2014年9月20日土曜日

ポール・ヴァーホーヴェン/トリック



大阪に帰るたびに、諸先輩方と映画駄話飲みをするんですが、
そのたびに出てくる監督の1人であるポール・ヴァーホーヴェン。
ロボコップや氷の微笑などなど、
映画史に残る作品が数々ある訳ですが、
インビジブルをロードショーで見たことあるくらいで。
とりあえず最新作から見てみるかってことで見ました。
と言いつつも本作はかなり変則的な作りで、
最初の4分だけをプロの脚本家が脚本を書いているんだけど、
続きは応募して集めたアマチュアの脚本の寄せ集め。
それをトータルでヴァーホーヴェンが監督するというもの。
映画の前半は、その経緯や撮影風景など、
DVDの特典でついてきそうな内容。
その後に本編が始まるという構成になっています。
ヴァーホーヴェンのインタビューが中心なので、
彼の映画へのスタンスが知れて、入門編として優れているなぁと。
そして、後半の映画本体も超オモシロかった!
複雑な男女関係を描いた作品なんですが、
バラバラの脚本をまとめたとは思えない完成度。
人をハラハラさせるスキルがハンパねーと思いました。
明確に言葉で説明できないんだけど、
ちょっとした間や撮り方なんだろうなと。
次は諸先輩方が激賞のブラックブック見るで〜

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