2015年4月16日木曜日

ライブテープ


松江哲明監督作品。
こちらも5つ数えれば君の夢と同様、
九龍ジョー氏のメモリースティックで知りました。
主人公はシンガーソングライターの前野健太で、
彼が正月の吉祥寺の街中を歌いながら、
徘徊する姿をワンショットで撮った作品。
現実と虚構、日常と非日常の狭間で
前野健太の声が鳴り響く。
ゲリラ撮影でドキュメントタッチなんだけど、
ポイントポイントにバンドメンバーがいて、
吉祥寺の街を歌で彩っていく姿はめちゃかっこいい!
直前の監督と前野健太の対話の効果もあり、
終盤の公園での歌は一番グッときましたね。
(ここにceroの高城氏がいたっていう奇跡)
誰か大切な人を亡くしたとき、
どういう風に受け止めるのか。
特にものを作る人たちが死を受け止め、
それを作品へと昇華していく姿が、
ナマナマしく刻まれていると思いました。
次はトーキョードリフターを見たいと思います〜

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