2013年11月25日月曜日

仁義なき戦い 頂上作戦



代理戦争を見てから、だいぶ時間が経ってしまいました。
前作は代理戦争の下地作りだったので、こっちが本編とも言えるでしょう。
頂上作戦というタイトルの割には地味めというか、
ドンパチあるものの少なめでした。
大阪の明石組と神和会の代理戦争として、
菅原文太演じる広能の組、打本会 vs 山守組の抗争が
前作よりも具体化し、激化していく。
それと同時に暴力団の存在が世間から疎まれる時代に突入。
警察との戦いも表面化してくるのが、これまでの作品と違います。
そして、暴力団の存在意義も問われてくる。
自分たちがいるせいで、若い衆が命を落としていく現実。
これまでは、ある意味無邪気に殺し合い、
パワーゲームを行ってきた訳ですよ。
彼らが上の立場になり、その無常さに気づいていく。
シリーズを通じて、それらを楽しんできた自分に対しても、
問うてくるような作りなのがおもしろいし、好きでした。
それが一番露呈するのが、ラストシーン。
広能と武田の刑務所でのやり取りは最高だったな〜
なによりも小林旭演じる武田が好き過ぎる!
ここから完結編と続くのであった〜(オープニングのナレーション風)

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