2014年8月10日日曜日

私はロランス


劇場で見たかったけど、見逃したやつ。
見た人の評判が超高かったので、期待してました。
オモシロかったんだけど、3時間弱は長過ぎかな…
性を超越した愛の形を模索するという点では
アデル、ブルーは熱い色に似てると思います。
アデルの方は若い頃の話なので、
甘酸っぱい要素も多分にあったけど、
本作はオジさんがある日突然女性として生きるという話。
ゆえに重みが違うというか…
自分の性を抑圧していて、そこから解放されるオジさんと
その解放によって戸惑う彼女という対比が興味深かったなー
2014年現在では映画の舞台となっている90年代よりは
トランスセクシャルやバイセクシャルに対する接し方というか、
なんともならない部分との葛藤がね〜
映像もオモシロくて、MVみたいな演出がたくさんあります。
話自体はシンプルな男女関係の話だけど、
その演出のおかげで飽きずに見れました。
(にしてもちょっと長かったけれど…)
新たな愛の形について考えるにはうってつけの作品。

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