2013年3月3日日曜日

エンド・オブ・ザ・ワールド


高橋芳朗さんのTweetを見て。
「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル×キーラ・ナイトレイ。
小惑星が地球に衝突することが分かり、残された時間をどう過ごすかの話です。
もっと突き詰めて言えば、最後を誰と過ごすか?
が大きなテーマだと言えると思います。
主人公(ドッジ)は地球滅亡を契機に奥さんに逃げられる。
失望している中で世界はパニックなっていく。
皆は、もう世界が終わりだから何でもあり!
そんな中で終末思想になじめず、なんとか日常を生きようとする。
奥さんのことも気になるし、昔の恋人のことも気になる。
そして、近所に住むキーラ・ナイトレイと
暴動から逃げることで、映画が実質的に始まります。
まーキーラ・ナイトレイがカワイイし、微妙なメンヘラ具合が絶妙。
物語の前半はかなりコメディタッチ。
全編コメディタッチかなーと思いきや、後半は結構重め。
普段生活している中で、おそらく何かを優先もしくは大切だと考えて
選択してると思うんですね。
けれど、普段は考えてない死のファクターが入ってくると
その順序はガラリと変わる。
つまり、自分の時間をある程度逆算して生きてる。
エンディングはこの辺の話です。
色々どうかなー?と思うこともありましたが
自分で確認してください。
あと本作の何が良かったといえば、音楽が大きくフォーカスされていること。
しかも、それがレコードなんですねー
キーラがレコードコレクターで逃げるときもレコードを手放さない。
特に好きだったのは、キーラがレコードへの愛着を語ったあと
ドッジが彼女の部屋でレコードを見つめるシーンが最高でした。
単純なLoveじゃなくて、Likeを包含するLoveを体感できる良い映画。
見た方は以下の高橋芳朗さんの解説もご参照くだせい。

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