2013年11月25日月曜日

仁義なき戦い 完結編



立て続けにぶっ込みました。完結編。
前作では頂上作戦により、多くの幹部が逮捕された訳ですが、
広能だけは仮釈放中であったがゆえに、7年強の刑に服している。
その一方で、山守はすぐに出所して引退。
その跡目をついだのが武田。前作で描かれていたとおり、
暴力団への締め付けが厳しくなっていた中で、
知性派の武田が取った手段が暴力団を政治結社と見立てるという作戦。
そこに広島の組を終結させて「天政会」を組織する。
この天政会も摘発されてしまうんですが、
武田の片腕である北大路欣也演じる松村がその穴を埋める訳です。
北大路欣也は広島死闘篇に引き続き2回目なんですけど、
今回は武田同様に知性あふれる役柄で、なおかつバイオレンス。
この2面性はかっこよかったし大好きでした。
かたや、敵の昔ながらのヤクザを演じるのが松方弘樹。
この人、仁義なきシリーズで何役やんねんっていうくらい、
出てくる訳ですが、野性味溢れる暴力性は最高でしたね。
本作では時代が若い者に移っていくという描写が多くて、
おじさんたちがせっかく根回ししても、
若さゆえの勢いで殺しちゃうし、しくじって死ぬ事もある。
この辺の無常観については、本作も広能と武田のやり取りが肝で、
ホテルでのサシの会話や松村の襲名式でのやり取りは
たまらんな〜って感じでした。
ブル−レイのBOX、ボーナスでイッたろかな思うちょりますけん。

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