2014年9月13日土曜日

LUCY ルーシー



EUROPA CORP.でリュック・ベンソンが監督ということで、
見なきゃいけない!と思い、鑑賞いたしました。
昨年のマラヴィータがメタなイタリアンマフィアの映画で、
割と楽しめたんですが、本作はマジで「何だこれ?」な作品でした。
今年見た中で「マジかよ」と言った回数は間違いなくNo.1
予告はベンソン臭がしっかりしてたんですが、
そこも見せつつ、謎の側面も見せられたので、
良い意味で予測を裏切られ、楽しめたかも。
スカーレット・ヨハンソン主演で、
全力でバカやってるベンソンにマキシマム・リスペクト!
タイトルも原題そのままでの日本公開されてるのもポイントで、
内容を見た宣伝担当の人も邦題付けれなかったのだろうなと。笑
ヨハンソンが台湾に滞在しているときに、
ひょんなことからチェ・ミンシク率いるマフィアに拉致られて、
腹の中にCPH4というドラッグを腹の中にぶち込まれ、
運び屋をやらされることになる。
暴行を受け、腹の中のCPH4が漏れちゃって脳内の細胞が活性化。
普段10%しか使っていない脳が覚醒し、
稼働領域がどんどん広がり、スーパーウーマンになるものの…という話。
前半はかなり楽しくて、
皆がイメージするEUROPA CORP.的な展開の連続。
拉致の瞬間からキターな感じで、
そっからのチェ・ミンシクでテンションマックス!
しかも英語はしゃべれない設定で緊張感を煽ってくる。
ドラッグが体内で漏れることで脳が覚醒し、
徐々に強くなっていく訳ですが、
ここからの展開が乗れない部分がございまして。
脳の使われていない部分を使うことで強くなるという
設定自体は好きなんだけど、パワーのインフレーションがハンパ無くて、
ドラゴンボール程度ならいいけど、50%を超えたあたりから、
あまりに話のスケールが大きくなり過ぎて、
後半の30分くらいは「マジかよ」の連続。
何回、心の中で言ったか分からないです。
つまらないという訳ではなくて、
東京ポッド許可局用語で言うなら大ボケ。
地球における人間の話まで広がってしまうだなんて…
ただLUCYと科学者達に色々説明するシーンの内容が興味深くて、
特に数学の概念で世界は回っているけど、
本当は時間の概念が世界をRuleしてる話はオモシロいなぁと。
終盤はマフィア vs フランス警察の泥臭い銃撃戦と、
モロにトランセンデンスな超未来的な展開の対比が、
ギャグか!と思いました。無駄にテンションだけは上がります。笑
あんだけハイテクやのにUSBかい!っていうのもアッつい!
衝撃度という点では今年一番なのは間違いないので、
映画館で目撃すべきだと思います。

2 件のコメント:

L さんのコメント...

映画見てないしみる予定もないけど
この投稿、笑ったよー

afro108 さんのコメント...

超楽しい映画でしたよ!見てる間はマジ何なんって思ってましたけれども。ベルナルのNOがとても良かったの是非!