2015年6月27日土曜日

マッドマックス 怒りのデス・ロード



予告編が公開された段階でめちゃくちゃ高まって、
マッドマックス1,2,3をすべて見直し、
映画秘宝の特集も読んだりして、
IMAX 3Dにて気合入れて見てきました。
先日見た海街diaryで言語化できない多幸空間が
描かれているということを書きましたが、
本作はもう言葉なんていらねー!
Don't think feel!!とブルース・リーばりに言いたくなる、
圧倒的すぎる映画体験!!
アタマからケツまでアドレナリン出っ放しで、
抑揚なんてクソくらえ!というレベルで、
終始テンションを上げさせられる。
本作をリアルタイムで見れる幸せを何度も噛み締めてました。
お話としては3に近くて、流れ者のマックスが
女性たちと共闘しながら街の権力者を
ブチのめすというシンプルなもの。
冒頭ナレーションから始まり、
髪、ヒゲボーボーのマックスが
奇形のカメレオンを喰っちゃうところから始まる。
この時点で最高に決まってんじゃん!とサムアップ。
興奮そのままに捕まってからのesape、タイトルどーん!
フォー!と思わず声を上げたくなっちゃう!
ここからはエゲツないテンポでカーアクションのつるべ打ち。
IMAXで見てることも伴い、圧倒的ライド感!
しかも、このアクションの多くがいわゆるリアルガチ。
VFX全盛の2015年だからこその尊さ。
本当に感覚的な話だけど、VFXでは出ない味、匂い
といったものを感じました。
あとセリフがかなり少なくて、
画面の力でひたすら押していくパワーゲームスタイルも
IMAXとの相性グンバツで素晴らしかったです。
ディテールを語り始めるとキリがないんですが、
砂嵐が明けたあとはすべてが見所!
バイク集団による谷でのアクション、
火をふくギター野郎、髭男爵等、
敵がめちゃくちゃ魅力的なのが好きでした。
その最たる例が敵ボスのイモータン・ジョー
ビジュアル、言動どれを取っても悪!
って感じで大好きだったな〜
彼の子どもを産むための5人娘が
マクガフィンとなっているのも
21世紀の今だからこそな内容だなと。
つまり、マチズモ全開の荒廃した世界において、
希望の光となり得るのは女性であり、
それをget backする物語な訳です。
女性がかっこいいことを体現するのが、
シャーリーズ・セロン演じるフュリオサ。
隻腕の女戦士という設定に上がらざるを得ないし、
マックスよりも彼女の存在が際立っていると思います。
またエスケープした先に待つのが
おばあさんたちっていうのもオモシロくて、
しかも暴れまわるんだもの!最高じゃん!
マックス&女性集団の必死の逃走劇が繰り広げられ、
ラストのフュリオサvsジョーのところで
完全にサムアップ!
さらにニュークスの利他的行動に号泣メーン!
この物語でもっとも成長・変化したのが、
彼なんだから言うことなし!
いかんせん、映画館で見て映画の圧倒的なパワーに
耽溺することをオススメします!

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