2015年5月4日月曜日

ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界



ジェイソン・ライトマン監督最新作。
レンタル店で見かけて見落としてたかなー
と思ってたらDVDスルーでした…
もうアメリカのコメディ作品は
本当に劇場で見れないのかもね。。

前作のとらわれて夏が文芸チックだったのに対して、
本作はいつも通りな感じでとても好きでした。
SNS含めインターネットをテーマにした内容で、
そのダークサイドにフォーカスしています。
近年、国内外でTwitterやFacebookが
映画内でも頻繁に出てくるようになっていますが、
あくまでツールの一つであることが多い中、
本作はその社会性や存在意義を捉えている点が
とても興味深いと思います。
原題のMen,Women,Childrenのとおり、
劇中で登場するのは中高生とその家族。
彼らは皆インターネット登場以降可能になった
サービスを利用し、己の欲を満たす一方、
可視化されていく社会の生き辛さを感じている。
オープンなSNSとクローズなLINEやTEXTの
使い分けが絶妙で素晴らしいし、
それをビジュアルでも見せてくれる。
一方の大人たちは子どもの悪用を食い止めようとしたり、
逆に積極的に自らも加担してしまったり。
一番ブチ刺さった例を書くと、
ある家族が離婚し、母親が出て行ってしまう。
その母親の再婚をFacebook経由で息子が知る。
そして、母からFB上でブロックされる…
エゲツなさ過ぎて少し泣きました。。
日本版で作ってもオモシロイものできそうだなーと思います。

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