2012年10月20日土曜日

United 93


あんまアクション見てないなーと思って。

結構軽いノリで見たんですけど、なかなかヘビーでした。。
アメリカの911で、ハイジャックされて
唯一犯人側にとって"失敗" となったユナイテッド航空の93便の話。
もっとフィクションタッチで描かれてるかと思いきや
全くそんなことなく、かなりドキュメンタリーに近くて
どうなるか分かっていてもハラハラしました。
物語は主に3つの場面から構成されていて
1つはUnited 93便内 、2つ目は管制センター、3つ目は米軍。
それぞれハンディカメラで撮影されてるシーンが多くて
迫力ある作りになってました。
この事件については表面的にしか知らなかったし
この映画で出てくることがすべて真実かはさておき
アメリカがはじめて自分たちの国土を攻撃されて(真珠湾を除いて)
パニックに陥いる姿が痛烈に描き出されてますよね。。
現実の結果としては、攻撃を主導したアフガニスタンに対して
武力を行使したわけですが、それよりもホントは救えた命だったのでは?
と思うような作りでした。特にこの93便については。
この手の映画は政治的なスタンスの違いで見方が全く変わるし
被害者の人は一体どういう気持ちで見るのだろーかと思うとね。
映画として、"記録" するという役目を果たしているので
ボクは公開されてよかったと考えています。
(ただし、93便の中で起こった話は、そこにいた人しか分からない…)
 とーまーツラツラ書きましたが、
色々考えるキッカケになる点では良い映画です。
I'm an atheist.

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