2019年5月6日月曜日

2019年5月 第1週

5月1日
ハッピー令和!なんて思うことなく、
シンプルに5月が始まった。
映画の日だから映画でも見に行こうかなと思うものの、
これといって見たい映画も見当たらず、
家から1歩も出ることなくダラダラしていた。
そんな日にポッドキャストを公開した。
今回は本を読むことについて、ひたすら語った。
途中で言及しているけど、おすすめの本とか、
そういうことではなくスマホとか山ほどエンタメある中で、
なぜ本を読むのかについて話している。
(おすすめの本の話も少ししているのだけれども)
本から離れている人の読書欲を掻き立てられれば幸い。
2時間半近くの長丁場なので断片的に聞いてもらえれば→リンク

5月2日
引っ越してきて初めて二子玉川へ行った。
以前よりはるかに近くなっていて、
もっと早く来ればよかった。
街に溢れるバブリーな雰囲気を感じながら、
器の展示、植物屋、コーヒースタンドに行ったり。
シティライフっぽいことをして過ごした。
自由が丘で途中下車してメキシコ料理屋で夕食。
クラフトビール10種類くらいドラフトで飲めて最高。
料理も比較的リーズナブルで良き。
あんまりお腹空いてなかったので
食べれなかった料理もあるから再訪したい。
帰宅後、The Handmaid's Tale S2を見終えた。



S1も辛くS2はどうなるかと思っていたら、
さらに辛い状況に追い込まれながらも
少しの希望が見える…みたいな感じだった。
妊娠→出産までの過程における
セクシズムが炸裂しまくっていて、
女性の人権をとことん踏みにじって、
「これって気持ち悪いですよね?」と確認する作業。
S2に入り主従関係を超えた、
女性同士の連帯が発生しているのが特徴的。
そこからギレアドの男性偏重主義を打破しようとするのか、
と思いきやひょんなことで既存のシステムに陥ってしまう。
これらを何度か繰り返しながら最後に成し遂げる、
子どもに授ける希望が眩しくもありながら切ない。
演出も素晴らしくて、特に爆弾のスイッチと
ボールペンのノックを重ね合わせる
演出は見ていて鳥肌が立った。
Huluの無料期間は7月で終わってしまうけど、
このシリーズはS3出たら、その間だけでも契約せねば。

5月3日
ここ何日かひたすたTohjiの音楽とか動画を
浴びるように見る中で、ラップスターのS1を見た。
Willy Wonkaの王道のスター感も素晴らしいけど、
やっぱTohjiの謎の魅力に依然取り憑かれたまま。
曲が好きなのは当然ながら、
立ち振る舞いの底知れなさこそが
あのカリスマ性の由来なのかと思う。
そんなTohjiモードの中で、
KANDYTOWNのワンマンライブを渋谷で見てきた。
こないだMOMENTを見に行ったときにライブを見たので、
別に改めて見てもなーと思ったものの、
現在入手できないCD付きのチケットが売られてて
これはマストでしょとなってBlakk motelを
何年か越しにゲットできて嬉しかった。
ライブは現在HIPHOP界を席巻している
LEDビジョンのステージを使って、
それぞれのソロ曲を交えながら
KANDYTOWNとして仕上がっていく感じだった。
色んなメンバーがいる中で、
この日一番かっこよかったのはMUD
リリース当時は少し泥臭過ぎるかな〜
と思っていた曲たちがライブで輝いていた。
色んなコンビネーションで楽曲が披露される中でも
彼がアクセントになっている曲が多かった。
あとIOの新曲の鳴り方が強烈で、
特に鈍重なピアノの音色が最高だった。
秋に2ndアルバムが出るらしく、
それに伴ってZEPPでライブもやるらしい。
アルバムが良かったらライブにも行きたい。

5月4日
池袋で飲み会があり少し早く着いたので、
東側にあるシャレオツ公園で
夜風に吹かれながら読書していた。最&高。
こんなことができるKindleのありがたみ。
BGMに聞いていたのは、
Tokyo Stories/Francesco Tristano



自分が東京という街の中で
映画の主人公になったような気持ちになる音楽。
ジュリアーノでピアノを学んだ、
ゴリゴリのクラシック系のピアニストらしく、
そんな彼がクラブミュージックと接近して
新しい音楽を作っていてかっこいい。
詳しいことは以下インタビューにて→リンク
この日は高校の同級生と飲んだ。
久々に会う人が多かったし、
皆それぞれの人生を生きているのを聞いて
自分は結構フラフラしているなーと思った。
蒲田から缶ビールを飲みながら泥酔で帰宅。

5月5日
長い休みで、もはや何もすることがない。
仕事では未だスーツで着ているのが
結構ヘタってきたので新しいのを買った。
スーツ買うの面倒で毎回躊躇するけど、
新しいものを買うと新鮮な気持ちで
仕事ができそうな気がしないでもない。
帰りにいつも行くホルモン焼き屋に吸い寄せられ、
レモンサワーとホルモンをいただいて帰宅。
帰ってからひたすらsharp objectsを
prime ビデオで見ていた。HBO製作。



大好きなJean-Marc Vallée監督で
主演がAmy Adams、原作はGone GirlのGillian Flynn。
このコンビネーションでオモシロくないわけない。
結果、めちゃくちゃオモシロかった。
今年見た中で間違いなくベスト。
こんなハイクオリティのドラマが
Primeビデオで見れるの本当にありがたい話。
得意のジャンピングカットによる
断片的なショットのつなぎ合わせと、
トラウマ的な題材のミステリーの相性が抜群。
こういうミステリーのドラマは基本プロットだけ
大事にしていればいいと思う。
それがオモシロさを担保しているから。
でもJean-Marc Valléeは映画的アプローチ、
つまり何を写して物語を語るか、
めちゃくちゃ真剣に考えているんだろうな
というのがドラマから伝わってくる。
演出の数々に唸らされること山の如しで、
これまでの作品と同様、音楽の使い方が本当に最高で、
それは物語とも有機的に絡めてあるのが素晴らしい。
(2pac"Dear Mama"の新鮮さは圧巻)
今年のGWを締めくくるのに最高な作品だった。

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