2014年9月6日土曜日

ボーリング・フォー・コロンバイン



初めてのマイケル・ムーア監督作品。
高橋ヨシキ著「悪魔が憐れむ歌」で取り上げられていたのを読んだときに、
これは見たいなーと思い、やっと鑑賞しました。
ドキュメンタリーで、コロンバインというアメリカの郊外で起こった、
銃乱射事件を軸に、アメリカの銃社会について考える映画で、
非常に興味深かったです。 日本における銃との距離感とは全く異なる、
アメリカの根深い銃にまつわる問題の側面を知ることができます。
マイケル・ムーア監督の作品は結論ありきで、
その結論を補強する材料を集めてきたり、
いろんな人にインタビューしたりする。
ムーア監督は銃や銃弾が簡単に手に入る社会に、
違和感を持っている。
そうそうと思っているんだけど、アメリカの銃所持率や、
銃による殺人事件の多さ等をみると、現実は決してそうではない。
セルフディフェンスの意識が強いなーって感じ。
最近は白人警官による黒人青年を射殺する事件が
問題になっていますが、人種問題だけじゃなくて、
いろんなレイヤーの問題が重なった結果なのかなぁと。
本を読んで勉強しようと思いました。

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