2014年9月13日土曜日

フライト・ゲーム



9月は話題作てんこ盛りで、見に行く予定なかったんですが、
タマフルで課題作になり、見てきました。
ほとんど前情報なしで見れたので、楽しめました。
リーアム・ニーソンが主演で、96時間と同様、
ダメ父親なんだけど、鬼神のごとき強さを発揮する。
それが飛行機内という限られた空間かつ、
変則ハイジャックなので、96時間とは違ったオモシロさがあります。
正直、最後まで見るとツッコミたくなる場所も多々ありますが、
そんな映画じゃないので、気にしない〜 like Kohh
リーアム・ニーソンは航空保安官で、
イギリスまでのフライトにテロ対策として仕事で乗っている。
映画が始まって、家族や子どもを女々しい目で見つめるところから、
例の如く、家族に問題あり系かーと。笑
飛行機恐怖症という設定に笑いつつ、無事に離陸。
海外の航空会社の飛行機ではWiFiが使える訳ですが、
ニーソンにメールがきて、
「金振り込まんかい、無理やったら20分ごとに殺すからな」
というハイジャックものです。
良いなぁと思ったのは、出てくる皆がsuspiciousに見えること。
俳優の演技力および顔面力もあるかと思いますが、
思わせぶりな伏線の演出が楽しかったです。
中盤あたりまでは、ニーソンは犯人に振り回されっぱなしで、
挙げ句の果てには捜査してるのに犯人扱いまでされてしまう。
普通の主人公なら、何らかの形で制圧されちゃうと思うんですが、
ニーソンは鬼神なのでゴリ押しで捜査しちゃう。
このように話の流れでも罪を着せられてるんだけど、
端から見てたらニーソンが悪いやつに見えてくる。
このバランス感覚は初めてで、
ニーソンという俳優のキャラが上手く生かされてるなーと思いました。
一番笑ったのは、動揺する乗客を落ち着かせるために、
「飛行機タダにするから!12ヶ月分」ってところ。
しかも客も納得するんやっていうね。笑
終盤にかけては犯人が明らかになると同時に
フライトディザスター要素が高くなってました。
この辺は結構無理な展開かな…と思いつつ。
特に911に絡める必要があったのかなーと。
ただ、ニーソンが事件を解決して笑ってるだけで、
楽しい映画に見えるので、映画っぽい映画を見たい人にオススメです。

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