2017年8月6日日曜日

REFUGEE MARKET / WISDOM @Liquid Room


DOGEAR10周年を記念した、
REFUGEE MARKETに遊びに行ってきました。
今回はライブ中心で仙人掌 BACK TO MAC TOUR FINAL、
ISSUGIのSPECIAL BAND SHOWCASE WITH BUDAMONK、
DOWN NORTH CAMPのSHOWCASEの3部構成でした。

仙人掌 BACK TO MAC TOUR FINAL
アルバム「VOICE」の曲を中心とした構成。
世界はゲットーだ、とっくに!という
悲観的な見方とは裏腹に仙人掌のバイブスは高く、
ライムを叩き付けるようにスピットする姿がかっこ良かった。
最大のサプライズはSEEDA、BESを呼び込んでのFACT
仙人掌のCCGへのシャウトアウトから、
上記の2人が出てきて3人がステージに揃い踏み。
めちゃくちゃ盛り上がった。
そして、SEEDAが1人ステージに残り花と雨を披露。
途中でビートが差し代わって16FLIP REMIXに!
しかもISSUGIがステージに登場、2人が握手を交わす。
こんな歴史的な瞬間が他にあるのか!
(照明が本当に最高の仕事をしていた)
アルバム収録曲について
BRON-K以外のFeaturing勢がすべて登場する豪華さで、
とくにVOICEのSAXが生演奏で
アルバムとはまた違った味わいで好きでした。

ISSUGI SPECIAL BAND SHOWCASE WITH BUDAMUNK
この日一番楽しみにしていたライブ。
もともとサンプリングベースのループミュージックで
音楽的理論とは離れた場所にあるISSUGIの楽曲たちが
どんな風にアレンジされるのか楽しみにしていたのです。
DAY AND NITEの楽曲が中心だったんですが、
本当に最高だった!!
(PAアウトの録音でもいいから売って欲しい)
とくにWATER POINT REMIX、MIDNIGHT MOVE、5ELEMENTSは
バンドアレンジとの相性が抜群!
リズム隊をWONKのメンバーが担っていたことが
重要なポイントだった気がします。
もたったビートのノリをきっちり再現しつつ、
展開つけるところはきっちり展開つける、
メリハリが効いていて曲たちが進化していました。
DNCとWONKの繋がりは必然かと思うので、
今後にも期待したいです。てか見たいです。

ちなみに幕間ではCRAMのビートライブとPUNPEEのDJ。
CRAMのビートライブがめちゃくちゃカッコ良かった!
「何も言わずに首が振れるやーつ」の代表例。
踊れるグルーブをもったHIPHOPのビートは
いつ聞いてもグッとくる。
TRAPも聞くけどやっぱこれだなと再認識。
PUNPEEのDJは分かってらっしゃる選曲で、
最後のSLACK、CAKEの大合唱が気持ちよかった。

DOWN NORTH CAMP SHOWCASE
前2つのライブの完成度があまりにも高過ぎて、
このシークエンスのワヤ感が凄まじかった!
あぁ、HIPHOPってこういうところもあるよなと。
DOGEARRのカタログを振り返るように
入れ替わり立ち代わりでラッパーが登場して、
様々な楽曲が披露されていく。
大石始さんの言葉を借りるなら
ここで際立ったのはMONJUのメンバーの「ラップ筋力」
とくにISSUGIと仙人掌はリリック全然飛ばさないし、
声のボリュームもまったく衰えない。
屋台骨の2人がいるから、ここまで大きくなったんだなーと。
(ここにSLACKがいればという思いは否めなかったけど)
10周年という晴れ舞台に加えて、
TAMUへの追悼も今回のライブのハイライト。
ISSUGIが「SICK」でTAMUのバースまでキックして、
DNCのアルバムの収録曲「Gingira」へ。
(TAMUのバースといえば、
「But  This Is Way」のバースが1番印象的。)
色んなHIPHOPがありますが時代に流されることなく、
自分達の好きなものをストロングスタイルでやり続けること。
その漢気のカッコ良さに惚れ惚れした夜でした。

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