2015年2月12日木曜日

俺たちに明日はないッス



タナダユキのフィルモグラフィーを埋める一環で。
俺たちに明日はないをもじったタイトルな訳ですが、
高校生の性の目覚めを中心に、
思春期の悩みやその刹那を描いた作品です。
彼女の作品の中だとそこまで好きな方ではないですが、
特定のシーンではグッとくる部分はありました。
僕が好きだったのは太った男の子と巨乳の女の子の恋。
物理的に大きいという点では同じだけれど、
世間における価値は全く異なる。
それを巨乳の女の子がデブ専というキャラを設定することで、
価値観を反転させるっていうねー
SEXがしたい!という願望が帰結する先を
ある種ファンシーな海のシーンと、
超現実味ある養魚場のシーンの対比がオモシロかったです。
次は赤い文化住宅の初子を見ようと思います。

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