2012年10月2日火曜日

最強のふたり

映画の日に。見た劇場が最悪だったので、あそこには2度と行かない…

肝心の中身ですが、普通に良かった!超オーソドックス。
去年フランスで公開されたのち、今年日本で公開されて
大した宣伝してないのに、口コミでバズりまくって
公開から結構経ってるのに、TOKYOではまだまだ上映している状況。
正直、もの足りないと思う人もいるかもしれませんが
なんせタイトルにもあるよう「最強のふたり」が非常に良いのです。
特にオマール・シー演じるヘルパー役は最近観た映画の中でも
相当好きなキャラクターです。
まず、ブラックミュージックを愛してるところがイイ!
しかも、近年のHIPHOPとかR&Bじゃなくて、
Earth Wind Fire とかKool and The Gangなどのディスコ好きという設定は
この2012年においてフレッシュでした。
劇中で使われてるEWFのウルトラ・クラシック

September
Boogie Wonderland

この2曲が使われてるんですけど、両シーンともめちゃくちゃ良い!
なんていうかなーウルトラベタ曲なんですけど
ベタの持つ最大限の良いところが発揮されてるといえばいいのでしょうか。

話のあらすじは、金持ちだけど身体に障害を持つおじさんと
貧乏だけど健常者の若者が被介護-介護の関係で
お互いの絆を深めるという話。実話ベース。

見たこと無いあなたがこれを読んで、予想した通りの話以上でも以下でもないですw
特別なことは目立ってはないけど、1つ1つしっかりしてるから強固。
そして、見た目一応解決したように見える作りで
不幸なストーリーがほとんどないのがイイところでもあり、悪いところでもあるかなー
この主人公2人は冒頭は少しうまくいかないけど
一旦仲良くなったあとは、ずっとそのままというか…
なんか乗り越える感じがないのが気になったかなー
でも、そんなこと言いながら結構ラストは好きなんですよね。
粋だね!と思いました。

このタイプの映画って、どちらかが強者で
それぞれの環境におかれて初めて色んなことに気付く。
みたいなのが多いと思うんですけど、
この映画はお互いが求めるものを互いに埋める形になってて、
そこもなんだか心地いいなーと思ったす。
弱者に対して、「あー弱者なんだねーかわいそうだねー助けてあげよう」
みたいな日本にいるhypocriteは
人への思いやり方をよく目に焼き付けな!
DVDでも全然いいですが、見てみそ。

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