2013年11月10日日曜日

グランド・イリュージョン



ジェシー・アイゼンバーグが出演していたので、見ました。

予告編見たところでは、The アメリカ映画って感じでしたが、
良い意味でも、悪い意味でも、その期待を裏切らない作品でした。

基本はケーパーものですが、それにマジックを絡めているのが特徴。

路上マジシャンとして活躍していた4人が力を合わせて、
ある目的を達成するためにマジックを使って強盗を行う話。
4人のマジシャンの敵は2ついて、
警察とマジックの種明かしの達人。
この達人をモーガン・フリーマンが演じてます。
警部をアヴェンジャーズのハルク役の人。
4人は路上マジシャンという共通点はあるんだけど、
マジックの特徴はそれぞれ異なる。
メンタリズム、カードマジック、体当たりマジック、
マジックを使ったスリ。
冒頭で上記の特徴が首尾よく、これが紹介されるのはナイス。
とくにホログラム発動するところはワクワクMAX!
ケーパーものは最初のシーンが大切だと思う!
ここから4人が組んで、マジックショー兼強盗ショーという、
とんでも展開がいきなりぶっ込まれる。
最初は「エッー!」と思うけど、マジック×強盗の相性がイイ。
(そもそも現実の強盗という行為がマジックのようにtakeすることを
理想としていることに起因する訳ですが…)
パリの銀行から金を盗み、ショーにきてた観客にバラまく。
しかも警察に悠々と捕まる。
ここでのジェシー・アイゼンバーグのカウンターが最高なんすよね〜
超早口台詞の有無を言わさないロジック。
2回目のマジックショーも趣向が違ってオモシロい。
最初はマジックのオモシロさを存分に見せつけてからの〜
パトロンへの大逆襲!このマジックは種明かしはされないけれど、
「フリーズ」のギミックは分かってても笑ってしまったw
このあとは一気にテンポが加速していく。
カーチェイスもあるし、ハラハラ展開の連続。
この間、モーガン・フリーマンがずっとドヤ顔してるw
オレは全部分かってるで〜って。
最後の強盗は金庫破りで、そこの奪った金をNYでばらまく。
このシーンも豪勢で、プロジェクションマッピングが使われてる。
映画で使われてるの初めて見ました。
最初の事件のフリが効いてて、ミスディレクションされる。
このミスディレクションっていう考え方って、
映画でも大事だと思うんですよねー
別のほう見せといて、ふとした瞬間に伏線が回収されると
オモシロいと感じる訳ですから。
なんですが、最後の最後にドンデン返しがあって、
それがあんまり上手くないというか…
えっ!とは思ったけど、ちょっとずるくない?と思いました。
恋愛要素も無理くり感が…
ゴージャスだし、楽しいから、楽な気持ちで見れる良い映画です。

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