2013年5月13日月曜日

L.A.コンフィデンシャル



L.A.ギャングストーリーを見た余韻そのままに。
同時代のマフィアと警察の関係を描いたものとして
町山さんが例に挙げていたので、見てみました。

すげーオモシロかった!
コレ見たら、やっぱりL.A.ギャングストーリーは物足りない…
この映画はミッキー・コーエンが捕まったあとの話で
警察vsマフィアというよりも、腐敗した警察がフォーカスされた作品。
物語全体を包み込む気だるさ。(イイ意味で
まるで底なし沼にいるかのような暴力の連鎖。
物語全体が結構複雑な構造で、ストーリー追っかけるのも楽しい。
「からのぉ〜」展開が多いしw
ラッセル・クロウとガイ・ピアースが主人公といってもいいんだけど
前者が本能で動くならば、後者は理性で動く。
水と油の2人が、ある娼婦をきっかけに結託するのが胸アツです。
終盤はこの2人で、悪に立ち向かうんだけど
まったく正反対の2人が協力する姿が好きです。
終盤でのバディになってからのラストのたたみかけは相当好きです。
そっからのエンディングもね…ビターな味わいでいいんですよ!
L.A.ギャングストーリーでほとんど描いていなかった
安易な二元論で語れない現実の重みを正面から描いているので
こっちを見て欲しいです。 Classic.

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