2013年11月24日日曜日

ミッドナイト・ガイズ



映画秘宝で特集組まれてたのを読んで、見に行きました。
上映館、回数も限られていたからか、満席。
最近見た中では一番おもしろかったです。
主演はアル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、
アラン・アーキンの3人。
3人は親友で、かつてギャングだった。でも、もうおじいちゃん。
28年の刑期を終えたアル・パチーノが出所するんですが、
ウォーケンがケツ持ちから彼を殺せと命令されていて…という話。
その出所のところから始まるんですが、
そこでかかる曲がBaby HueyのHard Times!!
これに限らず、本作のBGMはほとんどすべてが
イナたいファンクで、この映画の渋みにマッチしていてナイス。
ウォーケンが出所したアルパチーノを迎えにいく訳ですが、
出所したての彼が「パーティーしようぜ!」と言う。
はじめはなんのこっちゃ分からないんですが、
それはSEXのことなんですねー
娼婦館に行くんですが、パイプ(彼曰く)が錆び付いてて勃たない。
そこでウォーケンがしょうがねーなーと言いつつ、
ドラッグストアへ空き巣に行く。
そこで勃起薬を盗むだけではなくて、
ウォーケンが自分用の薬(高血圧、緑内障など)も盗むのはカワイイ。
事を済ませたのちに、ホントのパーティーに行くんですが、
アルパチーノのダンスシーンは甘酸ポイント。
あとこのシーンでウォーケンの盗んだ薬を、
まるでコカインのようにキメルシーンはクソ笑った。
病院行くすったもんだがあり、アラン・アーキンが登場する。
彼は老人ホームにいる訳ですが、かつてはドライバー。
昔取った杵柄で、ドライブテクは抜群だし、
チ○コはデカいという男の憧れの存在。
なによりもこの3人が昔にもどり、
キャッキャしているのを見るのが萌えるし、燃える!
女の子を助けてから、報復するシーンは痛快。
アーキンは死んじゃうけど、老人ホームで
そのまましょぼくれて死ぬより良かったと思うよ!
(娘がすぐ納得するのはおかしいと思うけどw)
ウォーケンは朝までにアルパチーノを殺さないといけないんだけど、
彼と時間をともにすればするほど、
果たしてそれでいいのか?と逡巡する。
カフェであることをアルパチーノに指摘され、
ともに戦う事を決意する。
最後はアルパチーノと2人で黒スーツに身をつつみ、
銃両手にケツ持ちのところに殴り込みをかける。
(この手前の)
そして、本作のエンディングは間違いなく今年No.1レベル。
鳥肌がゾワーっと立ちました。
これまでのがギャング映画とは違うおもしろさ。
そしてエンドロールで流れるボンジョビの曲で泣きました。
むちゃくちゃオモシロいので、是非劇場で!

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