2012年11月25日日曜日

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー



マン師!ヒートに引き続き2作目。
TSUTAYAの発掘シリーズで出てます。
ケイパーもので、これまで見てきたクラシック系の中では
ダントツで好きでした。それが何故なのか…
もうね、とにかくカッコイイ。
主人公は別に超イケメンっていうわけでもないし
ハゲかかっているけどカッコいい。
これが何故なのかを言葉にするのは野暮ってもんだけど
映画全体を通じて、悪いやつっていう印象がないからかも。
短気だけど、根は良い奴なんだろうなと思わせる。
劇中では2回強盗を行うけど、被害者が出ない。
Get awayとか突破口は強盗に巻き込まれた人とか
実行した奴がバンバン死ぬ。
でも、本作は計画が周到に練られたものとして描かれ
強盗シーンはあくまでサラッと。
ヒートでもそうだったけど、強盗シーン、
つまりアクションにしっかりこだわるのは勿論のこと
人間ドラマもしっかりしてるのがマン師。って思います。
主人公は強盗を生業にしてるけど、早く足を洗って
コーラジュで作った自分の未来を描きたいと考えている。
奥さんも見つけ、あとは幸せな生活だけだと考え
犯罪組織の大ボスと手を組み、大きなヤマに挑む。
そこからはもう逃れられない連鎖で、どんどん物語が進んで行く。
とくに印象に残っているのは養子をもらいにいくシーン。
ここは「ハッ!」としました。しょうがない側面もあるけど。
終盤の怒濤の展開は個人的にはヒート超えかな。。
まるでジェットコースターに乗ってるかのように進むので。
男なら誰でもアガル!! あとマン師の撮る夜の美しさも最高!
超オススメ!

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