2014年6月7日土曜日

ペイン&ゲイン



映画秘宝のDVDスルー特集で、
巻頭で取り上げられていた作品。
監督はマイケル・ベイ。
アルマゲドンやバッドボーイズ2バッドetc以降、
大味映画監督の代表格として評価されてきた訳で。
僕も半笑いで「マイケル・ベイ?」と思ってきたんですが、
本作はめちゃくちゃオモシロかったです。
考え方を改め、過去アーカイブdigりたいっす。

マーク・ウォールバーグが主人公で、
ジムでトレーナーとして働く筋トレマニア。
彼が訪れた自己啓発セミナーで、
「やる人間」か「やらない人間」か?
という問いに「オレはやる人間だ!」と覚醒。
こんなに筋肉モリモリなのに、金持ちになれないのは何故だ!
そこで努力して自分を高める訳でもなく、
短絡的に誘拐強盗を行うことで、金持ちになろうとする話。
「やったやつ」が勝ち上がるんだ!という
アメリカン的な価値観=アメリカンドリームを
ブラックジョーク交えつつ、シニカルに描いています。
ベイ作品の特徴といえば、
過剰なアクションが醍醐味と言われていますが、
そこは他の作品よりは抑えめでした。
強盗したあとは金を手に入れて、
すべて手に入れたように思うんだけど、欲望にキリは無くて。
さらなる強盗が始まってからは、負のスパイラルに突入。
恐ろしいのがこれが実話ベースの話ってこと。
特に最高だったのが、
ドウェイン・ジョンソン a.k.a ザ・ロック!
前科者で刑務所でキリスト教信者っていう設定が
あの肉体とのギャップでオモシロかった!
しかも後半はコカイン中毒がぶり返して…というね。
全体的にバカっぽいけど、じゃあ「やらない」でいいのか?
とか考えさせられたりもしました。
次はトランスフォーマーシリーズを見ようかな!

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