2013年9月27日金曜日

高地戦



去年映画館で見逃していたので、DVDにて。
プライベート・ライアンよろしくなバキバキの戦争映画。
本気の戦争映画は本当の反戦映画となるのがよく分かる。
これ見れば、戦争に行きたいだなんて誰も思わないはず。
舞台は朝鮮戦争。当時は停戦協定の締結が難航し
38度線で戦いが拮抗している。
その中でも、ある高地は戦闘が激しく
毎日のように北と南で支配権が変わる。
その高地のある場所にお互いの国が持っている
嗜好品であったり、手紙であったりを埋めておいて
交換するんですね。普段はお互い殺し合っているのに。
前も書いたかもしれませんが
北朝鮮と韓国の戦争は
東京と大阪で戦争しているもんだという話があって。
それは極論すぎやろと思ってたんですが
この映画見ると、それも大げさじゃないのかもと思いました。
話す言語も同じだし。敵国に家族がいたりするし。
戦争で割を食うのは最前線の人間っていうのも分かる。
韓国側の視点から主に描かれる訳ですが
この韓国軍のやつらが最高なんすよね。皆イイ顔してる。
感情移入してしまうから、最後の戦いが辛い、、、
停戦は決まったにも関わらず、国としての領土争いのために
尊い命がガンガン失われていく。
心に響く戦争映画でした。

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