2014年12月28日日曜日

鬼龍院花子の生涯



五社英雄監督の作品を見ようと思い、本作から始めました。
今年の始めに東映作品をいっぱい見よう!と決意したものの、
ほとんど見れていません。早く見なきゃと思っている間に、
鈴木則文監督、菅原文太も亡くなってしまいました。
若い人にとって、古い映画見るのは面倒ですよね。
僕もそんな人間でしたが、
2014年の今でも語り継がれているものは
やはり映画として圧倒的な強度があります。
そして、本作もそんな作品の一つでした。
ヤクザ一家の養女である夏目雅子演じる松恵の視点で、
高知の鬼龍院 家の栄枯盛衰を見守る話。
この映画全体からほとばしる妖艶さ、エネルギーは、
映画でしか体験し得ないものだと思います。
(有名な「なめたらいかんぜよ!」は松恵のセリフ)
とくに主演の夏目雅子、仲代達矢の演技は
鬼気迫るものがあり目が釘付けでした。
吉原炎上や極道の妻の1作目も早く見たい!

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