2014年9月24日水曜日

ラブ・アクチュアリー



来週からリチャード・カーティス監督の最新作、
About time が公開されるので、その予習として鑑賞。
それに加え、僕のボンクラ友人の1人であるMatsumaeと
飲んでるときに、「女の子と家で見るDVD論」というのを
2時間近く繰り広げたのちに、
最終的にたどり着いたのが本作ということもあり、
果たしてどんなもんなんだい?という確認込みで見ました。
確かに、これが好きな女の子は至極真っ当だと思うし、
ピースな空間に満ちあふれてるのは間違いないんだけど、
大絶賛する気にはなれない感じでした。
色んな家庭や恋人同士、夫婦の関係性を通して、
愛とは何ぞやっていうのをあぶり出していく作品。
オムニバス構造の映画は色々とありますが、
それぞれが有機的に絡み合うポール・ハギス監督の
クラッシュやサードパーソンの方が好き。
本作は単品で詰め込んだ形なので、
ニアミスみたいなシーンは多いけれど、
交錯してストーリーが進展するようなことはない。
そこが物足りない気がしましたが、音楽の使い方が最高。
公開当時、母親が珍しくサントラ買ってたのを思い出しました。
映画の冒頭でも示されるように、Love actually is all aroundな訳で、
様々な話を盛り込んだことによって
「LOVE」の多様性を包含した作品になっているところが好きです。
クリスマスに向けてすべてが収束していくので、
クリスマス前もしくは当日に男女で見ると良いかもね!

2 件のコメント:

L さんのコメント...

同じまっとうなラブ群像劇なら
イタリア的恋愛マニュアルが
どうしてか、おいらすきずら

afro108 さんのコメント...

なんか希薄でつまんないすよね、このオムニバス系のやーつ。イタリア的恋愛マニュアル…邦題が香ばしいっすね。笑 時間できたら見てみます。