2013年3月23日土曜日

南極料理人



横道世之介を見た帰りに借りました。
近所の映画館の横にはツタヤが隣接しているという
映画好きはたまらん作りなんですが
沖田監督作品全部見てみようということで。

2作連続で見た事で、沖田監督の味わい深さがよく分かりました。
結果、この作品も好きでした。

南極の基地でいえば昭和基地が有名ですが
さらに極寒の基地での料理人のお話。
下界とは隔離された中で男たちの生活が描かれる。
淡々とした生活の中で見られる男たちのじゃれ合い。
この部活感!多幸感!がホントいい。
あと料理ですよねー出てくる料理は特別なものではないけど
超おいしそうに見える。さらにその料理を巡って
人に料理を作ってもらうことの尊さを
ギトギトの唐揚げを通じて語るっていうw
美味しいとか美味しくないとかじゃないよと。
作ってもらうことのありがたみ噛み締めろよと。
(全然関係ないけど、
きたろうのラーメンのくだりも好きでしたw)
基本的に映画全体からは多幸感びんびんなんだけど
ちょろっとビターさを挟み込むって作風なんですね。
押しつけがましくないから、ボクはこの世界観好きなんだけど
嫌いな人は嫌いかも。オススメ。

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