劇場公開されていない傑作があると
方々から聞いていたのが本作。
やっとレンタルして見ることができたんですが、
本当に素晴らしくて、めちゃめちゃ好きでした!
日本でもPRIDEやK-1の試合前の煽りVTRで
選手に物語を付与して感情移入させる作りになっていますが、
映画まるまる1本同じ論法。
本作では戦う2人に過剰に物語が付与されていて、
家族を背負い、仲間を背負い、血が繋がっている。
そして、その背景にあるのがイラク戦争とサブプライムローン
という攻め具合も好きでしたねー(アメリカでは2011年公開)
お話自体もオモシロいのに
さらにネクストレベルに本作が到達しているのは、
映画から滲み出るフィジルカル性だと思います。
MMAが題材になっているんですが、
試合を単純にVTRで見るよりも
カット、編集によって迫力が倍増していると思います。
なんといってもトム・ハーディー!
昨年はマッドマックス 怒りのデスロードで炸裂していましたが、
本作で演じたトミーは愛さずにいられない!!漢の中の漢!
せっかくフィルムで撮られた作品なので、
いつか名画座でいいから劇場で観たいです。
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