が溢れかえる中で
誇大妄想と一蹴されようが自分を信じることができる人、
それがヒーローなのだという話は
ボンクラ男子にとってはどうしたってグッとくる。
第三者委員会の存在はパワーがインフレする
MARVEL/DCといったメインストリームへの批評にもなっている。
その一方で、とにかくアメコミというか物語を信じ込んでいる、
Glassがどうしたって狂っているんだけど
我々は物語を信じているのであるという力強さにやられた。
(I was not a mistake...で号泣)
そもそもUnbreakable,Splitの2作を合体させて
続編を作るという企画を考えたときに、
こんな内容を思いつける人間がどれだけいるのだろうか?
Shyamalanしかいない気がする。
音楽が素晴らしいので圧倒的に映画館推奨。
帰宅後、Rebuild229を聞いていた。hakさんゲスト。
AppleのFacetimeのバグが発見されたニュースの話で、
hakさんのAppleに対する妄想が
最高にくだらなくて爆笑した。

2月6日
朝、i am > i was / 21savage。



ATL出身といっていた彼が実はUK出身で、
不法移民として拘留されている。
A lotをSNLでperformしたり、
MV出たタイミングでの逮捕で何ともなぁ。
彼がATLに来たのは7歳のときで今は26歳。
弁護士のstatement見る限りはU visa申請というのを
既に行っているらしく今回の拘留の不当さを述べていた。
ヒップホップはレペゼンの音楽でもあるので、
彼の出身をwannabe としてイジる空気もあるみたいだけど、
7歳ならもう十分hoodでしょ。
あまりに仕事がたるいので華麗にフレックス退社。
KEIJUの新譜を聞きながら帰宅した。



むちゃくちゃ最高の内容で
久々に繰り返し聞きたくなるラップに出会った。
メロディアスなトラップチューンの上で散文的な歌詞。
KOHHの1st/2ndに近いと思ったし、
あの曲調には間違いなく需要があるわけで
そこをピンポイントで供給してくれた気がする。
KOHHの散文感よりもKEIJUのほうが
芯を食っている気がする。より文学的というか。
どの曲も好きだけど中でもaloneは
Jin Doggのhookが素晴らしく、
あまりにも好きすぎて。。。今年ベスト。
色々音をいじったけど、ダブルエンダーやるしか、
音質の大幅な改善は見込めない気がするのでuploadした。
今回は高校の頃からの友人を招いてお届け。
以前からSkypeでチョクチョク会話していて、
その内容を配信してしまおうというのが
このPodcastを始めたきっかけの1つでもある。
前半ちょっとグチっぽくなってしまったのが
少しアレかなとじは思うけど、
まーそれも含めて楽しんでもらえれば→リンク

2月7日
1日中会議だった。
さすがにそこまでひどくないだろと思っていたら、
あまりにもなんだそれなことばっかり言うので、
途中から全部メモって議事録に発言を記録しておいた。
さぁどんな改ざんをするのかお手並み拝見といこうか。
夜の飲み会も適当にこなして、
二次会でも、あまりにもひどすぎた会議の愚痴を吐いて
ガス抜きしてから帰宅した。

2月8日
春節からなのか中国からの旅行者がいつもより多い気がする。
通勤ラッシュとか見て何を思うのだろうか。
昨日聞いた話だと来年度からは今よりは
時間を自由に出勤できるっぽいので
その辺の制度フル活用して通勤ストレス減らしたい。
Heritage /Mark De Clive Lowe聞きながら出勤。



1人人力ループミュージックの人、
という偏った印象を持っていたんだけど
本作はかなりがっつりしたJazzで驚いた。読書が捗った。
日系の人で出身はUK。
僕が大学生の頃、Freedom Timeにゲストできたときに
楽器の写真をがっつり撮ってこのブログにポストしたら、
直接本人から連絡きてアルバムの写真に
採用されそうになったのは良き思い出。
帰りはストリーミングが解禁されたUNTITLED/KOHH。



KOHHはUSのトレンドをいち早く取り入れた、
ある種のトレンドヒッター的な側面があると思うのだけど、
他のラッパーとはもはや別次元にいるように感じた。
彼が売れたのは圧倒的なオリジナリティなんやなと改めて。
USのモノマネではなく平易な日本語による、
新たなHIPHOPの世界。特にRopeが今の気分にぴったりだった。
Velvet BuzzsawをNETFLIXで鑑賞。



Dan Gilroy×Gyllenhaalということで
Nightcrawlerのコンビ再び。
かなり期待していてのだけど味気なかった。。
ギレンホールが主演する作品にハズレなしの法則を唱えている
委員会としては極めて由々しき事態。
全部が全部中途半端というか、
ミステリーでいくのか、ホラーでいくのか。
現代美術を題材にしている以上、
美術の価値ってなんだろね?というテーマを多めに入れるのか。
この辺のバランス感覚がイケてない。
呪いがテーマになっているので
どうしてもJホラーと比較してしまって、
そうなってくると怖さが物足りないし
ボケとしてツッコミできる感じでもなく。
要するにexcitingな瞬間が無いということ。
Nightcrawlerが相当好きだったので物語が進むに連れて、
どこか面白くあってくれ!と祈るように見ていた。
NETFLIXはドラマはハイクオリティなもの多いけど
映画になると結構な頻度で何これ?みたいな作品が多い。
次はSteven Soderberghの新作に期待したい。。
ゲラニチョビの新しいエピソードが
アップロードされていた。



Aマッソが今一番好きな芸人なので
このチャンネル更新を見るとホクホクする。
EXITをゲストに迎えてのモノボケ対決。
今回は村上のボケのキレが凄まじく爆笑した(中国のダイソン)
なんで売れへんねん!おかしいやろ!
そっからRIZIN Conffessions#31。総集編的仕上がり。



Crazy Bee祭だったんだということに今更気づいた。
Kid追悼の意があったのだろうな。
宮田和幸のくだりが一番グッときた。
なんというか覚悟が決まっている人間の強さを見た気がする。
to be continuedでついに天心登場するっぽくて、
あんなに若いのにストーリーの回収まで
手伝うなんてなんてできた若者なんだ、
と予告の時点で軽くウルルになった。
そんなこと思っていたらamazonの配達が届いた。
イヤホンはbeatsxを使っているのだけど、
長らく耳に合わない感で悩んでいたので
ググっった結果、COMPLYのイヤーピースを購入した。
想像したよりも劇的に音が変わって感動。
低音部分を多く拾えるようになり遮音性も向上。
通勤時にいい音で聞くということは尊い。
次は完全分離型のイヤホンを狙っているものの、
決定的な解が出ていなくて困っている。
あとamazonのPBが結構充実していて、
今回はリーガルパッドを購入した。
海外ドラマ/映画好きな人は
ア(↑)コガレがあると思うんだけど、
黄色の紙で端っこに線が引かれているメモパッド。
なんとなく仕事用にメモ帳欲しいなと思って、
適当にググってたら見つけて購入した。
仕事なんとなくやっているとダレるので、
少しでも気分が上がる要素を入れるようにしてる。

2月9日
朝起きたらむちゃくちゃ寒い。
先に愛した人(dear ex) を鑑賞。



台湾のNETFLIXオリジナル映画。
アメリカの良質なインディーズ映画のような仕上がりで
台湾映画独特の味わいもあって素晴らしかった。
オープニングのアニメーションからの、
台湾の街中をなめていくカメラワーク、
心地よいギターサウンドが合わさって至福。
結局このシーンが映画の要素を大きく代弁している。
愛の形は様々だと口で言うのは簡単だけど、
離婚の原因となる浮気が夫の男性との浮気というのは
初めて見る設定でオモシロかった。
夫がガンで難病設定なのも安易かと思いきや、
終盤に全回収されて泣いてしまった。。
皆が不器用で上手く生きれない姿と
台湾/バリのエキゾチックさがあいまって素晴らしかった。
台湾の映画は全然見れていなくて、
オモシロそうなのたくさんあるし、
旅行にも行きたいので積極的に見たい。
午後からはお昼食べたり買い物に出たり。
雪がシンシンと降っているものの
積もらない雪だったので景色としての雪だった。
料理しながらRebuild 229 after show
First manはもちろんのこと、なんとなくスルーしていた
Manchester by the seaは見ねば。
岡崎に捧ぐの話もされていたけど、
今このブログを読んでいる同年代全員に勧めたい。

2月10日
比較的朝早くに起床。
三菱美術館のタダ券があるから見に行こうということで、
東京駅へ向かう。美術館前にカフェでサンドウィッチ。
横の席で久しぶりにがっつりマルチの勧誘していて、
テンション上がった。サプリの販売だった。
「300階層まで全員儲かっている」
「〇〇さんは声かけていないけど、
あなたは優秀だから声をかけている」
「皆お金のためよりも居場所を求めてやっている」
適当な文句をベラベラと並びたてて、
メモ帳にぐちゃぐちゃになるぐらい、
ビジネスの中身を説明して仲間に入れようとする。
遭遇するたびに思うけど、
なんでこんなにオープンな場所でやるんやろ。
隣で聞いた人に「私もやりたいです」と言って欲しいのか。
ネットワークビジネスやっている人と
Podcastやるのめっちゃオモシロそうと思ったりした。
いざ美術館へ行くと40分待ちとかで、
いや、そんな意気込みではなくて軽く見るつもりだったんで、
と言いながら東京駅周りの商業施設をぶらぶらした。
帰りに気になっていた蒲田の大衆居酒屋へ行った。
おでんは美味しかったけど、それ以外はそれなり。
横で飲んでた人が本を読みながら、
1人で泥酔して寝ていてアグレッシブだった。
帰ってからcubaseの編集に慣れようということで
レコードをMP3化したりしつつ、
スーファミのパネルでポンのステージクリアモードを
ひたすらやり込んでから就寝。

2019年2月4日月曜日

2019年2月 第1週

2月1日
橋本徹のdublabのmix聴きながら朝の準備。



今年もお世話になります、って感じで
知らない新譜がガンガン流れてて
それをひたすらApple musicへぶち込む。
新譜を消化するおじさんと化す。
今日はVanJess/Addicted-EPを聞きながら出勤。



去年出たアルバムで一番聞いたのは
VanJess/Silk Canvasだったんだけど、
それに収録されたAddictedのREMIX
アルバム自体が90年代R&Bの
2018年アップデートといった感じで、
さらに今回のリリース形態は
昔の12インチを思い出させる。
去年出たアルバムもナイスだったBasが
Remixにバース参加しているのも良き。
仕事終了後、一旦帰宅してすぐに出て
ラーメン食べてからスタバで日記を書いた。
川崎駅のスタバの開放感圧巻。
そのあとTOHOシネマズ川崎でBurning



イ・チャンドン監督最新作。
はーめっちゃ、イチャンドンと言いたくなる、
なんとも言えない感覚に苛まれて
映画見るのこれやからやめられへん系だった。
ドラマとは全然違うことを改めて思い知る。
村上春樹の納屋を焼くという作品が原作らしいけど
あくまでテーマだけやろなというのが窺い知れる、
これぞ韓国映画な仕上がりで最高最高。
三角関係のもつれの話ってだけなんだけど、
ショットやモチーフを設定することで
こんなに豊かな世界を描けるのかと驚いた。
Donald Trumpの映像が流れていたので、
年代の設定としてはかなり最近。
格差社会をテーマにしつつ、
スノッブな富裕層と無職の作家見習いの関係が
女性を通じて徐々に硬直していく。
モチーフとして言及されたものが
具体的に映像として出てきたときの威力が圧巻。
3人が家の庭でワインと大麻を楽しんでいるときに
訪れる夕暮れのシーンは一生忘れない。
さらにモチーフがそれぞれ関連していく快感と、
謎が深まって行く快感が終盤ダブルで押し寄せて、
150分の上映時間でも全くだれない。
ビニールハウスでこれだけ物語をかき回す、
まさに映画という体験だった。
要るもの/要らないものを選ぶ権利が
富裕層だけにあるかと思ったら大間違いやからな、
という宣言にも見えるんだけど、
最後の最後は口開けて見るしかなかった。マジで必見。

2月2日
アマチュアラジオ vol.2を聞きながら家事。



本当は昨日の東京会場へ行こうと思っていたけど、
Sold outしてしまって行けなかったので
ラジオを聞いて残念な気持ちを紛らわした。
日本語ラップ関係なく旅の話としてオモシロいし、
DJとしてどうやって曲を選んでいるか、
どんな繋ぎがツアーで生まれたのかが興味深かったし
久々にDJしたくなってポータブルのHDD1TB発注した。
図書館とTSUTAYAに借りていたものを返す。
図書館で村上春樹/納屋を焼くを短編だったので読んだ。
原作に忠実な点とそこから一気に派生している点、
そもそも主人公の設定が違う点、
映画見たあと読んでも二度美味しい作品になっていた。
映画見たあと原作を読むと映画の展開を
単になぞっているだけになることしばしばだけど、
これは全然違う体験になっていた。
というか映画自体が村上春樹へのカウンターと
取れるような気がしないでもないというか。
そこまで春樹の世界を知らないのでなんとも言えない、
そもそも翻訳以外で初めて読んだ気がする。春樹バージン。
帰宅後ラップスタア誕生S3のファイナルをAbemaTVにて鑑賞。
応援していた¥ellow Bucksが優勝して嬉しい。
それよりも何よりもこの番組の「未来は暗くない」感が
想像以上に素晴らしかった。
スタイルウォーズという言葉が
これほど似合う場面を今まで見たことがない。
出場メンバーたちの輝きをみていると
HIPHOPは若者の音楽なのだなぁと今更ながら思う。
ドラマをまとったラッパーは強いので、
今後このメンバーがどうなるのかも楽しみ。
(というか1%が誰を取るのかって話)
そしてShyamalan監督最新作のGlassを
最高の状態で楽しむためにUnbreakableをprimeで鑑賞。



何のために生きているのか、それは世界を守るためだ。
と気づくまでをShyamalan節で語り倒していて最高。
今やMARVEL/DCのCinematic Universeが展開されているけど、
本作がリリースされた2000年当時、
誰もこんなことになると想像していなかったはず。
この先見の明よ。警備員は守る人、
ゆえにヒーローという思考回路がかっこいいし
Securityの雨合羽でさえかっこよく見えてしまう。
そしてラストの畳み掛け、
子どもとアイコンタクトで理解し合う瞬間、
Mr.Glassが影で糸引いてたことが分かる瞬間。
ポゥポゥポゥ!と言わざるを得ない。
Splitも見て万全な状態で映画館へ行こうと思う。
映像見るの飽きたので伊藤計劃/虐殺計画を読み終えた。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
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年末のKindleのセールで半額になっていたのを購入。
今年はSF色々読みたくて入門編として読んだけど
エンターティメントとしてオモシロかった。
スケールの大きなハリウッド映画を見ているような体験で
これ日本人が書いたのかと思うと驚く。
中二病と言われてしまえばそれまでだけど、
今の世の中のディストピア具合とマッチする、
ラインが色々と見られてそこが辛くも楽しい。
SFで割とプロットに重きを置いているような作品は
Kindle独特の読みにくさが全然気にならなかった。
まとめて購入したので他のも楽しみ。
夜、Podcast2回目を敢行。今回も遠隔。
というかオンサイトで録音できる設備にしたいんだけど、
そうするにはCubaseをデスクトップから
アンインストールしてラップトップに
インストールし直してマイクもう1本買う、
というハードルの高さがあって躊躇している。
保険で相手側に録音しらっていて、
それを送ってマージする方が良い音質にできるんだけど
面倒でまだやっていない。慣れなければ。

2月3日
午後から昨日に引き続きPodcast収録。これで3回目。
Skype中にノイズがどうしても乗ってしまうの
何とかならないのだろうか。
WifiのOn/Offで消えるというところまで辿り着いたんだけど、
安定回線とるにはやはり有線なのか。
あとダイナミックマイクで録音しているからか、
I/Oのgain maxで録音してもボリューム稼げない。
(あとで加工してしまえばいいのだけども)
さらにダブルエンダー式を取りたいのだけど、
編集時間かかりそうなので避けている。
このあたりが課題だしcubase上での編集にも慣れねば。
Glassを万金で楽しむためにSplitをprimeで鑑賞。



多重人格であること、Unbreakableと繋がっていることを
前提に見ていると初見とは別の楽しさがあった。
Mcavoyの演じ分けは改めて見ても圧巻の出来。
(こんな役やったら体調崩しそう)
ビーストをめぐる寓話の作りはShyamalan節全開。
よく考えると全部むちゃくちゃに思えるけど、
物語を付与することで乗り切ってしまう、
その胆力が彼の一番かっこいいところな気がする。
見終わったあと、Podcastの音源を編集したり、
shownotesをまとめたりしているといつの間にか夜はふけていて、
ゴッドタンのトリオ愛確かめ選手権に爆笑して心地よく就寝。

2019年2月1日金曜日

2019年1月 第5週

1月28日
隣の人が28日だから晩ごはんはケンタッキーだなと
突然言い放ったので、それは何ですか?と聞くと
毎月28日はにわとりの日として、
ケンタッキーが格安で買えるとのこと。
こないだ飲み会で後輩がやたらとケンタッキーのことを
レコメンドしてきたこともあったので買って帰った。
久しぶりに食べると確かに美味しい。このギトギトの背徳感。
コンビニチキン戦争が勃発して久しいが
結局ケンタッキーの一択だなと思った。
RIZIN Confessionsの最新回がアップロードされていた。



女子のスーパーアトム級チャンピオン、
浜崎が勝った試合の話。
浅倉カンナの強さとは一段違っていた感じだし、
実際のコメントもお互い力の差を認識していたような内容。
当事者同士が試合を解説するという画期的な仕様だからこそ、
二度楽しむことができるこのシリーズは
格闘技に興味ない人が興味持つきっかけといて抜群、
なぜならば丁寧にドラマを用意してくれているから。
今回であれば藤井恵の存在があり、
それこそ有田と週刊プロレスとではないけど、
背景を知っていれば知るほど同じ事象を見たとしても
全然違った印象になるということ。
そのあと日記をひたすら書いていたら夜が終わった。

1月29日
Everything is for Sale/Boogieを聞きながら出社。


EminemのShady recordsからCompton出身のラッパー
どうしたってKendrickと比べてしまうけど、
遜色なくかっこよいラッパー。
ジャケットはおどろおどろしいんだけど、
曲のテイストはかなりソウルフル。
それこそSection.80に近いタッチだと思う。
リリックがオラついているかと思いきや、
いきなり疲れたと連呼してたりでかなり内省的。
死が間近にあることが分かるような歌詞も多い。
今後、ぐいぐいきそうな予感があるラッパーだった。
仕事が信じられないくらいに暇だったので定時即帰宅。
京都で食べたおばんざい系ハンバーグが忘れられず、
ひじき/しそ/にんじん/豆腐/豚ミンチで
豆腐バーグを作って食べた。美味しい。
Daredevil S1E5鑑賞。もう完全にBatman。
ロシアンマフィアが悪役の中でも一番好きで、
本作にも登場しているんだけど根絶されてしまい悲しい。
岡崎に捧ぐ読了。全5巻で完結した。
絵柄から子どもの頃の物語と思っていたが
後半は大人になってからの話で、
時間軸が普通の漫画よりも早い印象を持った。
前半の子どもの頃のある種ユートピア描写から、
後半は息苦しい大人の社会の描写が続き胸が詰まった。
いつの日か大人にならなきゃいけない、
そんなことは理解しているのだけど、
そもそも何をもって大人とするのか。
いい年して映画、音楽等に耽溺している
自分の身の振り方を考えさせられたと同時に、
それがない人生なんて生きた心地しないなとも思った。
有田と週刊プロレスと、順番に見ていたけど
興味ありそうなエピソードをピックアップして見ていて、
この日見たのは長州vs橋本戦のドラゴンストップ。
年代としてはリアルタイムで見ていても
おかしくなかったのだけど記憶になかった。
その後TVを流し見しながら読書して就寝。

1月30日
出勤早々来週の懇親会の予約をwebでおこなった。
前の仕事でそこそこやらされていたし、
結構な配慮を毎回しなきゃいけなかった経験があるので、
今の職場でのセッティングは楽勝。
ただ前の打ち合わせのときに
座席配置云々について部長が課長をたしなめていて、
おいおいまだまだ20世紀やなと思ったりもする。
今週はとても暇でやることがないので今日も定時即帰宅。
Rebuild最新回/228を聞きながら唐揚げをあげた。
最近過去のN回ばっかり聞いていたからhigepon氏の
理詰めなproductivityが新鮮に聞こえた。
日記用にすぐログ買ってみよう。
次の収録に向けて諸々セッティングしていて、
Podcastは初めて行うことなので
調べたりするのが楽しかったりする。
基本ゲスト迎えて収録スタイル。
そもそもなんでこんなことやろうと思ったかというと、
単純に皆が何を考えて生きているのか知りたいから。
じゃあ単純に飲みに行ったり会ったりすればいいやん。
って話なんだけど皆でシェアすることで
生まれるサムシングがあるのでは?と思っているし、
なかなか場所的に時間的に合わなくても
Skypeを使えば気軽に話せるというのもよくて、
そのきっかけがPodcastだったという話。
初回はコアな内容になったけど、
次回以降はもう少し幅のある内容になる、はず。
とりあえず相槌の数を減らさなければならない。
まだ未聴の方は聞いてください→リンク

1月31日
久しぶりの雨。やる気が全くでない。
仕事も暇でダラダラしてしまった。
帰宅後、ドリアを久々に作ってみたら
美味しくできて嬉しかった。
Youtubeサーフィンしていてニート東京のDABO、
tofubeatsの新たな企画などを鑑賞。





DABOの話はまーオモシロい。
これまで作品が出せなかった理由を
正直に吐露していたように見えた。
若い人たちが山ほど出てきて、
それと比較される環境の中でオラオラボースティングする、
40超えたラッパーは確かに目が当てられないかもしれない。
(そう考えるとRhymesterのキャリアの重ね方は偉大)
tofubeatsの新たな企画はサイコロの出目×1万円の金額分、
ハードオフでジャンク機材を購入して曲を作るというもの。
レコードサンプリグで曲を作るという過去企画よりも
どうなるか全く想像つかなくて楽しい。
ジャンク品だから動くかどうかの保証もない中で、
どんな曲が生まれるのだろう。リサイクルミュージック。
読んでいる本が佳境なので寝る前にもいくらか読み就寝。