2013年3月24日日曜日

キャビン


公開前から方々で話題になっていたので、ついに。
池袋のアノ映画館は見にくいからホント嫌だと再認識。
そんなことはさておき、死霊のはらわたを予習で見る準備を整え
劇場に乗り込んだんですが、見てなくても良かったというか
そんなことより色んなことがぶっ飛んでました。
もう何から話せばよいやら…って感じですw

男女5人組で山小屋行って、呪文唱えて悲劇が始まるという設定は
もろに死霊のはらわたとほとんど一緒。
だけど、この映画がそんじょそこらのホラー映画と異なるのは
メタ視線をそのまま映画の中で見せるという荒技を使っている点です。
ある種マトリックスに近いとも言えるかな。
ホラー映画のような状況を作り出し、それをwatchしてる人がいる。
ホラーとされる部分の作りはありきたりだけど
ゴールがどこなのか見てる間には皆目見当もつかないから
興味が持続して、飽きずには見れました。
終始メタ視線が挟み込まれるから、全然怖くなくて
ホラーというか最早コメディだと思います。
彼らの目的が終盤で明らかになってくるけど
それもまさかの展開で笑ってしまいましたw
見方によっては、これまでのホラー映画内で殺されてきた人達への
追悼映画でもあると言えるとも思います。
あと、ホラー苦手で好きじゃない人は本作を最初に見てから
ホラー見ると俯瞰目線を体得できるので、それも良いかな。
エポックメイキングではあるので、見て損はなし。

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