2019年2月18日月曜日

2019年2月 第3週

2月11日
外に出るのも億劫なのでUber eatsでケンタッキー。
500円offで頼めたからリーズナブルに食事できて良かった。
蒲田はお店が多いけどメニューは
そこまで充実していないので、
もう少し充足してくれたら嬉しい
(そもそもドライバー不足みたい)
Youtube見たりpodcastの音質向上の方法を
考えたりダラダラしていた。
夜、むかし家族でよく行っていた
焼肉屋のタコキムチチャーハンを再現して作り、
美味しく食べることができてよかった。
食後にDaredevil S1E5。マットの師匠が登場。
そのキャラクター造形が素晴らしくて
物語に一気にギアがかかりそうな予感。
シルクとか柔らかいものを周りに置くな、
という謎の教え最高最高。
友人に勧められた甘々と稲妻という漫画を読む。



Kindleで1、2巻が無料で読めるので読んでみた。
疑似家族の形を取りながら
料理に習熟していくという設定はオモシロくて、
自分自身料理をする人間なので
トライすることの大切さや
できあがった料理が美味しかったときの感動は知っていて、
それがどのくらい尊いのかを
追体験できる意味で興味深かった。
ただ、この漫画が言いたいことは
5億%同意するんだけど、
「ふぇーん」と言いそうなキャラ造形と
毎回感動っぽい形に落とし込もうとする強引さが
個人的にはちょっと抵抗があった。
(ふぇーんのニュアンスは伝わるのか?)
録画していた東京リボーンを見た。



東京に広がる地下空間がどのように出来上がったのか、
これからどうなっていくのか?についてのNHK特番。
かなりオモシロかった。
大友克洋が映像監修していてAKIRAがアップデートされて
現実世界に入りこんできたような雰囲気の映像がまず楽しい。
1925年に始まった銀座線の工事から始まり、
現在進行中の虎の門ヒルズ駅の開発まで、
技術の進歩と共に地下開発の歴史を知れた。
エグみがあるなと思ったのは実際に地下空間を作る人たちと
developer側の格差を眼前に叩き付けてくるところ。
虎の門ヒルズの地下の一部分は
様々な配線が存在するため機械ではなく
人の手で掘るしかなくて一生懸命掘っている人と
高層ビルの中で投資価値あるわ~という人。
文字通り、泥臭さとハイソのレベルの違いがそこにあった。

2月12日
If Ain't got youのREMIX EP/Alicia Keys



なぜこのタイミングで、しかもこの曲?と思ったけど、
Diary Of Alicia Keys大好きなので嬉しい。
1曲目のUsherとのデュエットに鳥肌が立ち、
Kanye WestのREMIXにぶち上がる。
アレな部分も目立つyeについて、
音楽に罪はないと割り切っていいのか?
こんなことを逡巡しなくていいように
早く無我の境地に辿り着いてほしい。
あと今年はプレイリストを作っているので、
シングルもちょくちょくチェックしている中で出会った
Lady/Picnic Discoがめちゃくちゃ好き。



詳細調べたら香川のトラックメーカー?ラッパー?みたい。
Metro Boominっぽい雰囲気のピアノと
低音のコンビネーションが気持ちいいし、
最後の方にギターリフが入ってくるところが最高。
個人的には「Tポイント貯めるだけが人生じゃないだろ」が刺さった。
RIZIN Confessions #32。ついに天心 vs Mayweatherの振り返り。



バンテージ巻き直した裏側のバタバタを知れたり、
なんといっても天心が語る試合の話、当日彼が背負ったドラマの重さ、
どれもが破格過ぎて格闘技好きなおじさん全員号泣必至案件。
「無謀」と口で言うのは簡単だし実際の結果が残念なものだったとしても、
最初からトライしない人生はイケてないことを教えてもらった。
次はだれとやるのか?本人もほのめかしていたけど、
団体の威信をかけてK-1と戦争するしかない気がする。

2月13日
新たなPodcastをアップロードした。
海外に住んでいる大学の後輩と話したもの。
前半は海外での生活について話していて、
後半はもともとヒップホップサークルを
一緒にやっていた仲間なので、
最近の日本語ラップの話をしている。
今回も長いのだけどSpotifyだと続きから再生してくれる?ので
家事のあいまとか、断片的に聞いてもらえれば→リンク
Androidの人はGoogle Podcastでも配信しているので、
そちらを使ってもらうのもいいかもしれない。
定時即帰宅でカツカレーを食べて帰宅。
primeビデオでManchester By The Seaを鑑賞。



これは劇場で見たかった、、、
と悔やまれる素晴らしい作品だった。
コミュニケーションがうまく取れない男の人生についての話で、
同じ側の人間としては見ていて辛くもありながら、
それを少しずつ乗り越えようとする姿にグッとくる。
ただ彼が背負っている業があまりにも重くて、
そんなの受け入れる準備していないからクラってしまった。
他人からとやかく言われるほうがまだマシ、
みたいな撮り方しているところも地獄で、
それでも生きていかなければならない人生とは?
比較的身近な生活に関する映画としては
人間の心の奥底までリーチしているように思えた。
ハイライトは映画のサムネイルにもなっている、
夫婦が坂でバッタリ出会い立ち話をするシーン。
背負う業、赦し。人生はめっちゃ重たい。

2月14日
仕事早めに切り上げてTOHOシネマズ川崎でFirst Man。



Ryan Gosling×Damien ChazelleのLa la Landコンビで
アポロ11号の月面着陸を題材に
ということで楽しみにしていた作品。
想像してなかった仕上がりに戸惑いつつも
好きなトーンだった。とにかく暗かった。
これまでのSF、実話ものを含め宇宙にまつわる映画の場合、
未知なものに対する好奇心が通底する中で、
本作は未知のものを知る、
さらに広く言えば何かを成し遂げるまでには
無数の犠牲が発生しているのである
という強いメッセージが込められている。
(昨日見たManchester~に続き家族喪失ものでもある)
宇宙映画の場合、その広い空間を使った
ダイナミックな表現が多い中で、
その逆をついてクローズアップや
ぶれまくりのショットを多用した
荒々しい映像で宇宙を語っているのが
とても新鮮な映像体験だった。
終盤までひたすら圧迫した映像と友人を次々と亡くし、
宇宙に対する盲目的な狂気に取りつかれた
Goslingが描かれてからの、
あの月面着陸の演出は素晴らしいGAPで感動した。
過去作のエンタメ性バリバリの作風から
一皮むけて映画で表現できることについて
真剣に考えているChazelle、
そんな印象を持ったので
次回作もとても楽しみな監督になった。

2月15日
Full Metal JacketをNETFLIXで鑑賞。



Kubrick作品を実は見ていないと言い出せない、
映画好きと言うにはあるまじき状態なので
少しずつフォローアップしている。
戦争映画なんだけどKubrickが撮った!
という力強すぎる刻印が残っていて楽しかった。
タイトルシーンとでも言うべき、
あのトイレの場面は一生忘れないと思う。
平和と暴力の二面性を1人の人間に映し出して、
その矛盾を行ったり来たりする様が
Kubrickの考える戦争観なのだろうかと思ったり。
あとCGが無かったころの戦闘シーンは
その場で起こっているナマナマしさが
脳にダイレクトに刺さる感じで
やっぱりこれでしょ!と思った。
「クネレルのサマーキャンプ」Etgar Keret読了。


クネレルのサマーキャンプ
エトガル・ケレット
河出書房新社
売り上げランキング: 7,499

「あの素晴らしき七年」というエッセイが
人生ベスト級に好きな作家。
翻訳者の方が過去の短編をまとめた1冊で、
様々なテイストの短編を読むことができてオモシロかった。
タイトル作は中篇になっていて、
当然ながらこれが一番読み応えがあった。
自殺した人が行く世界があって、
そこで亡くなった彼女との再会を願ったり、
別の女の子と出会ったり友人と旅をしたり。
他の作品にも通じるのだけど「死」を取り扱ったものが多く、
そこに若干の皮肉と優しさが込められているから
僕はこの作家のことが好きなんだと思う。
未邦訳の作品がまだまだあるようなので続き読みたい。

2月16日
Importance/dodoを聞いて朝から刺さりまくった。



rev311が送り出した最後のラッパー、
前に聞いた時は悪ノリ感?
何といえばいいのか分からないけど、
当時あんまりfeelしなかった。
今回は内省的な歌詞とMetro Boomin的なサウンド。
このコンビネーションは
今何を聞いても刺さってしまう。
メンタル的に苦しんでいるわけでもないけど、
時代の雰囲気とマッチしている気がする。
だらだら起きて家の近所のうどん屋へ。
期間限定でカレーうどんが出ていたので、
問答無用でカレーうどん、半熟玉子天のせ。贅沢。
本格カレーじゃなくて蕎麦屋とかうどん屋の
あのラフなカレーが食べたかったのでちょうど良かった。
その後蒲田で諸々買い物したのち
思い切ってランニングシューズ購入。
ランニングしたい気持ちがあるのだけど、
なかなか実行に移せないのは靴がないからだ
ということで靴を買った。
煙草を辞めて2ヶ月経ち、別の習慣を導入することで
吸いたい気持ちを紛らわせるという作戦。
あとは気持ちだけ。いつになったら走れるだろうか。
ホルモン屋でサク飲みして帰ってから、
たこ焼きをbrunoで焼いて食べたらお腹いっぱいで、
その後ダラダラ飲んでいたら、
いつのまにか意識を失ってしまっていた。

2月17日
起きたらすでに昼過ぎだった。
特に何もすることなかったので、
なんとなく自由が丘へ行ってハンバーガー。
人気店らしくお店に行ったら
順番待ちカード発行機があって
そこで受付すれば電話で呼び出してくれる
回転寿司とかにあるサービスが導入されていた。
これで受け付けておいてから、
自由が丘ぶらぶらすると時間節約できて最&高。
雑貨の類いをたくさん見たものの、
特に何を買うでもなく見ているだけだった。
時間になってハンバーガー屋へ行って、
食べたハンバーガーが信じられないくらい
素材が美味しくて感動した。
レモネードが美味しかったので
家に帰ってからレモンを蜂蜜につけて仕込む。
深夜、Podcast収録。海外との遠隔なので
この時間に録音した。
新しいマイクに変えてから初めての録音だったのに
テストしなかったことが仇となり、
自分の声がうまく録れていないことに
終わったあと気づいてダウナーなまま就寝。
リカバーできるのか、俺。

0 件のコメント: