マイケル・ジャクソン、プリンスといった、
アメリカのブラックミュージックを担ったスターについて、
これまで書いてきた彼が総決算として、
ジャネット・ジャクソンを中心とした、
80'sディーバの話を書いたもの。
むちゃくちゃオモシロかったです!
当然、マイケル、プリンスも好きなんですが、
2人よりもジャネットの方が思い出深いといいますか。
DJ始めたての頃、Got till it's gone、
That's the way Love Goesなど
彼女の曲が大好きでよくかけていました。
ただ80年代の彼女について、
僕はほとんど知らなくて、その部分が綺麗に穴埋めされて、
彼女の全体像が自分の中でよりはっきりとしました。
豪太さんの文章が 普通の音楽評論家と異なるのは、
単純に史実を並べたり、音楽性を語るだけではなく、
点と点を線で結びつけていくところ。
本作は過去の作品よりもその点が群を抜いていると思います。
あと僕は「Control」がデビューアルバムだと思っていましたが、
その前に2作品もあったことを知りませんでした …
(とくに「Young Love」というデビューアルバムが最高最高)
さらにウ オー!と思ったのはDaft Pankが
2013年にリリースしたRandom Access Memoriesへの言及。
好きなアルバムで何回も聞いていましたが、
再び楽しめるようになりました。
当時の音楽と今の音楽との接点も
西寺さんの著書で素晴らしく勉強になる。
その前に2作品もあったことを知りませんでした …
(とくに「Young Love」というデビューアルバムが最高最高)
さらにウ オー!と思ったのはDaft Pankが
2013年にリリースしたRandom Access Memoriesへの言及。
好きなアルバムで何回も聞いていましたが、
再び楽しめるようになりました。
当時の音楽と今の音楽との接点も
西寺さんの著書で素晴らしく勉強になる。
ジャネットを語るにあたって外せないのは
音楽プロデューサーのジャム&ルイス。
彼らとジャネットが発明した音楽が今のトレンドに繋がり、
いかに世界を変えたのか痛感しました。
ディーバとなっていますが、本作に登場するのは
マドンナとホイットニー・ヒューストン。
彼女たちがそれぞれどういった運命をたどるか、
僕たちはすでに知っている訳ですが、
そこに至る布石となる80年代において
鮮やかにクロスする様が描かれていて勉強になりました。
ジャネットがもたらした功績が何だったのか、
当たり前になり過ぎた彼女のスタイル、存在を
「出汁」と例えているんですが、
本作を読み終わった後「まさしく出汁や!」と。
最新作の「Unbreakable」を聴いたときに感じた、
強烈なマイケルの匂いについても書かれていて溜飲を下げました。
出産も控えたジャネットですが、
あとどれだけ彼女の曲が聞けるか楽しみです。
そこに至る布石となる80年代において
鮮やかにクロスする様が描かれていて勉強になりました。
ジャネットがもたらした功績が何だったのか、
当たり前になり過ぎた彼女のスタイル、存在を
「出汁」と例えているんですが、
本作を読み終わった後「まさしく出汁や!」と。
最新作の「Unbreakable」を聴いたときに感じた、
強烈なマイケルの匂いについても書かれていて溜飲を下げました。
出産も控えたジャネットですが、
あとどれだけ彼女の曲が聞けるか楽しみです。
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