2014年7月26日土曜日

机のなかみ



吉田恵輔監督の作品を見ていく流れで。
「さんかく」が評判になったときから、
 薦められていましたが、なんやこれ!
メチャクチャおもろいやないか!
ええ加減にしーや!©小薮干豊さん
少なくとも「さんかく」好きな人は必見だし、
僕は断然こっちのほうが好きでしたねー

芸人のあべこうじが主役で家庭教師役。
彼が高校生の女の子の家に勉強を教えにいくと。
そして、勘違いからろくでもない展開となり…という話。
「さんかく」と同様、前半は男目線で
女子高生に恋に落ちていく姿を捉えています。
もうこれがねー男ってホント馬鹿だなーと
客観的に見てたら思うんだけども、
いざ当事者に立ったら、果たして…?という絶妙さ。
そして、この映画中盤で一旦リセットされ、
今度は同じ話を女子高生目線で描いていきます。
こっちは甘酸映画として本当に素晴らしい。
こっちは三角関係の恋愛模様で、
友人以上恋人未満の煮え切らない表現として5億点。
とくにカラオケで、女子高生が歌う
JUDY AND MARY の「ドキドキ」は悶絶死。



甘い成分だけじゃなくて、
エグ味ある成分もきっちり描いてくるところは、
まさに吉田恵輔イズムと言っていいでしょう。
「さんかく」でkillされた人は必見!

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