2013年5月6日月曜日

恋愛睡眠のすすめ



ミシェル・ゴンドリー監督作品。
某先輩に数年前に進められて放置したましたが、やっと拝見。
おもしろかったです。
けれど、彼の他の作品と比べるとそこまで…って感じでした。

ガエル・ガルシア・ベルナルが主演。
メキシコに住んでた彼が母のいるフランスに戻ってきたところ
隣人の女性に恋に落ちるという話。
話自体は単純なんだけど、そこはミシェルゴンドリーなりの脚色。
タイトルにもありますが、睡眠=夢の話がとても多い。
そして、夢遊病に近いんだけど、ちょっと異なっていて
逆夢オチとでも言いましょうか。夢と現実がリンクしてしまう。
その夢の中が彼特有のDIY感全開の世界観なんですね。
得意のストップモーションアニメーションも多用。
映画の冒頭で夢の構成成分を語ってくれるんだけど
これはフレッシュでおもしろかったし、非常に納得しました。
物語中で語られる夢はすべてこのメソッドに準じてるし。
夢は最高で、現実は思い通りにならないという真っ当な結論でした。
ベルナルのボンクラ感が最高なので、それを楽しんでください。

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