2017年9月20日水曜日

ベテラン


相も変わらずNETFLIX漬けで、
家で常に見ている危険な状態です。危険ドラッグです。
本作は劇場公開時に見逃していたので見ました。
超もったいなかった!と後悔せざるを得ないくらい、
痛快アクション作品で最高最高!
リュ・スンワンと知り納得。
アクションシーンのキレがとにかく素晴らしく、
どつき合いシーンはどれも見応えあって全然飽きない。
(チャカがほとんど出てこないのがナイスだと思う)
さらに本作はコメディ要素もあって、
笑かしてくれつつもハラハラする。
ノリとしてはジャッキー映画に近いものがあるかも。
勧善懲悪ものなので、いかに敵が悪いやつらか?
ここをどれだけフレッシュかつマシマシにできるかで、
映画への感情移入度合いが決まってくると思っています。
脚本もリュ・スンワンが担当しているので、
彼のアイデアだと思いますが、
こんなに極悪なキャラクターをよく思いつくなぁと。
久々に鬼畜の所業という言葉が脳裏をよぎりました。
前半だけで腹わた煮えくり返って、
「こいつだけではできるだけ苦しんで死んでくれ」
と嫌が応にも思わざるを得ないぐらい。
そして主人公が悪を許せない不器用な刑事となれば、
オモシロいに決まっている!
しかも、労働問題を起因とした財閥企業の不祥事隠し
という骨太な社会問題までインクルードしている、
韓国映画の懐の深さを感じました。
これが爆発的ヒットする社会が羨ましい限り。
アクションコメディ見たい方に大推薦!

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