2018年6月5日火曜日

2018年5月 第4週

5月21日
早めに起床。忘れ物がないか最終確認し出発。
東京駅から成田空港まで1000円のバスで移動。
平日なので結構空いてて何なく搭乗することができた。
時差ボケになると結構キツいと聞いていたので、
アドバイスどおりひたすら寝まくる。
ラッキーなことにこの便はガラガラで
4人席で1人しか座っていない状態だったので
フルフラットで快適睡眠。
機内食とお酒のコンボを華麗に決めつつ。
到着後、SBのアメリカ放題でSprintに接続。
先日のクソ対応のせいで
ハラワタ煮えくり返っていたけど、
このアメリカ放題だけは
ポケットWifiやSIMカード要らずで超便利。
ありがとうソフトバンク。
イミグレでめちゃくちゃ質問されて結構戸惑った。
別のレーンはすいすい行っているのに、
僕が並んでいるところだけめっちゃ渋滞。
きっちり仕事しているということなのだろうけど。
宿泊先は友人宅なのでLyftという
自動配車アプリを使ってその便利さに衝撃を受けた。
相乗りだと破格の値段で移動してくれるし、
ドライバーの聞いている音楽は特徴あるし、
全く知らない人間3人もしくは4人と
ドライブするなんていう体験はなかなかできない。
日本では白タク規制厳しいから、
なかなか難しいのだろうけど、
テクノロジーと物理的便利さが直結している
サービスに久々に出会って結構興奮した。
友人宅はAT&Tパークの近くで
アメリカドリームな家で感動。
夢を追いかけている人間は違うなと感心した。
奥さんが出迎えてくれて海外ドラマの話を
ひとしきりしたのちに外出。
近くのメキシカンでタコスを食べて、
天気がいいので歩いてMOMAに向かった。
もともと行く予定ではなく奥さんに教えてもらって、
行ってみたら想像をはるかに超えて良かった。
特別展はMagritteでそれはイマイチだったけど
常設展が素晴らしく特に写真がとても好きだった。
Robert KennedyのFuneral Trainから派生した
写真および映像芸術はサンプリング文化を体現してたし、
70mmのフィルムがガシャンガシャン回っているのが
あまりにもかっこよすぎた。
他にも60’sのウォーホールやリキテンスタインの
ポップカルチャー系のアートもベタだけど素敵。
あと現代芸術エリアにあった
Arhtr JafaのWeb上のフッテージを使った
コラージュ映像がとてもかっこよかった。
アフリカンアメリカンの現状を
既存の映像をつなぎ合わせて訴える内容で、
BGMがKanye Westの「Ultralight Beam」
最近のKanyeの言動を踏まえるとなおさら趣深い。
MOMAから歩いてグレイス大聖堂へ
マップ上だと平坦な道の多くが坂道。
疲れるけど街並みを見ているだけで楽しめる。
ダーティーハリーで見たので来てみたけど、
前の公園にジャイアンツのユニフォーム着て
野球に興じる子供や犬の散歩をする人がいて
良き雰囲気。これこそいい時間だ。
そこからダウンタウンの方へ下っていき、
スタバで休憩。コーヒーが日本よりも安くて
しかもそこそこ空いている。
Wifi使えてこのぐらいの気軽さで
日本でもコーヒー飲めるようになればいいな。
靴を買おうと思いDSWへ。
スニーカーは目ぼしいのなかったけど、
仕事用に革靴を購入した。
友人と食事に行くために待ち合わせ場所へ。
待っているあいだに写真を頼まれて、
思わず「はいチーズ」と言ってしまった。
友人が遅れるということで
Lyftでレストランまで行こうとするものの、
交差点が複雑で1度拾うことができず
悲しい気持ちになる。
なんとかレストランにたどり着いて
美味しい海鮮料理を食べた。
帰宅後、Oculus Goを体験させてもらう。
あまりに未来過ぎて感動。
スタンドアローンであそこまで使えるなら、
TV、オーディオ機器、PCなど様々なものが
不要になる世界がくるかもしれない。
(ただ頭に巻いているのは気になる)
適当にダベりながら真っ赤な目をして就寝。

5月22日
時差ぼけとくになく快適に起床。
お店に行こうと思ったけど
だいたいお昼からだったのでカフェへ行く。
Sight Glassというサードウェーブ系。
倉庫を改装したお店で焙煎する機械もある。
豆を購入しドリップコーヒーを飲みながらChill
BGMがレコードで再生していて、
Anderson Paak.の「Malibu」だった。
お昼を食べようと思って近所のサンドイッチ屋へ。
お昼時で人気店ということもあり激混み。
このお店もBGMはレコード。
A面が終わると手動でB面にひっくり返す。
有線やラジオじゃないところがかっこいい。
ピクルスをジップロックにダイレクトに入れて
渡されたことにギョッとしたけど、
サンドイッチはとても美味しかった。
Uberでレコード屋へ移動。かなり街中にあって、
ドライバーに君はどこへ行くんだ?と聞かれた。
お店はとても綺麗でロック、ジャズ、ソウルが充実。
Seawind、Ahmad Jamalを購入。
トイレを貸して欲しいと頼んだら、
隣にあるカフェしかないと言われて、
しょうもないコーヒーを飲む。
そのあと路面電車でミッション地区へ。
電車はローカルの人だらけで独特の雰囲気。
車椅子の人が自力で降りているのが印象的だった。
権利の国アメリカというべきか
パブリックなエリアで移動できないことがありえない。
小雨降りしきる中、ミッション地区を徘徊。
ダウンタウンとは異なる良い意味での
ガラの悪さが居心地がよく、
かっこいいグラフィティもたくさん見ることができた。
今度は地下鉄で移動し友人と合流、
NBAカンファレンスファイナルへ…!!
ゴールデンステイトウォーリアーズ vs ロケッツ。
GSWのカリーのスリーポイントシュートを
生で見れるだけでも感動。。。
あとプレイオフなのでディフェンスがタイト。
負けられへん!という気持ちが伝わってきたし、
超満員のお客さんと共に「ディーフェンス!」
と応援する昔から見てた光景に
自分がいるという感動もあった。
比較的安いチケットにしたけど、
サッカーや野球に比べるとめちゃ近くて興奮した。
あとハーフタイムショーも誰が来るのか、
楽しみにしていたけど、まさかのシーラ・E!
ラッパー来るかなと期待してたけど、
逆に貴重な機会だったかもしれない。
(めちゃくちゃ豪快にドラム叩いていた。)
試合自体は負けてしまったけど
最後まで接戦になったのでとても楽しめた。
(知らないおじさんとハイタッチするくらい)
会場へ行く道中で見覚えのある駅やなぁ
と思ったら、そこはフルートベール駅。
映画の題材になった場所で、
こんな普通の駅のホームで警官に撃たれてしまうのか
と思うと心苦しかった。
帰りにアメリカのスーパーの巨大さを体感し
軽く飲んで就寝。

5月23日
事前に予約していたアルカトラズ島での
ツアーに参加するため電車で移動しようとしたら
忘れ物して電車1本乗り逃してしまった。
東京感覚ですぐ来るっしょと思って、
Google Mapで調べたら20分後で焦る。
電車じゃ間に合わない!
と思ってUberで向かうことに。
Poolで移動していたので、
途中寄り道しまくり&朝の渋滞に巻き込まれて、
さらに焦る。到着して急いで行ったら、
まだまだ入場でダラダラしてて取り越し苦労だった。
この日は雨がずっと降っていて、
しかも寒いというバッドコンディションだったけど、
アルカトラズ島へ到着すると晴天。
日本語の音声ガイドと共に
刑務所時代のアルカトラズ島を巡った。
イーストウッド主演、ドン・シーゲル監督の
アルカトラズからの脱出を見ていたこともあり、
かなり楽しむことができた。
未だに脱走した人たちがどうなったのか、
判明していないところがこの島最大のロマンだと思う。
刑務所自体は当然とても陰気な雰囲気なのだけど、
その外はサンフランシスコの街を一望できる、
超グッドロケーション。リアルな天国と地獄。
12時すぎに島から戻りピア39という
海辺のモロ観光地をブラブラする。
友人から教えてもらったアシカを見たり、
ザ・観光地なお土産を購入。
昼にクラムチャウダーをテイクアウトで食べた。
お店で一番小さいサイズを頼もうとしたら、
「大丈夫?小さいよ?」と言われたので、
もうワンサイズ大きいの頼んだ。
カップの中にクラムチャウダーを
なみなみ入れてくれたおかげで、
開けたときに溢れてしまい手が汚れた。
異国の地のベンチに座り、
1人で何やってるのかと途方に暮れた。
腹パンになったので腹ごなしに歩いて、
次の目的地であるシティ・ライツ・ブックスへ。
ローカルの本屋さんは今回行きたかった場所の1つで
ここは一番有名なところ。
店内に入り色々と物色し、
欲しかったテジュ・コールの
未翻訳のエッセイを見つけて少し立ち読み。
旅の思い出に買おうと思うものの、
ふとアマゾンで値段を見てしまい、
値段のギャップに怖気付いて本を買えず、
結局トートバッグだけ買った。
ローカルの本屋をサポートするという観点で
考えると最低の行為をしてしまったなーと
自分がいかにちっぽけな人間なのかと反省した。
そのまま中華街へ行ってみたけど、
売っているものも街並みも大してオモシロくなくて
さーっと通り過ぎた。
まだ時間があったので今度は電車で移動し
コーヒーショップとレコード屋へ。
コーヒーショップのマグがかなり可愛かったのだけど、
トートバッグも捨てがたく結果トートバッグを購入。
その近くのレコード屋はビール、コーヒーを提供しつつ、
レコードも売っているという変わったお店。
ハウス、テクノ中心と書いていたけど、
ソウル系も結構あってしかもかなり安かった。
ロニー・ロウズのずっと欲しかった、
卵ジャケのレコードを5ドルでゲット。
そこからUberでゴールデン・ゲート・ブリッジへ。
友人の奥さんとそこで合流し案内してもらう。
様々な映画でモチーフになっているけど、
実物の巨大さに圧倒された。
(個人的に好きなGGB映画は
猿の惑星のリブートめまい。)
実際に徒歩で渡ることもできるので歩いてみたけど、
海側の柵の低さに怖気付いて途中で引き返した。
絶対安全なことは頭で理解しているのだけど、
腰から少し上までしか柵がないことが
どうしても受け入れられなかった。
夕食の時間まで奥さんの案内で
サンフランシスコの街を案内してもらう。
早い時間で閉まる店も多い中、
色々と連れて行ってもらった。
友人と合流しサンフランシスコで
超絶人気らしいステーキ屋さんへ連れて行ってもらう。
21時半にも関わらず人がたくさんいて、
予約で待っている人も多数いて
人気っぷりが伺い知れた。
待っているあいだに今日買ったレコードを
紛失したことに気づく。
5ドルのものだったので、
まだ良かったけど日本では
この値段で買えないものだったので気落ち。
しかし!プライムリブと呼ばれる
特大ボリュームのステーキがとても美味しかった。
あまりのボリュームで全部食べきれなかったけど、
アメリカではテイクアウトしてくれる文化があり、
残した分は持って帰って食べることにした。
こんなの食べてたら体大きくなるに
決まってるなーと思いながら帰路。

5月24日
友人おすすめのPhilz Coffeeというお店の
ミントモヒートコーヒーを朝一で飲む。
飲んだことない味で美味しかった。
チョコミントの変化球バージョン的な。
お昼に奥さんと近所のフードトラックが集まる
エリアへ連れて行ってもらいランチ。
プルコギタコスを食べた。
そこまでの道中、友人が持っている
電動キックスケーターに
試乗させてもらったけど超楽しかった。
これで移動できたらかなり便利。
サンフランシスコでは乗り捨ての
ライドシェアも行われていて
色々進んでいて羨ましい。
(ちなみに日本ではどうなのかなと思ったら、
原付と同じ扱いになるらしい。嘘だろ!)
昼からは電車でAmeba Music Shopへ。
今回の旅で一番長い距離をバスで移動した。
日本ほど親切ではないので、
今どこにいるのかチェックして
降りる駅を見逃さないように気をつけていた。
自分の降りたい駅になったときに
日本だと降車ボタンを押すところを
こちらでは紐を引っ張るという
謎のアナログ動作なのも結構緊張した。
Ameba Music Shopは超巨大で
時間があれば隅から隅まで見たかった。
当たり前だけど新譜が日本で買うよりも安いので、
Call Me By Your Nameのサントラと
Whitneyのアルバムを購入。
あとAmeba Music Shopのグラスも。
いそいそと退散しゴールデンゲートパークを散歩しながら
デヤング美術館へ。この公園の緑がとても豊かで、
日本であまり見ない植物も多く、
ウキウキした気持ちで散歩できて楽しかった。
デヤング美術館は建物のビジュアルがまず超渋い。
銅板の壁をもった無骨なたたずまいに歴史を感じた。
常設展はMOMAの方が良かったけど、
こちらは特別展がめちゃくちゃオモシロかった。
人間と機械の関係性をアートから紐解く展示、
第二次大戦時のプロバガンダ広告特集、
Judy Daterという人の写真展。
東京の美術館はどこも激混みで行く気失せるけど、
このぐらい大きくて余裕持って見れると楽しい。
仕事終わりの友人と合流して
ゴールデンゲートパーク近くの繁華街を散策。
軽く飯でも食べようかということになり、
適当に店を見てたら美味しそうなハンバーガー屋へ。
セルフサブウェイ方式のハンバーガー屋で
自分で野菜を乗せて味付けできるスタイル。
これがめちゃくちゃ美味しくて、
アメリカ!な味で最高だった。
そのあと博物館のナイト営業へ行く。
お酒を飲みながら展示を楽しめるという、
日本では考えられない催し。
しかも館内のBGMはDJが担当していて、
イケてるヤングたちがたくさん集まっていた。
電気うなぎの電気の威力を体験できる機械があって、
友人が必要以上にビビっていたのがオモシロかった。
オプションでプラネタリウムでの を見るものの、
お酒+暗い場所で前半部分を結構寝てしまう。
サンゴ礁の保護の話で、これ見たあとに
Wiredで記事になっていたのを発見したので、
興味ある方はどうぞ→リンク
翌日早いのでさっと帰宅して軽く飲んで就寝。

5月25日
サンフランシスコからLAへ。
7時の飛行機なので5時に家を出る。
セキュリティチェックが結構混んでいて、
搭乗時間ギリギリになって焦った。
到着後、友人が用意してくれていた
レンタカーをピックアップ。
最新のTOYOTAのカムリ。
とはいえ僕は運転できないので、
友人に運転を完全に任せて選曲などする。
街中を車で走りながら、
LAのアーティストの曲を聞くだけで楽しい。
朝ごはんを食べようということになり、
空港周辺で探すとRANDYドーナツが!
HIPHOPのアートワークで、
よくモチーフにされているのを見てきたので
早速テンションアガる。
平日の朝だけどめちゃめちゃ並んでた。
サンフランシスコの地獄のような物価から
考えると破格の値段な上にとても美味しかった。
そこからOFWGKTAのGOLFストアへ。
とても厳しいお店で入口で荷物を置いて、
店内の写真撮影禁止はもちろんのこと、
iPhoneをポケットから取り出してもならぬと。
Tylerの世界観が色濃く反映しているお店で
写真撮りてーとなるような素敵な内装。
しかしお客も少なくてシビアな空気の中、
商品をみると値札がない。
こんなもんめっちゃ高いんやろなと思って、
値段聞いたら思ったよりリーズナブルだし、
LAキッズが店員で意外に優しかった。
結局Tシャツだけゲトって退散。
そのあと昼食を食べて、
この旅で一番楽しみにしていた
Paramount Studio Tourへ。
受付に到着すると自分の名前が刻印された
スタジオパスをもらえてテンションアガる。
待合室で待つように言われて20分ほど待機。
そこにはParamountが製作した作品の
オスカートロフィーが!
もちろんそれも最高だったんだけど、
一番ぶち上がったのはインターステラー
登場したTARSというロボットの実寸大があったこと。
ノーランはCG使わない主義なので、
実物サイズをパペットで動かしていたらしい。
ツアーは少人数の1グループに対して、
ツアーガイドが1人マンツーで付いてくれて、
解説しながらスタジオ内をカートで回っていく。
(ちなみに同じグループはタイの親子3人組と
デトロイトからのギャル2人)
おおまかな流れとしては実際の撮影現場に行って、
「結果、こんな映像になりまーす」と見せてくれる。
最近の映画なんて全部CGかと思いきや
スタジオ内での撮影との合わせ技が
結構多いんだなーというのが意外だった。
あと当日の撮影スケジュールも教えてもらえて、
見学に行った日はすべてTVドラマだった。
スケジュールとボリュームを考えれば、
ドラマメインなのは当然なのだけど
改めてその勢いを知った。
終盤ドラマカルチャーへの理解がないのと
英語力のなさで少しわからない部分があったけど、
十分楽しかった。
その勢いでMOVIE GEEKと書かれたTシャツ購入。
程よい時間になったのでホテルに向かう。
その道中でインスタグラマーご用達の
Paul Smithのピンクの壁の前を通りかかる。
今回の旅までピンクのアレは
何なのか理解できてなかったけど壁なんすね。
今回泊まったホテルはThe Standardというところで、
古いホテルを若者向けに改装した
超絶おしゃれスポットだった。
Vogueの紹介記事→リンク
このホテルで男子2人キングサイズで寝るという
カルチャー的な背景から考えて
あきらかにゲイカップルにしか見えなかったと思う。
荷物を置いてUberでハリウッドの中心街へ。
ギラギラ感が強烈で日本にはない雰囲気で戸惑った。
お腹はそこまで空いていなかったので、
メキシコ料理屋でワカモレつまみながらビールを飲んだ。
週末だからかDJらしき人がいて、
さらに途中からカラオケ大会が始まった。
日本のようにカラオケボックスがあるわけじゃないから、
お客さんがいる前で歌うことが多いらしい。
香ばしい面々のなんとも言えない歌を聞けたのが楽しかった。
疲労困憊だったのかホテルでシャワー浴びて即寝。

5月26日
朝ごはんにPINK'Sというホットドッグ屋へ。
有名店らしいけど、この日は結構空いててさっと食べれた。
ウインナーの大きさがアメリカだった。
大谷くんの試合はないけれど、
せっかくLAきたしアナハイムのスタジアムへ行ってみる。
恐ろしくガラガラで巨大の駐車場に驚きつつ、
スタジアムに併設されているショップへ行くと、
Ohtani-san! SHO time! 状態で
グッズが山のように売られていた。
TVで見ててもすごいのは重々伝わってきたけど、
実際にその場所で見ると実感が湧いた。
Tシャツだけお土産で買って退散。
この辺でなんかないかなということで
近隣の大きなアウトレットへ。
かなりディスカウントされていたので、
adidasでSuper Starのホワイトを購入して、
履いてたボロボロのSuper Starから履き替えた。
そのまま帰ろうとしたら、ふと見たTシャツ屋で
ブラック・パンサーとウータン・クランの
ダブルネームTシャツを見かけて即買い。
ホテルに戻りNBAファイナルを
スポーツバーで見ようということになり
友人が探してくれたお店へUberで向かう。
試合開始前だったけど人が多くて、
テーブルはすべて予約済みだったので、
バーで立ち見することに。
ローカルの若者の溜まり場のようで、
アジア人は僕たち以外にはいなかった。
試合が始まると人がどんどん来て
入場規制までかかっていた。
試合自体が終盤まで接戦展開だったこともあり
大いに盛り上がってビールを痛飲。
盛り上がった勢いで帰りにラーメン屋へ。
アメリカでラーメン食べる必要あるのか、
と思いながらも友人の強いレコメンドで
食べてみたら美味しかったし、
このラーメン屋ができたいきさつが
トイレ前に貼られていてそれもオモシロかった。
ただ15ドルは高すぎ!
ホテルに戻って「映え」まくりな
ナイトプール横のバーで再度飲み直し。
美味しいラガービールだった。

5月27日
この日の朝食はダンキンドーナツ。
メニューが思ったより手広くて
チェーン店だけど美味しかった。
旅行の前から決めていた、
カリフォルニア技術センターへ。
無料でスペースシャトルのエンデバーが
見れると聞いて来たんだけど
結局有料でチケットを友人にネットで買ってもらった。
無料エリアでも十分楽しめて、
基本日本の科学館な感じで
子ども向けのコンテンツが多いのだけど
宇宙関連の展示はしっかりしていた。
目玉のエンデバーの展示は前振りがきっちりされた上で
最後にエンデバーの実物を見るので、
見たときの感動がとても大きかった。
すげー!と思っていた真横で
グッズがガンガン売られていて商魂たくましき。
その後、サンタモニカのビーチへ移動。
ビーチへ行く前に腹ごしらえということで
yelpで調べてもらって美味しいハンバーガー屋へ。
和牛押しのハンバーガーでめちゃ美味しかった。
付け合せのポテトも日本で食べたことない
クオリティだったしジュースもこだわりの
シュガーを使っているもので美味しかった。
ビーチへ行くとそこは頭でイメージする
ロサンゼルスの風景がそこに広がっていた。
海とそこにいる自由な人々。
断崖絶壁と広い砂浜の地形的なオモシロさ。
こんなところで生きていたら、
楽観的に生きていけるよなーと思える。
メモリアルデイ前日ということもあり、
砂浜に十字架が大量に刺さっていて、
真面目に友人と話したりした。
時間がまだあったのでグリフィス天文台へ。
駐車場が激混みで行ったり来たりしたけど、
到達した頃には素晴らしきマジックアワーだった。
ラ・ラ・ランドでこの天文台が
フィーチャーされてたことをレミニスしながら楽しんだ。
一旦、ホテルに戻ってyelpで
友人にレストランを探してもらって、
アルゼンチン料理屋へ。
ステーキメインで美味しかった。
どこがどう明確にアルゼンチン料理なのか、
そこは曖昧なまま食していたけど。
もう1件行くかということになり、
近所の落ち着いたバーでビールを飲む。
隣のカウンターでタトゥーが
ガンガン入った女の子が食事しながら、
紙の本を読んでいて萌える。
読んでいた本は「Bad Blood」という本で、
調べてみるとスタートアップ企業が
使えない技術の過大広告でお金を集めまくった話。
(調べているのが気持ち悪いのはわかっている)
街角に見えるアメリカンドリームだなと思った。
そのあと隣に男の人がきて僕らに話しかけてきた。
フランスに2年ほどいて再びアメリカに戻ってきたらしい。
アメリカの社会に疲れている感じで、
僕らが日本人だというと彼の知っている、
日本の話を教えてくれた(アカデミー賞の話)
あと年齢の話になり僕が友人の息子に見えたと言い放ち、
その後、友人が「何歳に見える?」と聞くと
「27歳?」とゴマすってきたところもオモシロかった。
少しだけだったけど見知らぬ人と話できてよかった。
そのままUberで帰宅しておとなしく就寝。

5月28日
ダイナーへ行くという旅の当初の目的を
すっかり忘れていたことに気づき、
ホテル近辺で探すと有名店があったので、
そこで朝食を食べることにする。
本当はバリバリローカルの
飯まずいくらいのところへ行くつもりだったけど、
それはリスキーだと思い直した。
(イコライザーの主人公が通ったようなダイナーね)
Mels Dinerというダイナーで
アメリカングラフィティーで主人公たちが
タムロしていたダイナーとして有名なお店。
(実際のお店は取り壊されているらしい)
ボリューム満点でコンビーフとハッシュドポテトの
モーニングをコーヒーとともにキメる。
その後ロデオドライブというショッピング街へ。
ハイブランドだらけで特に買えるものもないので、
そそくさと退散しNETFLIXのハリウッド支社へ。
時価総額がディズニーを上回るという
イケイケ具合が全力で反映された
巨大なオフィスでハンパね〜と思った。
さらにパラマウントのツアーの際に見かけた、
NETFLIXの広告通りを探す。
最初見つからなかったんだけど、
友人が気づいて写真撮りまくる。
街中の広告量含めてNETFLIXの勢いは
アメリカでこそ実感できるものかも。
日本でも13の理由が謎にプッシュされているけど、
クリエイティブがあまりにもダサすぎて、
そこもアメリカと日本のGAPを感じた。
最後にハリウッドサインを
近くで見ようということになり、
車でハリウッドサイン付近の公園へ。
街中を車で走っているときも、
たまに目に入っていたけれど、
近くで見るととても大きい。
街の名前をあれだけ大きくシンボル化する、
そのセンスがアメリカっぽいなと思った。
友人のiPhoneXで近くにいたインド人に
写真を撮ってもらったのだけど、
ポートレートモードを駆使して
めちゃくちゃ良い写真を撮ってくれた。
同じようにインド人の集団を
結構、雑に撮ってしまった自分を反省。
レンタカーをリターンして
空港のレストランでNBAファイナル観戦。
第2Q終わりで飛行機に搭乗。
友人が飛行機でTVが見れる権利を購入して、
搭乗中も観戦。せっかく見ていたのに
搭乗注意とか無意味な広告がやたら出てきて
ユーザーライクではない!と憤っていた。
結果、GSWが勝利してファイナル進出決定。
通路挟んで向こうの青年も結果を知って
おおいに喜んでいた。
家に戻り奥さんの料理をいただきながら
最後の晩酌をかまし思い出に浸りながら就寝。

5月29日
5時おきでLyftで空港へ。
相乗りする相手が結構山の手のほうで
ピックアップのために
サンフランシスコの朝焼けの中、向かっていく。
空港で滞りなく手続きを終えて待機。
BGMはPUSHA T「Daytona」
これは痺れる内容。。
KANYEの言動は思うところあるけど、
音楽に罪はないし才能が圧倒的。
PUSHA Tのラップの切れもあいかわらず。



喉乾いたなと思ってなんとなく買った、
エビアンの水が5ドルだった。アメリカ〜
帰りはLAX経由の飛行機だったのだけど、
結構出発が遅れて少し焦った。
到着後、スムーズに乗り換えターミナルへ。
日本人だらけかと思いきや、
チャイニーズな方が多くて
中国からだけではなくLAの中国系の人も
日本に旅行で行っているのだなーと知る。
機内ではいくつか映画を見た。
1つ目はホース・ソルジャー



911直後にタリバンに反撃するアメリカ軍が
馬を使って戦ったという全く知らなかった
実話をベースにした映画。
戦争×馬というアメリカここに極まれりな内容で、
馬と銃火器の相性がこんなに良いだなんて!
出ている俳優陣も結構豪華で、
ヘムワース、シャノン、ペーニャなど。
アフガン戦争自体に意味があったのか、
という議論も多い中でも、
現場の兵士たちは目の前の敵と
殺し合いをせねばならぬという現実に気づいた。
見る前は半笑いでスルーしてたけど良い映画。
2つ目はRoman J Israel, Esq.



ナイトクローラーのダン・ギルロイ監督。
お金や自分の欲望ではなく、
あくまで社会変革を目指す志の高い弁護士を
デンゼル・ワシントンが演じている。
彼が自分の努力がなかなか報われない社会に
見切りをつけて自分の欲望に応じて
生き方を変えようとした先に見える地獄。
前半は正論だらけで少し窮屈、退屈に思えるのだけど、
中盤のある行動をきっかけに
人間のダークサイドが一気に噴出するところがオモシロい。
ナイトクローラーほど露悪的ではないけど
描いているテーマはかなり共通している。
日本未公開の可能性あるかもだけど、
ナイトクローラー好きは必見。
3つ目は君の名前で僕を呼んで。
劇場で1回見たのだけど、もう1回見た。
サントラのレコード買ってよかったなーと
改めて思えたし二回目見ると劇中でも言及されている通り、
オリヴァーの様々な言動が
エリオに向かっているように見えた。
帰ってサントラ堪能するで〜

5月30日
成田空港からバスで東京駅まで出て
そこから電車で帰宅。
雨がかなり強く降っていたので、
駅から家まで歩くのもなーと思って
タクシーに乗ることにした。
雨が降っているのでタクシー乗り場は
結構な渋滞で雨に降られながら待つ。
(折りたたみ傘を大きなバッグに入れてしまってた)
やっと自分の番になって町名告げて
自分の家の近くのコンビニまで向かってもらうものの、
コンビニから家の前までが一方通行で行けないと
運転手に告げられて仕方なく下車。
雨に降られながらとぼとぼ荷物を引いて帰宅。
「雨に降られる」「道案内が必要」
こういった課題はすべてUberで解決される。
今回の旅で一番関心を持ったのは、
タクシーの配車および相乗りによる
ディスカウントシステムだったのに、
それが全く発展していない、
そして今後も発展しそうにない
こんな日本マジ卍な気持ちになった。
13の理由をダラダラと見ながら気づいたら寝ていた。

5月31日
時差ぼけで4時に起きてしまう。
生活を整えていこうと朝ごはんを自炊。
しっかり出汁を取った味噌汁と白ご飯。
これでだいぶ落ち着く自分は日本人だなと思う。
旅の日記を書くもののあまりに膨大な量で、
少しずつしか進まず疲労困憊になり、
Youtube、NETFLIX三昧。
Youtubeではニート東京まとめて見たり、
SMASH HIT、格闘技代理戦争の
AbemaTVアーカイブ系を消化。
DJ TYKOHのプロデュース過程が見れる、
非常に貴重な資料になっていると思う。
代理戦争は秋山のパートが最高。
崖からの突き落し方があまりにもエグかった。
(そして青木とマッハの乱闘はいらなかった)
NETFLIXはアメリカで広告を見まくった、
13の理由を引き続きビンジウォッチング。
シーズン1に比べてオモシロみに欠けているのは事実。
というかシーズン1が傑作すぎたのかもしれないし、
あまりに影響が大きかったので
社会問題を取り扱うドラマという自意識が芽生えて、
ハードな面が大きくなったのかもしれない。
あと、このドラマの形式で後出しの新事実ってどうなん?
と思ってしまう部分もあった。ザックよ!!
気づいたらソファで爆睡していて、
そのままベッドへ移動し死んだように眠った。

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