2014年1月16日木曜日

プッシャー3



1,2ときて、最後の3を見ました。
1,2ではヤクの元締めとして、
活躍していたミロが主人公!
この時点でうぉー!と思って見てましたが、
最後まで気を抜けない最高の映画でした。
2よりもまたレベルがグンと上がっている印象。
映画のルックもそうだし、
主役、脇役関係なく、キャラ立ち具合が
作品を重ねるごとによくなっていると思います。
こういったシリーズものって、中だるみしがちだけど、
主人公が全部違うからか、どの作品も飽きないし、
2以降は少し知ってるやつの物語で、
そこを深く描いていくっていうのは、シリーズの醍醐味!
結果的には3が一番好きかも。

ミロは仕事としてヤクの売買を続けているけど、
自分自身はヤクを断とうとセラピーに通っているところから、
映画が始まります。その断つ理由が娘。
映画はある1日の話なんだけど、その日は娘の誕生日。
お祝いパーティーをミロは取り仕切っている。
それと同時にヤクの売買でトラブルが起こり、
パーティーとトラブルが並行して進む。
このトラブルっていうのが、
ヤクの売り手がエクスタシーとヘロインを
間違えたことに起因してて、
年を食ったミロはエクスタシーの取り扱いが分からない。
ここであたふたするのが、
PC使えないおじさんみたいな感じで、チャーミングw
(結局、人に任せたことでトラブルとなる。)
あとミロは娘のパーティーの料理も自分で全部作るくらい、
料理が大好きなんだけど、彼の料理を食った部下たちが
お腹を壊して、一切役に立たないっていうのは笑った。
そして、これも大事な前フリなんですなー
後半、自分で禁じていたヤクに
手を出してしまったところから、物語も一気に加速!
周りに頼れる人いないから、
昔の仲間に助けを求めるんだけど、こいつが超怖い。
はじめ見てたときは優しそうな目やなーとか思ってたけど、
だんだん狂気を秘めた目に変貌していく。
しかも、冷静に確実に惨いことをするっていうね…
今年公開のOnly God Forgivesがますます楽しみになりました。

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