2016年11月12日土曜日

ISSUGI "DAY AND NITE" RELEASE PARTY


ISSUGIの最新作「DAY AND NITE」の
リリースパーティーに行ってきました。
今回のアルバムは現在NY在住のGradiceniceとの共作で、
ソウルフルで力強いビートの上に、
ISSUGIのラップが映える傑作で、
僕はこれまでのアルバムで一番好きです。
また、本作のリリースにあたって、
web上にアップされているインタビューも必読の内容で、
彼のB-BOYイズムがビシバシ伝わってきて、
最近ブームの中にある「日本語ラップ」とは
別次元でヒップホップを体現する人なんだと感じました。
一番てっとり早く分かるのは、
MCバトルの大会であるKING OF KINGS東日本予選準決勝での
T-Pablowとのバトルでしょう。
韻踏み合戦のスポーツライクな形のバトルも
それはそれでオモシロいんだけど、
スタイルウォーズならぬスタンスウォーズとしての
バトルが一番心沸きたつし、
このバトルにおけるISSUGIのブレなさは
むちゃくちゃカッコいいなと思いました。
(ファンの人からすれば何を今更な話かもですが、、)
こんな感じで心を高ぶらせて楽しみにしてたライブですが、
アルバム全曲をやり切りながら、
非常にタイトなステージで最高最高でした。
フリースタイルもあったし、
ゲストにBES、仙人掌まで駆けつけて華やか。
DOWNNORHTCAMPの面々は
いつ見てもカッコ良いなーと思う訳ですが、
結局はラップをいかに「スピット」できるのか、
ということに尽きるのかなと。
要するに自分の言葉を自分のリズムで放つということ。
「綺麗なものじゃ満たせない」
そんな人間が求める音楽が
ヒップホップだと感じた代官山の夜でした。
16FLIP×TRASMUNDOのビートテープも調子良いので、
聞きながら街をヘッドバンクして歩きたい。

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