2018年1月15日月曜日

2018年1月 2週目

1月8日
天気も悪かったのでほとんど家を出ずダラダラしてた。
夜ご飯は、男子ごはんのレシピで砂肝チャーハンを作って、
その下ごしらえがとても大変だったけど美味しくて満足した。

1月9日
4連休明け。体は重いけど音楽で気を取り直す。
新譜がとくに響かないので、
K−HIPHOP/R&Bをdigりはじめてるんだけど、
ほとんど何も知らない状態でSpotifyのプレイリストから
数珠繋ぎ的にいろんなアーティストを探して聞いている。
この作業自体が、HIPHOP聞き始めたころの感覚が
呼び覚まされて楽しいし、
なおかつ韓国の音楽レベルがあまりにも高くて驚いた。
(言語はわからないのでサウンドの話だけど)
今聞いているのはこんな感じ。

offonoff「boy.」

millic「Vida」

Bewhy「The Bkind Star」

Heize「/// (you are cloudy)」

なんといってもoffonoffが好きすぎて。。。
メロディセンスにキュン死。
最近Spotifyをメインで使っているけど、
アルバムの新譜が探しにくくてしょうがない。
シングルはやたらレコメンドしてくるのに。
帰ってから7inch Treeの最新回を見た。
MassholeとISSUGIのトークが
いい感じにユルくて見てて癒された。
ラジオ番組やってほしいISSUGI。
日記だーっと書いてたら深夜になってて焦って寝た。

1月10日
午後ぶっとおしで打ち合わせ。疲労困憊で帰った。
料理しながらSession22での翁長知事インタビューを聞く。
沖縄県で米軍絡みの事故が立て続けに起こっているが、
インタビュー自体は12月のもの。以下で書き起こしが読める。
https://www.tbsradio.jp/209826

沖縄の基地問題ってボンヤリとしか理解できていなかったけど、
知事の口から語られる沖縄の話は知らないこと、
勘違いしていることも多いなと感じた。
とくにフレッシュだったのは沖縄の保守の視点。
日頃、大きな声で威勢のいいことを言う
右曲がりのダンディたちは、
こと沖縄の話になると沈黙もしくは
沖縄にすべての責任をなすりつけて知らん顔する。
一方で沖縄の保守の観点(掲げる理想?)は、
自国で軍を持ち、米軍の保護下から自立しようというもの。
これこそ、ザ・保守な考え方なのに本土の保守とは距離感がある。
僕たちが普段見ないようにしているものが
可視化されるのは米軍が事故を起こしたときで、
何もなければ平然と基地は存在し続ける。
とても難しい話だけど、県レベルじゃなくて
国が包括的に考えないと一生解決しない問題だと思う。
なんていう真面目なことも考えさせてくれる
Session22という番組は本当に偉大。

1月11日
通勤時、道玄坂を歩いていると朝からおじさんたちが
道路に落ちているゴミを拾っていた。
朝からご苦労様ですと思っていると、
1人のおじさんがイソジンでうがいして、
そのまま道に盛大に吐き散らしていた。
イソジンは揮発するからいいのだろうか。
帰りの電車で
ミランダ・ジュライ「いちばんここに似合う人」読了。


いちばんここに似合う人 (新潮クレスト・ブックス)
ミランダ・ジュライ
新潮社
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信頼と実績の新潮クレストの本で短編集。
以前にエッセイを読んでいて、
それが素晴らしかったので小説も読んでみた。
もっとほんわか系かと勝手に想像していたけれど、
物悲しさと孤独に溢れたものばかりでオモシロかった。
人はどこまでいっても孤独である、
と口で言うと安っぽくなるけれど、
フレッシュすぎる切り口の物語から、
それが浮き上がってくるのだから愛しくてしょうがない。
主人公たちが皆、孤独からエスケープしようとするものの、
どうしても孤独がまとわりつく。
それは「人と共にいること」を圧倒的な是とする社会への
挑戦状のようにも思える。読んですぐに思い出したのは
tofubeats Feat. Young Juju「LONLEY NIGHTS」という曲。



Only 27 まだ踊り足りない
Lonely nightsに何かを確かめ合い
Lonelyだけの時とは何が違う?
頭使っててもまだ間違う

Lonely nights, lonely nights

ひとりでflyするlonely nights
Lonely nights, 2人でもlonely nights

遅耳なので最近好きになった曲。
帰って適当にYoutube見てたら、
「勝手にふるえてろ」の宣伝モキュメンタリーに遭遇。
これも最高にオモシロかったので、
すでに見た人も未見の人も見て欲しい。
(序しか貼らないけど、 破、急の三幕構成。)



1月12日
諸用で午前中六本木へ。
普段乗る電車と雰囲気が違いすぎて驚く。
全体にシリアスというかミスが許されない感。
久々にもろに東京の空気を浴びた気がした。
そんな空気の中、読んだのは
オードリー若林「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 」


表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
若林 正恭
KADOKAWA (2017-07-14)
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東京の空気から脱出するため、
競争社会を相対化するためにキューバに行くという旅行記。
この状況にぴったり過ぎる!という気持ちで読む。
移動が多かったので1日で読み切ってしまった。
1人旅したくなるような最高の旅行記。
終盤にある事実が明かされて、
そこで涙腺を揺るがされるような日記文学にもなっていた。
海外に1人旅行するのがとても楽しそうなので、
いつかトライしてみたいなーと思うし、
ぶれない自意識の塊っぷりがこちらの心に突き刺さった。
それとシンクロするかのような内容が
ハライチのラジオでも語られていて、
岩井の切り口がこれまたオモシロかった。
1人で行くと行っていないことになる。というロジック
用事を済ませて出社前に、
やしまであげ玉生じょうゆをあつあつで食べた。美味。
午前を失ったために午後山盛りの仕事に追われ残業。
遅くまでの残業を支えてくれたのは
GAGLEのニューアルバム「Vanta Black」


タイトル曲を初めて聞いたときから楽しみにしてたし、
FDのライブでも登場してたけど超好きなアルバムだった。
「ドープ」という言葉が安売りされて久しいけど、
後半には本当の「ドープ」がここにあると思う。
ベースラインがシビれるほどかっこいいので、
爆音で低音が分かる環境で聞くことを推奨。
帰宅して作ったご飯を食べながら、
録画してた「anone」を見る。
カルテット以来の坂元裕二作品。
往復書簡の2018verといった感じで、
履歴の残らないチャットというのがオモシロかったなぁ。
(実際にああいったサービスはあるのだろうか)
まだまだストーリーの全貌が見えないので、
なんともいえないけど、とりあえず毎週見る。

1月13日
午前中に図書館へ本の返却に行く。
手袋を紛失しているため、手が壊死するかと思うくらい冷たかった。
iPhoneさわれてデザインいけてる手袋を探しているので、
いいの知ってるよという人がいればご一報を。
耳元はミツメ「エスパー」



図書館に行くまでの道中は団地だらけで、
もろに東京サバービアな空間なのでピッタリハマりまくり。
アルバムを早くリリースして欲しい。
東京駅で昼から前の職場の人と飲み会。
久々に会う人ばっかりで異なる環境で時間が経つと
あれだけ一緒にいたのに違和感が拭えないときもある。
帰りにそば屋寄って蕎麦焼酎のお湯をこぼしたのがハイライト。
20時すぎに家に着いたけど、酔っていて何も手につかない。
ルーティンのようにブラックミラーを1話だけ見て即寝。

1月14日
早く寝たのに結局12時間近く寝てしまった。
録画してるタモリ倶楽部、ゴッドタンを見た。
タモリ倶楽部がデリヘル嬢をビッグデータ分析という興味深い内容。
テキストマイニングで相関性を明らかにしていてオモシロかった。
ゴッドタンはいわゆる神回で
劇団ひとりvsキングコング西野の平成最後の名勝負数え歌。
もはやおなじみの服破りからのネクストレベル、
自分の髪の毛を切って、その量が多い方が勝ちという狂った内容。
度胸試しなんだけど芸人魂をそこに見た。
昼から青山、表参道をフラフラして、
コート買おうかなと思ったけどまた来年!と思い直して帰宅。
(ABCで中村文則の短編集を文庫で買っただけ)
初めて家でとろろ鍋を作ったけど美味しかった。
これは癖になる感じ。何の鍋でもいけそうなので色々試したい。

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